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2011/09/10 Sat *止むを得んでしょう! / 沢田研二

20110910royalstraightflushvolone


ありがとうございましたぁ。
今夜もまた。
お二人だけになっちゃいましたね。
この時間だもんねぇ。
もう他のお客さんもこないでしょう。
じゃぁ。
マスターも飲もうよ。
すいません。いただきます。

さてと。
今夜もまた。
三人だけですからね。
この時間だからね。
他のお客さんには看板にして。
そうですね。
マスターいつものいきますか。
止むを得んでしょう!

ジュリー~!

『Royal Straifht Flush』'79年リリース。
電撃のジュリー・ベスト・ヒッツ、後にシリーズ化される沢田研二、ジュリーのベスト・アルバム。
当時の最新シングルだった「カサブランカ・ダンディ」から始まって「ダーリング」「サムライ」ときて。
「憎みきれないろくでなし」「勝手にしやがれ」「ヤマトより愛をこめて」ですから。
裏返して「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「追憶」「許されない愛」ときて。
「あなたに今夜はワインをふりかけ」そして「LOVE(抱きしめたい)」ですから。文句があるかと。どんなもんだいと。
凄いよなぁ、これでもジュリーのヒット曲のほんの一部だもんなぁ。「あなたに今夜は・・・」を選ぶ辺りが憎いなと。
いつだって、いまだって。ジュリー大好きですけど。特にこのアルバムに選ばれてるナンバーなんてね。
全部歌えるし、どれでも踊れるし。なんならウィスキー吹いて、帽子もなげちゃおうかってもんで(笑)。
みんなね、ジュリー大好きだったもんね。他の客がいなくなった真夜中の新宿三丁目のロック・バーで。
大音量でこのアルバムとかかけて。大合唱して、踊って。ジュリー・ナイトになっちゃって。
それで。さんざん飲んで、歌って、踊って。じゃぁ、またねって扉を開けたら夜も明けてて。
それでも。また真夜中、他のお客さんがいなくなったら。いつものねって。止むを得んでしょう!ってね・・・
いったいさぁ、何回、幾つの夜をあなたの店でジュリーと共に過ごしたんだろうね。
止むを得んでしょう・・・か。まだまだ何度もね、いつまでもね。その台詞が聞けると思ってたのにね。

ありがとうございましたぁ。
今夜もまた。
お二人だけになっちゃいましたね。
この時間だもんねぇ。
もう他のお客さんもこないでしょう。
じゃぁ。
マスターも飲もうよ。
すいません。いただきます。

さてと。
今夜もまた。
三人だけですからね。
この時間だからね。
他のお客さんには看板にして。
そうですね。
マスターいつものいきますか。
止むを得んでしょう!

ジュリー~!

何年経っても。
止まらないものがある。
乾かないものがある。
埋められないものがある。

もう七年。まだ七年。
なんで。
涙が溢れるんだろう。
叫ばずにいられないんだろう。
心のどこかが欠けたままなんだろう。

そして。
こんな日こそ。
こんな夜こそ。
その扉を開けたいのに。
あの夜をもう一度過ごしたいのに。

止まらない。
乾かない。
埋められない。
だから。
そう。
だから。
逝ってしまったあなたが。
観れなかった。
聴けなかった。
その分もね。
まだまだねと。
毎年ジュリーを追っかけてるんだ。
そんなことしか。
出来ないけれど。

知ってるかい。
今年は(ほぼ)タイガースなんだぜ。
サリーもベース弾いてるし。
ピーもいるんだぜ。
もうすぐ観に行くんだ。
どうだい。
いいだろう。
そっちまで聴こえるといいけどね。

七年目の祥月命日に。
あなたにワインを・・・じゃなくてジャックだなやっぱり。
献杯。
今夜は少しだけ過ごしても。
止むを得んでしょう!
・・・だよね。



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