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2011年10月

2011/10/08 Sat *明けない夜は / Nils Lofgren

20111008nightfadesaway


この夜は。
この闇は。
いつか。
明けるのか。
陽が射してくるのか。

いや。
明けるんだろうし。
射してくるんだろうけど。
ふと。
このままかなとか。

このまま。
夜が続いたり。
このまま。
今夜で終わってしまったり。
なんてね。

本気で。
思ってないから。
笑みが口元に浮かぶのだけど。
その目は。
虚空を見るともなく。
見てたりもする。

『Night Fades Away』'81年リリース。
ニール・ヤング、ブルース・スプリングスティーンとの活動で知られるニルス・ロフグレン。
そんなニルスのライブ・アルバムも含めると7枚目となるソロ・アルバム。
小気味よく弾んでキレのいいロックンロールをいつも聴かせてくれるニルスです。
山椒は小粒でピリッと辛いと言うか、その実に小粋なギターと存外に甘い歌声が魅力的です。
立ち位置としては渋い脇役ってところで。まぁ、光石研とか寺島進ってイメージなんですけど。
主役を張るとなると意外に弾けちゃうみたいな。そんな足取りも弾みそうなご機嫌なロックンロールなのです。
このアルバムは。どうも歌に力入れてみましたって感じで。ちょっとギタリストとしてはどうなの?とも思いますが。
でも。だからこそか。ここぞって時のギター・ソロがシンプルだけどカッコいいんですよねぇ。
そして。カヴァーのセンスがまた通好みで。「I Go To Pieces」や「Anytime At All」を演ってるんですけど。
その「I Go To Pieces」では作者のデル・シャノンをゲストに迎えてデュエットしてて。
これがもう極上のパワー・ポップに仕上がっていて。嬉しいやら涙ちょちょぎれるやらで最高なんです。
こんなアルバムを夜通し聴いて。気づいたら一筋の朝陽が射しこんできたら。もう本当に堪らないよなとね。

この夜は。
この闇は。
いつか。
明けるのか。
陽が射してくるのか。

まぁ。
明けるんだろうし。
射してくるんだろうな。
そう。
このままじゃ困るしな。

このまま。
夜が続くのなら。
踊り続けて。
今夜で終わるってなら。
思いっきり弾けちゃうけど。

本気で。
思ってないから。
安心して眠りにつくのだけれど。
その目は。
時に閉じてもより深い闇を。
見てたりもする。

明けない夜は。
無い。
無いんだろうな。
たぶんね。
ぼんやりと。
そんなことを思いながら。
今夜も。
ロックンロールに。
身を委ねているんだけどね。

明けない夜は・・・無いことにしてしまおう(笑)。



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2011/10/07 Fri *出来るか出来ないかでは無くて / The Runaways

20111007runawaysinjapan


出来るか。
出来ないか。
では無くて。

そんな事。
考える前に。
やるか。
やらないか。

そうなんだけど。
やっぱり。
結果を。
考えて。
想像して。

その時点で。
足が止まってる。
踏み出そうとはしても。
宙に止まっている。
こいつは。
どうにも。
困ったもので。

『The Runaways Live In Japan』'77年リリース。
初来日公演の模様を収めたランナウェイズのライブ・アルバム。
ランナウェイズ・・・どうしても色物のイメージが強くて。
確かにねぇ、シェリー・カーリーの、あの下着姿は強烈だったからなぁ。
まぁ、はっきり言えば。当時はその姿しか記憶に無かったりもしますが。
とか言いつつ。実はドラマーのサンディ・ウェストが結構好きだったんですけどね。
改めて針を落とすと。本当にシンプルでストレートなロックンロール・バンドで。
ただただ。それだけでやってたんだろうなと。まぁ、マネージメントには作意はあったでしょうが。
ドラムスがもたろうが、ベースが走ろうが。お構いなしでやってしまいましたってところで。
そう言う意味では。楽器なんか弾けなくてもやってしまえって。パンクだったんだろうなと。
実際に。サンディとベースのジャッキー・フォックスは素人同然だった様ですからね。
確かジャッキーは途中で辞めて帰国しちゃったんだよなぁ。おいおいって。
で、そんな状態のバンドを引っ張ってたのがシェリーとリタ・フォードと、特にジョーン・ジェットで。
きっと。その意志の強さが後にブラック・ハーツでのブレイクを呼んだんだろうなとか。
とにかく「Cherry Bomb」に代表される“一発やってやろうぜ”って意気込みは爽快です。

