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2011年3月

2011/03/25 Fri *止めてくれるな / 内田裕也&ザ・ヴェンチャーズ

20110325yuyameetstheventures


唐獅子牡丹。
じゃないけれど。
誰だって。
俺だって。
背中に背負ってるものの。
ひとつやふたつ。
あるんだよ。

あるからさ。
そいつに懸けても。
譲れないものの。
やらなきゃならないことの。
ひとつやふたつも。
あるんだな。

止めてくれるな。

『Hollywood 』'75年リリース。
内田裕也、裕也さんがハリウッドに乗り込んでヴェンチャーズと録音したアルバム。
裕也さんとヴェンチャーズです。ロックンロールに決まってます。ひたすらロックンロールです。
物見遊山でもなく、遊び半分でもなく。正面からガチンコでぶつかって、ガッチリ組んで。
裕也さんとヴェンチャーズならではのロックンロールをこれでもかとぶちかましてくれています。
裕也さんもヴェンチャーズも言ってみればこれしかできなくて。それはたぶん今も変わらなくて。
いま同じ企画でやったとしても。きっと同じ様なロックンロール一筋のアルバムになるんだろうなと。
その背負ったものへの思い、一途さ。背負ったものに懸ける生真面目さ。その潔さが素晴らしくて。
そんな。まったくもって不器用な。男ドアホウロックンロール、ロック馬鹿一代振りがもう、堪りません。
特に裕也さんの凄いところは、そのロックに対する確信の深さ、ロックンロールに対する迷いの無さです。
歌が上手くなかろうと、ヒット曲が無かろうと。関係無いのです。どれだけロックを信じているかなのです。
その信じたものを胸に抱いて。背中に背負って。思うがままに、信ずるがままに転がっている。
その一点において、自分は裕也さんが好きなのです。いや、ここまではできるもんじゃないもんな、ほんと。
自分も相当なロック馬鹿ですが。一角の者だと秘かに自負していますが。裕也さんにはその比じゃないですから。
ロックンロール、それだけを信じて、背負って。何の迷いも無く躊躇いもなくやっちゃいますから。敵いません。

脛に向う傷。
じゃないけれど。
誰だって。
俺だって。
闘わなきゃならない時が。
逃げてられない時が。
あったんだよ。

あったからさ。
そいつに懸けても。
守らなきゃならない。
やらなきゃならないことの。
ひとつやふたつも。
あるんだな。

止めてくれるな。

馬鹿なら馬鹿で。
構わない。
馬鹿であることは。
間違いない。

それでも。
背負ってるものがある。
闘わなきゃならない時がある。
信じてるなら。
懸けてるなら。
やらなきゃならないことがある。

未だ燃えている。
未だ燃えられる。
ロック馬鹿一代。
やれることがある。
やらなきゃいけないことがある。

だから。
止めてくれるな。



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2011/03/24 Thu *ほしいもの、必要なもの / アン・ルイス

20110324loveandpeaceandrocknroll


いま。
ほしいもの。

いま。
側に。此処に。
あって。いて。
ほしいもの。

いろいろ。
ありそうで。
選べなくて。
なんにも。
なさそうで。

でも。
欲してるもの。
求めてるもの。
訴えてくるもの。
あって。

そうなんだ。

『Love And Peace And Rock 'N Roll』'86年リリース。
歌謡ロックの女王(?)アン・ルイス、PINXを率いてのライブ・アルバム。
ヒット曲も満載でベスト・アルバムとしての役割も果たしていると言えるかもです。
歌謡ロック・・・まぁ、ロックなんですけどね。アン・ルイスのヴォーカルも、PINXのサウンドも。
この頃は未だ歌謡曲とロックの間には壁があった・・・歌謡曲ってジャンルが健在だったて言うことですね。
カッコ良くて、過激で、セクシーで、チャーミングで、ロックしてるアン・ルイス、ご機嫌です。
何と言うか。底抜けに陽気で。無闇に前向きで。元気と自信に溢れてて。自分もみんなも大好きでって。
それだけじゃただの馬鹿じゃないのかってところですが。哀しさとか、切なさとかね。そんなものも飲み込んで。
いいじゃん、いいじゃん、明るく笑って、派手に一発ぶちかまそうぜって。ロックンロールだぜって。そこがね。
そんな健気な、ロックな覚悟がね。アン・ルイスの笑顔と歌声には感じられるところが好きだったのです。
まぁ、単純に。一連のヒット曲がツボにはまって好きだったってのもあるのですが。色々と思いでもあるし・・・
「.あゝ無情」「I love You より愛してる」「ラ・セゾン」「Luv-Ya」「In Pleasure」そして「六本木心中」と。
これだけ並べてしまったこのアルバムのB面なんてもうこれは反則でしょうと。そりゃないぜと。降参しますと。
そうなんだ。ほしいものは愛と平和と。そしてなによりロックンロールだぜと素直に自白してしまうのです。

いつも。
ほしいもの。

いつも。
側に。此処に。
あって。いて。
ほしいもの。

いろいろ。
あって。
選べなくて。
なんにも。
なかったようで。

でも。
欲してるもの。
求めてるもの。
訴えてくるもの。
あったんだ。

そうなんだ。

ほしいもの。
必要なもの。

誰かの歌声。
誰かの抱擁。
誰かの温もり。

覚悟を秘めた。
その思い。
その笑顔。

いいじゃん。
いいんじゃやない。
ぶっ飛ばしていこうぜって。

そうなんだ。
いつも。
いまも。
ほしいもの。
必要なもの。

愛と。
平和と。
そして。そして。
ロックンロール!



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2011/03/23 Wed *星が見えたら / The Blue Hearts

20110323youngandpretty


星が。
見えるかな。

いま。
ここで。
この街角で。
夜空を見上げたなら。
僕達には。
星が見えるだろうか。

いま。
そこで。
どこかの街角で。
夜空を見上げたなら。
彼等には。
星が見えるだろうか。

もし。

星が。
見えたら。
見えたなら。
何かが。
少しは。
変わるかな。

『Young And Pretty』'87年リリース。
ブルー・ハーツの2枚目のアルバム。
確かこのアルバムで初めて外部のプロデューサーを起用したとかで。
そのプロデューサーにしごかれながら、8ビート以外のナンバーにも挑んでいて。
相当苦労したようですが。結果として凄く“ロック・バンド”らしくなったなと当時感じました。
瑞々しさや性急さ、優しさや切なさはそのままにスケール・アップしたかなと。
またマーシーがリード・ヴォーカルをとっているナンバーが初めて収録されたアルバムでもあって。
ヒロトとは異なる、ぶっきらぼうでいて切ない、その歌声によって新たな魅力や可能性も感じさせてくれました。
実は、このマーシーの歌声が大好きで。「ラインを越えて」とか「チェインギャング」にどれほど痺れたことか。
その歌詞もまた、何と言うか。水をぶっかけられて、背中を蹴飛ばされて、胸の奥をギュツと掴まれる様でね。
勿論、ヒロトのふざけ散らしている様で真摯で、温かい歌声や歌詞も変わらずに好きではあって。
「ロマンチック」とか、このアルバムの為の新曲だったという「星をください」とか。その優しさが堪りません。
時に厳しい現実をちゃんと見つめて。噛みつき立ち向かいながら。ユーモアを忘れず、優しく笑ってみせる。
そんなブルー・ハーツの世界に随分助けられた時期があったし、いままたとても胸に沁みたりするのです。
見上げた夜空でまたたいている星を見つけた時と同じ様な温かさが胸に宿ったりするのです。

星が。
見えるかな。

いま。
ここで。
この街角で。
夜空を見上げたなら。
僕達には。
星が見えるだろうか。

いま。
そこで。
どこかの街角で。
夜空を見上げたなら。
彼等には。
星が見えるだろうか。

もし。

星が。
見えたら。
見えたなら。
何かが。
少しは。
変わるかな。

星のまたたきが。
星の輝きが。
闘う。立ち向かう。
誰かの胸に。
温かなものを届けてくれたなら。
誰かの心に。
ユーモアを思い出させ。
誰かの顔に。
笑顔が戻ってくれたら。
いいなと。

