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2011年2月

2011/02/25 Fri *春一番と共に / The Michael Schenker Group

20110225msg


春一番と共に。

朝の街角に。
強い風が吹いて。
強いけれど。
冷たくないし。
春一番だなと。

春一番。
何を連れてくるかな。
何がやってくるかな。
なんて。
期待したりして。

でもな。
春一番が吹いたからって。
そうそうな。
変わらないよなと。
上手くはいかないよなと。
そんなもんだよなと。

それが。
これが。
なんと。
まさかの。
こんなことがあるなんて。

春一番と共に。
神様がやってきた!

『The Michael Schenker Group』'80年リリース。
UFO脱退後、薬物やアルコールの中毒症状の療養生活を余儀なくされたマイケル・シェンカー。
ドイツ出身で英語が堪能では無かったらしいマイケル。UFO在籍時から失踪騒ぎなどが繰り返されていて。
前年に兄であるルドルフ・シェンカー率いるスコーピオンズに電撃復帰するも来日直前に脱退してもいて。
今度こそ再起不能かと思われつつも。その華麗なギター、激しさと切なさが奇跡的に共存したそのギター。
その復活を、そのギターに一度でも魅せられたファンは待っていたのですが。このアルバムで復活したと。
特に日本では、その哀愁すら感じさせるギター・ソロ故にか絶大な人気を誇っていたマイケルです。
そもそもUFOを脱退した時も来日公演が決まった直後で、失望の大きさがそのまま渇望の深さに繋がって。
それこそ待ち望まれていた復活、アルバムで。『神~帰って来たフライング・アロウ!』って邦題でした・・・
流石に大袈裟かなと思いますが。でもねぇ、皆待ってましたからねぇ、このマイケルのギターを。
このリフ、このソロ。華麗、流麗。それも技量をひけらかすってんでは無くて。その感情のおもむくままに。
その心の動きのままに、感じるままに弾いていて。だからこそ時々、振り切ってしまう、いってしまうと。
その瞬間の、決して計算では無く、測り知れない煌めきに魅せられてしまうのですね。凄いもんなぁ・・・
「Cry For The Nation」とか「Into The Arena」とか。フライングVがこれでもかって飛び回ってるってね!

春一番と共に。

朝の街角に。
強い風が吹いて。
強いけれど。
冷たくないし。
春一番だなと。

春一番。
何かが始まるかな。
何がが開けるかな。
なんて。
期待したりして。

でもな。
春一番が吹いたからって。
そうそうな。
見えてはこないよなと。
上手い話なんてないよなと。
そんなもんだよなと。

それが。
これが。
なんと。
まさかの。
こんなことがあるなんて。

春一番と共に。
神様がやってきた!

おぉ。
そうか。
おぉ。
そうだ。そうだ。
そうじゃん。
凄いじゃん!
開いた!
見えた!
やってきた!

春一番と共に。
神様がやってきた!
神様降臨!

実はね。
数年前から。
知っている。
その神様の。
成長が。
嬉しくて。
成長ぶりに。
人知れず。
涙を浮かべていたりして(笑)。

春一番と共に。
神様がやってきた!



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2011/02/24 Thu *こいつは早くも / Armageddon

20110224armagedon


えっ?
あれっ?
すいません。
もう一度ですね。
説明してくれますか。

はいはい。
うんうん。
うん?
あらっ?
あのですね。
なんでそうなるのかな。

いや。
ちょっと待って。
それはおかしいでしょう。
それは変でしょう。
それでも。
どうしても。
そうなると。
そうしたいと。

まさかね。
ここで。
こんなところで。
地雷発見。

『Armageddon』'75年リリース。
ヤードバーズのヴォーカリストだったキース・レルフがルネッサンスを経て結成したハルマゲドン。
ヤードバーズでのブリティッシュR&B、ルネッサンスでのフォーキーでクラシカルな嗜好を経て。
レルフが辿り着いたのが、このハルマゲドンでのハード・ロックだったと。レルフとハード・ロック。
そのイメージは無いし、ミス・マッチかと思いきや。これがなかなかに。相性が良かったりして。
どうにも。過小評価されがちなレルフのヴォーカルですが。確かに線が細い感は拭えないのですが。
レルフのセンスの良さ。例えばヤードバーズに危険な香りをもたらしてたのは、その尖がった個性だったりして。
このアルバムでも。自ら奏でるハーモニカでそのサウンドにR&Bやブルースの匂いを漂わせて。
一方でルネッサンス時代からの大作志向で、壮大な組曲を迫力あるサウンドで築き上げてみせていて。
なんたってヴォーカリスト、フロント・マンですからね。リーダー・シップだってあっただろうし。
意外にもプロデュース能力にも長けてたんじゃないかとか。それは買いかぶりが過ぎるのかな。
何故か昔からレルフのことが気になって。そりゃ、ロバート・プラントと比較されたら迫力では敵わないけど。
そもそもタイプが異なるので。レルフにはレルフならではの魅力があると。危うい魅力があると思いますが。
レルフ本人もプラントを意識せざるを得ず。ハード・ロックも歌えるんだぜってところを見せたかったのか。
レルフはこの翌年に亡くなってしまい。このアルバムが文字通りに最終決戦(ハルマゲドン)となりました。
まぁ、レルフ云々抜きにして。このアルバム、凄く魅力的なブリティッシュ・ハード・ロックです。

えっ?
あれっ?
すいません。
もう一度ですね。
説明してくれますか。

はいはい。
うんうん。
うん?
あらっ?
あのですね。
なんでまたでてくるのかな。

いや。
ちょっと待って。
それもおかしいでしょう。
それも変でしょう。
それでも。
どうしても。
これもまた。
そうしたいと。

まさかね。
またも。
こんなところで。
地雷発見。

比較的。
ここまでは。
順調だったのに。
平穏だったのに。
ここへきて。
二発も地雷が。
埋められていて。
続けざまに出てきては。
こいつは。
早くも。
最終決戦に。
挑まなきゃならないかと。
それならそれで。
覚悟を決めてと。

えっ?
あれっ?
すいません。
もう一度ですね。
説明してくれますか。

まだある?
まだ地雷があるんですか???

本当に。
こいつは。
早くも。
最終決戦?
やれやれ(苦笑)。



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2011/02/23 Wed *丘を下って / J.J. Cale

20110223troubadour


陽気もいいし。
陽射しも明るいし。
ふわふわと。
ぷかぷかと。
丘を下って。

語るともなく。
語りながら。
気も漫ろに。
身も朧に。
丘を下って。

浮かんでる。
漂っている。
雲が。
茜色に。
変わりゆく。
止まらぬほどに。
歩調を緩めて。
丘を下って。

『Troubadour』'76年リリース。
このジャケットを見てるだけでふわふわと、ぷかぷかと。
そんな怠惰で、しかし幸福な気持ちになってしまうJ.J.ケイルのアルバム。
まぁ、なんとも緩くゆったりとしたいつものケイルです。どうしたらここまでと。
囚われず、縛られず。流されず。そして何よりも。とり残されること、孤立することを恐れずに。
いや、それどころか。そんなことなど考えることも、思うこともなくいられるのかと。
そんなことをついつい考えてしまって、羨ましいと言うか、妬ましいと言うか。
まぁ、その時点でケイルの手の内に落ちてるってことなんですかね。それがまた心地良いんですけど。
漫ろに。朧に。緩やかに漂っていけたら。それでいいんだと、それだけでいいんだと。
それがどんなに心地良くて。それがどんなに幸せかと。ケイルの歌声とギターが語っている様で。
陽気も良くて、陽射しも明るいこんな日には殊更ですね、まぁ、いっかと降りたくなってしまいます。
このアルバムに収録されている「Cocaine」をカヴァーしたクラプトンなんかもそこらに惹かれたのかなと。
まぁ、その「Cocaine」のケイルの歌声にはどこか覚醒したところもあって。緩いだけではないと思いますが。
いずれにしてもあまりにもマイ・ペースで、自分の歩調で歩き続けているケイルです。
この“吟遊詩人”を意味するアルバム・タイトル、あまりにもらしいよなと。

眺めもいいし。
街並みも綺麗だし。
ふわふわと。
ぷかぷかと。
丘を下って。

いつの間にか。
言葉も無くなって。
気も漫ろに。
身も朧に。
丘を下って。

浮かんでる。
漂っている。
雲に。
茜色の雲に。
乗ってしまって。
何処へでもと。
立ち止まりそうに。
なりながら。
丘を下って。

暖かで。
明るい。
冬の終わりの。
午後の終わり。
丘を下って。
漫ろに。
朧に。
囚われているもの。
流されているもの。
そんなものからも。
下りたく・・・降りたくなって。

でも。
今は。
降りられないんじゃなくて。
降りたくないところもあるんだよなと。
そんなこと思いながら。
丘を下って。

でも。
やっぱり。
少しだけ。
降りたいんだよな(笑)。



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2011/02/22 Tue *駆け抜けろ / The Doobie Brothers

