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2011/02/19 Sat *この一瞬、この時、この一日 / Rod Stewart

20110219neveradullmoment


週末。
この土曜日。
何をするでもなく。
何処へ行くでもなく。
日がな一日。
ここで。
この部屋の中で。

思い巡らし。
思いに耽り。
ただ。
それだけで。
ここに。
腰かけて。

時の過ぎゆくままに。
この一瞬。
この時。
この一日。

『Never A Dull Moment』'72年リリース。
大ヒットした『Every Picture Tells A Story』に続くロッド・スチュワートの4枚目のアルバム。
このアルバムもまた全英1位、全米2位と前作に負けず劣らずの成功を収めました。
いつもの様にロン・ウッド、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズのフェイセズのメンバーも参加して。
他にも。ピート・シアーズ、マーティン・クインテットン、ミッキーウォーラーと。馴染みの面子が揃っていて。
如何にも楽しげなレコーディング風景が目に浮かぶ、そのままのご機嫌なアルバムです。
ロックンロールとR&Bとトラッド。好きなナンバーを気心の知れた仲間と好きな様にやってる、それだけみたいな。
この頃のロッドの、そしてフェイセズのアルバムに共通する、この何とも言えない心地良さが堪らないのです。
ロッドの歌声が熱くて、温かくて、時に切なくて。やっぱり自分が一番好きなのはこの頃のロッドかなと。
ロンとの共作によるオリジナル・ナンバーもいいのですが。やっぱりカヴァーしているナンバーが素晴らしくて。
その選曲だけでなく。解釈して消化して。完全に自分のものとして歌えてしまうロッドです。見事です。
ジミ・ヘンドリックスの「Angel」も。エタ・ジェイムスの「I'd Rather Go Blind」も。そして・・・
サム・クックの「Twistin' The Night Away」も。このアルバムで、ロッドの歌声で知ったナンバーなのです。
その歌声によって、その魅力を知って。オリジナルまで遡って聴きたくなってしまったナンバーなのです。
ジャケットのロッドの様に。椅子に深く腰かけて。このアルバムに針を落として聴いている。
その一瞬、その時間は。決して気怠い、単調な退屈なもので無く。かけがえの無い一瞬、時間となるのです。

週末。
この土曜日。
特別なことはしなかった。
特別な場所へも行かなかった。
日が暮れるまで一日。
ここで。
この部屋の中で。

思うでもなく思い。
巡るでもなく巡り。
耽るでもなく耽り。
ただ。
それだけで。
ここに。
腰かけて。

時の過ぎゆくままに。
この一瞬。
この時。
この一日。

他人には。
くすんで。
気怠く。
単調で。
物憂げで。
退屈に。
見えるかもしれない。
感じられるかもしれない。

時の過ぎゆくままの。
この一瞬。
この時。
この一日。
それが。
いま。
自分には。
かけがえの無い。
そんな。
この一瞬。
この時。
この一日。
だったりするのです。



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