出来るか。
出来ないか。
が問題では無くて。

そんな事で。
躊躇う前に。
やるか。
やらないか。

そうなんだけど。
やっぱり。
その先を。
考えて。
思い悩んで。

その時点で。
踏み出した足が。
宙に止まったままで。
その先へと下ろせない。
こいつは。
どうにも。
困ったもので。

出来るか。
出来ないか。
では無くて。
やるか。
やらないか。

百も承知なんだけど。
その一歩を。
踏み出せば。
下ろせば。
それだけなんだけど。

出来るか。
出来ないか。
では無くて。
やるか。
やらないか。
それが今は。
難しいんだよな・・・



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2011/10/06 Thu *ギターの好みは・・・ / Rick Derringer

20111006guitarsandwomen


その。
ルックス。
ライン。
響き具合。
鳴り具合。

好きか。
それほどでもないか。
それは。
人それぞれ。
好みがあるからね。

その。
ルックス。
ライン。
響き具合。
鳴り具合。

どれが。
好きか。
その瞬間の感覚も。
時の流れも。
それぞれあるからね。

『Guitars And Women』'79年リリース。
リック・デリンジャーのソロとしては3枚目のアルバム。
この頃のリックは率いるデリンジャーでの活動と並行していたらしく。
参加してる面子にはそのデリンジャーのメンバーと。
プロデューサーであるトッド・ラングレンのユートピアのメンバーも名を連ねてます。
そして。チープ・トリックのリック・ニールセンが2曲提供していたりもして。
ポップでキャッチーなアメリカン・ハード・ロックが展開されています。
ポップ、キャッチー、でハード。こうくればもうリックの得意分野ですからね。その真骨頂が聴けるわけです。
相性がハッキリ分かれるトッドとも息があっていた様で。御機嫌なアルバムに仕上がっているのです。
'90年代以降はブルースとかやってるらしいリックですが。やっぱりリックはポップにキャッチーに。
思わず一緒に口ずさんで、ステップでも踏みたくなる様な。そんなロックンロールが一番似合う気がするんですけどね。
ところで。ジャケットでB.C.リッチを弾いているリック。『All American Boy』では真紅のストラトを持ってました。
どっちが好きなのか。どっちが似合っているのか。個人的にはストラトのイメージが強いんですけどね。

その。
ルックス。
ライン。
響いてくるもの。
聴こえてくるもの。

好きか。
それほどでもないか。
それは。
人それぞれ。
好みがあるからね。

その。
ルックス。
ライン。
響いてくるもの。
聴こえてくるもの。

誰が。
好きか。
その瞬間の感覚も。
時の流れも。
それぞれあるからね。

ギターの好みは。
女性の好みに通じるものがあったりして。
そのルックス。
そのライン。
その響き。
その囁き。

レスポール。
ストラト。
テレキャス。
フライングV。
ファイアーバード。
アンペグ。
ハミングバード・・・

自分?
VOXとか。
テレキャス・カスタムとか。
ピンク・ペイズリーのテレキャスとか。
レスポールJr.とか。
そしてやっぱりSGかなと。

で、女性の好みは・・・
想像にお任せしたいと思います(笑)。

皆さんはどれが、誰が好みですか???



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2011/10/05 Wed *生きているから / Paul Butterfield's Better Days

20111005paulbutterfieldsbetterdays


生きていると。
いろいろあって。
いろいろ起きて。
いろいろ考えて。
歩いているうちに。
立ち止まっているうちに。
いつの間にか。
隣を歩いてる。
背後に立っている。

やっかいだな。
面倒だなと。
何でこんなことにと。
ついつい。
頭を抱えたくなったり。
妙に力んでしまったり。
慌てて駆けだそうとしてみたり。
そいつも。
こいつも。
生きているから。
なんだけど。

