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2011/11/23 Wed *夢の続き / 忌野清志郎

20111123memphis


夢の。
夢の続きを。
見せてくれないか。

あの日。
あの瞬間。
まさかと。
思っていた。
その。
俺の目の前に。
ボスが現れた。

ステージに上がって。
いつもと変わらぬ様子で。
いつもと変わらぬ声で。
2曲も。
歌ってくれた。
俺は。
そして皆も。
叫んだ。喜んだ。

夢の。
夢の続きを。
まだ見れるんだと。

3年前のあの日。
11月23日。
恐らく。
ボスの最後の来日だった。

『Memphis』'92年リリース。
敬愛するスティーヴ・クロッパーの制作で。憧れのブッカーT.& ザ・MG’sとメンフィス・ホーンズをバックにして。
そんな夢の夢の様な環境で創られた、ボス、忌野清志郎のソロとしては2枚目となるアルバムです。
(今回載せてるアナログ盤はプロモーション用に製作されたもので。一般には発売されなかったみたいです)
嬉しかっただろうな。飛び跳ねちゃっただろうな。雲に乗る様な、天にも昇る様な心地だったんだろうなと。
勝手に清志郎の思いを想像したりもして。そして。そんな環境に何ら臆することなく。いつも通りに歌っちゃう。
それこそが清志郎の真骨頂なのです。清志郎が変に委縮せず。対等以上に渡り合ったからこその傑作なのです。
傑作・・・どころじゃないな。大傑作、畢生の名作・・・う~ん、とにかくもう間違いなく一生モノのアルバムです。
頭の「Boys」から清志郎全開だし。「雪どけ」には胸がキュンとなるしさ。「カモナ・ベイビー」でニヤッとさせれれて。
「世間知らず」は身につまされて。「高齢化社会」でドカドカと蹴散らせてと。あぁ、もう限が無いよね。
B面も名曲揃いで。「ママ・プリーズ・カムバック」は切ないリフレインが堪らないし。「石井さん」は可愛いなと。
「ぼくの目は猫の目」は微笑ましいし。「ラッキー・ボーイ」にはいつでも勇気づけられるしね。
「彼女の笑顔」はもうこれ以上ないってラブ・ソングでしょ。「MTN」でのオマージュは胸熱くなるもんねと。
もう。これでもっかって。これ以上ない清志郎の世界だもんね。それをクロッパーさん達が支えて、包んでくれてる。
タイトなリズム、シンプルなリフ、絡みつくホーンズ、そしてそして。最高に熱く温かい歌声。完璧でしょ。
このアルバムに伴うツアーを武道館で観ましたが。もう子供の様にはしゃいでる清志郎が最高だったなと。
そして。3年前の今日、清志郎の最後のステージを支えて包んでくれたのもスティーヴさん達でした。
あの時は。それが最後になるとは思いもしなかったけれど・・・

夢の。
夢の続きを。
見せてくれないか。

あの日。
あの瞬間。
まさかと。
思っていた。
その。
俺たちの前で。
歌ってくれたボス。

ステージに上がって。
いつもと変わらぬ様子で。
いつもと変わらぬ声で。
スティーヴさん達も。
温かく見守ってくれて。
俺は。
そして皆も。
泣いた。喜んだ。

夢の。
夢の続きを。
まだ見れるんだと。

3年前のあの日。
11月23日。
恐らく。
ボスの最後の来日だった。

引き上げる。
ボスに駆け寄って。
握手してもらって。
頑張ってくださいって。
声を掛けたら。
うんって。
小さく頷いてくれたんだ。
あの手の温もり。
忘れてない。
忘れられない。

夢の。
夢の続きは。
自分で見るしか。
自分で作るしか。
無いんだ。
解ってるんだ。

でもね。
ボス。
夢の。
夢の続きを。
見せてくれないか。
いまも。
いつも。
どこかで。
待っているんだ。
待ち続けているんだ。
解っているんだけどね。

ボス、愛してま~す!



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