« 2011/12/25 Sun *山羊じゃなくて鳥だけど / The Rolling Stones | トップページ | 2011/12/27 Tue *見えるかな、描けるかな / The Kinks »

2011/12/26 Mon *我が人生最良の年 / The Beatles

20111226rubbersoulloudcut


あの。
夏の日。
それは。
突然。
やってきて。

あの。
夏の日から。
それは。
当たり前の様に。
いついてしまって。

まさか。
自分がと。
戸惑いつつ。
もがきつつ。
どうしようもなくて。

休んでいいんだよと。
眠っていいんだよと。
そうなんだ。
そうなんだけどと。
森の中へと迷い込んで。
立ち止まって。蹲って。

そんな時。
手を握って。
目を見つめて。
心配ないよと。
大丈夫だよと。
ここに。傍に。
いるよと。

そうだ。
そうなんだと。

『Rubber Soul』'65年リリース。
ビートルズの6枚目にして明確な転換期を示したアルバム。
まぁ、今更このアルバムについて何を語るんだって話なんですけどね。
明らかにアイドルから脱皮しようとしているビートルズ、ジョン・レノンがここにいます。
極端に言ってしまえば。このアルバムがロックのアルバムの考え方を変えたかなと。
うまく言えないのですが。“アルバム”というものを意識して制作された最初の1枚みたいな。
尤も。アイドルとしてのスケジュールをこなしながらのいつもの制作環境に変わりはなく。
僅か一ヶ月で録音して。しかも録音開始時には1曲も出来てなかったとの話もあって。
何処までメンバーが意識をしていたかは解らないのですが。無意識の意識はあったかなと。
でなければ。なんで。当時の想像を絶する、空前絶後の人気を誇っていたビートルズが。
こんな内省的で繊細なアルバムを創るのかと。創ってしまったのかと。考えられないでしょうと。
特に。「Norwegian Wood (This Bard Has Flown)」「Nowhere Man」そして「In My Life」と。
自己の内面や、その精神世界。そしてそれを育んだものを語る様に歌うジョンに。
そこに。ビートルズが、そしてロックそのものが新たな世界へと一歩を踏み出した瞬間を感じるのです。
自分の内面を。そこまでもかと言うほどにさらけ出す後のジョンの姿が発芽しているのです。
そのジョンの歌声、姿に惹かれるとともに。同時にアルバムとしても、他のナンバーも総てが。
キャッチーで極上のポップなナンバーとして成立していること。そこにバンドとしてのビートルズの凄さを感じます。
そして。このアルバム。通称ラウド・カットと呼ばれる英国モノラル盤の初回プレスのアナログ盤で。
その厚く温かくい音質で是非一度は聴いてほしいなと。ビートルズの音の温かさに包まれて欲しいなと思います。

あの。
夏の日から。
それは。
止めようも無く。
始まって。

あの。
夏の日から。
それと。
向き合いながら。
乗り越えようとして。

まさか。
自分がと。
受け入れ難く。
でも事実はそこにあって。
どうしようもなくなる時もあって。

休んでていいのかなとか。
眠ってていいのかなと。
もう。このままなのかと。
何処へも行けないのかなと。
森の出口が見えたと思っても。
また。暗がりに独りでいる様で。

そんな時。
聞こえてくる。
見えてくる。
こっちへ来いよと。
みんないるぜと。
ここに。来れば。
いいんだよと。

そうだ。
そうなんだと。
この数年間で。
向こう側へ行ってしまった。
みんなが呼んでる様な気がして。
いっちゃえば。
それもいいかなとか。

でもね。

そんな時。
何故か。
そんな時に。
携帯が震える。
メールが届く。
声が届く。
ブログに。
誰かがやってくる。
そして。
思わず。
笑っちゃったりもして。

そんな時。
何故か。
こんな時に。
会いたくなる人達がいて。
会って。
話して。
飲んで。
思いのほか。
笑えたりして。
思った様に。
通じてて。
温かくなって。
涙毀れっちゃったりもして。

そして。

そんな時も。
どんな時も。
手を握って。
目を見つめて。
心配ないよと。
大丈夫だよと。
ここに。傍に。
いるよと。

そうだ。
そうなんだと。
そうだったねと。
そうだよねと。

自分を知ってる。
繋がっている。
誰かがいる。
他の誰でもない。
誰にも変えられない。
相方もいる。
いてくれる。
それが解っただけでも。
良かったなと。

独りじゃないし。
いつか森は抜けられるし。
休んで。
眠って。
歩いてきた道。
過ごしてきた時間。
振り返ったりもして。
今年は。
あの夏の日から。
我が人生。
最大の危機では。
あったけれど。

でも。
いつか。
いつの日か。
大切なこと。
大事なこと。
解った。
我が人生最良の年として。
振り返れるかも。
なんてね。

いやいや。
まだまだ。
来年、再来年。
どんどん最良の年に。
なるように。
しなくちゃね。

なんとか。
かんとか。
今年も。
迎えられた。
誕生日に。
繋がっていてくれる誰かに。
そして。そして。
いつも傍にいてくれる相方に。

ありがとう。



web拍手 by FC2

|

« 2011/12/25 Sun *山羊じゃなくて鳥だけど / The Rolling Stones | トップページ | 2011/12/27 Tue *見えるかな、描けるかな / The Kinks »

001 British Rock」カテゴリの記事

009 The Beatles」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/53611285

この記事へのトラックバック一覧です: 2011/12/26 Mon *我が人生最良の年 / The Beatles:

« 2011/12/25 Sun *山羊じゃなくて鳥だけど / The Rolling Stones | トップページ | 2011/12/27 Tue *見えるかな、描けるかな / The Kinks »