『Better Days』'73年リリース。
ポール・バターフィールドが新たに結成したベター・デイズの1stアルバム。
本来黒人の音楽であるブルースに憑りつかれた白人も数多くいたわけで。
ご存知の様にバターフィルドもその一人で。バターフィル―ド・ブルース・バンド時代は。
それこそブルースの求道者って感じで。とにかく本物に近づきたい、本物を演りたいって。
初期のメンバーには黒人もいて。まさに正統派シカゴ・ブルースで。鬼気迫るものがありました。
それはそれで。勿論。自分も大好きなのですが。時にその力の入り様に聴く側まで緊張したりして。
演る側はもっと緊張してたんだろうなってことで。新しい仲間達と肩の力を抜いて演ることを選んだアルバム。
それは決してブルースを捨てたわけでは無くて。新しいブルースを。白人ならではのブルースを。
そう。自分なりのブルースを見つけて。このアルバムを制作したのかなと。そんな風に感じるのです。
ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレット、ロニー・バロン・・・と味のあるメンバーも顔を揃えて。
カントリーやニューオーリンズの香りも加わった素晴らしいホワイト・ブルースです。
そして。あの「Buried Alive In The Blues」も収められています。バターフィールドとマルダーが歌うこのナンバー。
ジャニス・ジョプリンが歌えなかったこのナンバー。ジャニスはバターフィールドとの録音も残しているだけに。
もし、もしと。ジャニスが生きていて。このメンバーと一緒に歌っていたら。どうなっていたんだろうと。
そんな想像もしてしまうのです。生きているからブルースに憑りつかれ。それでもブルースに魅せられて。

生きていると。
いろいろあるから。
いろいろ起きるし。
いろいろ考えちゃって。
歩いているのに。
立ち止まってしまうと。
いつの間にか。
隣に立っていやがる。
背後で微笑んでいやがる。

やっかいだな。
面倒だなと。
何でこんなことにと。
思いながら。
頭を抱えこんでも。
妙に力んでも。
慌てて駆けだしても。
そいつも。
こいつも。
生きているから。
どうしようもなくて。

でも。
そんな。
いろいろが。
なんやかやが。
消えないこと。
立ち去らないこと。
百も承知で。

頭抱えて。
力んで。
走って。
息が切れて。
つい。
笑ってしまう。
その瞬間に。
魅せられることもあるから。

生きているから。
自分なりのブルースを。
楽しんでしまおうと。
生きながら。
ブルースに葬られるその日まで。
自分なりのブルースを。
笑いながら探してしまおうと。
そんなことを。
思ったりするのです。



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2011/10/04 Tue *身も心も / Janis Joplin

20111004farewellsong


全力で。
取り組みます。
全身全霊で。
打ち込みます。
口にするのは。
言葉にするのは。
簡単なんだけど。

実のところ。
そこまでは。
なかなか。
どうして。
やれない。
やりきれない。
そうなんだ。

身も心も。
なんて。
簡単に。
出来るものじゃない。
そうだろう。

『Farewell Song』'82年リリース。
遺された様々な未発表音源から選ばれて編集されたジャニス・ジョプリンのアルバム。
'67年~'70年という。本当に短すぎたその活動期間からライブも含む様々な音源が混在していて。
当然ながらアルバムとしての統一感は無いものの。ジャニスの歌声はあのジャニスの歌声で。
身を捩り、身を切り、何もかもをも振り絞って発せられるその歌声の前にやはり言葉を失ってしまうのです。
何故そうまでして、何故そこまでして。歌いたかったのか。歌わなければならなかったのか。
それだけの思いを込めて、それだけ身を削って。歌い続けたかったのか。思いは届けられなかったのか。
その歌声はこうも、こうまでも。この胸に響いているのに。ジャニスは未だ、未だ、未だと叫んでいるのです。
身も心も捧げて。全身全霊で。ジャニスは何を届けたかったのか。ジャニスは誰に届けたかったのか。
破天荒で繊細で。陽気で孤独で。その魂を鎮めるには、癒されるには。こうまでするしかなかったのか。
こうまでしたから、ここまで来たから。ジャニスの歌声はいつまでも響き続けるのだろうけど。
こうまでしてしまったから、ここまで行ってしまったから。身も心も捧げてしまったから。ジャニスは・・・
このアルバムの当時の邦題を『白鳥の歌』と言うのですが。哀しすぎるよなと思ったりもするのです。

全力で。
取り組もう。
全身全霊で。
打ち込もう。
思うのは。
心に期すのは。
簡単なんだけど。

実のところ。
そこまでのものは。
なかなか。
どうして。
見当たらない。
見つからない。
そうなんだ。

身も心も。
なんて。
簡単に。
捧げられるものじゃない。
そうだろう。

そうなんだ。
いつも。
どこかに。
何かが。
残ってる。
燻ってる。
そんな感じなんだ。

身も心も。
そこまで。
必要としないのは。
感じないのは。
ある意味。
幸せなんだろう。
でも。
でもね。

身も心も。
燻ってるんだ。
燃え残ったままなんだ。
それで。
そのままで。
いいのかな・・・

身も心も。



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2011/10/02 Sun *遂に観た!聴いた! / ザ・タイガース

