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2011/02/10 Thu *知らぬ仲じゃ無し / Nick Lowe

20110210roseofengland


久し振り。
ご無沙汰。
ではあるけれど。

知らぬ仲じゃ無し。

そこは得意だろう。
ここは押さえておくから。
そこは心配してないし。
ここは煩わせないから。
そこは。ここは。

知らぬ仲じゃ無し。

そんなことやってた。
こんなことやってきた。
久し振りだけど。
ご無沙汰だけど。
その腕は。その手の内は。
十分に知っている。

『The Rose Of England』'85年リリース。
パブ・ロック、パンク・ロックの黎明期に名プロデューサーとしても名を馳せたニック・ロク。
スティッフやレーダーの立ち上げにも関わり。そしてソングライター、ミュージシャンとしても活躍してと。
あの'70年代後半から'80年代前半の、あのシーンにおいての八面六臂振りがあまりにも鮮やかで。
勿論、今でも地道に味わい深いアルバムを創っていたりするのですが。いささか枯れすぎちゃったかなと。
そんなニックがまだまだポップに弾けてもいた時代の、数ある素晴らしいアルバムの中の1枚です。
ポール・キャラックやマーティン・ベルモントを含むカウボーイ・アウトフィットを率いて。
御機嫌なロックン・ロールを小粋に決めてみせるニックです。実に小気味よいアルバムなのです。
ニックの場合は時に毒が効きすぎちゃったり、ユーモアが行きすぎちゃったりして。
マニア受けの世界に陥ってしまう危険もあるのですが。そこもまたニックの魅力っちゃ魅力なんですけどね。
このアルバムではポップでキャッチーなメロディーと、それを“聴かせる”バンドとしての纏まりがあって。
毒もユーモアもうまく包んで。隠し味として。実にいい塩梅に調理されていて、もう堪らなかったりするんです。
「I Knew The Bride (When She Used To Rock'N'Roll)」の陽気に飛び跳ね、囃し立てる感じも。
タイトル・ナンバーのそこはかとなく、そしてどうしようもなく愛おしい感じも。ニックならではあります。

久し振り。
ご無沙汰。
ではあるけれど。

知らぬ仲じゃ無し。

得意なとこも。
苦手なことも。
任せられるところも。
抑えなきゃいけないことも。
知ってるから。
解っちゃってるから。
煩わされることなんかないだろう。
そこも。ここも。

知らぬ仲じゃ無し。

そんなことやってた。
こんなことやってきた。
久し振りだけど。
ご無沙汰だけど。
その腕は。その胸の内は。
十分に知っている。
お互いに。
昔やってたことも。
昔思ってたことも。
十分に知り尽くしている。

知らぬ仲じゃ無し。

阿吽の呼吸で。
がっちり組んで。
また。再び。
飛び跳ねよう。
刺激的な一花を咲かせてみよう!



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