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2011年12月

2011/12/31 Sat *ただ転がるだけ / The Rolling Stones

20111231thirtygreatesthits


今年も。
暮れるんだなと。
色々と。
本当に。
色々とあった。
年も。
暮れるんだなと。

いいことも。
あったし。
よくないことも。
あったし。
少しだけ。
よくないことが。
多かったかな。

今年も。
暮れるんだなと。
ただただ。
悲しくて。
胸が痛んで。
無力感に。
苛まれて。

それでも。
そんな年も。
暮れるんだなと。

『30 Greatest Hits』'77年リリース。
『偉大なる軌跡』なんてどこかで聞いた様な邦題がついていたローリング・ストーンズの2枚組ベスト・アルバム。
あの悪名高いアレン・クラインの手によるもので。日本盤は何故かキングではなくRVCから発売されてました。
当然の様に。「Brown Sugar」と「Wild Horses」も収録されていて。まぁ、それが売りではあったのでしょうか。
実は'60年代初期~中期のストーンズを初めて聴いたのはこのアルバムだったりします。だってねぇ。
当時は中学生でしたからね。総てのアルバムを揃えるなんてとてもじゃないけど金銭的に無理じゃないですか。
だから。『Love You Live』(邦題が『感激!偉大なるライブ』)でストーンズに出会って。打ちのめされて。
それからは。先ずは『Beggar's Banquet』とか『Let It Bleed』とか『Sticky Fingers』なんかを優先的に買ったので。
とてもじゃないけど。それ以外のオリジナル・アルバムには手が出ないと。でもやっぱり聴きたいぞと。
そんな時に。このアルバムの存在を知ったので。曲目を見て。これはいいぞと。ヒット曲がいっぱいでお得だぞと。
だから。「Not Fade Away」も「Time Is On My Side」も「(I Can't Get No) Satisfaction」も。他のナンバーでも。
このアルバムで初めて聴いたナンバーが多くて。で、そのカッコ良さにやられて。以来やられっぱなしになったと。
段々とオリジナル・アルバムも揃っていったし。『Hot Rocks』とかの存在を知って入手したりと。
今では殆ど。針を落とす機会も無いアルバムなんですけど。何故か懐かしくなって。久し振りに針を落としたら。
2枚に30曲も詰め込んでるから。音圧も低くって音質も良くないんですけどね。でも当時は聴き狂ってたなと。
転がり始めた頃のストーンズをこのアルバムで聴き始めて。自分も転がり始めたんだよなと。そしてこれからも・・・

今年も。
暮れるんだなと。
色々と。
本当に。
色々とあった。
年も。
暮れるんだなと。

いいことも。
あったから。
それはそれで。
嬉しかったけど。
よくないことも。
あったから。
悲しかったり。
辛かったりもして。
ほんとにさ。

今年も。
暮れるんだなと。
それでも。
いっぱいの。
温かさと。
思いと。
愛しさに。
包んでもらえた。
ごく。
自然に。
その中にいられた。

そんな。
そんな年も。
暮れるんだなと。

来年は。
少しは。
誰かに。
皆に。
相方に。
返せたらいいなと。
感謝しながら。

今年も。
暮れるんだなと。
見送りながら。
これからも。
先ず。
ただただ。
転がるだけ。
それだけは。
決して。
忘れない様にと。

今年から。
新しい年へと。
そして。
その先へと。

ただ転がるだけ。



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2011/12/30 Fri *ビリビリッと / AC/DC

20111230highvoltageuk


溜めて。
溜めて。
溜め込んで。
もう。
これ以上。

そんな。
ところまで。
高めて。
高めて。
一気にね。

ガツンと。
ドカンと。
ビシッと。
一発。
決めてやろうと。

さぁ。
ここまで。
さぁ。
どこまで。
そんな時。
そうさ。
必要なのは。
あれしかない。

『High Voltage』'76年リリース。
地元、豪州での1stアルバムと2ndアルバムから選曲されたAC/DCの英国での1stアルバム。
今では同内容の米国での1stアルバムのアンガス・ヤングを描いたジャケットが世界共通となっていますが。
その米国盤より数か月先行して世に出た英国オリジナル盤はこのボン・スコットとアンガスのジャケットだったと。
どっちがカッコいいか、センスがいいかは。ねぇ、もう言葉を待たないですけどね。でも、まぁ。
このめちゃくちゃB級なジャケットも。如何にもデビュー当時の猥雑だったAC/DCのイメージには合ってるかなと。
で、凄いのはAC/DCは基本的に今でも猥雑なままで。このアルバムのままで。ロックンロールしてることで。
もう。このむやみやたらに元気で無鉄砲で。どこまでも登りつめていこうとするそのパワー。
そのハイテンションで途方もないパワーを世界中に向けて発射した最初の一撃がこのアルバムだったのです。
AC/DCのやってること。それはこの頃も今も。ロックンロールでしかなくて。それ以上でもそれ以下でもなくて。
そう。必要なのは。あれしかない。これしかない。ロックンロールしかない。それを高らかに宣言しています。
そのパワー、その潔さに。まさに稲妻に撃たれるが如く痺れられるか、感じられるか。それによって。
ロックンロールが好きか、そうじゃないか。それが解ってしまうほどのバンドの登場をここに告げているのです。
実はルーツであるスコットランドのバグ・パイプが奏でられていたり、グラム・ロックの残り香のするナンバーもと。
細かいところでは。芸の細かいところもあったりするんですけど。とにかく。ひたすらロックンロール。
どこまでも。どこまでも。高く高く。デカくデカく。触れたらビリビリッとその高電圧に痺れてしまうAC/DCなのです。