20111002thetigersonstage


遂に。
そうなんだ。
遂に。遂に。
観たんだ。
聴いたんだ。

遂に。
観た!
聴いた!
あの。
ザ・タイガースを。
その。
ライブを。

正確には。
沢田研二、ジュリーのライブに。
瞳みのる、森本太郎、岸部一徳がゲストだけど。
ジュリーに、ピーに、タローに、サリーが揃ったんだから。
もう。これは。
殆どザ・タイガース。
ほぼ再結成。
それを。
この目で観たんだ。
この耳で聴いたんだ。

『ザ・タイガース・オン・ステージ』'67年リリース。
同年8月22日サンケイ・ホールでの初めてのリサイタル(!)を収録したザ・タイガーズの1stアルバム。
いやもう。黄色い歓声が凄いの凄くないのって。いやぁ、凄まじい熱狂ぶりです。痺れます。
レコードで聴いててこれだけ熱くなるんだから。会場にいたら、それはもうねぇ、どんなに興奮したか。
リアル・タイムで観てた人達、聴いてた人達、叫んでた人達。いいよなぁ、羨ましいよなぁと。いつも思います。
そりゃぁ、ジュリーはカタカナ英語だし、演奏も危ないっちゃ危ないとこもあるけれど。それがどうしたと。
この熱さがグループ・サウンズなんだ、ロックなんだと。そうロックなんですよね、ロック。
ブリティッシュ・ビートならぬジャパニーズ・ビートなんだよなと。サリーなんかストーンズ大好きだったんですもんね。
明らかにそのストーンズの『Got Live If You Want It !』の影響を受けているって言うか意識してるよねと。
しかも同名のEP盤とアルバムの両方を見据えてるところに、ストーンズに対する愛情の深さを感じたりもして。
しかも「ルビー・チューズデイ」とか「アズ・ティアズ・ゴー・バイ」なんて当時ストーンズのライブ・テイク未発表だし。
今回の再結成でもやってる「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」とかカッコ良いしねぇ。
「アズ・ティアズ・ゴー・バイ」をサリーの、あの低音で聴かせるところなんか憎いよなぁと思ったりもするのです。
そして。勿論「シーサイド・バウンド」の、あの弾けっぷりに興奮させられるんですよね。跳んじゃうもんね。

遂に。
そうなんだ。
遂に。遂に。
観たんだ。
聴いたんだ。

遂に。
観た!
聴いた!
あの。
ザ・タイガースを。
その。
ライブを。

正確には。
沢田研二、ジュリーのライブに。
瞳みのる、森本太郎、岸部一徳がゲストだけど。
ジュリーに、ピーに、タローに、サリーが揃ったんだ。
リアル・タイムは間に合わなかった。
同窓会も浪人生の身分で行けなかった。
殆どザ・タイガース。
ほぼ再結成。
やっと。
この目で観たんだ。
この耳で聴いたんだ。

ピーのドラムスがあんなにパワフルだなんて。
タローの歌も聴けたし。
ジュリーは流石、現役って貫録で引っ張ってたし。
そしてそしてサリー。
あの。ジョン・ポール・ジョーンズが絶賛したベース。
その響き。痺れたなぁ。
官房長を殉職してまで特訓した甲斐があったてもんだよね(笑)。
次はその歌声も聴きたいな。

遂に。
観た!
聴いた!
あの。
ザ・タイガースを。
その。
ライブを。

あと3回観に行く予定なんです。
もう、本当にね。
楽しみです!



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2011/10/01 Sat *土曜日はいつも / キャンディーズ

