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2011/03/08 Tue *朝と夜の間に / Otis Rush

20110308mourninginthemorning


朝と夜の間に。

朝はね。
午前中はね。
お昼まではね。

大人しいですよね。
静かですよね。
なんだか。
難しい顔して。
考え込んでいるのか。
思いに耽っているのか。
何かを嘆いているのか。

そんなことはないけれど。

話していても。
テンションは低いかな。
頭は動いているけれど。
その動き。その早さ。
いささか。
鈍いかな。遅いかな。
意識はしていないけれど。

朝と夜の間に。

『Mourning In The Morning』'69年リリース。
マスル・ショールズで録音されたオーティス・ラッシュにとって初めてのアルバム。
プロデュースはマイク・ブルームフィールドとニック・グレイヴナイツです。
その評価に比して、様々な事情で録音の機会に恵まれることの少なかったラッシュです。
ラッシュらのブルースから多大な影響を受けてきたマイクやニックにしてみれば。少しでも恩返しをと。
そんな心意気で。そして。勿論。憧れのラッシュと仕事ができる、ブルースを創れる喜びもあったかなと。
それがやや力みになって。入れ込み過ぎて。オーヴァー・プロデュース気味なところもあった様です。
つまり考え過ぎちゃって。ラッシュならではのストレートな爆発する力、その威力を殺いでしまったところも。
そんなナンバーも。ブルース・ロックとして聴けば十分に魅力的なんですけどね。
そう。ブルース・ロックとして考えると。聴きながら改めて。ラッシュの影響力の大きさを実感させられます。
もともと。ラッシュ本人も。その精神状態や感情のあり方によって出来不出来・・・出来の良さに波があって。
ライブでもスタジオ録音でも。良い時は、ツボにはまった時のその素晴らしさ、凄さは凄まじいのですが。
このアルバムでは「Gambler's Blues」が。その爆発具合が堪らなくて。この1曲だけで価値があるぞと。
ラッシュと言えば、何を差し置いてもコブラ時代ではありますが。この1曲はそれに匹敵するぞと。
このテンションでねぇ、他の曲も弾いていたらとも思いますが。その落差の激しいところがラッシュですからね。

朝と夜の間に。

夜はね。
午後はね。
真夜中までね。

元気いっぱいですよね。
うるさいぐらいですよね。
なんだか。
楽しそうな顔して。
考えるのも。
思いを巡らせるのも。
何かを企んでいそうで。
とにかく。
楽しそうですよね。

そんなことはないけれど。

話していても。
テンションは高いかな。
頭はが動いているのが。
その動きが。その早さが。
確かに。
その様が。その音が。
見える様で。聞こえる様で。

画がね。
言葉がね。
次から次へとね。

朝と夜の間に。

何が横たわっているのか。
何が起きているのか。
解らないけれど。

午後のテンションで。
一日中とも。
でもね。
そうはいかないから。
その塩梅が。その加減が。
いいんだよ。
そういうことにしておこう。



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