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2011/02/23 Wed *丘を下って / J.J. Cale

20110223troubadour


陽気もいいし。
陽射しも明るいし。
ふわふわと。
ぷかぷかと。
丘を下って。

語るともなく。
語りながら。
気も漫ろに。
身も朧に。
丘を下って。

浮かんでる。
漂っている。
雲が。
茜色に。
変わりゆく。
止まらぬほどに。
歩調を緩めて。
丘を下って。

『Troubadour』'76年リリース。
このジャケットを見てるだけでふわふわと、ぷかぷかと。
そんな怠惰で、しかし幸福な気持ちになってしまうJ.J.ケイルのアルバム。
まぁ、なんとも緩くゆったりとしたいつものケイルです。どうしたらここまでと。
囚われず、縛られず。流されず。そして何よりも。とり残されること、孤立することを恐れずに。
いや、それどころか。そんなことなど考えることも、思うこともなくいられるのかと。
そんなことをついつい考えてしまって、羨ましいと言うか、妬ましいと言うか。
まぁ、その時点でケイルの手の内に落ちてるってことなんですかね。それがまた心地良いんですけど。
漫ろに。朧に。緩やかに漂っていけたら。それでいいんだと、それだけでいいんだと。
それがどんなに心地良くて。それがどんなに幸せかと。ケイルの歌声とギターが語っている様で。
陽気も良くて、陽射しも明るいこんな日には殊更ですね、まぁ、いっかと降りたくなってしまいます。
このアルバムに収録されている「Cocaine」をカヴァーしたクラプトンなんかもそこらに惹かれたのかなと。
まぁ、その「Cocaine」のケイルの歌声にはどこか覚醒したところもあって。緩いだけではないと思いますが。
いずれにしてもあまりにもマイ・ペースで、自分の歩調で歩き続けているケイルです。
この“吟遊詩人”を意味するアルバム・タイトル、あまりにもらしいよなと。

眺めもいいし。
街並みも綺麗だし。
ふわふわと。
ぷかぷかと。
丘を下って。

いつの間にか。
言葉も無くなって。
気も漫ろに。
身も朧に。
丘を下って。

浮かんでる。
漂っている。
雲に。
茜色の雲に。
乗ってしまって。
何処へでもと。
立ち止まりそうに。
なりながら。
丘を下って。

暖かで。
明るい。
冬の終わりの。
午後の終わり。
丘を下って。
漫ろに。
朧に。
囚われているもの。
流されているもの。
そんなものからも。
下りたく・・・降りたくなって。

でも。
今は。
降りられないんじゃなくて。
降りたくないところもあるんだよなと。
そんなこと思いながら。
丘を下って。

でも。
やっぱり。
少しだけ。
降りたいんだよな(笑)。



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