なによりも。
立ち止まって。
夜空を見上げる。
星を探す。見つめる。
そんな心の余裕が。
一瞬でも生まれれば。
いいなと。

節電の効果か。
幾つかの星のまたたきを。
この街角でも見ることができました。

星が見えたら。



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2011/03/20 Sun *音楽は鳴り止まない / 麗蘭

20100320reirann


音楽は鳴り止まない。

変わらぬ日々を送ること。
無理にでも。
気持ちを奮い立たせてでも。
笑顔を忘れず毎日を過ごすこと。

そんな日常を保つことで。
心に余裕を持つことができれば。

これからの長い道のりを。
諦めずに、立ち止まらずに。
歩いていく誰かの。
支えになる何かを。
届けられる力を持てたらいいなと。
持ち続けられたらいいなと。

こんな時だけど。
こんな時だからこそ。
そこに音楽があること。
そこで音楽が鳴っていること。
音楽が鳴り止まないこと。

それが。
誰かの。自分の。
笑顔を呼ぶことができれば。
誰かの。自分の。
力の源にでもなればと。

音楽は鳴り止まない。

『麗蘭』'91年リリース。
仲井戸麗市、チャボと土屋公平、蘭丸によるユニットの1stアルバム。
RCサクセションとストリート・スライダーズの活動休止によって生まれた麗蘭。
当初はライブ・ツアーの活動だけの筈が。それで納まる、それで終われる訳もなく。
ライブ・ビデオ、そしてライブで育まれた空気と時間を詰め込んだアルバムの制作へと。
RCも、スライダーズも大好きだったので。そしてチャボと蘭丸のギターも大好きだったので。
RCとスライダーズの活動休止は悲しくて。その分も麗蘭への期待は大きくて。
ライブには何度も足を運んだし。このアルバムも直ぐに入手して聴きまくってました。
(アルバムより先に出たライブ・ビデオ『Welcome Home!』も何度も何度も観てました)
ソウル、ブルース、そしてR&Bへの愛情に満ちて、そのフィーリングを身に纏っているチャボと蘭丸。
その2人のギターの絶妙な絡み具合が素晴らしいのは言うまでも無いのですが。それにも増して。
ギターを弾くこと、歌を歌うこと、音楽を奏でること、その音楽が鳴り響き伝わっていくこと。
その楽しさ、その嬉しさ、その切なさ、その儚さが、その素晴らしさが、それがいかに幸福であるか。
そのことが。そのライブと同じ様に。その熱気、その温かさと共に見事に描かれているアルバムなのです。
アナログ2枚組、4面に渡ってチャボの、蘭丸の描く世界にどんどん惹き込まれてしまうのですが。
特に「今夜R&Bを・・・」そしてそして「ミュージック」と。この2曲から滲み出る、溢れ出す。
その音楽への憧憬、音楽への深い愛情、音楽が大好きなんだって思いが、もう堪らないのです!

音楽は鳴り止まない。

変わらぬ日々を送ること。
無理にでも。
気持ちを奮い立たせてでも。
笑顔を忘れず毎日を過ごすこと。

そんな日常を保つことで。
心に余裕を持つことができれば。

これからの長い道のりを。
諦めずに、立ち止まらずに。
歩いていく誰かの。
支えになる何かを。
届けられる力を持てたらいいなと。
持ち続けられたらいいなと。

こんな時だけど。
こんな時だからこそ。
そこに音楽があること。
そこで音楽が鳴っていること。
音楽が鳴り止まないこと。

それが。
誰かの。自分の。
笑顔を呼ぶことができれば。
誰かの。自分の。
力の源にでもなればと。

音楽は鳴り止まない。

こんな時だけど。
こんな時だからこそ。
そこに音楽があること。
そこで音楽が鳴っていること。
音楽が鳴り止まないこと。

そして。
駆けつけてくれる。
メッセージを送ってくれる。
そんな。
誰かの。皆の。
思いが。笑顔が。
音楽と共に。
アルコールと共に。
広がって。
心が。
優しさで潤されていく。
そんな一時が。
そんな夜が。
そうなんだ。
ここにあるんだ。

音楽は鳴り止まない!



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2011/03/19 Sat *ロックンロールが聴こえる / John Lennon

20110319rockandrolloriginal


聴こえる。
それでも。
いまも。
聴こえるんだ。

なぁ。
どうしよう。
なぁ。
どうしたらいいんだろう。
いま。
何ができるんだろう。
何をしなくちゃいけないんだろう。

なぁ。
どうしよう。
わからないんだ。
何かしたい。
何かできるはずだ。
でも。
その為に。

いま。
自分が。
自分たちが。
立ち止まらないために。
立ち尽くさないために。
必要なもの。
それを。
いま。
鳴らしてもいいのかな。
止めなくてもいいのかな。

なぁ。
教えてくれないか。
なぁ。

『Rock 'N' Roll』'75年リリース。
ジョン・レノンが自らのルーツ、大好きなロックンロールを歌ったアルバム。
ヨーコと一時期別居して、酒浸りの“失われた週末”を過ごして。このアルバムの為の録音でも。
プロデューサーのフィル・スペクターがマスター・テープを持ったまま失踪してしまったりと。
踏んだり蹴ったりで。結構ボロボロで。きつかったんじゃないかと思われる当時のジョンです。
きつい時、辛い時、大好きなロックンロールに帰ることを、ロックンロールを歌うことを選んだジョンです。
元々はもっと気楽に。ただ単に好きだから、ただ大好きだから歌ってみよう、それだけだったのでしょうが。
何故ロックンロールなのか?ロックンロールだったのか?ジョンにはそれしかなかったから。
悪ガキで、ツッパリで、チンピラで。そして寂しがり屋のジョンにはロックンロールしかなかったんだろうなと。
ジョンはキースと一緒で。ロックンローラーじゃない姿が想像できないもんな。他のことなんかやれないよなと。
そう。ジョンはロックンローラーなのです。決して愛と平和だけの人では無いのです。いつも言ってるけれどね。
そう。そんなロックンローラーのジョンだから大好きだし、信じているんだよなと。そうなんだよなと。
そう。いまも信じている。ロックンロールを大好きだと臆面もなくこんなアルバムを創ってしまったジョンをね。
俺もロックンロール大好きだし、ロックンロールしかないしね。だから。そうなんだよとね。
きっと。ジョンも。いつも聴いてたんだろうなと。ジョンにも。いつも聴こえてたんだろうなと。ロックンロールが。
だから。いまも。何かあると。何かに迷うと。ジョンに。話しかけてしまうのです。訊いてしまうのです。
たぶん。それは。ジョンに背中を蹴飛ばされたって。そんな後付けの理由が欲しいだけだったりもするのですが。
そして。いまも。今日も。今夜も。ジョンのロックンロールが聴こえる、聴こえてくるのです。

聴こえる。
それでも。
いまも。
聴こえるんだ。

なぁ。
どうしよう。
なぁ。
どうしたらいいんだろう。
いま。
何ができるのか。
何をしなくちゃいけないのか。

なぁ。
どうしよう。
わかってるんだ。
何がしたい。
何ができるか。
でも。
その為に。

いま。
自分が。
自分たちが。
立ち止まらないために。
立ち尽くさないために。
必要なもの。
それを。
いま。
鳴らすことができるのかな。
止めない勇気を持てるのかな。

なぁ。
教えてくれないか。
なぁ。

違うな。

なぁ。
背中を蹴飛ばしてくれないかなぁ。
なぁ。
歌ってくれないかなぁ。
そう。
そうなんだ。
聴こえる。
聴こえるんだ。
聴こえてくるんだ。

そう。
ロックンロールが聴こえるんだ。

そう。
だから決まっているんだ。
決まっていたんだ。
決めていたんだ。
俺は。
俺も。
ロックンロールを止めはしないんだ!