20111001abunaidoyoubi


ちょっと。
事情があったりして。
あんまり。
曜日の実感がない。
そんな日々を過ごしてるけど。
それでも。

やっぱり。
土曜日は。
特別と言うか。
何だか。
嬉しいし。
落ち着く様な。
ドキドキする様な。

そんな。
土曜日から。
始まる。
今月は。
土曜日が。
5日もあるなんて。
なんかいいよね。

『危い土曜日/キャンディーズの世界』'74年リリース。
安井かずみ作詞の3rdシングルをタイトル曲としたキャンディーズの2ndアルバム。
「あなたに夢中」「そよ風のくちづけ」も収録されていて。最初の3枚のシングル曲を聴くことができます。
その3曲を含むA面がオリジナル曲で構成されていて。B面は総て洋楽のカヴァーとなっているのですが。
オリジナルもともかく。B面の素晴らしさ、完成度の高さがキャンディーズと言うグループの魅力を物語っていると。
キャンディーズはその才能を見込まれて当初から優秀なスタッフに支えられていたことで知られていますが。
その成果が表れていて。その期待にキャンディーズの3人も見事に応えているのです。
コニー・フランシス、ビートルズ、カーペンターズ、ママス&パパス、ザ・ホリーズ、ニール・セダカ。
「まぬけなキューピット」「涙の乗車券」「イエスタディ・ワンス・モアー」「夢のカリフォルニア」・・・
「バス・ストップ」「小さな悪魔」と。日本語で歌われる曲もあれば英語のまま歌われている曲もあって。
そのどちらもキャンディーズならではのハーモニーがいいなと。素晴らしいなと。
カーペンターズ・アレンジで歌われる「涙の乗車券」と日本語詞が切なく優しい「バス・ストップ」が特にいいかな。
そして。どの曲でも。ミキちゃんの歌声を聴き分けようと耳を澄ましている自分がいるのです(笑)。

ちょっと。
事情があったりして。
曜日を意識することなく。
日々を過ごせているのだけれど。
それでも。
なんだかんだで。

やっぱり。
土曜日は。
特別なんだよね。
何だか。
楽しいし。
心安らぐし。
ワクワクするんだよね。

そんな。
土曜日から。
始まった。
今月は。
土曜日が。
5日もあったりして。
なんかいいよね。

土曜日はいつも。
ドキドキ。ワクワク。
ちょっと。
ゆっくり。のんびり。
なのです。



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2011/09/30 Fri *のっしのっしと / Tyrannosaurus Rex

20110930tyrannosaurusrex


のっしのっしと。

うわぁ。
凄いなぁ。
大きいなぁ。
カッコいいなぁ。

こんな。
素敵な。
生き物たちが。
我が物顔で。
この星を。
この地上を。
歩き回っていただなんて。

想像するだけで。
ワクワクするよね。
ドキドキするよね。
愉快じゃないか。
痛快じゃないか。

大好きなんだ。
アロサウルス。
ラプトル。
ステゴサウルス。
トリケラトプス。
そして。そして。
ティラノザウルス!

『Prophets Seers And Sages, The Angels Of The Ages』'68年リリース。
ティラノザウルス・レックスの2ndアルバム。ティラノザウルス・・・そう後のT.レックスです。
この頃はまだ“電気の鎧”を身に纏う前のマーク・ボランとスティーヴ・ペリグリン・トゥックのデュオで。
ボランのアコギとトゥックのパーカッションだけのシンプルなサウンドで。如何にも繊細で不可思議で。
件のマークの魔女との伝説などは、この時代のアルバムの頃の方が色濃く感じられるかもです。
そのサウンドにしても、詩にしても。まるで何かに憑りつかれたか、もしくは何かが乗り移ったかの如く。
次から次へと湧きだし、溢れて止まらない。そんなマークの妖しくも魅力的な想像力が感じられます。
しかし。確かにある種の高揚感はあるものの。やっぱりこのままじゃ異端のままで終わっていただろうなとも。
メロディやリズムにはボランならではのセンスが感じられ、摩訶不思議で魅惑的な詩の世界が展開していても。
アコースティック・デュオではその世界を広げるには限界が見えていたのも事実だろうなと。
だからこそ。我が物顔でのっしのっしと歩き回って世界を制覇する為に。やがてボランはエレキを手にして。
パートナーを変えて、バンドを編成して。“電気の武者”へと生まれ変わって我々の前に現れたんだろうなと思います。
このアルバムで聴くことのできる生まれ変わる前のマークの歌声もとても魅力的ではあるんですけどね。

のっしのっしと。

へぇ。
そうなんだ。
そうだったんだ。
面白いなぁ。

こんな。
素敵な。
生き物たちの。
顔が。生態が。
進化が。
ここまで。
解ってきているだなんて。

想像するだけで。
ワクワクするよね。
ドキドキするよね。
愉快じゃないか。
痛快じゃないか。

大好きなんだ。
アロサウルス。
ラプトル。
ステゴサウルス。
トリケラトプス。
そして。そして。
ティラノザウルス!

やっと。やっと。
行ってきました。
観てきました。
恐竜博。
凄い迫力。
カッコ良かったです。
“失われた世界”がね。
昔から大好きなんです。
ティラノザウルスVSトリケラトプスなんて。
あぁ、本当に見てみたかったなぁと。

のっしのっしと。
ねっ!