溜めて。
溜めて。
溜め込んで。
よし。
ここだと。

そんな。
ところで。
高めて。
高めたものを。
一気にね。

ガツンと。
ドカンと。
ビシッで。
一発。
決めてやるんだと。

さぁ。
そこまで。
さぁ。
ここまで。
そんな時。
そうさ。
必要なのは。
これしかない。

とにかく。
ひたすら。
高く。
高く。
触れれば。
ビリビリッと。
痺れる様な。
その一瞬に。
総てをかけて。

やっぱりさ。
ロックンロールしか。
あれしか。
これしか。
無いんだなぁ。
ビリビリッと、ね!



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2011/12/29 Thu *自己チューでいこう / Rod Stewart

20111229footlooseandfancyfree


もっと。
自己を中心に。
考えなさい。
動きなさい。

いや。
もう。
既に。
十分に。
自己中心で。
エゴイストで。

もっとです。
中途半端に。
他人の事なんか。
考えても。
駄目なんです。
第一。
今は。
考えられないでしょう。

じゃぁ。
もっと。
解いちゃって。
もっと。
外しちゃって。
考えてみても。
動いてみても。

いいんじゃないですか。

そうなんだ。

『Foot Loose & Fancy Free』'77年リリース。
『明日へのキック・オフ』なる邦題で知られるロッド・スチュワートのアルバム。
原題は勝手気儘で自由な様といった意味の成語だったかなと記憶しています。
この頃の絶好調だったロッド、そしてロッドを取り巻く女性達を想像させる様なタイトルだったりして。
カーマイン・アピスやフィル・チェンを含むバンドを率いていたロッド。本当に絶好調で。
緩急自在、剛もいければ、柔でも制せられるみたいな。ハードなナンバーも。スローなバラードも。
何でもござれで。自由自在に歌いこなしています。あぁ、ロッドの声って本当にいい声だなぁと。
結構厚く重いサウンドですが。それに対して一歩も引けを取らないどころか圧倒している感もあって。
まさに脂が乗りに乗っていて。それでいて微妙な味わいも失っていなくて。胸に迫ってくるのです。
オリジナル・ナンバーだけでなく。例によってカヴァーのセンスも最高で。
「You Keep Me Hangin'on」「(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right」と。
その選曲、そのアレンジ、そしてその歌声。勝手気儘で自由に。鮮やかに。軽やかに。
その見事な様に。ただただ聴き惚れてしまうのです。やりたいことをやりたい様に。
出来ることを出来る形で。どんなもんだいと。そんなロッドの魅力が全開となっているアルバムなのです。
このアルバムまでのロッドは本当に好きだったんですよね。この後がねぇ・・・
勝手が過ぎてしまったと言うか。やりたいことや出来ることを見失ってしまってるのに。振舞いだけはそのまま。
そんな感じでかなり長い時間を無為に過ごしてしまった気がして。それが残念だったかな。

いいですか。
利己的に。
考えなさい。
動きなさい。

いや。
もう。
既に。
十分なくらいに。
配慮してもらって。
これ以上はって。

駄目です。
中途半端な。
状態じゃ。
相手だって。
困っちゃうんです。
今は。
何より。
自分第一にしなくちゃでしょう。

じゃぁ。
もっと。
自分のこと考えて。
もっと。
自分だけの思いで。
やりたいことを。
出来ることを。

いいんじゃないですか。

そうなんだ。

いま。
いまは。
いまのままで。
勝手気儘で自由でいても。
やれること。
出来ること。
先ずは。
そこから。
始まるのかもね。

自己チューでいこう(笑)。



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2011/12/28 Wed *表通りを外れて / Back Street Crawler

