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2011/07/15 Fri *尻尾がとれない / Creeedence Clearwater Revival

20110715creedenceclearwaterrevival


青臭いまま。
お尻の青いまま。
いや。
ひょっとして。
尻尾のついたまま。

そのままなんじゃないかと。
成長も進化もしてなくて。
同じところにいて。
同じことに拘って。
同じものが好きで。
そのままで。

だから。
同じところで立ち止まって。
同じことに捕らわれて。
同じものに躓いて。
その繰り返し。
また繰り返し。

進みたい。
乗り越えたい。
でも。
尻尾がとれない。

『Creedence Clearwater Revival』'68年リリース。
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の記念すべき1stアルバム。
ジョン・フォガティの兵役によるブランクなどもあって下積み時代の長かった彼らが。
バンド名を変えて、ファンタジー・レコードと再契約して心機一転で制作したアルバムでした。
サイケだアートだニュー・ロックだと騒がしい時代に。オーソドックスなロックン・ロールをぶっ放したCCR。
いや、このアルバムでは。オーソドックスなブルース・ロックと言った方がいいかもと。
ストーンズでも知られる「Suzie Q」の8分を超える青白い炎をも感じさせる迫力とか。
「I Put A Spell On You」における有無をも言わせぬ凄味とか。ここにCCRの原点があるんだなと。
それらカヴァーの素晴らしさに比較するとオリジナル・ナンバーは未完成な感は免れなくて。
それがアルバム全体としては青臭い印象を抱かせる要因にもなっているのかもしれませんが。
それを差し引いても。「Suzie Q」や「I Put A Spell On You」における熱さ、エネルギーは本物だなと。
だからこそ長尺にも関わらず「Suzie Q」は全米TOP10に迫るヒットを記録したんだろうなと思うのです。
後にコンパクトでキャッチーなヒット曲を連発するCCRですが。その根底には変わらないものがあったんだと。
成長しても進化しても。ブルースやソウル対する熱さ、エネルギーがずっとあったんだと。
だとすると。このアルバムの青臭さが妙に愛おしくてならなかったりもするのです。

青臭いまま。
お尻の青いまま。
いや。
ひょっとして。
尻尾のついたまま。

そのままでいいじゃないかと。
成長も進化もしてなくていいと。
同じところにいて。
同じことに拘って。
同じものが好きで。
そのままで。
とことん。
いってしまえと。
深化してしまえと。

だから。
同じところで立ち止まっても。
同じことに捕らわれても。
同じものに躓いても。
また歩き出そう。
また逃げてやろう。
また立ち上がろう。
その繰り返し。
また繰り返し。

進みたい。
乗り越えたい。
でも。
尻尾がとれない。
ならば。
尻尾と共に。
その。
重みが覚えてる。思いださせる。
熱さ、思い。
そして。
青臭さと共に。
歩いていこう。



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