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2011/11/28 Mon *夢は川面をかけめぐる / The Kinks

20111128somethingelseukoriginalmono


夢は。
川面を。
かけめぐる。

黄昏時。
川を渡って。
街へと。
散歩を兼ねて。
買い物へ。

ふと。
橋の上で。
足が止まる。
川面を眺めて。
そう。そう。

かの地の。
あの街も。
川の。河の。
街だったよなと。
思いを馳せる。

『Something Else By Kinks』'67年リリース。
かの地、英国のロンドンの香りが濃厚に漂うキンクスの5thアルバム。
最も映国旗が似合うバンドがザ・フーならば。最も英国の香り、空気を身に纏ってるバンドはキンクスだと。
あくまでも個人的な見解ではありますが。あの曇り空、つかの間の陽光、漂う朝霧と流れる河川。
そんな街角を歩いたり、公園のベンチで寛いだり、パブで一杯やったり・・・やっぱりキンクスの世界だなと。
例によってレイ・デイヴィスが皮肉たっぷりに労働者階級の日常を歌ってるのですが。
どうにも。その皮肉の先に愛情が透けて見えてしまうのが。レイならではで。愛すべきところではあります。
しかしサイケに向かおうかっていう。スウィンギング・ロンドンのど真ん中で。こんなアルバム創るんだから。
レイの天邪鬼ぶりは流石に筋金入りだよなと。勿論そのひねくれて素直じゃないところが大好きで。
でも。それが曲として表現されると。とっても優しい顔を覗かせるのが。その才能の凄いところですよね。
だからね。大好きなんですねキンクス。ほくそ笑んだり、微笑んだりしながら。聴いているのです。
本当はね。聴く時はいつもクッキーとハロッズの紅茶でもあったりするといいんですけどね。
そうしたら嵌り過ぎて。この緩い世界から抜け出せなくなるからなぁ。それはそれで危険で魅力的だけれど。
「David Watts」「Afternoon Tea」そしてそして。憧憬を抱かせる「Waterloo Sunset」が堪りません。
訪れる前から胸を焦がす様な既視感を抱かせてくれたこのナンバーに誘われて。
かの地で実際に口ずさみながら目にしたウォータールーでのテムズ河の川面を染めた夕陽の様は。
あの川辺に立った時の胸の内のざわめきは今も鮮明に残っています。そうです。夢は川面をかけめぐるのです。

夢は。
川面を。
かけめぐる。

黄昏時。
川を渡って。
買い物を終えて。
散歩の帰り道。
家路を急ぐ。

ふと。
橋の上で。
足が止まる。
振り返って見上げて。
そう。そう。

かの地の。
あの街も。
川にも。河の上にも。
こんな夕陽が迫って。
川面を染めていたなと。
思いを馳せる。

いつか。
また。
かの地の。
あの街へ。

夢は。
川面を。
かけめぐる。



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