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2011/03/18 Fri *そのままの自分を / The Rolling Stones

20110318loveyouliveukorg


そのままで。
いいんじゃない。
無理しなくても。
変えなくても。
そのままで。

思いがあって。
やる気もあって。
ちゃんと。
向き合ってるなら。
立ち向かってるなら。

そんな。
そのままの。
今の。
自分を。
好きになれば。
好きでいれば。
いいんじゃない。

『Love You Live』'77年リリース。
ローリング・ストーンズとって3枚目のライブ・アルバムとなった2枚組のライブ・アルバム。
'75年のロスとトロント、'76年のパリとロンドンでの録音を中心に。'77年のエル・モカンボでの4曲も収めて。
2枚組、4面でストーンズのご機嫌なライブを疑似体験できる、そんな素晴らしいアルバム。
当時は、まさかストーンズが来日できるなんて思ってもみなかったし、海外へ観に行くなんて発想もなかったし。
NHKのヤング・ミュージック・ショーで観たパリ・ライブでストーンズにノック・アウトされて。
リリース直後のこのアルバムを買いにレコード屋さんに走って。そうこれがストーンズの“ハジレコ”だったのです。
ビデオも普及してなかったですからね。このアルバムを繰り返し聴きながら、パリ・ライブを思い出しながら。
いつか絶対にストーンズのライブ観るぞって。でもどうしたらいいかは全然想像もつかない世界だったけど。
だから。特にA面とD面がですね。パリ・ライブとダブってですね。特に聴き込んでたかな。
C面のエル・モカンボ・サイドが渋くていいなぁ、なんてのは当時は全然解ってなかったよなぁ(苦笑)。
そんなガキの頃から、今に至るまで。ずっと聴いていて。ずっと変わることなく好きで。大好きで。
時々によって聴き方や感じ方は変わったりするけれど。その思いだけは何も変わることはなくて。
昔は解ってなかったけど。ストーンズとしてもミック・テイラーが脱退して、ロン・ウッドが加入しての過渡期で。
完成度の高かったコンビネーションを失って、もう一度再構築して、新たなうねりを生み出さなきゃならなくてと。
そんなことも。このアルバムではあっさりとやり遂げてるようで。いや、勿論それなりに苦労もしただろうけど。
でも。なによりも。ロックが、ライブが。大好きなんだぜ。楽しんだぜ。ご機嫌なんだぜって。
そんな。そのまんまの。ストーンズの思いや姿勢があるから、またご機嫌なうねりを生み出したんだろうなと。
そして。そんなストーンズが好きだった思いは変わらないから。いまも。ガキの頃のまま。そのまんま。
そのままで。ストーンズ好きなんだなと。それでいいかなと。無理しても、変わってもロクなことないしね(笑)。

そのままで。
いいんじゃない。
無理しなくても。
変えなくても。
そのままで。

思いがあるって。
やる気もあるって。
ちゃんと。
向き合ってるなって。
立ち向かってるなって。

解ってるから。
信じてるから。
それだけは。
そこだけは。
疑いもしないから。

そんな。
そのままの。
今の。
自分を。
好きになれば。
好きでいれば。
いいんじゃない。

そんな。
そのままの。
今の。
自分が。
笑っていられる。
楽しんでいられる。
そうしながら。
歩いて行けるなら。
そんな。
そのままの。
今の。
自分を。
受け入れてくれる。
受け止めてくれる。
皆を。
世界を。
その一員である。
そのままの。
自分を。
好きでいれば。
今の。
そこで生きている。
自分を。
好きでいれば。
いいんじゃない。

いいんだよ!



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2011/03/15 Tue *前へ・・・ / Robert Johnson

20110315kingofthedelyabluessingers


前へ。
前へ。
歩いていかなくちゃ。
進んでいかなくちゃ。

立ち止まらず。
立ち尽くさず。
なんだけど。
心重く。
体も重く。

そうなんだ。
目に見えるもの。
手に触れられるもの。
変わってはいないのに。
そう見えるのに。
まだ触れられるのに。

見えない。
触れられない。
何かが。
その。
足音が。
聞こえる気がして。

立ち止まる。
立ち尽くす。

『King Of The Delta Blues Singers』'61年リリース。
'36年11月と'37年6月に行われた5回のレコーディング。それがロバート・ジョンソンの遺した総て。
その中から16曲を集めたこの初めてのアルバムが今も語り続けられるジョンソンの伝説の始まりだったかなと。
今では決定的な3枚組のボックスも出ていますが。初めてジョンソンと出会ったこのアルバム、忘れられません。
正直、最初は何が何だか解らなかったし。どこが凄いんだか、どこが魅力的なんだかとさっぱりで。
キースが、クラプトンが。どこに魅せられて、どこに惹かれたんだろうと。なんだかなぁと。
そんなものだったのですが。でもキースが好きなんだからと。時々思い出しては針を落としていました。
そうしたら、ある日突然に・・・ではなく。いつのまにか。ここに。そこに。沁み込んで。棲みついて。しまったなと。
胸の内からブルースが聴こえてきたり、ふと気づくと隣で、背後で何かが見つめていたり、笑っていたり。
その度に。震えたり、慄いたり。見えない、触れられない何かに気づかされたり。そのことが恐ろしくもありながら。
あぁ、そうなんだよと。そんなもんだろうと。そんなものを忘れずに、恐れずに。ただそうなんだと引き受けて。
歩いていくのだと。進んでいくのだと。所詮、突き詰めれば、そんなものだと。覚悟を決めさせられるのです。
最近では針を落とす機会も減りましたが。ジョンソンのブルースはいつもいつも胸の内で鳴っていて。
なにかあると。その声が、そのギターが。決して忘れてはならない、恐れてはならないものを思い出させます。
それにしても。どうやったら1人で弾いていて、こんな音が鳴らせるんだろう?多分、一生解らないだろうなぁ・・・

前へ。
前へ。
歩いていかなくちゃ。
進んでいかなくちゃ。

立ち止まらず。
立ち尽くさず。
なんだけど。
心重く。
体も重く。

そうなんだ。
目に見えるもの。
手に触れられるもの。
変わってはいないのに。
そう見えるのに。
まだ触れられるのに。

見えない。
触れられない。
何かが。
その。
足音が。
聞こえる気がして。

立ち止まる。
立ち尽くす。

今までも。
そうだったじゃないか。
見えないもの。
触れられないもの。
あったじゃないか。
そんなものに。
震えたり。
慄いたり。

それでも。
そのことを。
引き受けて。
忘れずに。
恐れずに。
覚悟を決めて。
引き受けて。
きたんじゃなかったのか。

だから。
いま。
ここで。
こうしているんじゃないか。
そうだろう。
そうだっただろう。
いままでより。
目に見えないもの。
触れられないもの。
多いだけ。
大きいだけ。
その足音が気になるだけ。
そうだろう。

だから。
心重くても。
体も重くても。
前へ。
前へ・・・



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2011/03/11 Fri *終わらない歌 / Otis Spann

