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2011/02/28 Mon *寝惚けた街の片隅で / Various Artists

20110228walkinthruthesleepycity


月曜日の朝。
雨に煙って。
気怠い空気が漂って。
こんな日は。
こんな朝は。

俺だけじゃなくて。
街だって。
この街だって。
寝惚け眼で。
未だ半ば眠りの中で。

そんな街の片隅で。
眠い目を擦りながら。
回らない頭を抱えたままで。
珈琲を淹れながら。
昨夜の余韻に浸ってる。

寝惚けた街の片隅で。
ぼんやりと。
でも。
ハッキリと。
呟いてみる。

かったるいな。

『Walkin' Thru The Sleepy City (Jagger-Richard Compositions)』'82年リリース。
'60年代にミック・ジャガーとキース・リチャードが他のアーティストに書き下ろした数々のナンバー。
その中でデッカ・レコードに残された音源を13曲集めた日本編集によるコンピレーション・アルバム。
当時ストーンズを始めとしたデッカ音源の権利を所有していた日本のロンドン・レコードによる企画です。
本当に当時のロンドン・レコードは何でもありで。中には企画意図の解らないものも色々とあったのですが。
このアルバムに収められているナンバーはマリアンヌ・フェイスフルの2曲を除けば入手困難なものばかりで。
それがこんなにも集められて、まとめて聴くことができたわけですから。これはいい仕事だったかなと。
そのマリアンヌの「As Tears Go By」と「Sister Morphine」以外は初めて耳にするナンバーばかりで。
実際、当時もヒットすることも、大した話題になることも無かったナンバーばかりの様で。確かに地味だなと。
まぁ、ミックとキースもストーンズを始めた頃はオリジナル・ナンバーなんか書く気は全く無くて。
アンドリュー・ルーグ・オールダムに強いられて書き始めたので。試作品みたいなナンバーもいっぱい出来て。
それらを提供してたのかななんて疑いたくなる様なそんなですね、チープなナンバーも明らかにあるのですが。
それはそれで。そのB級っぽさが味わい深く。勿論、完成度の高い“ストーンズ”らしいナンバーもあるし。
マイティ・アヴェンジャーズとかルルとかはなかなかのものです。確かに飛び切りポップとかキャッチーでは無く。
全体的に霧の中の如き輪郭の曖昧さがありますが。その寝惚け眼の街を歩いている様な、その雰囲気も。
どこか'60年代半ばのストーンズにも相通じるところがあって心惹かれるものがあったりするのです。

月曜日の夜。
雨に濡れた。
物憂げな空気は重たくて。
こんな日は。
こんな夜は。

俺だけじゃなくて。
街だって。
この街だって。
眠気を堪えてて。
早く眠りにつきたいんだろうなと。

そんな街の片隅で。
眠気に抗いながら。
回らなかった頭を垂れたまま。
電車に揺られながら。
今日一日を振り返ってみる。

寝惚けた街の片隅で。
ぼんやりと。
でも。
ハッキリと。
呟いてみる。

かったるかったな。

寝惚けた街の片隅で。
寝惚けたままの一日が。
ようやく終わろうとしている。

本当にさ。
月曜日は。
雨の月曜日は。
駄目なんだな。
その。
かったるさが。
好きではあるけれど。



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