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2011/09/29 Thu *あのビートが / The Rolling Stones

20110929twelvebyfivemono


少しばかり。
調子が狂ってるのは。
どうにも。
乗りきれないのは。
たぶん。
そう。
見失っているからだろう。

いつでも。
聴こえていたはずの。
刻めていたはずの。
乗れていたはずの。
あのリズムが。
あのリフが。
あのビートが。
遠くに感じられる。
瞬間が。時が。日が。
あるんだな。

『12X5』'64年リリース。
英国盤の『No.2』と同じ写真をジャケットにした米国でのローリング・ストーンズの2ndアルバム。
ストーンズに限ったことではありませんが。'60年代半ばまでは英国と米国で各々にアルバムが組まれていて。
どっちを基本に聴けばいいんだろうって。また日本は日本で。英国盤に合わせたり、米国盤に合わせたりしていて。
しかも日本盤独自の曲順に編集されちゃったりもしてたので。まったくややこしいったらありゃしないと。
1stは英国盤仕様、2ndと3rd、『Out Of Our Heads』は米国盤仕様、『December's Children』は出さなくて。
『Aftermath』は英国盤仕様・・・ってのがキング・レコード時代の基本路線だったと思います。
(1stと『Out Of~』はかなり長い間、日本独自の曲順になってましたっけ・・・)
なのでストーンズの2ndアルバムって言うとこのアルバムの方が馴染みが深かったのですが。
『No.2』を入手してからはその渋さにすっかり魅せられてしまったりもしていたのですが。このアルバムもいいかなと。
ここ数年はまた針を落とす機会も増えてきて。その日、その時の気分で選んだりもしているのです。
『No.2』がブリティッシュR&Bのバンドとしてのストーンズのアルバムだとすると。
このアルバムはブリティッシュ・ビート・バンドとしてのストーンズのアルバムかなと。
A面頭が「Around And Around」でA面最後が「It's All Over Now」ですからね。そりゃぁ、弾もうってもんです。
で、B面頭が憧れのチェス・スタジオを訪れた喜びを臆面もなく披露した「2120 South Michigan Avenue」ですからね。
この、ビート!ビート!ビート!って感じの若き日のストーンズ。好きだなぁ。元気でてくるなぁとね。

少しばかり。
調子が狂ってるけど。
どうにも。
乗りきれないけど。
たぶん。
いや。
きっと。
また見えてくるだろう。

いつでも。
聴こえていた。
刻めていた。
乗れていた。
あのリズムが。
あのリフが。
あのビートが。
近くに感じられる。
身の内から響いてくる。
瞬間が。時が。日が。
やってくるだろう。
戻ってくるだろう。

あのビートが。
いつでも。
聴こえてくる。
瞬間が。時が。日が。
きっとね!



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2011/09/28 Wed *溢れ出すものが / Pete Townshend

20110928emptyglass


満たされていないのに。
空っぽなのに。
渇いているのに。
なのに。
解らない。

何で。
満たせばいいんだろう。
空っぽのままの。
渇いたままの。
この器に。
何を入れればいいんだろう。
何を注げばいいんだろう。

それが。
解らないんだ。

『Empty Glass』'80年リリース。
ピート・タウンゼンドの2枚目にして初の本格的なソロ・アルバム。
キース・ムーンを失って解散すると思いきやケニー・ジョーンズを迎えてザ・フーを続けてはみたものの。
当時のピートは殆どザ・フーでの活動には興味を失っていたらしくて。
あろうことか自作の出来のいいナンバーは全部このアルバムに入れてしまって。
ザ・フーのアルバムにはその残りものを提供したんだとか。いやはやなんとも。
そりゃぁ、ケニーも怒るよなと。明らかに損な役回りになるキースの後釜を引き受けたのにこの仕打ちじゃね。
で、確かに。間違いなく。キース亡き後のザ・フーのアルバムよりこのアルバムのほうがカッコいいもんなと。
まぁ、ピートも。キースを失って。その喪失感は相当なものがあったでしょうから。なんともねぇ・・・ですが。
結局。ザ・フーとしては一旦解散。その後、不定期で散発的な活動を経て本格的に復活するまでの長い年月。
ピートとしても。空いたもの、乾いたもの。それを何で、どのような形で満たしたいのかを見定めるには。
それだけの時間が必要だったと。それだけキースの存在が大きかったと。ケニーにはいい迷惑だった訳ですけどね。
いま針を落としても。本当にいいナンバーが多くてカッコいいんですよ、本当に。ただ・・・
時に煩い程のシンセの音に。どうしてもなにものかの不在を無理やりに埋めようとしている痛々しさも感じもします。