20110311thebluesneverdie


あの。
一瞬に。
どれだけのものが。
失われたのか。

あの。
一瞬から。
どれだけの悲しみが。
生まれてしまったのか。

あの。
一瞬が。
もたらした苦しみは。
いつまで続いていくのか。

あまりの。
ことに。
その。
測り知れないものの。
前で。
立ち尽くしそうになる。
立ち止まってしまいそうになる。

解らない。
何が起きている。
解らない。
何ができる。
解らない。
何故ここにいる。

それでも。
それだからこそ。
いまも。
これからも。

『The Blues Never Die』'65年リリース。
シカゴ・ブルースを代表する名ピアニストにして、マディ・ウォーターズ一家の番頭格だったオーティス・スパン。
そのスパンが当時のマディ・ウォーターズ・バンドの面々を従えて制作したソロ・アルバム。
スパン自身はフロントに立つのは好きでは無かったらしく。このアルバムでも僚友であるジェームス・コットンを。
そのコットンのブルース・ハープをフューチャーして、さらにはリード・ヴォーカルも5曲づつ分け合っていたりします。
ある意味、コットンとの双頭アルバムとも言えるアルバムで、親分マディも変名で参加しているとかのことですが。
その変名が“ダーティ・リヴァース”って。幾らなんでもそれは無いだろうと。クレジットまでされてますけどね。
そのマディ参加の真偽はともかくとして。スパンに、コットンに。天下無敵のマディのバンドの面々が揃っていて。
スパンの転がるピアノに、コットンの生々しいハープを中心として。そのまとまり、一体感も素晴らしく。
シカゴ・ブルースここにありと。タイトル通りの、ブルースは終わらない、不滅だとの思いに満ちたアルバムです。
そう。ブルースなんて言うと。悲しくて哀れなだけの歌だなんて勘違いしてる輩が未だにいるみたいですが。
とんでもない。勿論、どうしようもない差別や、農場での過酷な労働や。それらを背景に生まれたものですが。
それでけでなく。それ以上に。飲みたい、食べたい、愛し合いたい、やりたい、踊りたい、歌いたいんだと。
とどのつまり。生きたいんだ、生きていきたいんだ、生き続けてやるんだと。その貪欲でしぶとい生命力こそが。
その生命力に満ちた輝き、明るさこそがブルースなのです。だからこそ奏でられ続けて、歌われ続けて。
ロックン・ロールなんて子供まで産み落として。いまも、これからも。続いていくのです。転がっていくのです。
だから。終わらないのです。不滅なのです。この終わらない歌を僕達も歌い続けていかなくてはいけないのです。

あの。
一瞬に。
どれだけのものが。
失われたのか。

あの。
一瞬から。
どれだけの悲しみが。
生まれてしまったのか。

あの。
一瞬が。
もたらした苦しみは。
いつまで続いていくのか。

あまりの。
ことに。
その。
測り知れないものの。
前で。
立ち尽くしそうになる。
立ち止まってしまいそうになる。

解らない。
何が起きている。
解らない。
何ができる。
解らない。
何故ここにいる。

それでも。
それだからこそ。
いまも。
これからも。

終わらない歌を。
歌い続けよう。
立ち尽くさない様に。
立ち止まってしまわない様に。
立ち尽くしている誰かの肩を抱ける様に。
立ち止まってしまっている誰かの手を取り共に歩ける様に。
誰かの笑顔の為に笑える様に。
そんな心を。そんな力を。
持てる様に。持っていられる様に。
終わらない歌を。
歌い続けよう。


震災の発生時は。
ビルの10階にいて。
生きてて初めて。
これはヤバいかなと。
感じました。

その時に感じた恐怖と。
その日に帰宅難民になっただけで。
とりたてて被害を受けるわけでもなく。
そのことが如何に幸福であることかと。
今までの平穏な日々が如何に幸福であったかと。

その日以来。
目に映る。耳に届く。
様々なことに。
心震え。心乱され。
無力感と底知れぬ恐怖に慄いたり。
得も言われぬ怒りに震えたり。
訳もなく涙が溢れてしまったり。

それでも。
必死に。
生き抜こうとしている人達がいる。
必死に。
闘っている人達がいる。
真摯に。
自分にできることに取り組んでいる人達がいる。

その事実が。
自分の背中を押してくれています。
自分の心を優しさで潤してくれます。
自分の顔に笑顔を忘れるなと語りかけてくれます。
だから。
自分も一歩、一歩歩いていこうと思うのです。



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2011/03/08 Tue *朝と夜の間に / Otis Rush

20110308mourninginthemorning


朝と夜の間に。

朝はね。
午前中はね。
お昼まではね。

大人しいですよね。
静かですよね。
なんだか。
難しい顔して。
考え込んでいるのか。
思いに耽っているのか。
何かを嘆いているのか。

そんなことはないけれど。

話していても。
テンションは低いかな。
頭は動いているけれど。
その動き。その早さ。
いささか。
鈍いかな。遅いかな。
意識はしていないけれど。

朝と夜の間に。

『Mourning In The Morning』'69年リリース。
マスル・ショールズで録音されたオーティス・ラッシュにとって初めてのアルバム。
プロデュースはマイク・ブルームフィールドとニック・グレイヴナイツです。
その評価に比して、様々な事情で録音の機会に恵まれることの少なかったラッシュです。
ラッシュらのブルースから多大な影響を受けてきたマイクやニックにしてみれば。少しでも恩返しをと。
そんな心意気で。そして。勿論。憧れのラッシュと仕事ができる、ブルースを創れる喜びもあったかなと。
それがやや力みになって。入れ込み過ぎて。オーヴァー・プロデュース気味なところもあった様です。
つまり考え過ぎちゃって。ラッシュならではのストレートな爆発する力、その威力を殺いでしまったところも。
そんなナンバーも。ブルース・ロックとして聴けば十分に魅力的なんですけどね。
そう。ブルース・ロックとして考えると。聴きながら改めて。ラッシュの影響力の大きさを実感させられます。
もともと。ラッシュ本人も。その精神状態や感情のあり方によって出来不出来・・・出来の良さに波があって。
ライブでもスタジオ録音でも。良い時は、ツボにはまった時のその素晴らしさ、凄さは凄まじいのですが。
このアルバムでは「Gambler's Blues」が。その爆発具合が堪らなくて。この1曲だけで価値があるぞと。
ラッシュと言えば、何を差し置いてもコブラ時代ではありますが。この1曲はそれに匹敵するぞと。
このテンションでねぇ、他の曲も弾いていたらとも思いますが。その落差の激しいところがラッシュですからね。

朝と夜の間に。

夜はね。
午後はね。
真夜中までね。

元気いっぱいですよね。
うるさいぐらいですよね。
なんだか。
楽しそうな顔して。
考えるのも。
思いを巡らせるのも。
何かを企んでいそうで。
とにかく。
楽しそうですよね。

そんなことはないけれど。

話していても。
テンションは高いかな。
頭はが動いているのが。
その動きが。その早さが。
確かに。
その様が。その音が。
見える様で。聞こえる様で。

画がね。
言葉がね。
次から次へとね。

朝と夜の間に。

何が横たわっているのか。
何が起きているのか。
解らないけれど。

午後のテンションで。
一日中とも。
でもね。
そうはいかないから。
その塩梅が。その加減が。
いいんだよ。
そういうことにしておこう。



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2011/03/07 Mon *嵐の月曜日 / Junior Wells

20110307itsmylifebaby


雨の日と。
月曜日は。
なんてものではなく。
嵐の月曜日。

それも。
ここのところ。
月曜日になると。
雨。雪。雨。
そして。
嵐。

どんなに。
調子が良くても。
どんなに。
やる気があっても。
どんなに。
楽しくても。

調子が狂う。
やる気も失せる。
気分も滅入る。
まったくもって。
苦手なんだ。
駄目なんだ。
嵐の月曜日。

『It's My Life, Baby!』'67年リリース。
ジュニア・ウェルズのヴァンガード移籍後初のアルバム。
盟友バディ・ガイをギターに迎えて。シカゴのクラブでのライブが4曲。スタジオ録音が8曲。
ドラムをエイシズのフレッド・ビロウが叩いているライブの4曲がより魅力的であったりはしますが。
スタジオ録音にもウェルズの好調さはみてとれて。全12曲、そのまとまりの良さもあっていいアルバムです。
特にライブでのスロー・ブルースにおけるエグさには、あぁ、シカゴ・ブルースの本流を感じさせつつ。
スタジオ録音では“ブルース界のJ・B”の名に恥じない飛びっきりのファンキーさもあって。
その双方を何の違和感もなく同居させ、身に纏っているところがウェルズならではだなと。
いつもの様に狂気を孕んだバディのギターとの相性も良く・・・好きな様に弾かせて暴れさせながら。
しっかりと自分の相棒として。その魅力を最大限に引き出しつつ、自らも輝いてみせるウェルズなのです。
珍しくストマン、「Stormy Monday Blues」なんてスタンダードなブルースもやっていて。
それらも含めて。タイトル通りに。ウェルズの生き様、やり方、ブルースを感じさせてくれるアルバムでもあります。