20110222stampede


駆け抜けろ。
一気に。
駆け抜けろ。
踏み潰して。
駆け抜けろ。
あれも。これも。
何でもかんでも。
何もかも。
飲み込んで。

立ち止まらず。
脇目も振らず。
振り返りもせず。
跨ったら。
手綱を握って。
鐙を蹴って。
鞭を当てて。
息の続く限り。
駆け抜けろ。

『Stampede』'75年リリース。
トリプル・ギター&ツイン・ドラムスの6人編成となったドゥービー・ブラザーズの5thアルバム。
パワー・アップして。ジャケットのイメージのままに。怒涛の勢いで駆け抜けていくドゥービーズです。
タイトルが“大敗走”ってのがまた。なんともドゥービーズらしいユーモアが感じられていい感じです。
もともと掛け抜ける、疾走感のあるサウンドがドゥービーズの最大の魅力であったわけですが。
厚みは増したし。凄味も出てきたし。縦横無尽に駆け回って、あとは一気に突っ走ってと。
この物量作戦は大成功だったかなと。パット・シモンズの個性である清涼感も健在だしと。
リーダーとしてバンドを牽引していたトム・ジョンストンはこの頃から体調を崩していたらしく、やや不調で。
その歌声に張りが無いかなと思わせるところもあって。それが気になるナンバーもあったりはするのですが。
でも。余計なものの混じっていない。純粋なドゥービーズの最期のアルバムですからね。駆け抜けてますからね。
そう。次のアルバムからマイケル・マクドナルドが加入して。急に失速してしまうんですよね。
まぁ、商業的には大成功を収めて。あのAOR路線のドゥービーズが好きだって人が多いんでしょうけどね。
個人的にはマクドナルド加入後の。マイルドな、走るのをやめてしまったバンドは別物だと思っているので。
トムに暫しの休養を与えて。このメンバーのままで。続けてたらもっとね、痛快なことになっていたんじゃないかと。
一気に脇目も振らず駆け抜けていく、このアルバムに針を落とす度にそんなことを考えてしまうのです。

切り抜けろ。
一気に。
切り抜けろ。
突き崩して。
切り抜けろ。
あれも。これも。
何でもかんでも。
何もかも。
蹴散らして。

立ち止まらず。
脇目も振らず。
振り返りもせず。
跨ったら。
手綱を握って。
鐙を蹴って。
刀を振りかざして。
力の続く限り。
切り抜けろ。

一気に。
脇目も振らず。
振り返りもせず。
飲み込んで。
蹴散らして。
踏み潰して。
駆け抜けたら。
切り抜けたら。
きっと。
凄く爽快な景色が広がって。
とっても痛快な気分が味わえるから。

だから。
駆け抜けろ。
・・・てことで。
後は任せたから!

三十六計。
逃げるに如かず(笑)。



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2011/02/21 Mon *気持ちを軽く、空高く / Eagles

20110221eagleshits


どうしても。
どんなにしても。
週の初めなんて。
月曜日なんて。
その朝なんて。
足取りが軽くなるはずもない。

あぁ。
なんだって。
毎週毎週。
月曜日なんかやってくるんだろうと。
空を見上げて。
ため息ついて。
足を止めて振り返り。
もう一度ため息ついて。

このまま。
立ち止まってればと。
そのまま。
引き換えてしまえばと。
魔女のささやきに。
限りなく心揺れる。
ならず者だったりする。

『Therir Greatest Hits 1971-1975』'76年リリース。
まもなく7年ぶりに来日するイーグルス、その初めてのベスト・アルバム。
タイトル通りにデビューから'75年までの。『One Of These Nights』までのイーグルス。
「Hotel California」以前のイーグルスの軌跡が選ばれた10曲に凝縮されているアルバム。
今の時代では10曲ってのは少ないのでしょうが。それがアナログのベスト盤の醍醐味でもあって。
収録時間に制約がある中での選曲と考え抜かれた曲順。自分だったらどうするかなとか考えたりもして。
このアルバム、歴代のイーグルスのアルバムで最も売れたらしいので。魅力的な選曲、曲順だったのだと。
個人的には決してイーグルスの熱狂的なファンでもなく、一番好きなアルバムが『Desperado』で。
『Hotel California』以降のイーグルスには興味を失ってしまったので。うん、しっくりくるなと(笑)。
陽気で爽やかで。でも醒めてもいて。しかし決して冷淡ではなく。高みへと舞い上がる熱いものがある。
そんな初期のイーグルスは・・・イーグルスが好きなんです。「Take It Easy」「Witchy Woman」「Desperado」...
「One Of These Nights」「Tequila Sunrise」「Take It To The Limit」「Best Of My Life」...堪りません。

どうしても。
どうやっても。
週の初めなんて。
月曜日なんて。
その朝なんて。
気持ちが明るくなるはずもない。

あぁ。
なんだって。
いつになったら。
月曜日なんか無くなるんだろうと。
目を閉じて。
ため息ついて。
瞼の裏に頭の中に。
週末の出来事。
週末の思い甦らせて。

あのまま。
立ち止まってればと。
あのまま。
溺れてしまっていればと。
呪われた夜だったとしても。
テキーラ・サンライズでも片手に。
我が愛の至上を。
そのままにと。
限りなく後ろ髪引かれる。
ならず者だったりする。

まぁ。
でも。
今までも。何度も。
やり過ごしてきたし。
これからも。何度も。
やり過ごすだろうと。
まぁ。
気楽にいこうぜと。
なんとかなるさと。

気持ちを軽く。
翼をつけて空高く。
思いを飛ばして。
月曜日の朝。
再び前へと歩き出す。



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2011/02/20 Sun *涙を拭いて / Linda Ronstadt

20110220dontcrynow


好きだから。
信じてるから。
大切だから。

敢えて。
話さないことも。
言わないことも。
聞かないことも。
訊かないことも。
ある。

敢えて。
見ないことも。
見せないことも。
ある。
あるんだよね。

『Don't Cry Now』'73年リリース。
アサイラム移籍第一弾、通算4枚目となるリンダ・ロンシュタットのアルバム。
リンダと言うと、その小悪魔的なルックスが印象的ですが。このジャケットなんかは健康的でもあって。
小悪魔的な女の娘って嫌いじゃない・・・好きなんですけどね(笑)。何故か昔はリンダは駄目で。
なんか、どうにも。元気すぎる、健康的に過ぎる、ちょっとなぁ・・・いいんだけどさぁ、トゥー・マッチかなとか。
勝手に想像して。喰わず・・・じゃない聴かず嫌いだったんですけどね。ほんと、長い間苦手だったなと。
それが。ふとした時に。久し振りに聴いてみようかなってんで針を落としたら・・・悪くないじゃないと。
生成りのコットンの様に爽やかでもあって。しっとりと情感も漂わせていて。しっかりと抱きとめてもくれて。
なんだ、いいじゃない、いい女じゃないってね。うん。いいんですよね、リンダの歌声好きなんです。
昔は苦手だった女の娘に久し振りに会ったら、あれれ、なんだよぉ~、頼むよ~、みたいなとこです(笑)。
リンダと言えばロッド・スチュワートと並んでそのカヴァーの選曲のセンスには定評がありますが。
このアルバムでも。「Love Has No Pride」とか「Everybody Loves A Winner」とか「I Believe In You」とか。
そして極めつけの「Desperado」とか。イーグルスもいいけど。このリンダもね、惚れてまうやろ~って。
当時恋仲だったJ.D.サウザーによるタイトル・ナンバーも含めて、バラードがですね、心に沁みるのです。

好きだから。
信じてるから。
大切だから。

自然に。
話してしまうことも。
言ってしまうことも。
聞いていられることも。
訊いてしまえることも。
ある。

自然と。
見てしまうことも。
見せてしまうことも。
ある。
あるんだよね。

好きだから。
信じてるから。
大切だから。

その。
涙を。
見せまいと。
頑張ってる。
その姿も。
堪えきれずに。
その涙を。
見せてしまう。
その姿も。

どちらも。
好きだから。
信じてるから。
大切だから。
大丈夫。

でもね。
ほら。
ここに。
いるじゃない。
そばに。
いるじゃない。

だから。
今は。
泣かないで。
涙を拭いて。

さぁ。
涙を拭いて。
笑顔を見せて。



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2011/02/19 Sat *この一瞬、この時、この一日 / Rod Stewart

20110219neveradullmoment


週末。
この土曜日。
何をするでもなく。
何処へ行くでもなく。
日がな一日。
ここで。
この部屋の中で。

思い巡らし。
思いに耽り。
ただ。
それだけで。
ここに。
腰かけて。

時の過ぎゆくままに。
この一瞬。
この時。
この一日。

『Never A Dull Moment』'72年リリース。
大ヒットした『Every Picture Tells A Story』に続くロッド・スチュワートの4枚目のアルバム。
このアルバムもまた全英1位、全米2位と前作に負けず劣らずの成功を収めました。
いつもの様にロン・ウッド、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズのフェイセズのメンバーも参加して。
他にも。ピート・シアーズ、マーティン・クインテットン、ミッキーウォーラーと。馴染みの面子が揃っていて。
如何にも楽しげなレコーディング風景が目に浮かぶ、そのままのご機嫌なアルバムです。
ロックンロールとR&Bとトラッド。好きなナンバーを気心の知れた仲間と好きな様にやってる、それだけみたいな。
この頃のロッドの、そしてフェイセズのアルバムに共通する、この何とも言えない心地良さが堪らないのです。
ロッドの歌声が熱くて、温かくて、時に切なくて。やっぱり自分が一番好きなのはこの頃のロッドかなと。
ロンとの共作によるオリジナル・ナンバーもいいのですが。やっぱりカヴァーしているナンバーが素晴らしくて。
その選曲だけでなく。解釈して消化して。完全に自分のものとして歌えてしまうロッドです。見事です。
ジミ・ヘンドリックスの「Angel」も。エタ・ジェイムスの「I'd Rather Go Blind」も。そして・・・
サム・クックの「Twistin' The Night Away」も。このアルバムで、ロッドの歌声で知ったナンバーなのです。
その歌声によって、その魅力を知って。オリジナルまで遡って聴きたくなってしまったナンバーなのです。
ジャケットのロッドの様に。椅子に深く腰かけて。このアルバムに針を落として聴いている。
その一瞬、その時間は。決して気怠い、単調な退屈なもので無く。かけがえの無い一瞬、時間となるのです。