満たされていないこと。
空っぽなこと。
乾いていること。
それは。
解ってる。

何で。
満たされないんだろう。
空っぽになってしまったんだろう。
渇いてしまったんだろう。
この身体に。
この精神に。
何かを入れなければ。
何かを注がなければ。

それは。
解ってるんだ。

いや。
違うんだ。
何を入れたいか。
何を注ぎたいか。
それなんだ。
何を求めているか。
何を感じたいのか。

自分が。
どうしたいのか。
そのなにものかを。
見つけたら。
満たされる。
埋められる。
渇きを癒し。
溢れ出すものが。

今は。
未だ。
見つからないんだ。
感じられないんだ。
溢れ出すものが。



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2011/09/22 Thu *灯が / Aretha Franklin

20110922spiritinthedark


暗闇で。
道を。
行く先を。
見失って。
立ち止まっている。

暗闇の中で。
慄き。
恐れて。
思わず。
蹲っている。

そんな時。
ふと。
視線を上げると。
微かに。
朧にでは。
あるけれど。
灯が。
揺れている。

『Spirit In The Dark』'70年リリース。
アトランティックでの8枚目となるアレサ・フランクリンのアルバム。
ニューヨークとマイアミで録音されていて。マスル・ショールズ勢との録音に加えて。
新たにディキシー・フライヤーズとの録音も試みていて。特に、その異なるリズム隊との絡みが楽しめます。
一般的には過渡期の試験的なアルバムになるのかも知れませんが。そこはアレサですからね。
誰がバックであろうと、誰を従えても。アレサが歌えばアレサのアルバムとして成立してしまうところが凄いなと。
マスル・ショールズ勢との息もぴったりなジミー・リードリードのカヴァー「Honest I Do」もご機嫌だし。
一方でディキシー・フライヤーズとのベン・E・キングのカヴァー「Don't Play That Song」もカッコいいのです。
勿論、カヴァーだけでなく。アレサによるオリジナル・ナンバーも素晴らしいものばかりで。
タイトル・ナンバーのコーラス隊とのコール&レスポンスなど背筋がゾクゾクします。堪んないなぁ。
こういったナンバーを聴くとアレサはどんな時でもゴスペルを忘れてないんだな、繋がっているんだなと思います。
そんなアレサの歌声を聴いてると。暗闇の中で揺れる仄かな灯が見える気がするのです。心が温かくなるのです。

暗闇で。
道を。
行く先を。
見失って。
立ち止まってしまった。

暗闇の中で。
慄き。
恐れて。
思わず。
蹲ってしまった。

そんな時。
ふと。
胸に手を当てると。
微かに。
朧にでは。
あるけれど。
灯が。
点っている。

灯が。
揺れているのが。
仄かにでも。
見えるのならば。
感じられるのならば。
灯が。
温かく感じられるまで。
近くなるのを。
大きくなるのを。
今は。
待っていよう。
待ち続けていよう。



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2011/09/19 Mon *残り香 / Sam Cooke

20110919samcookelive_2


今年もまた。
この季節に。
この時期に。
お彼岸には。
一日早いけど。

この駅で降りて。
花を買って。
歩いていく。
坂を上って。
階段を上って。

どうも。
久し振り。
今年も。
来れたよ。
いい天気だね。

そっちはどうかな?
こっちはぼちぼちってとこで。
まぁ、いろいろあるんだけど。
今でも。今も。
時々あの街に来て。
皆とも会ってるよ。

でも。
でもね。

『Live At The Harlem Square Club,1963』'85年リリース。
タイトル通りに'63年のライブ音源が20余年の時を経て発掘されたサム・クックのライブ・アルバム。
マイアミのハーレム・スクエアなるクラブで恐らくは同報たる黒人の聴衆を相手に行われたライブです。
その熱気、その迫力。サムが如何に素晴らしく突出したソウル・シンガーだったか、先駆者だったか。
その事実をこれほど明確に如実に示したライブ、そしてアルバムかなと思います。半端じゃありません。
かのオーティス・レディングが憧れ、敬っていたサムです。その理由をひしひしと感じとることができるのです。
確かにスタジオ録音ではソフトでポップな一面も強いサムです。それでも、それも素晴らしいのですが。
このアルバムにはそんな言わば商業的な戦略の為の仮面をかなぐり捨てたサムがいるのです。
素顔の生身のサム。そのサムの魂の迸りが如何に熱く、激しく、切ないものであったのか。
如何に聴く者を昂ぶらせ、慰撫してくれるものだったのか。その一端に過ぎないのかも知れませんが。
このアルバムが伝えてくれるのです。残り香は伝わってくるのです。そして強く思うのです。その場にいたかったと。
「Twistin' The Night Away」「Having A Party」...その場で踊りあかしたかったな、パーティに参加したかったなと。

