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2011/07/02 Sat *その身の内に / The Doors

20110702lightmyfire


その身の内に。
誰もが。
己自身の色を持っている。

今日観た。
印象的な一枚の日本画。
鮮やかな。
燃え立つような。
紅色で描かれた。
それを描いた。
画家の言葉。

己の。
内にある色。
誰もが持っている。
その色からは。
逃れることはできない。
見つめ続けるしかない。
吐き出すしかない。

だとすれば。
その色は。
何色だろう。
何を語るのだろう。

『The Doors』'67年リリース。
僅か数日間で録音されたと言うドアーズの1stアルバム。
そうとは思えない密度の濃さと完成度の高さ。難解で幻想的な詩とキャッチーなメロディ。
熱狂的に受け入れられたのも当然とも思われる、恐ろしいまでに完璧な1stアルバム。
何故ここまでと。不思議に思うのですが。実はドアーズを結成する前に。レイ・マンザレクと会う前に。
既にジム・モリソンの中には。その身の内には、その心の内にはその詩や、その世界が出来上がっていたと。
それに惹かれたレイがメンバーを集めて。ドアーズとなり毎晩の様にライブを行いながら曲も寝られていったと。
危うい様で脆い様で。2ndアルバム以降も変化を続け様々な顔を見せたジム、ドアーズですが。
その実、その世界はこのアルバムで既に築かれていて。後はその見せ方が異なっていただけかも知れないと。
それ程に。もうこのアルバムにおいてジムの世界が、実に鮮明に我々の前に姿を現しているからです。
そして。鮮明でありながら決して明確にはならない。そのジムの描き出す小宇宙の様な世界は。
今でも針を落とす度に。その姿を変え、輪郭を曖昧に溶け出させ、安易に全容を掴まれることを拒み続けて。
それでいて。そこには、その中心には。ジムでしかあり得ない、創りだせないものが確かに存在しているのです。
そこにはジムの色しか無いのです。ジムの持っていた、内にあった色が混ざり合うことを拒絶しているのです。
「Break On Through (To The Other Side)」「Light My Fire」そして「The End」...
あなたが思うジムの色は何色ですか?自分?自分が思うジムの色、それは・・・

その身の内に。
誰もが。
己自身の色を持っている。

今日観た。
印象的な一枚の日本画。
鮮やかな。
燃え立つような。
紅色で描かれた。
紅葉の姿、季節。
いや、それは。
それこそが。
それを描いた。
画家の色なのだ。

己の。
内にある色。
己が持っている。
己が持ってしまった。
その色から。
逃れてはならない。
目を逸らしてはならない。
望むなら。求めるなら。
吐き出してしまわなければならない。

だとすれば。
その色は。
何色だろう。
何を語るのだろう。
何を見せるのだろう。
何を突き付けてくるのだろう。
何を・・・

自分の。
彼の。
あなたの。
その身の内に。
ある。
色は。
ものは。
何なんだろう。



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