週末。
この土曜日。
特別なことはしなかった。
特別な場所へも行かなかった。
日が暮れるまで一日。
ここで。
この部屋の中で。

思うでもなく思い。
巡るでもなく巡り。
耽るでもなく耽り。
ただ。
それだけで。
ここに。
腰かけて。

時の過ぎゆくままに。
この一瞬。
この時。
この一日。

他人には。
くすんで。
気怠く。
単調で。
物憂げで。
退屈に。
見えるかもしれない。
感じられるかもしれない。

時の過ぎゆくままの。
この一瞬。
この時。
この一日。
それが。
いま。
自分には。
かけがえの無い。
そんな。
この一瞬。
この時。
この一日。
だったりするのです。



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2011/02/18 Fri *素描 / The Beatles

20110218letitbenaked


構想は。
立派で。
広がってて。
でも。
収集がつかなかったり。

技法は。
優れてて。
凝っていて。
でも。
華美になってしまったり。

そんなことは。
よくあるのだけれど。
別に。
広げっぱなしでも。
凝りっぱなしでも。
いいんだけど。

ところで。
この絵は。
この図は。
何を書いたのかな。
何を見てほしいのかな。
何を問いたいのかな。

それが。
自分の中で。
整理できてるのかな。
自分の言葉で。
語れるのかな。

『Let It Be...Naked』'03年リリース。
『Let It Be』を当初計画されていたアルバム『Get Back』の姿に近づけようと。
その意図をもってリミックスされ、収録されたナンバーや曲順も変更されたビートルズのアルバム。
当時はかなり新鮮と言うか、結構衝撃的だったのですが。もう8年近く経ったんですね。
確かに『Let It Be』は一旦投げ出されたものをフィル・スペクターがなんとか形にしたってとこもあって。
特にポールが、いかにもスペクターな大袈裟なアレンジを嫌っていたのは昔から有名でしたから。
このリミックスされてはいるものの。当初録音された素材以外に音を被せることをしなかった。
ここで聴けるシンプルなサウンドこそが。4人の本来の狙っていたものかも知れず。
確かに素描、デッサンの様に。4人の意図していたものの骨格が見えるかの様でドキドキしました。
A面1曲目になった「Get Back」からして生々しいし。「Across The Universe」のアコギの繊細さとかも。
そうそう「Don't Let Me Down」が新たに収められていて。これがまた何の違和感もなく座りが良くて。
幻に終わったアルバムとしての『Get Back』の構成、流れなんかも浮かび上がってきてる感じはありました。
ただね。ジョージは生前に賛同していたらしいですが。ジョンはね、当たり前ですけど関わっていないので。
ジョンの意志や意図が反映されていないのが。それが引っかかると言うか。そうである以上。
これはこれで好きだけど。オリジナルの『Let It Be』もね。その存在の重さはね変わらないと思うのです。

構想を。
広げる前に。
全体をよく見て。
大きな流れを掴んで。
何が中心で。
何が大切か。

技法に。
凝る前に。
細部に拘る前に。
幹は描けているのかを。
曲がっていないか。
ぶれていないか。

そんなことを。
先ずは描いてみて。
別に。
完成を焦らずに。
慌てて色を塗り重ねずに。
下絵を描いて。
骨格を捉えて。

ところで。
この絵は。
この図は。
何を書いたのですか。
何を見てほしいのですか。
何を問いたいのですか。

そんな。
問があったなら。
説明できてるのかな。
自分の言葉で。
語れるのかな。

体裁も。
見た目も。
大事だけれど。
その前に。
何を伝えたいのか。
何を訴えたいのか。
何を共有したいのか。
それが。
無ければ。
何にもならないから。
だから。
きちんと。
素描をね。
先ずは描くところから。
そこから。
始めてみませんか。

たかがフロー。
たかがプロセス。
でも。
伝えるのは結構大変だから。
だから。きちんと・・・ね。



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2011/02/17 Thu *心震わせ、魂こがし / ARB

20110217arblive


そうさ。
どうせなら。
同じ。
やるならば。

心震わせ。
魂焦がし。

楽しく。
烈しく。
とことん。
やってやろう。

そんな。
気持ちになれる。
そんな。
気持ちにしてくれる。
ならば。いま。

心震わせ。
魂焦がし。

『ARB Live/魂こがして』'83年リリース。
ARB初の、そして石橋凌、KEITH、田中一郎、サンジによる第一期ARB唯一のライブ・アルバム。
石橋凌がミュージシャンだったなんて、ARBのヴォーカリストだったなんて。知らない世代もいるんだろうなぁ。
あのさぁ、凄くカッコ良くて、男気に溢れてて、硬派で、ソウルフルなヴォーカリストだったんだぜって。
どれだけその歌声に、その歌詞に。背中蹴っ飛ばされて、奮い立たせられたかって。本当になぁ。
その純粋さ故に、危険な感じもあって。決して爆発的な人気も無かったし、そんなに売れても無かったけど。
それでも熱狂的なファンがいて。そうじゃなくても。ロック聴いてる奴ならどこかで意識してるバンドだったよなと。
石橋凌だけじゃなくて。田中一郎のシャープなギターと、サンジとKEITHのファンキーなリズム隊もカッコ良くて。
そして。やはり。石橋凌のヴォーカルが、一番熱かったのは、魂こがしてたのはこの頃だったよなと。
斉藤光浩が加入した頃も好きだったけど。やっぱりARBはこのアルバムを最後に瓦解した第一期が。
この4人のARBに一番思い入れがあるし、熱くなれるし、心震わされ、魂こがせられるかな。
俳優としての石橋凌も嫌いじゃないし、作品によってはかなり印象的で心に残っているものもあるのですが。
やっぱり違うんだよなと。そう。石橋凌もゲストで出てた相棒で水谷豊が演じてる杉下右京が素晴らしくても。
傷だらけの天使の亨には到底敵わないのと一緒で。俳優の石橋凌には魂こがれないんです。そういうことです。
だから。やっぱり。自分にとっては石橋凌はやっぱりARBの石橋凌なのです。「魂こがして」の石橋凌なのです。

そうさ。
やるならば。
どうせなら。
その時。

心震わせ。
魂焦がし。

楽しく。
烈しく。
とことん。
やらなくちゃ。

そんな。
気持ちになった。
そんな。
気持ちにしてくれた。
ならば。いま。

心震わせ。
魂焦がし。

面白くなる。
盛り上がる。
前に進める。
何かが変わる。
誰かが喜ぶ。
自分も笑える。
その予感。
その手応え。

ならば。いま。
この時。
この一瞬。
しない理由は無い。
しなくてどうする。

心震わせ。
魂焦がし。

そうだろう?



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2011/02/16 Wed *真夜中に一発 / The Street Sliders

20110216angels


真夜中の。
街を抜けて。
真夜中の。
街角で。
その店で。

真夜中に。
御機嫌な。
リズムを。
ビートを。
ロックンロールを。
一発。
決めてみよう。

特別な。
誰かが。
訪ねてくるかも。
天使の羽が。
羽ばたいて。
何かが舞い降りてくるかも。

『天使たち』'86年リリース。
10枚のオリジナル・アルバムの中でもちょっと異彩を放っているストリート・スライダーズの5thアルバム。
何と言うか、ちょっと派手と言うか、豪華と言うか、何だか一気に大物感と言うか、王道な感じを出していて。
きっと。このアルバムだけは知っているとか、このアルバムでストリート・スライダーズを知ったとか。
そんな人がいっぱいいたんだろうなと。確かなんだか急にTVとかの露出も増えてた様な記憶もあるしね。
つまり。デビュー以来のファンだった自分からすると。何だか“らしくない”スライダーズのアルバムだったりして。
こんなねぇ、ポップでストレートなスライダーズなんてさぁ、想像したことも無かったしと。戸惑ったのでした。
「Special Women」聴いて。もう俺の好きなスライダーズじゃないって。このアルバム認めなかった奴もいたりして。
結構波紋を呼んだんだよなと。世間的には結構売れて恐らく代表作ってことなんですが、色々あったんだぞと。
まぁ、基本は変わってないんですけどね。ちょっと真っ直ぐに、ちょっと真ん中を歩きすぎじゃないかと。
もっと、やさぐれてて、ちょっとシニカルに斜めに、端っこを、裏道を歩いてるのがスライダーズなんだけどと。
なんてね。文句を言いつつも。そんなちょっとらしくない、派手な(?)スライダーズも結局、好きだったりします。
「Special Women」も「Lay Down The City」も。そして「Angel Duster」もガツンと一発、腰にきますからね。
そこはそんじょそこらの奴等とは違うぞと。一発きたら、偶には真夜中の街を、道の真ん中を歩いてやろうかと。
ただなぁ、「Boys Jump The Midnight」はなぁ、やっぱりストレートに過ぎるでしょうと思いますが(苦笑)。

真夜中の。
街を抜けた。
真夜中の。
街角の。
その店で。

今夜も。
御機嫌で。
いかした。
最高な。
ロックンロールを。
一発。
決めてやろう。

特別な。
誰かが。
訪ねてくるかも。
天使の羽が。
羽ばたいて。
何かが舞い降りてくるかも。

そんな。
願いは。
望みは。
蜃気楼の様に。
幻であったとしても。

終わった。
過ぎ去った。
その後には。
嵐のあとの様な。
虚脱感があったとしても。

今夜も。
真夜中に。
一発。
ガツンと。
派手に。
まん真ん中に。
決めてやろう!