雨の日と。
月曜日は。
なんてものではなく。
嵐の月曜日。

それも。
ここのところ。
月曜日になると。
雨。雪。雨。
そして。
嵐。

調子が良いとか。
悪いとかじゃなく。
やる気があるとか。
無いとかでもなく。
あんなに楽しかったにと。
思いださなきゃならなくて。

調子とか。
やる気とか。
どうでもよくなって。
まったくもって。
苦手なんだ。
駄目なんだ。
嵐の月曜日。

早く。
雨あがらないかな。
早く。
風やまないかな。
早く。
火曜日にならないかな。

誰が何と言おうとも。
誰に何を言われようとも。
雨の日と。
月曜日。
嵐の月曜日。
苦手なんだ。
駄目なんだ。

いいだろう。
それは。
それが。
俺の生き方なんだから・・・



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2011/03/06 Sun *靴ひもをギュっとね / Grin

20110306grin


色々とあれば。
色々と考えて。
どうしようもないこと。
どうにもならないこと。
解ってはいても。
考えてしまって。

気づくと。
足が止まっていて。
ステップを踏むことも。
飛び跳ねることも。
駆けだしていくことも。
忘れてしまったかの様で。

いけない。
いけない。
そんな時は。
そう。
そうなんだ。
靴ひもをギュっとね。

『Grin』'71年リリース。
ニール・ヤングのアルバムに参加して颯爽とシーンに現れたニルス・ロフグレン。
そのニルスが10代の頃に結成して活動を続けていたバンド、グリンの1stアルバム。
ニルスは未だ20歳か19歳だったはずで。ニルスもまた早熟なミュージシャンの一人だったのだなと。
そう言えば、ソロになってからのニルスはギター小僧なんて呼ばれていたりもしましたっけね。
そうです。ニールと言えばキース・リチャーズの信奉者としても有名ですからね。
ギタリストとしてのイメージが強い・・・と言うかギタリストなんですけどね、勿論。
このアルバムではそんなニールのギターだけが目立つわけでもなく。バンドとしてのバランスがよくて。
小気味いい、心地良いサウンドの中で。ニールのちょっと線の細いヴォーカルがいい感じで。
その軽さが。ステージで後方宙返りを披露するほど身軽なニルスらしいな、なんて思ったりもします。
3曲でニール・ヤングとクレイジー・ホースも客演していて。すると途端に『After The Gold Rush』なのはご愛嬌。
ジャケットに写っているスニーカーを履いた足元、その足取りの如くの軽快さが魅力的なアルバムです。

色々と考えるほど。
色々とありもせず。
どうにでもなること。
どうにもならないと。
余計に。複雑に。
考えてしまって。

気づくと。
足が止まっていて。
ステップを踏むことも。
飛び跳ねることも。
駆けだしていくことも。
できなくなってしまいそうで。

いけない。
いけない。
そんな時は。
そう。
そうなんだ。
靴ひもをギュっとね。

靴ひもをギュっと。
固く結びなおして。
トントンと。
地面を蹴って。
忘れてないよと。
できるぞと。
さぁ。

ステップを。
ジャンプを。
ダッシュを。

考える前に。
考え過ぎる前に。
やってみようと。
やってきたじゃないかと。
その身軽さを。
その軽やかさを。
もう一度と。

靴ひもをギュっとね!



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2011/03/05 Sat *終わらない、眠らない / Neil Young & Crazy Horse

20110305rustneversleeps


どうしたって。
どうやっても。
どうなったとしても。

終わらない。
眠らない。
そんなものが。
そんな思いが。
そんな何かが。
ある。

隠している。
見せない様にしている。
見ない様にしている。
そんな何かが。
ふと。
顔をのぞかせる。
ふいに。
現れる。

どうしたって。
どうやっても。
どうなったとしても。

『Rust Never Sleeps』'79年リリース。
錆びることをよしとしない、そして今も燃え尽きることのないニール・ヤング。
そんなニールの姿勢が鮮明になった、その宣言が痛烈だったアルバム。
A面がアコースティック・サイド、B面がエレクトリック・サイドと明確な色分けがされていて。
その振幅の広さ、激しさがニールだなと。己が胸の内にある何かを引っ張り出して晒して。
その訴えかけてくるものを静かにしかし力強く、そして烈しく爆音で奏で歌うニールです。
そのニールの抱える何か、ニールが突き付けてくる何か。それを象徴しているのが。
冒頭の「My My, Hey Hey (Out Of The Blue)」と掉尾の「Hey Hey, My My (Into The Black)」で。
力強いアコギのカッティングに乗せて、そしてエレキの爆音を従えて歌われる、その言葉。
錆びつき、朽ち果てるよりも燃え尽きたほうがいいと。だがロックンロールはまだここにあるんだと。
ロックンロールは決して死にはしないんだと。そう終わらない、終われないものがここにはあるのです。
そうだよ、カート。錆びついちゃいけないけど。終わってもいけなかったんだぜ。終われるくらいなら・・・
こんなにもギターをかき鳴らさなくてもいい。こんなにも叫ばなくてもいい。こんなにも・・・
終わらない、眠らない。そんな何かに葛藤し、何かと格闘し、ロックするのです。ロックし続けるのです。
なにもここまで。でも。どうしても。そう。どうしても。目を逸らせない、耳を塞げないものがある限り。
それを訴えるものが胸の内にある限り。ロックし続けるのです。そんなニールだから信じられるのです。

どうしたって。
どうやっても。
どうなったとしても。

錆びつかない。
燃え尽きない。
そんなものが。
そんな思いが。
そんな何かが。
ある。

塞いでいる。
聞かせない様にしている。
聞かない様にしている。
そんな何かが。
ふと。
囁きかけてくる。
ふいに。
現れる。

どうしたって。
どうやっても。
どうなったとしても。

いつもの。
土曜日。
いつもの。
街並。
いつもの。
我が家。

でも。

どうしたって。
どうやっても。
どうなったとしても。

終わらない。
眠れない。
そんな何かがある。
錆びつかない。
燃え尽きない。
そんな何かがある。
そんな何かが。
胸の内にある限り。
ある限りはね。



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2011/03/04 Fri *ごちゃごちゃ言わんと / Keith Richards

