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2011/04/23 Sat *変わっている様で、いない様で / Jeff Beck

20110423beck


変わっている様で。
変わっていない様で。

どっちだろう。
どっちでもあり。
どっちでもなく。

変わったものも。
変わったことも。
あるし。

変わってないものも。
変わってないことも。
あるのだろう。

目に見える様で。
実は見えない様で。

『Jeff Beck』'78年リリース。
CBSソニーのベスト盤、ゴールド・ディスク・シリーズの1枚として編集されたジェフ・ベックのアルバム。
'71年~'77年、CBSソニーが権利を持っていた時代のジェフ・ベックの音源から12曲が選ばれています。
今だったらこんな安易なアルバムなんて間違っても許可が下りないでしょうが。緩くいい時代だったんだなと。
ジャケットもこのシリーズ統一の安っぽいものですが、この笑顔のベックなかなかいいかなとか思ったりもして。
当然第2期ジェフ・ベック・グループもあれば、ベック・ボガート&アピスもあれば、ソロもありで。
特に年代順で曲が並んでいるわけでもないので。時代を追ってベックの変化を追えるわけでもなく。
A面1曲目が「Air Blower」でB面ラストが「Cause We've Ended As Lovers」と。
『Blow By Blow』に始まって終わっていて。その間に色々入ってますよと。
第2期ジェフ・ベック・グループとベック・ボガート&アピスが交互に出てくるのには何らかの意図があるのかとか。
『Wired』からよりは『Blow By Blow』から多めに選んでいるのはやっぱり評価の差があったんだろうなとか。
勝手に深読みするのも楽しくはありますが。まぁ、基本的にはあまりなんにも考えてはいなかったんでしょうが。
年代順じゃ無いだけに。変化し続けていて、バラバラだった様に思えたこの時代のベックにも。
あぁ、そうか。そういう通奏低音があったのねなんてことが見えてきたり、聴こえてきたりするのが面白くもあって。
ソウルが好きなんだなと、表出するものは異なっても自分なりのソウルを奏でたいって思いは変わってないなと。
第2期ジェフ・ベック・グループは言うに及ばず。ハード・ロックの文脈で語られがちなベック・ボガート&アピスも。
ドン・ニックスの「Sweet Sweet Surrender」にスティーヴィー・ワンダーの「Superstition」だしなと。
『Blow By Blow』も『Wired』もインストだけど、フュージョンなんかと違ってギターが歌ってるもんなと。
変わっている様で。根本は意外に変わっていない様にも思えるベックの姿が浮かび上がったりするのです。

変わっている様で。
変わっていない様で。

どっちだろう。
どっちでもあり。
どっちでもなく。

変わったものも。
変わったことも。
あるし。

変わってないものも。
変わってないことも。
あるのだろう。

手に触れられる様で。
実は触れられない様で。

久し振りの。
街角。人達。
いつの間にか。
長い付き合いになった。
街角。人達。

目に見えるもの。
手に触れられるもの。
変わっている。
目に見えないこと。
手に触れられないこと。
変わっているのだろう。

なのに。
その空気。
その距離。
その感覚。
その匂い。
変わらないものが。
ある様で。

変わっている様で。
変わっていない様で。

答えは出ないけれど。
どこかで聴こえてる。
通奏低音。
きっとまだ。
きっとこれからも。
流れていくのだろう。
共鳴していくのだろう。



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