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2011/02/15 Tue *尽きてはいない、満たされることも・・・ / Pearl

20110215pearlsecond


まだ。
まだまだ。
その思いが。
その願いが。
その熱さが。

尽きてはいない。

まだ。
まだまだ。
溢れてくる。
抑えられない。
醒めはしない。

尽きてはいない。

動けるなら。
突き上げてくるなら。
こみ上げてくるなら。
そのままに。
歌ってみせろ。

『Pearl Second』'87年リリース。
SHO-TA(田村直美)率いるパールの2ndアルバム。
そのバンド名から解る様に、ジャニス・ジョプリンに影響を受けたSHO-TA。
その熱い歌声が魅力だったパール。まぁ、ぶっちゃけSHO-TAの為だけのバンドだったんだろうなと。
でも。ライブなんかでは。バンドのヴォーカリストとして、バンドの一員としてのSHO-TAがいて。
その存在感が飛び抜けけていても。バンドとしての一体感もあって。その青臭さ、甘さも好きだったけど。
で、そのSHO-TAです。もう、とにかく歌いたいんだと、歌わずにはいられないんだと。その思いが。
尽きることはないだろう、その思いが、これでもかと伝わってきて、魅せられて、火をつけられて。
いやぁ、本当に好きだったんですよね・・・いや今でも針を落とせば、直ぐに引火して熱くなるからなぁ。
SHO-TAへの、SHO-TAの歌声への思いはこちらも尽きてはいないってところですね。
どうしようもない乾き、焦り、どうにかしたい思い、願い。真っ直ぐに、目一杯熱くって、気恥ずかしくもあるけど。
だけど。そうなんだよなと。醒めちまったら終わりだし、尽きてはないもんなと。
そして。どんなに歌っても、歌い続けても。満たされることもないんだよなと。そんなことも解っていて。
それでも歌うんだよなと。思ったり、願ったり、熱くなれなくなったら。それで終わりだしなと。
あぁ、まったく年甲斐もなく未だにこんなに熱くさせられてしまうんだから、この頃のSHO-TAは最高だなと。
また、「Feelin' Alright」とか「Rock And Blues Women」とか歌ってくれないかなぁ・・・

そう。
そうなんだ。
その思いが。
その願いが。
その熱さが。

満たされることもない。

でも。
そうなんだ。
溢れてくる。
抑えられない。
醒めはしない。

満たされることもなくても。

動けるなら。
突き上げてくるなら。
こみ上げてくるなら。
そのままに。
歌ってみせろ。

尽きてはいない。
だから。
歌い続ける。
満たされることもない。
それでも。
歌い続ける。

そこに。
溢れてくるものが。
抑えきれないものが。
思いが。
願いが。
ある限り。
終わりになんかできないんだ。

だから。
ほら。
もう一度。
何度でも。
なぁ。
そこで。
その場所で。
歌ってくれないか。



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2011/02/14 Mon *再びの / Roy Buchanan

20110214buchanan


再びの。
その訪れに。
驚きとと共に。
空を見上げて。
奇蹟を感じ。
足下を振り返り。
軌跡を思う。

遠い空から。
降りてくる。
降り続く。
雪の中。
銀色の世界で。

その。
再びの。
意味を。
改めて。
思ってみる。

『Roy Buchanan』'72年リリース。
孤高のギタリスト、ロイ・ブキャナンの1stアルバム。
知る人ぞ知る存在だったブキャナン。全米ネットのドキュメンタリーで取り上げられて。
そのタイトル通りに“世界で最高の無名なギタリスト”は一躍名を知られることとなり。
4人組のストレイクスナチャーズと名付けられたバンドと共にこのアルバムで32歳のデビューを飾ったと。
既に無名時代からクラブでの演奏を目の当たりにしたエリック・クラプトンやジェフ・ベックが心酔していて。
クラプトンはブキャナンのレコードは海賊盤も含めて総て所持しているらしいなんて話もあったし。
後にベックは「Cause We've Ended As Lovers」をブキャナンに捧げたりもしていたりと。
自分もガキの頃から、ミュージシャンズ・ミュージシャンとしてその名前を耳にすることは多かったブキャナンです。
ミック・ジャガーもブキャナンの信奉者の一人で。ブライアン・ジョーンズの後釜にと声を掛けたんですよね。
そんなブキャナンですが。ルックスは地味だし。そのギターも派手なものでは無いので。
ガキの頃はその良さが、魅力が全く解らなくて。その頃に解ったら、それはそれで嫌味なガキかもだし。
で、暫く・・・長い間聴かなかったんですけどね。忘れてたんですけど。ふとある日、針を落としたら。
沁みて沁みて。テレキャスターならではのトーンが咽び泣いているのが、堪らなくて、ギュっとね。
あぁ、そうかと。こんな風に。不意に訪れる何かを、その瞬間を捉えて奏でることが人はできるんだと。
その捉えられたものを奏でるものの訪れに、人は不意に胸を突かれて立ち止まるんだ、感じるんだと。
特に「The Messiah Will Come Again」、「メシアが再び」なる邦題を冠されたそののギターを耳にする度に。
その時ブキャナンを訪れたものに、ブキャナンが捉えたものに。再び、何度も胸を突かれるのです。

再びの。
その訪れに。
胸が高鳴り。
空を見上げて。
見えない糸を感じ。
足下を振り返り。
続いている縁を思う。

遠い空から。
降りてきた。
降り積もった。
雪の中。
銀色の世界で。

その。
再びの。
意志を。
改めて。
感じてみる。

いま。
再びの。
その訪れに。
驚き。
胸高鳴り。
身震いして。
胸を突かれて。

いま。
再びの。
その訪れに。
そうさ。
今度こそと。
銀色の世界で。
思い新たに。



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2011/02/13 Sun *冬来りなば春遠からじ / Johnny Winter

20110213bestofjohnnywinter


つい。
この間。
新しい年が。
開けたと。
新しい年を。
迎えたと。

思ってたのに。
もう二月も。
半分近く終わるんだと。
過ぎ去ろうとしてるんだと。
あっという間だねと。
今年の冬は。
どんな冬だったんだろう。
そして。
どんな春がやってくるのだろう。

兆しならあるのだが。

冬来りなば春遠からじ。

『The Best Of Johnny Winter』'74年リリース。
CBS時代の音源から編集されたジョニー・ウィンターの日本独自のベスト・アルバム。
ロック・ベスト・シリーズなるシリーズの1枚として企画されたものの様ですが。
'75年にジョニーはCBS傘下に自らのブルー・スカイ・レーベルを設立しているので。
ちょうどうまい具合にCBS時代を総括、駆け足で振り返るにはいい塩梅のアルバムになっています。
100万ドルのギタリストとして鳴り物入りでデビューして。リック・デリンジャーを参謀にして大暴れして。
ドラッグ中毒でリタイアして。リハビリを経て復活と。僅か5年の間ですが波乱万丈だったジョニーです。
スタジオ録音とライブ録音がバランスよく収録されていますが。やはりライブ音源が。
あの『Johnny Winter And Live』からのナンバーが。並べて聴くとその存在感が段違いかな。
アトランタ・ポップ・フェスティヴァルでの(?)「Mean Mistreater」のライブなんてのも収録されています。
さて。ジョニーと言えば、ここ日本では未だ見ぬ強豪、大物。未だかって日本の地を踏んでいなかったのですが。
遂に遂に。この4月に初来日公演が実現するとか。やっと、やっと。ジョニーのライブが観れるんだと。
冬来りなば春遠からじ。嬉しい春の便りが届いたぞと。後はもう本当に無事に来日してくれることを祈るのみで。
'90年にも来日公演が決まってて。何故か土壇場で中止になって。泣く泣く払い戻したんだよなぁと。
今度こそ、今度こそ。この目で、この耳で。その雄姿を、そのギターをしっかりと心と体に刻みつけたいのです。

つい。
この間。
新しい年が。
開けてと。
新しい年を。
迎えてと。

そうだったのに。
もう二月も。
半分近く終わってしまう。
過ぎ去っていってしまう。
感慨に浸ってる場合じゃなくて。
追いついて。追い越してでも。
今年の冬も。
なんとかなったねと。悪くなかったねと。
そして。
どんな春がやってくるのだろうと。
楽しみに待ちわびる気持ちになりたいねと。

兆しならあるのだが。

冬来りなば春遠からじ。

ほら。
一ついい便りが届いたよ。
ほら。
とりあえずうまくいったよ。
良かったね。
良かったよね。

ほら。
また一つ。
また一つと。
いい便りが。
いいことが。

兆しならあるからさ。

冬来りなば春遠からじ。



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2011/02/11 Fri *飛んだり跳ねたり時には・・・ / Dr. Feelgood

20110211shakes


飛んだり。
跳ねたり。
時には。

馬鹿じゃないのと。
愛情込めて悪態ついたり。
元気だしなよと。
慰めながら自分に言い聞かせたり。
本当にさぁ。
大好きだよと。
乱暴に抱き締めあったり。

で、なんのかんので。
約束なんか。
しなくても。
してなくても。
顔を合わせれば。
楽しくて。
心ウキウキで。
ちょっとした。
パーティみたいで。

楽しかったね。
少し。
寂しくなるね。

『A Case Of The Shakes』'80年リリース。
“パーフェクト・フォー・パーティズ”なんていかしたサブ・タイトルもついたドクター・フィールグッドのアルバム。
通算で9枚目、2代目ギタリストのジッピー・メイヨー加入後では5枚目となるアルバムです。
プロデュースはニック・ロウで。ニックのセンスが生かされたポップな感じが強くて、ちょっと軽いかなと。
この軽さがですね曲者で。ドクター・フィールグッドが軽くなってどうすんのよとも思いますが。
その飄々としたしなやかさで。ロックンロールやR&Bを軽やかに、粋にきめてくれるところはカッコいいし。
まぁ、メイヨー時代はバンドとしての纏まりもいいし、サウンドもタイトだし。ご機嫌なんですよね。
勿論、ウィルコ・ジョンソン時代のドクター・フィールグッドが最高なのは間違いないんですけど。
パーティー・バンド、タフでラフでご機嫌なロックンロール・バンドのギタリストとして刻んでいくメイヨー。
そのメイヨーに引っ張られて好調を維持しているこの時代もねぇ、悪くないです。うん、好きなんですよね。
このアルバムもA面頭の「Jumping From Love To Love」から、B面ラストのタイトル・ナンバーまで。
針を落としたら、メイヨーのギターとリー・ブリローの濁声に誘われて、飛んだり跳ねたり、ニヤニヤしたりと。
楽しくなってしまう、ウキウキしてしまう、サブ・タイトルに偽りなしのパーティー・アルバムですからね、好きです。
で、特に「Violent Love」を、オーティス・ラッシュのナンバーをなんとも小粋なアレンジでやっててですね。
おいおい。そうくるかと。もうなんとも、いい加減、いい塩梅で。心地良くてですねぇ・・・最高です!