20111228secondstreet


明るい陽射しに。
誘われて。
つい。
ふらふらと。
足を延ばしたり。

そんな時でも。
目についたら。
誘われて。
つい。
表通りを外れて。

一本。
裏道を。
裏通りを。
歩いてみたくなる。
なるんだよねぇ。

それが。
真直ぐな表通りに対して。
その。
裏通りが斜めだったりすると。
もう。
どうにも止まらなかったりするんだなぁ。

『2nd Street』'76年リリース。
ポール・コゾフに捧げられたバック・ストリート・クロウラーの2ndアルバム。
フリー解散後に製作したソロ・アルバム。そのアルバムと同名のバンドを結成したコゾフ。
しかしそのバンド、バック・ストリート・クロウラーのこのアルバムの録音途中に。
ツアー中の飛行機の中で心臓麻痺で世を去ってしまったコゾフ。未だ25歳の若さだったのに。
その原因は過度のドラッグ中毒だったとか。何がコゾフをそこまで追い込んでしまったのか。
その鳴きのギターを聴くだけで胸が痛むものがありますが。本当にいいギタリストだったよなと。
このアルバムは残されたラビット他のメンバーが新しいギタリストを参加させて仕上げたもので。
全編でコゾフが弾いてるわけでは無いのですが。それでもそのサウンドには当然コゾフならではの匂いがあって。
その翳り具合、その湿り具合、そしてその鳴き具合が如何にもコゾフが率いていたバンドなんだよなと。
バッド・カンパニーが成功を納め。その開放的なサウンドに比較して。いつまでも鳴きのギターじゃないだろうと。
そんな批判も受けていたらしいコゾフですが。それがどうしたと。それでも鳴かすからコゾフなんじゃないかと。
確かに表通りには出られない、似合わないかもしれないけど。だからこそ。そんなサウンドに拘った。
そんなギターを弾き続けたコゾフが好きなんじゃないかと。ついつい感情移入してしまうんですけどね。
決して売れることは無かったかもしれないけど。それにしても。早すぎたよなと。改めて合掌を。

明確な目的があって。
道筋も解っていて。
そこにしか。
用も無い。
回り道も。寄り道も。
必要無い。

そんな時でも。
目についてしまったら。
拒めなくて。
つい。
表通りを外れて。

一本。
二本。
裏道を。
裏通りを。
歩いてみたくなる。
そうすると抑えられないんだよねぇ。

それが。
明る過ぎる表通りに対して。
その。
裏通りがちょっと翳ってたりすると。
もう。
どうにも止まらなかったりするんだなぁ。

真っ暗闇じゃ。
困るけど。
怖いけど。
少しぐらい。
翳ってたり。
湿ってたり。
鳴きたくなったり。
その方がさ。
なんか。
いい時もあるじゃない。
なんか。
いいじゃない。

そう思いません?

あっ、またあそこに裏通りが。
あっ、また表通りを外れてる(苦笑)。



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2011/12/27 Tue *見えるかな、描けるかな / The Kinks

20111227thinkvisual


見えるかな。
描けるかな。

話をして。
話を聞いて。
大体とか。
大凡とか。
概ねとか。

まぁ。
そこまでは。
ある程度。
想定内。
予測の範疇。

で。
どうするか。
どうしたいか。
その。
具体的な。
ものが。
見える様に。
描けるかなと。

そんな風に。
考えられて。
纏められて。
ほらっ。
これだよと。
なればいいんだけどね。

『Think Visual』'86年リリース。
ロンドン・レーベルへの移籍第一弾となったキンクスのアルバム。
RCA、アリスタと米国を主戦場にしてたキンクスが英国のレーベルに復帰して。
そこにはキンクスの、レイ・デイヴィスの明確な意志、意図があったんだろうなと。
アリスタ時代のキンクスはハードなロックン・ロール・バンドとして新たなファンも獲得して。
特に米国では商業的にも成功を収めたものの。いや、それはそれでカッコ良かったんですが。
レイの心には常に英国への思いがあったんだろうし。米国も制覇したしここらで帰ろうかなと。
巧く言葉には出来ませんが。その意志、意図を反映して。英国の香りが漂うサウンドになってるかなと。
いや、サウンド的にはシンプルなロックン・ロール中心ってことではアリスタ時代の延長ではあるんですけど。
何故か。聴いてると。紅茶が飲みたくなってくると言うか。どうにも英国的なんですよね。
まぁ、そこらがレイならではのマジックなんでしょうけどね。不思議だよなと。面白いよなと。
それだけレイは自分の思いや狙いを明確に具体的に描けるのだろうし。バンドも応えて形に出来ると。
だから。他のメンバーも凄いけど。やっぱりキンクスはレイのバンドなんだなと思ってしまいます。
このアルバムではデイヴも2曲書いて。プロデュースもしていて。それもいい味にはなってるんですけど。
それでもね。やっぱり。その英国的視点の歌詞の世界も含めて。今更だけど。レイなんだよなとね。

見えるかな。
描けるかな。

話は出来た。
話は聞けた。
大体でも。
大凡でも。
概ねでも。

まぁ。
そこまでは。
当たり前っちゃぁ。
当たり前。
端からある程度はね。

で。
どうするか。
どうしたいか。
その。
具体的な。
ものを。
先ずは。
自分が。
見える様に。
描けないとねと。

そんな風に。
考えながら。
纏めながら。
ほらっ。
これだよと。
他の人に。
見せられればいいんだけど。
魅せてしまえれば尚、いいんだけど。

頭の中には。
あって。
取り留めもなく。
言葉にもなるけれど。

見えるかな。
描けるかな。

考えてる事。
話してる事。
読み取って。
見通して。
画にしてくれる。
マシンがどこかから出てこないかなぁ(笑)。



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2011/12/26 Mon *我が人生最良の年 / The Beatles

