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2011/07/03 Sun *朧(おぼろ) / The Rolling Stones

20110703throughthepastdarkly


何が。
したかった。
何を。
望んでいた。
何を。
求めていた。
何を。
誰を。
愛していた。

聞いてどうする。
聞いてどうなる。
どうにもならない。
そう。
どうでもいいことで。
何も変わりはしなくて。
ただ。
ふと。
そう。

何を見て。
何を感じて。
何を思って。
何を語って。
何処へ行こうとしていたのか。
知りたくなる。
聞いてみたくなる。

『Through The Past, Darkly (Big Hits Vol.2)』'69年リリース。
八角形の変形ジャケットも印象的なローリング・ストーンズの英国における2枚目のベスト・アルバム。
ご存知の様に。同名、同ジャケットの米国盤と英国盤では収録されているナンバーが大きく異なっていて。
現在流通しているCDとかは総て米国盤に準拠したものとなっていますが。それは如何なものかと。
このアルバムが持っている意味、帯びている性格。それらからしても英国盤でこそ聴くべきだろうと。
そう。同年6月にストーンズから追い出されて。そして42年前の今日亡くなってしまったブライアン・ジョーンズ。
そのブライアンへの追悼の意も込められているこのアルバム。内ジャケットには追悼文も記載されています。
となれば敢えて「You Better Move On」を収録したであろう。英国盤の選曲こそが相応しいかなと思うのです。
ブルースやR&Bに魂奪われ。それを演奏することだけに、伝えることだけに情熱の総てを注ぎ込み。
想像以上の成功を。誰よりも驚き喜び。享受して。溺れ流され。栄光と享楽の陰で何かを見失い。
主導権を奪われても。その類まれなマルチプレイヤーとしての才能でストーンズの世界に色彩を与え続けて。
やがて。誇大妄想とドラッグに蝕まれて。自らをも見失い。自らが名付け率いたそのバンドからも追われて。
ブライアンが遺したものは大きかったし、そのブライアンがいなくなったことは一つの時代の終わりでもあって。
それを改めて振り返り、一区切りつけることは残されたメンバーにとっても必要だったのだろうなと思うのです。
だからこそ。ミック・テイラーを迎えての「Honky Tonk Women」がラストに収められていることにも意味があると。
米国盤は「Honky Tonk Women」はB面の頭ですから。やっぱり英国盤で、できればモノラル盤で聴こうよと。
ストーンズのベスト・アルバムですから。針を落として「Jumpin' Jack Flash」が聴こえてくる。
もうその瞬間にやられてしまって。それだけでご機嫌なのですが。今夜はね。ブライアンを思ってね。献杯。

何が。
したいか。
何を。
望んでいるか。
何を。
求めているか。
何を。
誰を。
愛しているか。

聞かれても。
どうしようもない。
どうにもならない。
そう。
どうにもハッキリしなくて。
何も答えられそうもなくて。
ただ。
ふと。
そう。

何を見て。
何を感じて。
何を思って。
何を語って。
何処へ行こうとしているのか。
解らなくなる。
自分に。
聞いてみたくなる。

きっと。
あの人も。
そうだったのか。

見えていた。
感じていた。
思っていた。
語っていた。
ハッキリしていた。
筈なのに。
いつか。
いつのまにか。
迷い込んで。
見失って。

総ては。
朧(Darkly)。
でも。
そんなものかもな。
何が。
何を。
なんて。
実は。
自分にだって。
解らなくて。
朧で。
ましてや。
他人になんて。

だから。
その。
朧なものと。
向き合って。
感じるままに。
思うがままに。

朧・・・



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