20110304talkischeapuk


ごちゃごちゃ言わんと。

やりたいのか。
やりたくないのか。
ハッキリしたらいい。
それだけだろう。

金がかかるとか。
時間がかかるとか。
工数が足りないとか。
面倒くさいとか。

そんなもん。
どうでも・・・
金や時間の問題は。
確かに大切だけど。
工数も苦しいかもしれないが。
面倒だってのは。
なんなんだ。
言語道断。

リスクがあるのも。
苦労が多いのも。
承知の上で。
いろいろ考えて。
それでも。
やりたいのか。
やりたくないのか。
ハッキリさせればいいだろう。

ごちゃごちゃ言わんと。

『Talk Is Cheap』'88年リリース。
キース・リチャーズ満を持しての、堪忍袋の緒を切っての初めてのソロ・アルバム。
ごちゃごちゃ言わんと、針を落として聴いたらええんや。以上、それだけ・・・なんですけどね。
以前にも2回載せてますし。ちなみにその2回は日本盤で。今回は最近入手した英国盤です。
'60年代程の違いはありませんが。やはりアナログ盤は英国盤の音が一番自然な厚みが感じられて好きです。
内容はもう、それはね。極上のキースならではの世界が堪能できます。それでけでいいんですと。
当時はストーンズでアルバム作っても、ミックがソロにかまけててツアーにも出れない状態で。
それでもキースとしてはストーンズとしてライブがやりたかったんだろうなと思いますが。もう我慢できないと。
遂に自らのバンドを率いて、バンドの一員としてツアーに出る為に、ライブをやる為にアルバムを作ったと。
だから。どのナンバーもバンドのナンバーで、しかもライブでやることを前提にしたナンバーですから。
悪いものができるわけもなく。キースならではのリフ、フレーズ。そのカッティングと間がどうにも堪らないなと。
ほんと。ごちゃごちゃ言わんと聴けばいいし。ごちゃごちゃ書かずに聴いてればいいんです(笑)。
そう言えば昔、妹がですね、あんなに楽しそうにギター弾く人初めて見たって感動してましたが。
きっとそういう事で。心のおもむくままに。楽しんでギター弾けば、ロックンロールすればそれでいいんですよ。
その一点において。キースは何の迷いも無いし、疑いも感じたこと無いんだろうなと。それが凄いよなと。
ロックンロールが好きか、ロックンロールがやりたいか。それだけがハッキリしてればいいんです。
それがハッキリしてるからこそ。「Make No Mistake」なんてバラードも鳥肌ものに美しくなるんです。
ハッキリついでに。'80年代以降のどのストーンズのアルバムより、このアルバムが好きです!最高です!
言っちゃった・・・まぁ、いいか。正直なところそうなんだから仕方がないですね。そういう事です。

ごちゃごちゃ言わんと。

やりたいのか。
やりたくないのか。
ハッキリしたらいい。
それだけだろう。

面子がどうとか。
柵がどうとか。
力関係がどうとか。
面倒くさいな、もう。

そんなもん。
どうでも・・・
面子が立とうが立つまいが。
柵を断ち切るのに苦労しようが。
力関係を無視して疎まれようが。
その為に。
端っからやらないなんて。
言語道断。

リスクを請け負っても。
苦労を背負い込んでも。
覚悟の上で。
いろいろあっても。
それでも。
やりたいのなら。
やってもいいんだよと。
ハッキリさせればいいだろう。

ごちゃごちゃ言わんと。

土俵に。
リングに。
上がってくればいいんだよ。
ガチンコの気持ちを受け止めてみればいいんだよ。

前田日明いわく。
ごちゃごちゃ言わんと。
誰が一番強いか決めたらええんや!

それとはちょっと違うけど。
ごちゃごちゃ言わんと。
さっさとハッキリさせたらいいんだよ。
以上。それだけ!



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2011/03/03 Thu *1,001回目の / Ron Wood

20110303ivegotmyownalbumtodo


自慢じゃないが。

三日坊主で。
天邪鬼なので。
何事も長くは続かない。
あっちへフラフラ。
こっちへフラフラ。

本当に自慢じゃないな。

それが。
何故だか。
どこをどう間違ったか。
この日記だけは。
なんとか続いていて。

1,001回目。

そう。
実のところ。
ここまで続けているのは。
ここまで拘っているのには。
それなりの。
理由があったりもする。

『I've Got My Own Album To Do』'74年リリース。
この日記の1回目にも載せたロン・ウッドの1stソロ・アルバム。
前回は日本盤で今回は昨年入手した英国盤を載せてみました。
このアルバムを制作してた頃のロンは未だフェイセズのメンバーだったんですよね。
でもロニー・レインの脱退とかもあってかなり揺れ動いていて。既にキースとかとは仲が良かったので。
参加した面子を見ると。フェイセズ+ローリング・ストーンズって感じで。なんとも賑やかだったりして。
ジョージ・ハリスンも参加してるし。これだけの面子を集められる、面子が集まってきちゃうところがロンだなと。
でもって。スタジオ代以上に酒代をかけただけあって(笑)。なんとも愉快でご機嫌で楽しいアルバムができたと。
ロンにキースにイアン・マクレガンに。アンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスのリズム隊が基本編成で。
このアンディとウィリー・ウィークスの組合せを思いついたのはロンだったとかで。これが最高の思いつきで。
なんともタイトでファンキーなリズムを叩き出してくれたます。ここからこの2人は売れっ子になったんだとか。
そんな風に何気に出会わせちゃったり。自分のアルバムなのにキースにリード・ヴォーカルとらせちゃったり。
『俺と仲間』って邦題通りの、人を呼んで、出会いの場を作って、その人達を、仲間達を立ててみせる。
そんなロンならでは、ロンと仲間ならではのロックンロール・アルバムです。もうねぇ、最高です。
こんなアルバムと、こんなアルバムを共に楽しめる仲間達と。あとは美味しいお酒と、ほんの少しの愛と。
それだけあれば。それでいいんじゃないと。そう思うのです。そう思いながら今夜も針を落とすのです。

自慢じゃないが。

わがままで。
自分勝手で。
人の事なんかどうでもいい。
あっちでも独りだった。
こっちでも独りだった。

本当に自慢じゃないな。

それが。
何故だか。
どこを気に入ってくれたのか。
あっちにも。
こっちにも。
あんな時も。
こんな時も。
仲間がいてくれた。
だから。
なんとか転がってきた。

1,001回目。

そう。
実のところ。
ここまで続けているのは。
ここまで拘っているのには。
それなりの。
覚悟があったりもする。

ロックが好きで。大好きで。
それが縁で。そこから始まって。
知りあった仲間達。
共に聴いて、観て、感じて。
共に飲んで、笑った仲間達。

この日記を。
今のブログで始める前も。
別のところで。
2度に亘って日記を書いていた。
2度目の日記を書き始めたのは。
かけがえの無い仲間が一人逝ってしまったからだった。
もう会えない。もう話せない。
でも届けたいものがあったから。

その日記を書いている間に。
また一人、また一人と仲間が逝ってしまった。
おい待てよ。なんなんだよ。
それはないだろう。おいていくんじゃないよ。
もう会えない。もう話せない。
もう届ける気力なんかなくなっちまったよ。
もう止めたと思った。実際に止めてしまった。
利用していたサイトのサービスが終わったこともあったけど。

この日記を。
それでも始めたのは。
覚悟を決めたから。
おいてかれたのなら。
生き残っちまったのなら。
あいつらの分も。
聴かなくてどうすると。
ロックしなくてどうすると。

まだまだ。
聴きたかったよな。
感じたかったよな。
大丈夫。
俺が皆の分も。
聴いてやるから。
感じてやるから。
そして空の上にまで届けてやるから。
止めたりしないから。
それで我慢してくれよ。

この日記を。
始めてからも。
また仲間が逝ってしまった。
まったくよ。ほんとうにさ。
いい加減にしろよな。
どれだけ悔しいか。
どれだけ悲しいか。
どれだけ・・・
大丈夫。
もう止めたりしない。

まだまだ。
聴き続けるから。
回し続けるから。
感じ続けるから。
ロックし続けるから。
それで。
ありったけの思いを届け続けるから。
俺がそっちにいくまではね。
それが。
大好きだった皆に、仲間達に。
俺ができる唯一の恩返しだから。
それだけなんだ。

あぁ。
勿論。
いまも共にいてくれる。
仲間達にも。
思いを込めて書いてるぜと。
付け足しみたいで悪いけど。
ご勘弁。

以上。
1,001回目の告白でした。

こっちも覚悟決めてるんだから。
そっちも覚悟して読む様に、なんてね(笑)。

今後もご贔屓に!