飛んだり。
跳ねたり。
時には。

でておいでよと。
真夜中に呼び出してみたり。
元気ならいいさと。
会えない夜に自分を納得させたり。
本当にさぁ。
大好きだよと。
乱暴にグラスを合わせたり。

で、なんのかんので。
約束なんか。
しなくても。
してなくても。
いつでも会えるしと。
会えばいつでも。
心ウキウキで。
ちょっとした。
パーティみたいで。

楽しかったね。
少し。
寂しくなるね。

飛んだり。
跳ねたり。
時には。
色々と。
ちょいとばかり。
乱暴な。
でも。
いい加減で。
いい塩梅で。
心地良く。

そんな。
ちょっとした。
パーティーみたいな。
時間を共にした。
友達が。
ちょっと。
遠くへ。
離れていく。
帰っていく。

楽しかったね。
少し。
寂しくなるね。

だから。
今夜も。
ちぃとばかり。
乱暴に。
馬鹿じゃないの。
何処へ行っても。
友達だけど。
だけどさ。
早く帰ってこいよ!



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2011/02/10 Thu *知らぬ仲じゃ無し / Nick Lowe

20110210roseofengland


久し振り。
ご無沙汰。
ではあるけれど。

知らぬ仲じゃ無し。

そこは得意だろう。
ここは押さえておくから。
そこは心配してないし。
ここは煩わせないから。
そこは。ここは。

知らぬ仲じゃ無し。

そんなことやってた。
こんなことやってきた。
久し振りだけど。
ご無沙汰だけど。
その腕は。その手の内は。
十分に知っている。

『The Rose Of England』'85年リリース。
パブ・ロック、パンク・ロックの黎明期に名プロデューサーとしても名を馳せたニック・ロク。
スティッフやレーダーの立ち上げにも関わり。そしてソングライター、ミュージシャンとしても活躍してと。
あの'70年代後半から'80年代前半の、あのシーンにおいての八面六臂振りがあまりにも鮮やかで。
勿論、今でも地道に味わい深いアルバムを創っていたりするのですが。いささか枯れすぎちゃったかなと。
そんなニックがまだまだポップに弾けてもいた時代の、数ある素晴らしいアルバムの中の1枚です。
ポール・キャラックやマーティン・ベルモントを含むカウボーイ・アウトフィットを率いて。
御機嫌なロックン・ロールを小粋に決めてみせるニックです。実に小気味よいアルバムなのです。
ニックの場合は時に毒が効きすぎちゃったり、ユーモアが行きすぎちゃったりして。
マニア受けの世界に陥ってしまう危険もあるのですが。そこもまたニックの魅力っちゃ魅力なんですけどね。
このアルバムではポップでキャッチーなメロディーと、それを“聴かせる”バンドとしての纏まりがあって。
毒もユーモアもうまく包んで。隠し味として。実にいい塩梅に調理されていて、もう堪らなかったりするんです。
「I Knew The Bride (When She Used To Rock'N'Roll)」の陽気に飛び跳ね、囃し立てる感じも。
タイトル・ナンバーのそこはかとなく、そしてどうしようもなく愛おしい感じも。ニックならではあります。

久し振り。
ご無沙汰。
ではあるけれど。

知らぬ仲じゃ無し。

得意なとこも。
苦手なことも。
任せられるところも。
抑えなきゃいけないことも。
知ってるから。
解っちゃってるから。
煩わされることなんかないだろう。
そこも。ここも。

知らぬ仲じゃ無し。

そんなことやってた。
こんなことやってきた。
久し振りだけど。
ご無沙汰だけど。
その腕は。その胸の内は。
十分に知っている。
お互いに。
昔やってたことも。
昔思ってたことも。
十分に知り尽くしている。

知らぬ仲じゃ無し。

阿吽の呼吸で。
がっちり組んで。
また。再び。
飛び跳ねよう。
刺激的な一花を咲かせてみよう!



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2011/02/09 Wed *必殺(?)仕掛け人 / Bram Tchaikovsky

20110209tchaikovsky


何を。
そんなに。
目を輝かせて。
何に。
そんなに。
興味津々。

何をしてきたかって?
別に普通さ。
何を見てきた?何を聞いてきた?
特別なことは何もないさ。
ただただ。
好きなこと。面白いこと。
そんなことを。
そんなことだけを。
追いかけてきただけさ。

変わってる?
曲者?
そうかもね。
でも俺にとっては。
真っ当なことに。
自然に拘ってきたら。
こうなっっちゃた。
それだけなんだけどな。

『Strange Man, Changed Man』'79年リリース。
英国のパワー・ポップ・トリオ、ブラム・チャイコフスキーの1stアルバム。
この人を食った様なバンド名は、リーダーのブラム・チャイコフスキーの名前(芸名)そのままなんですけど。
元モーターズだったんですね、チャイコフスキーさん。なかなかのタフで曲者なロックンローラーです。
シンプルなロックンロールをベースにして。実にキャッチーなメロディーで、疾走感もあってと。
それでいて。やっぱりどこか引っかかると言うか、妙に気になるフックがある当りが一筋縄でいかない曲者です。
このアルバム。スティッフを辞めたエルヴィス・コステロとニック・ロウが起こしたレーダーからのリリースですが。
そのコステロとニックのアルバムに続く第三弾だったとか。一目置かれる存在だったりしたのでしょうか。
そうそう邦題が『パワー・ポップの仕掛け人』とかで。おいおい凄いなぁ、そこまで言うかと。
でも確かにね。いま世間でイメージされるパワー・ポップの要素は総て詰め込まれているかもですね。
パンクとニュー・ウェイヴの狭間に咲いた、ビート・ポップ・・・やっぱりパワー・ポップの棘のある花ってとこかな。
すっかり忘れ去られたバンドですが。ほんといいナンバーが多くて。御機嫌なんですけどね。
今ではなかなか中古レコード屋さんのエサ箱でも見かけなくなりましたが。探してみる価値はある1枚です。

何を。
そんなに。
目を輝かせて。
何に。
そんなに。
興味津々。

何をしてきたかって?
別に普通さ。
何を見てきた?何を聞いてきた?
特別なことは何もないさ。
ただただ。
好きなこと。面白いこと。
そんなことを。
そんなことだけを。
追いかけてきただけさ。

変わってる?
曲者?
そうかもね。
でも俺にとっては。
真っ当なことに。
自然に拘ってきたら。
こうなっっちゃた。
それだけなんだけどな。

なぜ動かせる?
なぜ転がせる?
なぜ掴める?
なぜ楽しめる?
なぜ?なぜ?なぜ?

好きなこと。
面白いこと。
とことん。
もっと。好きに。
もっと。面白く。
それだけ。
考えてたら。
それだけ。
企んでたら。
こうなっちゃった。
それだけなんだけどな。

仕掛け人・・・
かどうかはわからないけれど。
考えてる。企んでる。
もっと好きに。もっと面白く。
仕掛け人・・・
になりたいのなら。
もっと考えて。もっと企んで。
盗めるものは盗んでごらん。
そんなところかな(笑)。



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2011/02/08 Tue *その壁を崩せ / Rachel Sweet

20110208protecttheinnocent


閉じられた世界で。
暖かな部屋の中で。
顔の見える人達だけで。
暗黙の了解の下で。
それだけが。
総てだと。
それだけが。
正しいと。

それは。
決して。
悪いことでもなく。
否定されることでもなく。
でも。
新しい一歩を。
踏み出そうと決めたなら。

そのままでは。
無垢なままでは。
いられない。
そのままでは。
守られたままでは。
いられない。
その壁を。
崩さなくちゃならない。

そんな時もある。

『Protect The Innocent』'80年リリース。
ステイッフの歌姫、レイチェル・スウィートの2ndアルバム。
邦題『汚れなき憧れ』の通りに少女を守りながらも何かを垣間見せ様としているジャケットのレイチェル。
そんなレイチェル自身が当時未だ17歳だか18歳だったはずで。レイチェル自身も憧れた世界へと。
1stアルバムよりも。広い未だ見ぬ世界へと。ロックンロールして、パンクしてと。
レザーに身を包んで。幼さを残しながらも退廃的で時に妖艶なヴォーカルを聴かせていたりします。
選曲的にもルー・リードやダムドやグラハム・パーカーのカヴァーがあって。
その点ではよりステイッフ・レーベルのカラーに染まってきたとも言えて。腹が据わったなとも。
残念ながら。世間が望んだイメージはあくまでも可愛らしいガールズ・ポップのレイチェルだったらしく。
あまり評判を呼ぶこともなく。ステイッフとの契約もこのアルバムで終わってしまったのですが。
殻に閉じこもることもなく。その世界を限定することもなく。壁を崩して踏み出した。
その意思、その意気。女ロックンローラー、レイチェルの誕生を忘れてはいけないよなと思うんですけどね。
汚れない、その無垢な真摯なものは大切で。でも。だからこその未だ見ぬものへの憧れも大切なのです。

