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2011/10/30 Sun *普通の料理が / Lowell George

20111030thanksilleatithere


普通に。
そう。
普通に。
キッチンに立って。

普通に。
そう。
普通に。
料理を作る。

バジルの葉は。
惜しまずに。
ニンニクも。
惜しまずに。
松の実は。
焦がすぐらいで。
丁度良く。
さぁ、フードプロッセサーに。

『Thanks I'll Eat It Hear』'79年リリース。
『特別料理』なる邦題がついていたロウエル・ジョージの唯一のソロ・アルバム。
リトル・フィートを率いていたロウエル。ソロ・アルバムの構想はリトル・フィートの解散前からあった様で。
当然ながらリトル・フィートでのアルバムとは異なった側面を見せたいと語っていたとか。
確かに。その言葉通りに。ソロならではの味わいがあって。故にの邦題かのかなとも。
ギタリストやライターとしてよりも。ヴォーカリスト、そしてプロデューサーとしてのサウンド創りで聴かせてくれるなと。
実際に後期のリトル・フィートのステージではフロントに立つヴォーカリストとしての印象も強かったそうです。
あのスライド・ギターをもっと聴きたいなという思いも正直あったりするのですが。ヴォーカリストとして。
そしてプロデューサーとして。「What Do You Want The Girl To Do」「Can't Stand The Rain」と言ったカヴァーの。
センスの良さとその歌声の豊潤さを感じることはできますし。メキシカン風な味つけのサウンドがあったりと。
ロック的なものより、より幅広い音楽に興味を持っていたらしいロウエルにはこれこそが普通だったのかもしれません。
何にしろ。独特の本当に実りの多さを感じさせるアルバムです。このアルバムのプロモーション・ツアー中に倒れて。
帰らぬ人となってしまったのが。本当に惜しまれる味わい深さがあるのです。

普通に。
そう。
普通に。
キッチンに立って。

普通に。
そう。
普通に。
料理を作る。

オリーブ・オイルは。
惜しまずに。
パルメザン・チーズも。
惜しまずに。
塩も。
忘れずに。
丁寧に。
さぁ、擂り鉢で擦り合わせて。

アルデンテに。
茹で上げた。
パスタに。
絡めれば。
ピリッとして。
芳醇な。
バジル・ソースのパスタの。
出来上がり。

普通に。
そう。
普通に。
テーブルに並んで。

普通に。
そう。
普通に。
二人で食べる。

そう。
普通の料理が。
特別な料理。



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