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2011/05/08 Sun *我ら群れ集う / カルメン・マキ&OZ

20110508gathering


この街に。
我ら群れ集う。
この夜に。
我ら群れ集う。

誰もが。
夫々の願い。
夫々の望み。
求めて。

誰もが。
選んで。
出てきて。
残って。

この街の片隅に。
夫々の足音。
この夜の片隅に。
夫々の息遣い。

我ら群れ集う。

『Gathering』'82年リリース。
カルメン・マキ&OZの初めてのベスト・アルバム。
恐らくはOZ解散後に結成したLAFFがマキが大麻やヘロイン絡みで逮捕されて活動停止になって。
その空白期間を埋める為の苦肉の策として編集され発売されたのではないかと思われます。
だからって、この安っぽいジャケットはいくらなんでもないんじゃないのと。呆れて怒りさえ感じますが。
カルメン・マキ&OZなんだよと。その素晴らしさや魅力を伝えようって気持ちがあったのかよと。
アルバム・タイトルも。寄せ集めとかと、とれなくもないし。どうにも安易だよなと。
まぁ、ジャケットと合わせれば都会に集まってくる、吸い寄せられる、群れ集まる人々、群衆ってとこでしょうか。
なんにしろ。その意匠で損をしているかな。寄せ集め・・・かもしれないけど中味は悪くないですから。
なんたって。カルメン・マキ&OZですから。針を落とせば。改めて、あぁやっぱりマキは、OZは凄いなと。
「空へ」「六月の詩」「とりあえず・・・・・・(Rock'n Roll)」「崩壊の前日」そして、「私は風」も収められています。
やっぱり。どうしても。「私は風」は外せないと言うか。「私は風」に尽きるんだろうなと。それは致し方ないなと。
それだけじゃないんだけど。他の曲も凄いんだけど。「私は風」はもうあまりにも凄すぎて、圧倒的なのです。
当然このアルバムの目玉でもあるわけですが。このアルバムに収められているのはライブ・バージョンで。
しかもあの名盤『Live』に収められていた'77年5月21日の日比谷野音でのテイクではなくて。
OZの最期のライブとなった'77年10月18日の新宿厚生年金会館でのテイクだったりするのです。
この1曲の為に買う価値があるかどうかは人夫々でしょうが。いや、うん。十分に価値があるとは思います。

この街に。
我ら群れ集う。
この夜に。
我ら群れ集う。

誰もが。
夫々の思い。
夫々の渇き。
抱いて。

誰もが。
選んで。
漂って。
留まって。

この街の片隅に。
夫々の鼓動。
この夜の片隅に。
夫々の温もり。

我ら群れ集う。

この街の片隅に。
この夜の片隅に。
夫々の理由。
夫々の道程。
夫々の彷徨。

我ら群れ集う。

それも。
悪くはない。



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