20111226rubbersoulloudcut


あの。
夏の日。
それは。
突然。
やってきて。

あの。
夏の日から。
それは。
当たり前の様に。
いついてしまって。

まさか。
自分がと。
戸惑いつつ。
もがきつつ。
どうしようもなくて。

休んでいいんだよと。
眠っていいんだよと。
そうなんだ。
そうなんだけどと。
森の中へと迷い込んで。
立ち止まって。蹲って。

そんな時。
手を握って。
目を見つめて。
心配ないよと。
大丈夫だよと。
ここに。傍に。
いるよと。

そうだ。
そうなんだと。

『Rubber Soul』'65年リリース。
ビートルズの6枚目にして明確な転換期を示したアルバム。
まぁ、今更このアルバムについて何を語るんだって話なんですけどね。
明らかにアイドルから脱皮しようとしているビートルズ、ジョン・レノンがここにいます。
極端に言ってしまえば。このアルバムがロックのアルバムの考え方を変えたかなと。
うまく言えないのですが。“アルバム”というものを意識して制作された最初の1枚みたいな。
尤も。アイドルとしてのスケジュールをこなしながらのいつもの制作環境に変わりはなく。
僅か一ヶ月で録音して。しかも録音開始時には1曲も出来てなかったとの話もあって。
何処までメンバーが意識をしていたかは解らないのですが。無意識の意識はあったかなと。
でなければ。なんで。当時の想像を絶する、空前絶後の人気を誇っていたビートルズが。
こんな内省的で繊細なアルバムを創るのかと。創ってしまったのかと。考えられないでしょうと。
特に。「Norwegian Wood (This Bard Has Flown)」「Nowhere Man」そして「In My Life」と。
自己の内面や、その精神世界。そしてそれを育んだものを語る様に歌うジョンに。
そこに。ビートルズが、そしてロックそのものが新たな世界へと一歩を踏み出した瞬間を感じるのです。
自分の内面を。そこまでもかと言うほどにさらけ出す後のジョンの姿が発芽しているのです。
そのジョンの歌声、姿に惹かれるとともに。同時にアルバムとしても、他のナンバーも総てが。
キャッチーで極上のポップなナンバーとして成立していること。そこにバンドとしてのビートルズの凄さを感じます。
そして。このアルバム。通称ラウド・カットと呼ばれる英国モノラル盤の初回プレスのアナログ盤で。
その厚く温かくい音質で是非一度は聴いてほしいなと。ビートルズの音の温かさに包まれて欲しいなと思います。

あの。
夏の日から。
それは。
止めようも無く。
始まって。

あの。
夏の日から。
それと。
向き合いながら。
乗り越えようとして。

まさか。
自分がと。
受け入れ難く。
でも事実はそこにあって。
どうしようもなくなる時もあって。

休んでていいのかなとか。
眠ってていいのかなと。
もう。このままなのかと。
何処へも行けないのかなと。
森の出口が見えたと思っても。
また。暗がりに独りでいる様で。

そんな時。
聞こえてくる。
見えてくる。
こっちへ来いよと。
みんないるぜと。
ここに。来れば。
いいんだよと。

そうだ。
そうなんだと。
この数年間で。
向こう側へ行ってしまった。
みんなが呼んでる様な気がして。
いっちゃえば。
それもいいかなとか。

でもね。

そんな時。
何故か。
そんな時に。
携帯が震える。
メールが届く。
声が届く。
ブログに。
誰かがやってくる。
そして。
思わず。
笑っちゃったりもして。

そんな時。
何故か。
こんな時に。
会いたくなる人達がいて。
会って。
話して。
飲んで。
思いのほか。
笑えたりして。
思った様に。
通じてて。
温かくなって。
涙毀れっちゃったりもして。

そして。

そんな時も。
どんな時も。
手を握って。
目を見つめて。
心配ないよと。
大丈夫だよと。
ここに。傍に。
いるよと。

そうだ。
そうなんだと。
そうだったねと。
そうだよねと。

自分を知ってる。
繋がっている。
誰かがいる。
他の誰でもない。
誰にも変えられない。
相方もいる。
いてくれる。
それが解っただけでも。
良かったなと。

独りじゃないし。
いつか森は抜けられるし。
休んで。
眠って。
歩いてきた道。
過ごしてきた時間。
振り返ったりもして。
今年は。
あの夏の日から。
我が人生。
最大の危機では。
あったけれど。

でも。
いつか。
いつの日か。
大切なこと。
大事なこと。
解った。
我が人生最良の年として。
振り返れるかも。
なんてね。

いやいや。
まだまだ。
来年、再来年。
どんどん最良の年に。
なるように。
しなくちゃね。

なんとか。
かんとか。
今年も。
迎えられた。
誕生日に。
繋がっていてくれる誰かに。
そして。そして。
いつも傍にいてくれる相方に。

ありがとう。



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2011/12/25 Sun *山羊じゃなくて鳥だけど / The Rolling Stones

20111225goatheadsoupukoriginal


冬である。
寒い。
寒い。
冬である。

我家は。
二人とも。
冬の。
12月の子供達なので。

寒さには。
少なくとも。
夏の暑さよりは。
強い筈なのだけど。

冬である。
師走である。
寒いだけでなく。
色々と追われたりもして。

毎年。
この時期は。
あたふたで。
ぐだぐだで。

ようやく。
落ち着いて。
さてと。
温かいものでも。
食べて寛ごうかと。

となりゃ。
山羊・・・じゃなくて。
鳥、鳥のローストに。
ピザにパスタに。
赤ワインで乾杯だ!