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2011/03/02 Wed *あたりまえ、だから / The Who

20110302quadropheniaoriginaluk


そうは。
うまくはいかない。
いままでも。
いまも。
これからも。

躓くし。
転ぶし。
ぶつかるし。
叩かれるし。

引っ掛ける。
引っ張る。
立ちはだかる。
圧し掛かる。

膝を折って。
蹲り。
頭を抱えて。
拳を握りしめて。

そう。
うまくはいかない。
たぶん。
それが。
あたりまえ。
だから。

『Quadrophenia』'73年リリース。
モッズの青年、ジミーの物語を描いたフーの2枚組アルバム。
今回はある意味では表より印象的、そして象徴的な裏ジャケットを載せてみました。
モッズであるジミーのなにをやってもうまくいかない挫折だらけの青春、それがあまりにリアルなのは。
その焦燥や苛立ちが。そのヒリヒリする様な感覚が。触れるだけで崩れてしまいそうな脆さが。
モッズだけのものではなく。自分達のものでもあったからで。で、なければここまで惹きつけられはしなくて。
そう。自分達には、自分には自分のロンドンやブライトンが、そこでの日々が、時間があったのだと。
ジミーの様に自分も、打ちのめされて、弾き出されて。焦って、苛立って。蹲って、拳を握りしめていたんだと。
躓いて、転んで。ずぶ濡れになって立ち尽くして。叫びながら走りだしていく、その姿は自分自身なのだと。
そう、うまくはいかない。たぶん。それが。あたりまえだと。あたりまえなんだという事実が描かれていて。
あまりにリアルで。塞いだはずの傷口が開きそうで。目を閉じて耳を塞いで。それでも惹きつけられてしまうのは。
あたりまえだとしても。それがどんなに酷く辛くても。語らなければ駄目なんだと、歌わなければ駄目なんだと。
あのヒリヒリする様な感覚を、あの脆さを、握った拳の震えを、叫びを、走りだしたことを忘れてはいけないと。
無かったことにはできないぞと、逃げることはできないんだぞと。このアルバムが、フーが突き付けてくるからで。
そうだよなと。それができるくらいなら、それで笑っていられるなら。いまここでロックなんか聴いていないよなと。
あたりまえ、だから。断崖からベスパを突き落しても。一緒に身を投げることは無く。独りで歩いていくんだと。
あたりまえ、だから。膝が震えても拳を握りしめて。歩いていかなくちゃ、転がっていかなくちゃいけないんだと。
針を落として。波の音の向こうから「The Real Me」が聴こえてきて、叫ぶ時、走り始める時。その瞬間に。
そのカッコ良さに痺れながら。忘れはしないと。だから。これからもロックを聴き続けるんだと。そう心に・・・ね。

そうは。
うまくはいかない。
いままでも。
いまも。
これからも。

躓いても。
転んでも。
ぶつかっても。
叩かれても。

引っ掛けられようが。
引っ張られようが。
立ちはだかっていようが。
圧し掛かかってこようが。

膝を折って。
蹲り。
頭を抱えて。
拳を握りしめて。

そう。
うまくはいかない。
たぶん。
それが。
あたりまえ。
だから。

終わらない。
終わらせない。
無かったことになんか。
しない。
させない。
できない。

いまも。
ヒリヒリと。
傷口は乾かない。
だから。
崩れそうでも。
叫び続けるんだ。
走り続けるんだ。
転がり続けるんだ。
例え。
膝が震えていても。
拳を握りしめて。
立ち上がって。
歩いていくんだ。

でなきゃ。
ロックなんか聴いてないから。
だから。
これからも聴き続けるんだ!



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2011/03/01 Tue *好きなもの好きなだけ / Gary Moore

20110301stillgottheblues


好きなもの。
好きなだけ。
好きなら。
もっと好きになれ。

オンとか。
オフとか。
関係なくて。
いや勿論。
仕事と。
プライベートは。
違うし。
異なる顔は。
あるけれど。

好きなもの。
好きなだけ。
だから。
血が騒いで。
胸も高鳴って。
頭も回って。
舌も回って。

そんな時は。

好きなもの。
好きなだけ。
好きなら。
もっと好きになれ。

『Still Got The Blues』'90年リリース。
ハード・ロック、そしてヘヴィ・メタルの世界でその名を轟かせていたゲイリー・ムーア。
そのムーアが突如としてブルースに原点回帰して世間を驚かせたアルバムです。
特に日本ではへヴィ・メタルのギター・ヒーローとして絶大なる人気を誇っていたので結構賛否両論で。
シン・リジィを抜けてからは一本調子でいくらなんでも弾きすぎだろうなんて思っていたので。
個人的には。そうそう、こんなムーアのギターが聴きたかったんだよなと。喜んだのを憶えています。
尤もブルースだからって枯れるムーアでは無いので。相変わらずに弾きまくってはいるのですが。
単調じゃなく、五月蠅すぎず。その音色にも、そのフレーズにも得も言われぬ艶が感じられるのです。
そうそう、こんなムーアのソロが聴きたかったんだよと、このレスポールの音色が堪らないんだよとね。
そもそもブルースとは縁遠い様でいながら、あの時代に英国で活躍したギタリストの例に洩れず。
ムーアもブルースからは多大な影響を受けていて、ブルースを敬愛し、ブルースが大好きだったんだと。
ジャケットのムーア少年(?)の部屋には、ロバート・ジョンソン、アルバート・キング、オーティス・ラッシュ・・・
そしてブルースブレイカーズやフリートウッド・マックのアルバムがあって。そうだよね、好きだったんだろうなと。
何よりもムーアのレスポールはピーター・グリーンから譲り受けたものだったりしますし。
(このアルバムのレコーディングで使用したのは'59年製の別のレスポールだったみたいですが・・・)
子供の頃、少年の頃のまま。好きなものは好きなだけ、ブルースをもっと好きになって弾きまくるムーアです。
その思いの込められた、熱き魂のおもむくままのそのギターが泣く様に胸打たれるのです。
ムーア、今も変わらずに。今頃は空の上で。アルバート・キングやアルバート・コリンズとセッションしてるかな・・・

好きなもの。
好きなだけ。
好きなら。
ずっと好きにやれ。

オンでも。
オフでも。
どちらでも。
いや勿論。
仕事と。
プライベートでは。
やり方も。
見せる顔も。
異なるけれど。

好きなもの。
好きなまま。
だから。
血が騒いで。
胸も高鳴って。
頭も回って。
舌も回って。

そんな時は。

好きなもの。
好きなだけ。
好きなら。
ずっと好きにやれ。

好きなもの。
好きなだけ。
溢れる思い。
熱い魂。
そこにあるなら。
感じられるなら。
心のおもむくままに。

ガキの頃から。
変わらずに。
今も。
好きなもの。
好きなだけ。
好きなら。
もっと好きになれ。
ずっと好きにやれ。



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2011/02/28 Mon *寝惚けた街の片隅で / Various Artists