今年もまた。
この季節に。
この時期に。
お彼岸には。
一日早いけど。

このお墓に。
花を供えて。
線香をあげて。
掌を合わせて。
語りかける。

昨夜もさ。
回したんだ。
皆も。
来てくれてさ。
楽しかったよ。

そっちまで届いてたかな?
楽しんでくれてたらいいな。
偶にさ。ふと。思うんだ。
今でも。今も。
あの場所に変わらずに。
あの階段があって。
上って扉を開けたら。
あの笑顔が迎えてくれるんじゃないかって。
あの熱気に、あの空気に包まれるんじゃないかって。

そう。
そうさ。
ありえないんだけど。
もう。
戻ってはこないんだけど。

でも。
でもね。

もう一度。
あの笑顔を。
あの熱気を。
あの空気を。
あの街に。
行くたびに。
やっぱり。
思わずにはいられないんだ。
それくらい。
あの頃の。
残り香が。
消えてはくれないんだ。

ごめん。
また湿っぽくなっちゃったね。
ごめん。
まだ背中を蹴っ飛ばしてもらわないと駄目そうだな。
じゃぁ。また。
またさ。
会いに来るよ。

消えない。
消せない。
残り香があるんだよね。



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2011/09/18 Sun *袋小路でも / James Carr

20110918yougotmymind


行き止まり。
突き当り。
前も。
右も。
左も。
進めないじゃん。
さてと。
どうしようかな。

暗くて。
ぼんやりとしてて。
前も。
右も。
左も。
見えないじゃん。
さてと。
どうしようかな。

袋小路・・・
なんだけどね。

『You Got My Mind Messed Up』'66年リリース。
二色刷りの版画の様なジャケットの印象も強烈なジェイムス・カーの初めてのアルバム。
オーティス・レディング、ソロモン・バーク、ウィルソン・ピケットと比するとあまりに知られていないジェイムス・カー。
まさしく知る人ぞ知る存在に止まってしまっているジェイムス・カー。サザン・ソウル・シンガーの最高峰の1人です。
どう凄いかって。う~ん。これは言葉では言い表せないし、語り尽くせないし。ただとにかく聴いて下さいと。
もう。そう言うしか無いのです。知名度が低いのはスタックスとかアトコとかヴォルトとか。
所謂アトランティック傘下のレーベルに所属して無かったってのが(特に日本では)影響してるかなと思ったり。
ジェームス・カーが所属していたゴールド・ワックスも素晴らしいレーベルでしたが確か早くに倒産してるんですよね。
オーティスとはタイプが違うシンガーですが、カーは常にオーティスを意識していたらしいとの話もあります。
もしスタックスに所属していて、あのスタックス・レヴューとかで同じステージに立っていたらなどと想像したりもして。
実に深い歌声で秘めた思いを歌い込み、時にその思いが堰を切って溢れ出すかの如く・・・やはり比類なき歌声です。
「You've Got My Mind Messed Up」、そしてあの「The Dark End Of The Street」の素晴らしさ。
作者の1人であるダン・ペンを始めとして数々のヴァージョンがありますが。このカーのヴァージョンが一番かな。
頻繁に針を落とすアルバムではありませんが。このアルバムが存在する。いつでもその歌声を聴くことができる。
それだけで心が落ち着く。救われる。微かではあるが確かな灯がともされる。そんなアルバムです。

行き止まって。
突き当たって。
前にも。
右にも。
左にも。
進めないじゃん。
さてと。
どうしようかな。

でも。
聴こえてくるなら。
漏れてくるなら。
感じられるなら。

暗闇に囲まれて。
もやもやに包まれて。
前にも。
右にも。
左にも。
何もないじゃない。
さてと。
どうしようかな。

でも。
聴こえてくるなら。
漏れてくるなら。
感じられるなら。

袋小路・・・
なんだけどね。

誰かの歌声が。
誰か思いが。
誰かの呼ぶ声が。
誰かの振る手が。
聴こえてくるから。
漏れてくるから。
感じられるから。

袋小路でも。
大丈夫。

誰かが笑ってる。
誰かが語ってる。
誰かがリズム刻んでる。
誰もが楽しんでる。

だから。
袋小路でも。
大丈夫だと思えるんだ。

ありがとう。



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