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2011/10/08 Sat *明けない夜は / Nils Lofgren

20111008nightfadesaway


この夜は。
この闇は。
いつか。
明けるのか。
陽が射してくるのか。

いや。
明けるんだろうし。
射してくるんだろうけど。
ふと。
このままかなとか。

このまま。
夜が続いたり。
このまま。
今夜で終わってしまったり。
なんてね。

本気で。
思ってないから。
笑みが口元に浮かぶのだけど。
その目は。
虚空を見るともなく。
見てたりもする。

『Night Fades Away』'81年リリース。
ニール・ヤング、ブルース・スプリングスティーンとの活動で知られるニルス・ロフグレン。
そんなニルスのライブ・アルバムも含めると7枚目となるソロ・アルバム。
小気味よく弾んでキレのいいロックンロールをいつも聴かせてくれるニルスです。
山椒は小粒でピリッと辛いと言うか、その実に小粋なギターと存外に甘い歌声が魅力的です。
立ち位置としては渋い脇役ってところで。まぁ、光石研とか寺島進ってイメージなんですけど。
主役を張るとなると意外に弾けちゃうみたいな。そんな足取りも弾みそうなご機嫌なロックンロールなのです。
このアルバムは。どうも歌に力入れてみましたって感じで。ちょっとギタリストとしてはどうなの?とも思いますが。
でも。だからこそか。ここぞって時のギター・ソロがシンプルだけどカッコいいんですよねぇ。
そして。カヴァーのセンスがまた通好みで。「I Go To Pieces」や「Anytime At All」を演ってるんですけど。
その「I Go To Pieces」では作者のデル・シャノンをゲストに迎えてデュエットしてて。
これがもう極上のパワー・ポップに仕上がっていて。嬉しいやら涙ちょちょぎれるやらで最高なんです。
こんなアルバムを夜通し聴いて。気づいたら一筋の朝陽が射しこんできたら。もう本当に堪らないよなとね。

この夜は。
この闇は。
いつか。
明けるのか。
陽が射してくるのか。

まぁ。
明けるんだろうし。
射してくるんだろうな。
そう。
このままじゃ困るしな。

このまま。
夜が続くのなら。
踊り続けて。
今夜で終わるってなら。
思いっきり弾けちゃうけど。

本気で。
思ってないから。
安心して眠りにつくのだけれど。
その目は。
時に閉じてもより深い闇を。
見てたりもする。

明けない夜は。
無い。
無いんだろうな。
たぶんね。
ぼんやりと。
そんなことを思いながら。
今夜も。
ロックンロールに。
身を委ねているんだけどね。

明けない夜は・・・無いことにしてしまおう(笑)。



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