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2011/11/02 Wed *理由なんか / Eric Clapton

20111102noreasontocry


訳なんか。
理由なんか。
無いんだよ。
ありゃしねぇよ。
ある筈もないさ。

だけど。
どうしてだか。
どうにも。
こうにも。
どうしようもなく。

悲しくなることだって。
怖くなることだって。
震えがくることだって。
あるんだよ。
あぁ。そうさ。
何の理由も無く。
何も見えないのにさ。

『No Reason To Cry』'76年リリース。
ボブ・ディランやザ・バンドの面々と共に創りあげたエリック・クラプトンのアルバム。
他にもロン・ウッドやジェシ・エド・ディヴィス、ジョージィー・フェムもいればビリー・プレストンもと。
なんとも豪華なゲストに囲まれたアルバムですが。華やかと言うよりははにかんでる感じがするのが。
なんともこの頃のクラプトンらしくて。微笑ましい気がします。きっと緊張もしてたんだろうなぁと。
敬愛するディランとデュエットまでして。憧れてたザ・バンドの面々を従えてギター弾いてるんだもんなぁと。
夢がかなったんだから。もう肩に力が入る前に、どうしていいか解らなくて。丁度いい塩梅になったのか。
とにかく。緊張感とレイドバックした感じが。まぁ、実にいい匙加減で調合されたアルバムです。
で、ディランとザ・バンドが相手ですからね。ギターだけでなく、その歌声に感情がこもっていて。
ある意味では、ヴォーカリストとしてのクラプトンがまた新たな段階へと至るきっかけになったアルバムかも。
タイトル通りに。泣く理由なんて何も無いけれど、別な意味でクラプトンの目には涙が浮かんでいたかもですね。
で、なのに。この頃のクラプトンってアルコールに耽溺してたんですよね。その訳の解らなさが人間臭いけど。

訳なんか。
理由なんか。
無いんだよ。
ありゃしないさ。
ある筈もないじゃない。

だけど。
どうしてだか。
どうにも。
こうにも。
どうしようもなく。

嬉しくなることだって。
温かくなることだって。
震えが治まることだって。
あるんだよ。
あぁ。そうさ。
何の理由も無く。
その姿が見えただけでさ。
その顔が見えてだけでさ。
その眼差しが。
こっちを見て微笑んでくれるだけでさ。

理由なんか。
無いんだ。
無いんだなぁ。
無いんだよ・・・



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