『Goats Head Soup』'73年リリース。
ジャマイカで全編が録音されたローリング・ストーンズのアルバム。
「Jumpin' Jack Flash」で『Beggar's Banquet』でストーンズの組成に手を貸したジミー・ミラー。
そのジミーがプロデュースした最後のストーンズのアルバムともなりました。
このアルバムも。それこそ三十数年以上聴いているので。色々rと思いがあると言えばあるのですが。
何か不思議なアルバムなんですよ。針を落とす度に異なった表情を見せると言うか。掴み処が無いと言うか。
今日はこのアルバム聴こうって思いながら針を落とすと。結構印象に残らずに流れて行ってしまって。
逆に何気なくレコード棚から抜き出して。ふと針を落とした時にはビンビンに響いてくるものがあったりして。
勿論、駄作なんかではないけれど。傑作と呼ばれるほどの強烈な印象も世には与えていないよなと。
一曲、一曲は改めて聴くと。凄いってんじゃないけど。味わい深いナンバーが揃ってるんだけど。
たぶん。何故かは知らないけど。アルバムとして意識してしまうと。その並びが悪いのか。良すぎるのか。
流れて行っちゃうのかもと。だから意識しないで何気に聴いた時にその各局の味わいに気づかされて。
なにこれ。結構、否、めちゃくちゃいいんじゃないとかってなったりして。違うかなぁ・・・
なんにしろ。美しい「Winter」に惹かれて。この季節に聴くことが多かったりしたりするのですが(笑)。
「100 Years Ago」「Coming Down Again」「Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)」「Silver Train」.・・・
そしてミックが不得手な(?)「Star Star」と。ほらね。素材、具材としてはいいのが揃ってるもんね。
それを煮込めばまぁ、そりゃ味わい深く美味なスープ、ならぬアルバムにならないわけが無いものね。

冬である。
寒い。
寒い。
冬である。

我家は。
二人とも。
冬の。
12月の子供達なので。

冬の冷たい空気が。
少なくとも。
夏の茹だる様な熱気よりは。
好きなのではあるけれど。

冬である。
師走である。
寒いだけでなく。
色々としわよせや。
疲れも溜まってきたりして。

毎年。
この時期は。
ふにふにで。
うつらうつらで。

ようやく。
夢から覚めて。
さてと。
温かいものでも。
食べて祝おうかと。

となりゃ。
山羊・・・じゃなくて。
鳥、鳥のローストに。
ピザにパスタに。
赤ワインで乾杯だ!

いつかは。
いつの日にかは。
山羊の頭のスープでも。
仕込んでみたいけど(?)
とりあえず。
今年も。
なんとか。
かんとか。
この夜に。
鳥を食べて。
乾杯して。

あぁ。
いよいよ。
今年も暮れていくんだなぁ・・・



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2011/12/24 Sat *いいことがあるといいね / Gladys Knight & The Pips

20111224blessthishouse


眠れない時は。
はい。
教典を読むといいんですよ。
教典ですか。
聖書とかお経とか。
いや、だってね。
無宗教?
はい。

神も仏も。
信じたことなんか無い。
神に誓って断言できる(笑)。
そもそも。
世の中の宗教屋が。
言ってることが正しいのなら。
なんだって。
こんな世の中になってるんだ?

でもね。
街の賑わい。
楽しそうな子供達。
見つめる親の温かな眼差し。

いいことがあるといいね。

『Bless This House』'75年リリース。
グラディス・ナイト&ザ・ピップスがブッダ・レコード(!)時代に製作したクリスマス・アルバム。
7歳から教会で歌っていたと言うグラディスです。ソウルの世界に身を置いてもやはり信仰の厚さを感じさせる。
時に厳かな気分にさせられる歌声を聴かせてくれます。と言って畏まってるわけではなくて。
伸び伸びと温かなその歌声に癒されます。そう。ブッダ時代のグラディスは実に伸び伸びとしていて。
いくらヒット曲を出しても。ダイアナ・ロスばかりを贔屓にするモータウンを離れて本当に良かったねと。
もともと。その歌声の熱さ、深さ、溢れ出す情感ではダイアナなんてグラディスに比べるべくも無いのにねと。
あっ、誤解ない様に言っておきますと。ダイアナにはダイアナならではのポップな魅力があって。好きですけどね。
さて。グラディスだけでなく。その兄弟と従妹で結成されたピップスも子供の頃から一緒に歌っていたので。
グラディスのハスキーな歌声を時に熱く盛り立て、時に温かく包み込む様も見事なものです。
「Gospel Medley:」で一気に昂揚させられて。そして。「Ave Maria」の美しさに何かがね、凛となるのです。
そして。聴き終えると。針が上がると。なんだか胸がほっこり温かくなるんですよね。いいなってね。

眠れない時は。
はい。
焦ったりしないで。
そうんですね。
楽しいことや。心安らぐこと。
それ。いいですね。
それも信じるものでしょ。
かもですね。

神も仏も。
信じたことなんか無い。
仏の前でも胸を張って言える(笑)。
そもそも。
世の中の宗教屋なんて。
神とも仏とも無縁な連中だろう。
だから。
こんな世の中にしかならないんだろ?

