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2011/07/08 Fri *進化論 / Quatermass

20110708quatermass


あぁ。
人は。
むかしむかし。
などと。
呟いて。
空を見上げてみる。

足下を。
しっかりと。
見なきゃ。
足許を。
きちんと。
固めなきゃ。

それは。
そうだけど。

そろそろ。
次へ。
その先へ。
進んでみたいと。
飛んでみたいと。
その思いは抑えきれず。
空を見上げてみる。

『Quatermass』'70年リリース。
英国のギター・レスのトリオ、クォーターマスの唯一のアルバム。
ヒプノシスによるビルの谷間を翼竜が乱舞するこのジャケットで知られるアルバムです。
確かに数あるヒプノシスの手掛けたジャケットの中でも秀逸なものであることは間違いなくて。
このジャケットだけでも十分にアナログ盤で持っている価値があると思います。思いますが。
その内容も忘れてくれるなと。そのキーボード、ハモンドを中心にした独特のサウンド。
プログレッシヴで。そしてハードで。荘厳でありながら明らかに狂気を孕んでいて。
聴いていると。昂揚するのを通り越して。妙に凶暴な気分になってくると言う。危うさがあるのです。
この危うさがあるところが。そうだよなハード・ロックなんだよなと思わされるところで。
故にかイメージとしては。同編成のEL&Pよりもディープ・パープルに近いものがあるかなと思うのです。
リッチー・ブラックモアがこのアルバムに収められている「Black Sheep Of The Family」をカヴァーしようとして。
他のメンバーに拒否されて。結局はソロで録音しようとしてバックに起用した面子とレインボーを結成したと。
そんな逸話からもパープルとの因縁を感じてしまったりします。確かにリッチー好きそうだよなと。
そう考えると。ギター・レス故の個性とは言え。ここにリッチーとか、強力なギタリストが加わっていたらと。
それはそれで。また新しい、進化したクォーターマスの世界が広がっていたかもしれないなと。
それはそれで。聴いてみたかったかなと。どんなサウンドになったかは・・・想像し難いところではありますが。

あぁ。
俺も。
いつかいつか。
などと。
呟いて。
空を見上げてみる。

足下を。
見るのは。
飽きたよな。
足許を。
固めすぎると。
動けなくなるよな。

そうさ。
そうなんだ。

そろそろ。
次へ。
その先へ。
進まなきゃいけないんだ。
飛んでいかなきゃいけないんだ。
その思いだけは揺るぎ無く。
空を見上げてみる。

あの。
ビルの谷間を。
飛んでいく影は。
なんだろう。
飛んでいく影に。
追いつけるかな。

そうさ。
昔は。
飛べたんじゃないか。
飛んでたじゃないか。
我がもの顔で。
いつのまに。
大人しく。
いつのまに。
失った。
退化した。

そうさ。
いつか。
今に。
飛べるんじゃないか。
飛んでみせなきゃじゃないか。
危うくても。
昂揚して。
抑えられないくらいの。
凶暴な思いを。
胸に。
もう一度。

もう一度。
進化論。



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