閉じこもっていられない。
暖い部屋から出なきゃいけない。
見知らぬ誰かと触れ合って。
ちゃんと言葉にしなきゃならない。
これだけでは。
無かったんだと。
それもまた。
ありなんだと。

それは。
決して。
容易いことではなく。
思いきれないこともある。
でも。
新しい一歩を。
踏み出そうと決めたなら。

そのままでは。
無垢なままでは。
いられない。
そのままでは。
守られたままでは。
いられない。
その壁を。
崩さなくちゃならない。

そんな時もある。

憧れる気持ちが。
見てみたい好奇心が。
未だ見ぬものを手にしたい。
未だ見ぬ世界に踏み入れたい。
ならば。
その鎧を脱ぎ捨てて。
その壁を崩せ。

その真摯な。
気持ちに。眼差しに。
応えるから。
伸ばした手は離さないから。

その壁を崩せ。



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2011/02/07 Mon *とりあえずやってみる / Eddie And The Hot Rods

20110207lifeontheline


どうなるか。
どっちへ進むか。
どう転ぶか。

わからない。
わかってたら苦労はしない。
わかってたら・・・面白くない。

どうなるか。
右か左か。
なにが出てくるか。
なにに出くわすか。

とりあえず。
やってみる。

それでいいじゃん。

『Life On The Line』'77年リリース。
パブ・ロックとパンク・ロックを繋いだエディ・アンド・ザ・ホット・ロッズの2ndアルバム。
何と言っても1stアルバムが有名だったりして。確かにあのアルバムは傑作ですが。
このアルバムだって負けちゃいません。衝撃度は譲るかもしれませんが、よりタイトに疾走してます。
当時の邦題が『イチかバチか』って素晴らしすぎるもので(笑)。どんなだよと思ってしまいますが。
人生なんて一本の線の上を歩く様なもの・・・だから一か八かってことでしょうか。なんて単純な。好きです(笑)。
だったら。とりあえずやってみるしか。とりあえず走ってみるしかないじゃない。それでいいじゃん。
そんな感じでぶっ飛ばしていくエディ・アンド・ザ・ホッド・ロッズ。この軽快な走りっぷりは実に痛快です。
もうとにかく。止まってはいられない。じっとなんかしてられない。そんな性急さが堪らなくカッコいいんです。
たかがロックンロール。だからやってみればいいじゃん。とは言えなかなかここまで思いきれるものでもないから。
それでポップでキャッチーですからね。まぁパンクの時代にはそれが仇になってしまった感もありますが。
とにもかくにも。先陣切って走りだした。その意義は、その功績は軽く見ちゃ困りますってところではありますが。
本人達にとってはそんなこと、どうでもいいことだったんだろうと思わせる潔さがこのアルバムの魅力です。

どうでるか。
どの目がでるか。
どう転がるか。

わからない。
わかってたら苦労はしない。
わかってたら・・・面白くない。

どうでるか。
吉か凶か。
なにが出てくるか。
なにに出くわすか。

とりあえず。
やってみる。

それでいいじゃん。

とにもかくにも。
止まってなんかいられない。
じっとしてなんかいられない。
とりあえず。
やってみる。

笑って。
ふっと息を吐いて。
そっと拳に力を込めて。
地面を蹴って走りだす。
後は走りながら考えよう。

楽しそうですね?
怖くないですか?

なんだかな。

どうなるか。
どっちへ進むか。
どう転ぶか。
わからない。
自分次第。
どこまで行けるか。
どこまで動かせるか。
一か八か。
やれるんだぜ。

面白くないわけがない。
さぁ。
とりあえず。
やってみる。
ほら。
やってみようぜ!



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2011/02/06 Sun *こちら側、この街 / Bobby Charles

20110206bobbycharles


そうなんだ。
こちら側が。
この街が。
この家が。
この部屋が。
いいんだ。

何も無く。
何も変わらず。
何も動かず。
ただ思いのまま。
ただ過ぎ行くまま。
そんな一日。

そんな一日が。
訪れる。
過ごせる。
それが。
当たり前で。
何の不思議も無くて。

そう思える。
そう感じられる。
それは奇跡で。
それが幸福で。
だから。
いいんだ。

『Bobby Charles』'72年リリース。
ルイジアナ出身のシンガー、ソングライターであるボビー・チャールズの1stアルバム。
'50年代にはあのチェスと契約して。自らのヒット曲は無かったものの。ライターとして活躍してたとか。
そうそう。チェスのオーディションは電話だったので。チェスではボビーを黒人だと思ってたんだとか。
結果としてチェスと契約した初めての白人アーティストになった・・・んだったかな?
それほどに。ルイジアナ出身らしく、R&Bやらなんやら黒人音楽の影響が強く、また自分のものにしていたと。
そんなボビーですが結局チェスを離れてから色々と彷徨って。縁があってウッドストックへと流れ着いて。
そこで知己を得たザ・バンドの面々の後押しもあって。30代半ばにしてこの初のソロ・アルバムを制作したと。
そのザ・バンドのメンバーや、エイモス・ギャレットやドクター・ジョンを従えて・・・いや彼らと共にだな。
なんとも穏やかで、朴訥で、優しくて、心温まる世界を創りあげて。なんとも味のある歌声を聴かせてくれてます。
決して巧くないし、サウンドも下手するとユルユルと流れっていってしまいそうで。でも胸の奥に触れられる。
そんなささやかで微妙な、でも確かにそこにあるんだろうなと感じられてしまう幸福感がじんわりと沁みるのです。
名曲「Small Town Talk」の如く。どこかで、どこでも。ありもしない噂話とかのせいで嫌気がさして。彷徨って。
そしてここへ、この街へ辿り着いて。「I Must Be In A Good Place Now」と歌える幸せ。
そんなボビーの心情がですね。まぁ、こんなとこだよ、悪くないんだよと。嬉しそうでですね。いいんです。

そうなんだ。
こちら側が。
この街が。
この家が。
この部屋が。
いいんだ。

明日からの。
慌しく。
動きだす。
走りだす。
大きな期待と。
小さな不安が。
綯交ぜになりそうな。
そんな日々を前に。

何も無く。
何も変わらず。
何も動かず。
ただ思いのまま。
ただ過ぎ行くまま。
そんな一日。

そんな一日が。
訪れる。
過ごせる。
それが。
当たり前で。
何の不思議も無くて。

そう思える。
そう感じられる。
それは奇跡で。
それが幸福で。
だから。
いいんだ。

生まれた場所を。
後にして。
離れて。
彷徨って。
辿り着いた。

こちら側。
この街。
悪くないんだ。
好きなんだ。
好きなんだなぁ。



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2011/02/05 Sat *川の向こう、こちら側 / Creedence Clearwater Revival

20110205greenriver


川。
広く。
深く。

越えていく。
渡っていく。
街並みが。
景色が。
流れていく。
変わっていく。

見えないけれど。
のぞきこめないけれど。
緑色した。
水面の。
その下には。
何があるのだろう。

向こう。
こちら側。
何が隔てているのだろう。

『Green River』'69年リリース。
怒涛の快進撃の真最中だったクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の3rdアルバム。
勢いに乗っていたCCR。'69年にはなんと3枚もアルバムを発表して。どのアルバムも売れまくってと。
その中でもこのアルバムは初の全米1位に輝いていて。まさに向かうところ敵なしだったCCRです。
従来のブルースやR&Bをベースにしたサウンドに、カントリーまでも貪欲に取り込んで消化して。
CCRならではの、ジョン・フォガティならではの。粘っこいけど軽快なロックンロールが完成したのでした。
タイトル・ナンバーに始まり、「Bad Moon Rising」「Lodi」と。なんともご機嫌なCCRなのです。
アルバム全編で30分弱。この潔さ(?)も好きなんです。シンプルなギター・サウンドが堪りません。
いや、本当に。なんかこう。いろいろ考え過ぎだよなとか。はまり込んじゃったよなとか。
そんな時に。CCRを聴くと、CCRが聴こえてくると。ふっと霧が晴れるというか、視界が開けるというか。
単純に。素直に。考えればいいんだと。何がしたいか。どうしたいか、どう感じるか、それだけでいいんだと。
そんな原点にいつでも回帰できる気がして。ふっと気持ちが楽になって、なんだか優しくなれたりするのです。

川。
広く。
深く。

越えて。
渡って。
街並みも。
景色も。
異なって。
馴染みはなくて。

越えてきた。
渡ってきた。
緑色した。
水面の。
その下には。
何があるのだろう。

向こう。
こちら側。
何が隔てているのだろう。

解らないけれど。
見えてはこないけれど。
悪くはないけれど。

でも。
やっぱり。
向こうじゃ駄目なんだ。
こちら側でなくちゃ。
こちら側にいてほしいんだ。
こちら側に帰ってきてほしいんだ。
そうしたいんだ。
そう願ってるんだ。
そう感じるんだ。
それだけなんだ。



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2011/02/04 Fri *春が来た! / George Thorogood And The Destroyers