でもね。
街の温もり。
楽しそうな二人連れ。
寄り添う肩と肩。
見交わす瞳と瞳。

いいことがあるといいね。

神も。
仏も。
いなくても。
構わない。
ただ。
大好きな。
心安らぐ。
音楽を聴きながら。
いま。
今日。
総ての人達に。

いいことがあるといいね!



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2011/12/23 Fri *必要な時にはいつも / Solomon Burke

20111223ifyouneedme


必要な時には。
いつも。
いつでも。
呼んでおくれよ。

必要な時には。
いつも。
どこででも。
呼んでおくれよ。

いつでも。
どこからでも。
駆けつける。
飛んでいく。
必要なもの。
欲しいもの。
大切なもの。
そんなものを。
抱えて。
いつでも。
どこからでも。

だから、ね。

『If You Need Me』'63年リリース。
キング・オブ・ソロモン、ソロモン・バークの2ndアルバム。
タイトル・ナンバー、「If You Need Me」のヒットを受けて制作されたものですが。
実は元々このナンバーはウィルソン・ピケットがオリジナルだったんですよね。
ところが。カヴァーしたソロモンのヴァージョンが大ヒットしてしまったと。貫録勝ちってところかな。
なんたって。弱冠9歳にして自分の教会を持って(!)説教師として歌ってたって人ですからね。
しかも自分の名前を冠したラジオ番組まで持ってたと言う。恐るべき天才少年だったわけですね。
だからこの年('63年)で28歳にしてその歌のキャリアは20年近かったんですね。
素晴しい、そして渋い声で。どちらかと言えばミディアムからスローにその魅力があるソロモンです。
その昔。リトル・リチャードに説教されたら入信しちゃうよなと言った人がいましたが。
ソロモンにこの声でじっくりと説教されたら。それもまたかなり説得力あるよなと思います。
その説得力で。“イフ・ユー・ニード・ミー~♪”ですからねぇ。そりゃ堪りませんなぁってところでしょうか。
時にオーティス・レディングの歌声にサム・クックだけでなく。ソロモンの影響も感じてしまうのですが。
そして。もし。オーティスが現れなかったら。文字通りソウルのキングに君臨したのはソロモンだったかなとかね。

必要な時には。
いつも。
いつでも。
側にいるからさ。

必要な時には。
いつも。
どこででも。
ついていくからさ。

いつでも。
どこででも。
ついていく。
側にいる。
必要なもの。
欲しいもの。
大切なもの。
そんなものを。
抱えて。
いつでも。
どこへでも。

だから、ね。

果物もすりおろすし。
饂飩も煮るし。
湯たんぽのお湯も沸かそう。
ポカリも買って来よう。
氷枕も取り替えよう。
お薬飲んだって確認もするし。

だから、ね。

必要な時には。
いつも。
呼ばれなくても。
側にいるから。

早く。
治るといいね。
早く。
良くなってね。

でも。
まぁ。
俺のリハビリにも。
なってるみたいだから(笑)。
焦らずに。
ゆっくり休んでね。

今年の冬の風邪は。
相当しつこいみたいです。
皆さんも御自愛下さいね。



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2011/12/22 Thu *踊る阿呆に / Sly & The Family Stone

20111222dancetothemusic


踊る阿呆に。
見る阿呆。
同じ阿呆なら。
そうだよ。
踊る側だったじゃないかと。
とにかく。
踊ってみるのが自分なりの。
流儀だっただろと。

ふと気づいたら。
踊るどころか。
立ち止まって。
辺りを見回して。
蹲っていたなんて。
やれやれだな。
まぁ。
立ち止まってみる時期だったのかも。

知れないが。
そろそろ。
聴こえてきそうじゃないか。
響いてきそうじゃないか。
胸の奥から。身の底から。
だったら。
そろそろ。
乗ってみるのも悪くはない。

『Dance To The Music』'68年リリース。
必殺のキラー・チューン、最高のダンス・ナンバーであるタイトル・ナンバーをフューチャーした。
そのナンバーのヒットを受けて制作されたとも言われるスライ&ザ・ファミリー・ストーンの2ndアルバム。
この頃のスライには未だ後の艶やかさ、弾けっぷり、蕩ける様な幸福感には欠けていて。
意外にもアルバム全体はかなり硬質な印象も受けるのだけれど。多分この頃のスライには。
ファンクをやってるなんて意識は無くて。ロックをやってたんだろうな。それもただのロックじゃなくて。
バンドの編成からも解る様に。ブラックでもホワイトでもない。誰でも参加できる、乗れる、踊れるロックをね。
で、そうなると必然的にキャッチーなリフと、うねる、飛び跳ねるリズムの融合ってところになるんだろうけど。
それを体現してみせたのが、その意思が凝縮されたのがタイトル・ナンバーだったのかなと。
アルバムとしても悪くは無いけど。やっぱりね。タイトル・ナンバーの出来が突出している。
これ聴いて。腰に来なかったら、跳ねたくならなかったら、踊りたくならなかったら嘘でしょうと言いたくなるもの。
この後のスライは。トビッキリキャッチーだったり、ファンキーだったり、クールだったり、メロウだったり。
どれも素晴らしいのだけれど。その原点はここで目指した誰もやってなかったロックだったんじゃないのかな。
いま針を落としても。いつ針を落としても。ボリューム目一杯上げて踊りたくなるもんね。
その感覚を忘れちゃいけないよなと。なんかね。久々に一晩中スライで踊り明かしたくなってきたなぁ。