20110228walkinthruthesleepycity


月曜日の朝。
雨に煙って。
気怠い空気が漂って。
こんな日は。
こんな朝は。

俺だけじゃなくて。
街だって。
この街だって。
寝惚け眼で。
未だ半ば眠りの中で。

そんな街の片隅で。
眠い目を擦りながら。
回らない頭を抱えたままで。
珈琲を淹れながら。
昨夜の余韻に浸ってる。

寝惚けた街の片隅で。
ぼんやりと。
でも。
ハッキリと。
呟いてみる。

かったるいな。

『Walkin' Thru The Sleepy City (Jagger-Richard Compositions)』'82年リリース。
'60年代にミック・ジャガーとキース・リチャードが他のアーティストに書き下ろした数々のナンバー。
その中でデッカ・レコードに残された音源を13曲集めた日本編集によるコンピレーション・アルバム。
当時ストーンズを始めとしたデッカ音源の権利を所有していた日本のロンドン・レコードによる企画です。
本当に当時のロンドン・レコードは何でもありで。中には企画意図の解らないものも色々とあったのですが。
このアルバムに収められているナンバーはマリアンヌ・フェイスフルの2曲を除けば入手困難なものばかりで。
それがこんなにも集められて、まとめて聴くことができたわけですから。これはいい仕事だったかなと。
そのマリアンヌの「As Tears Go By」と「Sister Morphine」以外は初めて耳にするナンバーばかりで。
実際、当時もヒットすることも、大した話題になることも無かったナンバーばかりの様で。確かに地味だなと。
まぁ、ミックとキースもストーンズを始めた頃はオリジナル・ナンバーなんか書く気は全く無くて。
アンドリュー・ルーグ・オールダムに強いられて書き始めたので。試作品みたいなナンバーもいっぱい出来て。
それらを提供してたのかななんて疑いたくなる様なそんなですね、チープなナンバーも明らかにあるのですが。
それはそれで。そのB級っぽさが味わい深く。勿論、完成度の高い“ストーンズ”らしいナンバーもあるし。
マイティ・アヴェンジャーズとかルルとかはなかなかのものです。確かに飛び切りポップとかキャッチーでは無く。
全体的に霧の中の如き輪郭の曖昧さがありますが。その寝惚け眼の街を歩いている様な、その雰囲気も。
どこか'60年代半ばのストーンズにも相通じるところがあって心惹かれるものがあったりするのです。

月曜日の夜。
雨に濡れた。
物憂げな空気は重たくて。
こんな日は。
こんな夜は。

俺だけじゃなくて。
街だって。
この街だって。
眠気を堪えてて。
早く眠りにつきたいんだろうなと。

そんな街の片隅で。
眠気に抗いながら。
回らなかった頭を垂れたまま。
電車に揺られながら。
今日一日を振り返ってみる。

寝惚けた街の片隅で。
ぼんやりと。
でも。
ハッキリと。
呟いてみる。

かったるかったな。

寝惚けた街の片隅で。
寝惚けたままの一日が。
ようやく終わろうとしている。

本当にさ。
月曜日は。
雨の月曜日は。
駄目なんだな。
その。
かったるさが。
好きではあるけれど。



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2011/02/27 Sun *自分なりのやり方で / The Rolling Stones

20110227rollingstonesfirstjp


十人十色。
千差万別。
人は人。
自分は自分。

解っていても。
貫けなかったり。
認められなかったり。
そんなもんではあるけれど。

同じじゃつまらないし。
同じじゃ我慢できないし。
そうだ。
同じじゃ楽しくないんだ。

どうせなら。
せっかくなら。
もう。
そんな言い訳は止めにして。

楽しいから。
笑っちゃうから。
カッコいいから。
好きだから。

自分なりのやり方で。

『The Rolling Stones』'64年リリース。
自分たちのやり方を貫いて転がり続けるローリング・ストーンズの1stアルバム。
この日本盤ではシングルとしてカットされた「Tell Me」がA面1曲目となっています。
当時のキング・レコードの常套手段ではありますが。おかげで収録されてるナンバーは英国盤と同一ながら。
B面2曲目の「Carol」に続く3曲目が「Route 66」という日本独自の曲順となっていて。
その日本なりのやり方のおかげで生まれたこの2曲のロックンロール・ナンバーの流れが実にカッコ良くて。
初めて針を落としたガキの頃から。もうこの流れが大好きで、痺れて、魅せられて、沁み込んでなので。
いまでも。どうしても。「Carol」が終わったら「Route 66」が聴こえてこないと物足りなく感じてしまうのです。
本来の曲順である英国盤を手に入れて。もう随分経つのですが。そう。いまだにそこだけは馴染めなくて。
音質、音の太さ、その迫力ではオリジナルの英国盤が圧倒的で。針を落とす回数も多いのですが。
「Carol」~「Route 66」この繋ぎにだけ拘って、この日本盤のB面に針を落とすこともままあるのです。
そして。DJで回す時にもこの2曲はですね、やっぱりこの流れで、この繋ぎで回したくなるのです。
それだけのカッコ良さがあるのです。キング・レコードなりのやり方・・・悪くないです、好きです(笑)。
是非、「Carol」と「Route 66」続けて聴いてみて下さい。リクエストしてくれたらいつでも回しますよ!

十人十色。
千差万別。
人は人。
自分は自分。

解っていても。
譲ってしまったり。
諦めてしまったり。
そんなもんではあるけれど。

独りじゃ寂しい時もあるし。
独りじゃ耐えられない時もあるし。
そうなんだけど。
独りだとしても譲れないものもあるから。

どうせさとか。
そこまでさとか。
もう。
そんな言い訳は止めにして。

楽しいから。
笑っちゃうから。
カッコいいから。
好きだから。
やりたいんだから!

自分なりのやり方で。

転がっていくよ。
これからも!



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2011/02/26 Sat *普通、でも特別 / Elton John

20110226veryspecial


普通なこと。

誰かと誰かが。
皆が。
一緒にいて。
集まって。

食卓を囲んで。
晩酌しながら。
晩御飯。
会話があって。
笑顔があって。

片づけて。
お茶でも淹れて。
果物でも切って。
温かいな。
優しいな。

そんな。
情景が。
温かな。
空気が。
優しい。
時が。
あることが。

普通なことで。

いつも。
そこには。
温かな。
音楽が。歌声が。
聴こえている様で。

『A Very Special Collection』'71年リリース。
初来日を記念して日本独自で編集されたエルトン・ジョンのベスト・アルバム。
当然、あのギンギラギンで破天荒な一面を見せる前のエルトン、初期のその姿を収めたアルバム。
ギンギラギンのロックンローラーとしてのエルトンも好きですけど。この時代のエルトンの。
内省的な歌声、その繊細な世界はやっぱり特別な味わい、特別な磁力を持っているなと感じます。
派手でもなく、声高でもなく。殊更に個性を主張するわけでもなく。普通に歌って、普通にピアノを弾いて。
でもその歌声が、その奏でられるメロディが。いつしか胸の内に入り込んでいて、胸の奥のどこかを掴んでいて。
そこにあることが、そこから聴こえてくることが。その普通なことが。特別な意味を持っていたりもするのです。
ガキの頃。プラモデルや野球に夢中で。音楽になんて興味も無くて。ロックなんて知りもし無くて。
そんな頃から。遊びに行くと。ラジオを聴かせてくれたり、レコードを聴かせてくれたり。そんな人がいて。
その自慢げで、楽しげで。何よりも温かくて、優しい顔が、声がきで。なんかわかんないけどいいなって。
そして。ある日、胸の奥から音楽が聴こえてきて。大好きになって。抱き締めて。あぁ、これだったんだなって。
そんな思いでの日々。そこから続いている日々。その情景に、その空気に、その時間に重なる歌声があって。
その中にはエルトンも、「Your Song」もあって。その呼び起こすものが普通であったことに今更ながら感謝して。
その呼び起こすものが特別であることに今更気づいて、そのかけがえの無さに思いを新たにするのです。

普通なこと。

誰かと誰かが。
皆が。
一緒にいて。
集まって。

食事を終えて。
お茶を飲みながら。
いつものことながら。
あーでもない。
こーでもない。

眠くなって。
勝手に横になって。
誰かの会話が子守唄。
ふと目をやると。
いつもの様にあちらでも。
いい心地で眠りに落ちている。
温かいな。
優しいな。

そんな。
情景が。
温かな。
空気が。
優しい。
時が。
あることが。

普通なことで。

いつも。
そこには。
温かな。
音楽が。歌声が。
聴こえている様で。

その。
普通なこと。
でも。
特別なこと。
いま。
叶わなくなって。
そう。
今更。
普通、でも特別。
そうなんだ。
そうだったんだと。

でも。
ここでは。
胸の内では。
胸の奥では。
あの音楽が。
あの歌声が。
流れてる。

だから。
また。
その特別なことを。
いつか普通にと。
声には出さずに。
思ってる。
思ってるんだ。



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