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2011/02/14 Mon *再びの / Roy Buchanan

20110214buchanan


再びの。
その訪れに。
驚きとと共に。
空を見上げて。
奇蹟を感じ。
足下を振り返り。
軌跡を思う。

遠い空から。
降りてくる。
降り続く。
雪の中。
銀色の世界で。

その。
再びの。
意味を。
改めて。
思ってみる。

『Roy Buchanan』'72年リリース。
孤高のギタリスト、ロイ・ブキャナンの1stアルバム。
知る人ぞ知る存在だったブキャナン。全米ネットのドキュメンタリーで取り上げられて。
そのタイトル通りに“世界で最高の無名なギタリスト”は一躍名を知られることとなり。
4人組のストレイクスナチャーズと名付けられたバンドと共にこのアルバムで32歳のデビューを飾ったと。
既に無名時代からクラブでの演奏を目の当たりにしたエリック・クラプトンやジェフ・ベックが心酔していて。
クラプトンはブキャナンのレコードは海賊盤も含めて総て所持しているらしいなんて話もあったし。
後にベックは「Cause We've Ended As Lovers」をブキャナンに捧げたりもしていたりと。
自分もガキの頃から、ミュージシャンズ・ミュージシャンとしてその名前を耳にすることは多かったブキャナンです。
ミック・ジャガーもブキャナンの信奉者の一人で。ブライアン・ジョーンズの後釜にと声を掛けたんですよね。
そんなブキャナンですが。ルックスは地味だし。そのギターも派手なものでは無いので。
ガキの頃はその良さが、魅力が全く解らなくて。その頃に解ったら、それはそれで嫌味なガキかもだし。
で、暫く・・・長い間聴かなかったんですけどね。忘れてたんですけど。ふとある日、針を落としたら。
沁みて沁みて。テレキャスターならではのトーンが咽び泣いているのが、堪らなくて、ギュっとね。
あぁ、そうかと。こんな風に。不意に訪れる何かを、その瞬間を捉えて奏でることが人はできるんだと。
その捉えられたものを奏でるものの訪れに、人は不意に胸を突かれて立ち止まるんだ、感じるんだと。
特に「The Messiah Will Come Again」、「メシアが再び」なる邦題を冠されたそののギターを耳にする度に。
その時ブキャナンを訪れたものに、ブキャナンが捉えたものに。再び、何度も胸を突かれるのです。

再びの。
その訪れに。
胸が高鳴り。
空を見上げて。
見えない糸を感じ。
足下を振り返り。
続いている縁を思う。

遠い空から。
降りてきた。
降り積もった。
雪の中。
銀色の世界で。

その。
再びの。
意志を。
改めて。
感じてみる。

いま。
再びの。
その訪れに。
驚き。
胸高鳴り。
身震いして。
胸を突かれて。

いま。
再びの。
その訪れに。
そうさ。
今度こそと。
銀色の世界で。
思い新たに。



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