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2011/02/08 Tue *その壁を崩せ / Rachel Sweet

20110208protecttheinnocent


閉じられた世界で。
暖かな部屋の中で。
顔の見える人達だけで。
暗黙の了解の下で。
それだけが。
総てだと。
それだけが。
正しいと。

それは。
決して。
悪いことでもなく。
否定されることでもなく。
でも。
新しい一歩を。
踏み出そうと決めたなら。

そのままでは。
無垢なままでは。
いられない。
そのままでは。
守られたままでは。
いられない。
その壁を。
崩さなくちゃならない。

そんな時もある。

『Protect The Innocent』'80年リリース。
ステイッフの歌姫、レイチェル・スウィートの2ndアルバム。
邦題『汚れなき憧れ』の通りに少女を守りながらも何かを垣間見せ様としているジャケットのレイチェル。
そんなレイチェル自身が当時未だ17歳だか18歳だったはずで。レイチェル自身も憧れた世界へと。
1stアルバムよりも。広い未だ見ぬ世界へと。ロックンロールして、パンクしてと。
レザーに身を包んで。幼さを残しながらも退廃的で時に妖艶なヴォーカルを聴かせていたりします。
選曲的にもルー・リードやダムドやグラハム・パーカーのカヴァーがあって。
その点ではよりステイッフ・レーベルのカラーに染まってきたとも言えて。腹が据わったなとも。
残念ながら。世間が望んだイメージはあくまでも可愛らしいガールズ・ポップのレイチェルだったらしく。
あまり評判を呼ぶこともなく。ステイッフとの契約もこのアルバムで終わってしまったのですが。
殻に閉じこもることもなく。その世界を限定することもなく。壁を崩して踏み出した。
その意思、その意気。女ロックンローラー、レイチェルの誕生を忘れてはいけないよなと思うんですけどね。
汚れない、その無垢な真摯なものは大切で。でも。だからこその未だ見ぬものへの憧れも大切なのです。

閉じこもっていられない。
暖い部屋から出なきゃいけない。
見知らぬ誰かと触れ合って。
ちゃんと言葉にしなきゃならない。
これだけでは。
無かったんだと。
それもまた。
ありなんだと。

それは。
決して。
容易いことではなく。
思いきれないこともある。
でも。
新しい一歩を。
踏み出そうと決めたなら。

そのままでは。
無垢なままでは。
いられない。
そのままでは。
守られたままでは。
いられない。
その壁を。
崩さなくちゃならない。

そんな時もある。

憧れる気持ちが。
見てみたい好奇心が。
未だ見ぬものを手にしたい。
未だ見ぬ世界に踏み入れたい。
ならば。
その鎧を脱ぎ捨てて。
その壁を崩せ。

その真摯な。
気持ちに。眼差しに。
応えるから。
伸ばした手は離さないから。

その壁を崩せ。



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