20110204moveitonover


さて。
仕事の話は。
ここまでにして。

気になりますね。
気になるよね。
今年はどうなんでしょうね。
今年こそはね。
何とかなりますかね。
何とかしてほしいよね。

補強もしたし。
ほんとにねぇ。
あれだけでねぇ。
終わらなくて良かったし。
新人も評判良さそうで。
今だけじゃないことを祈りましょう。

仕事の話で。
会ってるはずなのに。
早々に切り上げて。
あーでもない。
こーでもないと。
盛り上がって。

やむを得ないよね。
だって。
好きだからねぇ。

『Move It On Over』'78年リリース。
ふてぶてしそうな横顔が如何にもなジョージ・サラグッドと率いるデストロイヤーズのアルバム。
いつもの様に。いつもと同じく。これでもかっとブギーとブルースだけ。それだけのサラグッドとデストロイヤーズ。
本当になぁ。いつもいつも。どのアルバムも同じなんですよねぇ。そこがいいんだけど。そこが好きなんだけど。
ずっとマイナーに甘んじてるイメージのあるサラグッドですが。またそれを少しも気になんかしてなさそうで。
ストーンズの前座に抜擢されて瞬間風速的に盛り上がった時も何一つ変わることなくブギーとブルースだったし。
このアルバムでもブルースのカヴァーばっかりだったりもするのですが。それで何が悪いと。
こんなにいい曲がいっぱい既にあるのに、オリジナルなんか作る必要ないだろうとか言ってましたからね。
好きなものは好き。とことん好き。それだけが好きって。この徹底したブルース馬鹿、ロック馬鹿振りが最高です。
サラグッドは元はベースボール・プレイヤーで。メジャーには昇格できなかったみたいなんですけど。
どんな選手だったんでしょうね。ピッチャーだったら球は速いんだけど、ストレートしかなくて荒れ球でとか。
バッターだったらインコースのストレートには滅法強いんだけど、アウトコースのフォークにはからっきしとか。
そんな不器用で。強みと弱みが凄くわかり易い、決して一流ではないんだけど愛すべき選手だったのかなとか。
そんな想像をしながら聴くのも楽しいのです。豪快に三振して派手にヘルメット飛ばしてそうだもんなぁ(笑)。

さて。
仕事の話など。
すっかり忘れて。

やっぱり相手は。
讀賣と落合ですかね。
真弓の采配がねぇ。
今年もそこですよね。
何とかなるかね。
何とかしてほしいですね。

コバヒロは大きいけど。
人的補償がねぇ。
桜井とか林とか上園とか。
持ってかれちゃうかも。
でも新井兄弟誕生だけで。
それだけで終わらなくて良かったですよ。
榎田はなかなかいいみたいだけど。
昨年の二神みたいに故障しないことですね。
センターはやっぱり。
俊介じゃないですか。

仕事の話で。
会ってはいたけれど。
この話題になることは。
端から降りこみ済みで。
楽しみにしていて。
あーでもない。
こーでもないと。
盛り上がって。

やむを得ないよね。
だって。
好きだからねぇ。

好きなものは好き。
とことん好き。
それだけが好き。

キャンプが始まって。
今年こそはと。
血が騒ぎだす。
今年こそは。
頼むぜ。
我らが阪神タイガース。

球春到来。

春が来た!



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2011/02/03 Thu *見たいのなら / Captain Beyond

20110203captainbeyond


見たいのなら。

向こう側を。
この先を。
その先を。
今は及びもしない。
その果てを。
見たいのなら。
手にしたいのなら。
そこへ。
辿り着きたいのなら。

ここはひとつ。
騙されたと思って。
私の話を。
聞いてみますか。
私の話に。
乗ってみますか。

見たいのなら。

『Captain Beyond』'72年リリース。
ディープ・パープルの初代ヴォーカリストだったロッド・エヴァンス。
そのエヴァンスがアメリカに渡って結成したキャプテン・ビヨンドの1stアルバム。
ギターとベースが元アイアン・バタフライで。ドラムスが元ジョニー・ウィンター・アンドのボビー・コールドウェル。
多少地味な面子ではありますが当時はやりのスーパー・グループの端くれに名を連ねていたりしました。
1人のイギリス人と3人のアメリカ人。サウンドはブリティッシュ・ハード・ロックの香りが濃厚で。
これはエヴァンスのキャプテンシー・・・と言うよりは4人の志向性がそっちだったってことだとは思いますが。
へヴィなリフと目まぐるしい展開の早さと多彩さ。それを支えているのがコールドウェルの超人的なプレイで。
ジョニー・ウィンターと組んでいる時からただ者では無いと思わせるものがありましたが、それが全開で。
バンドを、バンド名に相応しく向こう側へ、その先へと導いていた船長はコールドウェル、その人だったかなと。
サザン・ロックの象徴であるキャプリコーン・レーベルに所属して。アルバムをデュアン・オールマンに捧げてと。
意外な感じもするのですが。実はブリティッシュ・ハード・ロックとオールマン・ブラザーズ・バンド。
この両者には似通った点、相通ずるものがあったんじゃないかと思ってます。その辺りはまたいずれ。

見たいのなら。

向こう側を。
この先を。
その先を。
今は思いもしない。
その彼方を。
見たいのなら。
踏みしめたいのなら。
そこへ。
辿り着きたいのなら。

ここはひとつ。
駄目で元々で。
私の話を。
信じてみますか。
私の話に。
預けてみますか。

見たいのなら。

その眼。
その声。
その思い。
そこに。
向こう側への。
その先への。
その果てへの。
彼方への。
希求を感じるから。

見たいのなら。

見れる様に。
見られる様に。
手を引ければいいなと。
扉を開けられればいいなと。
導ければいいなと。

ただそれだけで。
語り続けていたりする。

いつか。
その日。
同じ船に乗っている。
そんな姿を。
自分も。
見たいから。



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2011/02/01 Tue *出発進行 / Jimi Hendrix

20110201jimihenblues


蠢く。
動き出す。
走り始める。

その息吹が。
その鼓動が。
その胎動が。

空気を。
震わせて。
風を。
吹き寄せて。
その。
匂いが。
目覚めさせる。

どうやら。
そろそろ。
起きなくちゃ。
動かなくちゃ。
行かなくちゃ。

『Blues』'94年リリース。
そのあまりにも短い活動期間中に奏でられた“ブルース”を集めたジミ・ヘンドリックスの2枚組編集アルバム。
ジミをブルースの範疇に括れるのか、それだけで語れるのかって疑問は当然あるでしょうが。
ジミのルーツに、その中にはブルースもあった筈で。そんな側面に焦点をあてて聴いてみるのも偶にはいいかと。
なんてね。ジミのギターが聴こえてくると。もうそれだけで冷静ではいられなくなったりするのですけどね。
このアルバムに収められているのは確かにブルース。でもその枠組みを軽々と越えてしまっていて。
なんだけど。そのギターからはそれこそ血が滴る様なブルースの匂いも濃厚に漂ってくるのもまた確かであって。
収まりきらないけど、ブルースを弾かせても超弩級で。ジミの、ジミでしかないブルースを奏でてしまっていると。
まったく。ジミってのは。いったいどれほどの引き出しを持っていたんだろうって。まぁ、今更驚きもしませんが。
ジミは自分の歌声を嫌ってたそうですが。なんとも逆らい難い魅力と色気のある歌声で。
そしてギターがそれ以上に歌ってるしね。そんなんでブルースなんか歌われたら、弾かれたら、奏でられたら。
あぁ、もうどうにでもしてくれってことで。軽々しく言っちゃいけないんだけど。やっぱり天才としか言いようがない。
カヴァーもあればオリジナルもあって。「Born Under A Bad Sign」なんてのも堪らないんですけど。
オリジナルの「Here My Train A Comin'」が。アコースティックとエレクトリックと。両方とも最高なんですね。
このブルースマン達がコラージュされたジャケットもジミのブルースに対する愛情や敬意が感じられて。
そりゃ、確かにジミは亡くなってるけど。制作サイドのジミへの思いも感じられるいいジャケットだと思います。

蠢く。
動き出す。
走り始める。

その気配が。
その兆候が。
その振動が。

空気を。
震わせて。
風を。
吹き寄せて。
その。
響きが。
目覚めさせる。

どうやら。
そろそろ。
起きなくちゃ。
動かなくちゃ。
行かなくちゃ。

どうやら。
そろそろ。
ほら。
もう。
そこに。
列車がやってきてる。
躊躇わずに。
乗り遅れずに。
飛び乗ろう。
出発進行。

春の。
訪れを告げる。
ブルースを聴きながら。
春を。
迎える、招き入れる。
ブルースを口ずさみながら。
出発進行。



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2011/01/31 Mon *夢みる頃を過ぎても / The Kinks

20110131sleepwalker


夢。
夢だよな。
そう。
そうだよな。
どうりでな。
なんか変だと。
なんか違うなと。
思ったんだよな。
思いだしたら。
歪んで。
崩れて。
そして。
目覚めて。

安心したり。
残念だったり。

『Sleepwalker』'77年リリース。
アリスタ移籍第一弾となったキンクスのアルバム。
ご存知の様にアリスタ時代のキンクスはソリッドなロックンロールに回帰して。ハードになって。
コアなファンからの評価は低い様ですが。ソリッドでハードなキンクスです。カッコいいです。
翌年にはヴァン・ヘイレンが「You Really Got Me」をカヴァーしたりと追い風も吹いて商業的にも成功して。
アメリカを中心に積極的にツアーにも出て。ライブ・バンドとしての凄味を世間に再認識させたりもして。
勿論、レイ・デイヴィスならではの皮肉の利いた、捻くれた世界観は健在なのですが。
ロック・オペラ趣味を止めて、大袈裟な演出を抑制して。シンプルな表現方法でやってみせたぞと。
どんなもんだい。難しいことなんかやらなくても、十分にキンクスはロック・バンドとしてカッコいいんだぞと。
そうなんです。この頃のキンクスもですねぇ、大好きなんです。やっぱりこのリフ、このビートだよなと。
そして。タイトル・ナンバーの夢遊病や、不眠とか狼男とか。そんな危うく妖しい世界を歌い続ける。
そんなレイの一筋縄でいかないところが、ちゃんと色濃く香ってくるところがですねぇ、やっぱりキンクスです。
この妖しくも美しく、ポーズも構図も決まったジャケットもね、キンクス、レイならではで好きなんですよね。