踊りを忘れた阿呆なんて。
ただの阿呆じゃんと。
同じ阿呆なら。
そうだよ。
ただの阿呆のままで終わるのも。
らしくは・・・ないよな。
自分なりの踊り方で。
もう一度。ステップ踏んでみるのも。
悪くはないだろう。

つい油断してたら。
開いちゃいけないところで。
開いちゃって。
辺りを見回したら。
見失っていたなんて。
やれやれだな。
まぁ。
休んでみる時期だったのかも。

知れないが。
そろそろ。
聴こえてきたんじゃないか。
響いてきたんじゃないか。
胸の奥から。身の底から。
だったら。
そろそろ。
乗ってみるのも悪くはない。

そろそろ。
ステップを踏んで。
踊ってみるのも悪くはない。
踊る阿呆に。
いま一度。
戻ってみるのも。
悪くはない。

そもそもが。
踊らずになんか。
いられないんだから。

踊る阿呆に。
見る阿呆。
同じ阿呆なら。
やっぱり。
踊る阿呆だな!



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2011/12/21 Wed *絆 / John Lennon - Yoko Ono

20111221doublefantasyukoriginal


絆。

失くしたわけでも。
崩れたわけでも。
ないんだ。
なかったんだ。

何か。
あった時だけ。
起きた時だけ。
違うんだ。

毎日。
一日一日。
やり過ごすのに。
乗りきるのに。

それさえも。
結構。
大変で。
色々あるから。

ついつい。
横へ置いてしまったり。
脇へ押しやってしまったり。
忘れてきてしまったり。

たぶん。
それだけなんだ。

『Double Fantasy』'80年リリース。
まさか。これがジョン生前の最後のアルバムになろうとは。
誰も予想もしていなかったジョン・レノン、そしてオノ・ヨーコのアルバム。
長い沈黙を破る鐘の音と共に。新たな一歩を、再出発の一歩を記したジョン。
誰もが喜んで迎えたその一歩、その続きは無意味な銃声によって消されてしまって。
その後、ジョンが何処へ向かって歩こうとしていたのかは。誰にも解らなくなってしまって。
針を落として。その最後の歌声に耳を傾けながら。ねぇ、ジョン、何処へ行きたかったんだいと。
インタビューで'70年代は酷かった。'80年代は一緒に良くしていこうと語っていたジョン。
その'80年代さえも奪われて。もうあれから30年以上。ジョンのいない世界を生きている。
ジョンの遺志など俺なんかに解るはずもなく。誤解を恐れずに言えばジョン以外の誰にも解りはしない。
だから。自分達の思いで勝手に祀り上げるなよと思うのだけれど。それでもただ一つ。
ジョンはその沈黙の期間も通して。常に語り続けていたし。記録を取り続けていたし。歌い続けていたし。
そこには。繋がりをもつこと。ヨーコと。ショーンと。そして誰とでも。幻想では無く繋がろうということ。
その為に。必要なことは語り続けること、遺しつづけること、歌い続けること。それが必要なんだと。
“つもり”では無い絆を築く為には。それしかないと。だから再び発信者になろうとしたんじゃないかと。
だから。これからも。ジョンの歌を聴いていこうと。そこから得たものを繋いでいこうと。いけたらいいな。それだけ。

絆。

失くしたわけでも。
崩れたわけでも。
ないんだ。
なかったんだ。

何か。
あった時に。
起きた時に。
解ったんだ。

毎日。
一日一日。
やり過ごすのに。
乗りきるのに。

誰だって。
結構。
大変で。
色々あるけど。

それでも。
ただただ寄り添ってくれたり。
さり気無く手を差し伸べてくれたり。
知らない顔で笑い飛ばしてくれたり。
ふと。気づいたらそこに置いてあったり。

たぶん。
それがいいんだ。
たぶん。
それが嬉しいんだ。
たぶん。
それで涙を隠して。
拳と拳を合わせるんだ。

絆。

今年は。
(今年もかな)
助けられてばかりで。
力づけられてばかりで。
せめて。
来年は。
(いつかは)
少しだけでも。
誰かを。
助けられたらな。
力づけられたらな。

さぁ、鐘を鳴らして。
さぁ、まず一歩目を。



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2011/12/20 Tue *大切なことは皆で / Rorry Gallagher