夢。
夢だよな。
そう。
そうだよな。
どうりでな。
なかなか届かないし。
なんか遠いよなと。
解ってるんだよな。
解ってるんだけど。
歪んでも。
崩れても。
そして。
醒めかけても。

捨てられなかったり。
諦めきれなかったり。

夢から覚めても。
夢みる頃を過ぎても。
未だ。
半分。
未だ。
どこかで。
夢みてる。
夢うつつ。
夢遊病。

今日も。
一日。
ふらふら。
今も。
毎日。
ふわふわ。

夢みる頃を過ぎてもね。



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2011/01/30 Sun *雪でした / Ritchie Blackmore's Rainbow

20110130rainbow


雪でした。

日曜日の昼下がり。
遠くの空は青いのに。
頭の上には重い雲。

散歩日和では無いけれど。
久し振りにぶらぶらと。
散歩して。
坂を上って。角を曲がって。

辿り着いて。
美味しいご飯を食べて。
食後の珈琲を飲んで。
さてとと。
立ち上がって。
扉を開けて。
見上げたら。

雪でした。

『Ritchie Blackmore's Rainbow』'75年リリース。
ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアが結成したレインボーの1stアルバム。
実はディープ・パープル在籍時代にその前座を務めたエルフをいたく気に入ったリッチー。
自らのソロ・アルバム用のレコーディングにエルフを起用して、結果レインボーになってしまったと。
興味深いのはファンキー路線を推進するグレン・ヒューズやデヴィッド・カヴァーデイル。
その2人と対立して脱退したリッチーなのに、このアルバムが結構ファンキーなところで。
要は自分が主役じゃなきゃ、ギター弾きまくれなきゃってことだったのかなと。確かに弾いてますからね。
A面1曲目の「Mon Of The Silver Mountain(銀嶺の覇者)」からリッチーが乗っているのがよく判ります。
ご存知の様に。直ぐにロニー・ジェームス・ディオ以外のメンバーはリッチーに解雇されてしまうのですが。
いま聴くと。このラフで意外にキャッチーで、そしてファンキーなエルフなレインボーも良かったかなと。
勿論、コージー・パウエル等が加わった後の問答無用にヘヴィーなレインボーも好きですけどね。
所謂様式美を感じさせるのは「Catch The Rainbow」「Sixteen Century Greensleeves」くらいだったりもします。
そして。その様式美に囚われて拘り続けたのは結局のところリッチーではなくてロニーだったのかもです。
それにしても。「Mon Of The ~」はカッコいいなぁ。好きだなぁ。中学生の頃本当によく聴いてたんですよね・・・

雪でした。

日曜日の昼下がり。
時折差し込む陽光は明るいのに。
吹き抜けていく風は身を切る程で。

散歩日和では無いけれど。
久し振りにぶらぶらと。
散歩の帰り道。
坂を下って。角を曲がって。

道に迷って。
立ち止まって地図を確かめて。
親切な人に教えられて。
良かったねと。
歩き続けて。
見慣れた場所に戻って。
見上げたら。

雪でした。

あの街は。
あいつとあの娘の。
住んでるあの街は。
もっと深い雪の中だろうな。
寒いんだろうな。
山々は真っ白なんだろうな。

ふと。
暫く顔を合わせてない。
友達の。
その顔と。
未だ見ぬ。
その街の雪景色を。
思いだし。
元気かな。
会いたいな。

雪でした。



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2011/01/29 Sat *だって、好きなんだもん! / The Rolling Stones

20110129rarities


だって。
だってね。

前はさ。
場所を変えながらも。
必ずどこかにお店があって。

あんなもの。
こんなもの。
定番から限定品まで。

望めば。
足を運べば。
気軽に手に入ったし。
そんな。
あれやこれやに。
囲まれて過ごす。
時間が楽しかったのに。

いつのまにか。
お店は無くなって。
ネットでは買えますよって。
そう言われてもねって。

それが。
それがね。

期間限定だけど。
お店出してるって。
こいつは。
行かねばなるまい!

『Rarities 1971-2003』'05年リリース。
タイトル通りに'71年以降のレア・トラックを集めたローリング・ストーンズの2枚組編集アルバム。
あれもこれもと。レア・トラックとしてはよく知られた定番(?)なナンバーから、かなり珍しいナンバーもと。
全16曲が選ばれていて。まぁ確かにシングル盤のB面でしか聴けなかったものもあるので。
便利と言えば便利だとは思います。ただ総てがレアかと言うと、実はそうでもなかったりするんですけどね。
まぁ、そこらの判断や価値基準は人によって異なるので。好きかどうか、気に入るかどうかは夫々ですかね。
「Through The Lonley Nights」とか「Let It Rock」が気軽に聴けるようになったのはいいことかも。
(こまめにレコ屋さんでエサ箱漁ってれば、思ったよりも安価でそれらのオリジナル盤も入手できますが・・・)
個人的にはなんだかんだ言いながらストーンズの編集盤ってだけでいいかなと思ってしまう人種なので。
特に音源的に価値はなくても、このジャケットをアナログ盤のサイズで楽しめる、それだけで買ってしまいました。
確かにビルを画像処理で消したのは如何かとも思いますが・・・ベロだけ赤いセンスもいいし、カッコいいじゃんと。
まぁ、だから。その、なんですよ。ストーンズですよ。アナログ盤ですよ、だって、好きなんだもん!ってことです。
針を落とせば。あぁ、そうだこんなのもあったなぁって。新鮮な気持ちで耳に入ってくるナンバーもあるしね。
まぁ、その。「Thru And Thru」のライブ・テイクがDVDからってのは流石に・・・キースだからいいか(笑)。

だって。
だってね。

前はさ。
何かあっても。何もなくても。
定期的にその店に顔を出して。

あんなのも。
こんなのも。
定番からコラボ品まで。

望めば。
足を運べば。
いつでも手に入ったし。
そんな。
あれにしょうか。
これにしようか。
選ぶのに悩んで過ごす。
時間が楽しかったのに。

お店が無くなって。
それが当たり前の様で。
ネットでは買えますよって。
そう言われてもねって。

それが。
それがね。

期間限定だけど。
お店出してるって。
こいつは。
行かねばなるまい!

あっ。
こんなのもある。
ねぇ、ねぇ。
これも欲しくない。
どうかなこれ?
似合うじゃない。
じゃぁ、こっちは?
それもいいねぇ。
そうだこれとこれも。
そんなに買ってどうするんだよ?
だって、なかなかさぁ。
そうだよね、手に入らないし。
こうやって選べないしね。
まぁ、いいか。
そう、いいよ。
だって、好きなんだもん!

期間限定で。
帰ってきたギミシェルに。
開店早々駆けつけて。
定番のTシャツから珍しいグッズまで。
あれやこれやと。
ベロの袋2袋分。
買い込んでしまいました。

だって、好きなんだもん!

さぁ、早く新しいベロT着て出かけようっと!!



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2011/01/28 Fri *2倍!2倍? / Kiss

20110128doubleplatinum


1+1=2
普通はね。
でも。
本当にそれだけ?
2にしかならないのかな?

時に。
偶に。
ある1と。
ある1を。
足してみたら。
1・・・より大きくなったりしないかな。

ある人と。
ある人が。
出会って。
話してみたら。
時に。
偶に。
予想以上の手応えが生まれたりしないかな。

『Double Platinum』'78年リリース。
キッス初のベスト・アルバムとなった2枚組アルバム。
シルヴァーにコーティングされたジャケットとそのタイトルに当時のキッスの勢いを感じます。
もっとも。実はメンバー間の不仲による緊張の緩和として一時期活動を休止することになって。
その期間中の繋ぎとしての意味合いが大きかったとのことですが。凄い勢いでビッグになりましたからね。
そりゃ、裏では色々とあったんだろうなと。同じ年にはメンバー全員のソロ・アルバムも出てましたしね。
それはともかく。キッス全盛期のベスト・アルバムです。6枚のスタジオ・アルバムから全20曲が選ばれていて。
ヒット曲だったり、ライブでお馴染みの曲だったりと。そのカッコ良さ、実にキャッチーで堪りません。
そう、キッスの魅力はこのキャッチーなところだなと。軽いところがいいんだよねぇ~と言った娘がいましたが。
ハード・ロックなビートルズを目指していたジーン・シモンズとポール・スタンレーの面目躍如と言ったところかと。
そんな魅力が凝縮されてアルバム2枚で2倍にって・・・懐かしいCMみたいですが、いや2倍どころじゃないか。
そうそう。「Strutter '78」はタイトル通りに再録音ですし。他にもリミックスされている曲も多くて。
一部のファン(そしてメンバー自身)からは不評の様ですが。そうかなぁ、カッコいいけどなぁと思います。

1×2=2
普通はね。
でも。
本当にそれだけ?
2にしかならないのかな?

時に。
偶に。
ある1に。
ある2を。
掛けてみたら。
2・・・より大きくなったりしないかな。

ある人と。
ある人が。
組んで。
転がしてみたら。
時に。
偶に。
予想以上に遠くまで行けたりしないかな。

2枚!2倍!
じゃなかった。
2人!2倍!
2倍!2倍?
それだけ?
そこまで?
この響き。
この手応え。
この震え。
ダブルじゃもったいなくて。
ダブルで留めたくなくて。
トリプル・・・くらいになれば面白いなと。
2倍!2倍?
ねっ!



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