20111220roryliveineuropeukoriginal


小さい頃から。
両親とか。
祖父母とか。
親戚とか。
いっぱいいてさ。

あれはするなとか。
これも駄目だとか。
あそこへは行くなとか。
あそこも近づいちゃ駄目だって。

頼んでもないのに。
構われてさ。
まぁ。
ちっちゃい頃は。
それなりに聞いてたけど。
仕舞いには。
うるせぇなって。
放っておけよと。

それでも。
心のどこかに。
引っ掛ってたり。
ふとした瞬間に。
思いだしたり。

『Live! In Europe』'72年リリース。
ソロとなってからは初めてとなるロリー・ギャラガーのライブ・アルバム。
タイトル通りに同年冬から春の欧州ツアーで収録されたアルバムです。
どうもその熱いライブの勢いをスタジオ録音ではなかなかいかせてなかったらしく。
ソロとなって3枚目に満を持してこのライブ・アルバムの登場となったようです。
結果としては大成功で。ロリーにとって初の全英トップ・テン入りを果たして。
更には雑誌の人気投票でも見事にギタリスト部門で1位に輝いています。
当時人気の絶頂にあったクラプトンを抑えての栄冠ですからね。ロリーも誇りにしていたとか。
さて。ロリーと言えば。チェックのシャツで塗装の剥げたストラトを一心不乱に弾きまくる。
そんなイメージが強くて。実際に冒頭の「Messin' With The Kid」から全開でぶっ飛ばしています。
そのギターのひたむきな熱さがロリーの最大の魅力であることは間違いありませんが。
意外と(失礼)器用でもあって。このアルバムでもマンドリンやブルース・ハープも奏でていて。
アイルランド出身らしい、ロリー独自のトラッドやブルースの解釈を窺い知ることもできるのです。
それにしても。「Messin' With The Kid」のぶっ飛ぶ熱さ。もう。それだけで。ロリー、大好きなんです。

成長してからも。
近所の小母さんとか。
お店の小父さんとか。
訳わかんない先輩とか。
いっぱいいてさ。

あれはいいけど。
これは駄目だとか。
そこまではいいけど。
それ以上は駄目だとか。

頼んでもないのに。
構われてさ。
それこそ。
こうしろだの。
ああするべきだのと。
仕舞いには。
うるせぇなって。
勝手にやるからよと。

それでも。
心のどこかに。
引っ掛ってたり。
ふとした瞬間に。
思いだしたり。

ああ。
そうか。
そういうこと。
こういうこと。
だったんだね。
これ知ってるもんねとか。
これで間違ってないもんなとか。

大切なことは皆で。
構って。
大切なことは皆で。
教えてくれてたんだなと。
ガキの頃から。
構ってもらえたのって。
悪くは無かったんだなと。

何を今更だけどね。
おかげで未だに。
はみ出し者ながら。
最低限のラインは。
保っていられるのかもね(笑)。



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2011/12/19 Mon *甘い甘い蜜の味 / The Jeff Beck Group

20111219beckolaukoriginal


甘い。
甘い。
蜜の味。

洗って。
拭いて。
磨いて。

皮を剥いて。
ナイフを入れて。
その黄白色の実に。

密やかに。
じっとりと。
濃い蜜が滲んでいる。

甘い。
甘い。
蜜の味。

『Cosa Nostra Beck-Ola』'69年リリース。
ルネ・マルグリットによるリンゴの画も印象的な第一期ジェフ・ベック・グループの2ndアルバム。
このアルバムから。ニッキー・ホプキンスが正式なメンバーとなって。印象的なピアノを聴かせてくれています。
勿論。主役は変わることなく。ベックとロッド・スチュワートで。2人の激しい闘い、鬩ぎ合いが聴きものです。
この2人。よほど気が合ったのか。その逆なのか。なかなかこれだけの組合せは無いとは思うのですが。
その時に張り合い、時に寄り添う歩みが。ピタッと揃った時の魅力ときたら。もうこれは甘い甘い蜜の味で。
結局ベックがロッド以外のヴォーカリストには心惹かれなかったのも無理はないかなと思えてしまうのです。
それぐらいに。2人が生み出す蜜の味は濃厚で美味しくて甘くて。時に危険なほどですらあるのです。
こんな緊迫感でずっとやってたら。そりゃぁ疲れるだろうなぁと思う瞬間もあって。そんな時に。
ニッキーのピアノが、「Girl From Mill Valley」なんてナンバーが流れてくるとホッとするのも確かです。
そんな清涼剤的なホプキンスの役割を評価しつつも。本来ならそれをベックがやらなきゃいけなかったんだなと。
だからこそ。レッド・ツェッペリンにあっと言う間に追い抜かされちゃったんだよなと。ジミー・ペイジだからなと。
まぁ、ベックにそんな気を遣う真似ができる訳もなく。だからこその鋭角的なギターが魅力的なんですけどね。
それでも。もう少し。この蜜の味を味わっていたかったかなと。そんな夢想に耽ったりするんですね。
どのみち。長続きはしなかったとは思うのですけど。それはそれで。また一つの甘い夢としてね。

甘い。
甘い。
蜜の味。

フォークを刺して。
眺めて。
一息入れて。

齧りつく。
一口、二口。
その黄白色の実を。
噛み締める。

密やかに。
じっとりと。
濃い蜜が滲んでいく。
甘い蜜が溶け出していく。

甘い。
甘い。
蜜の味。

この味を。
もっと。
もとと。
今少しと。
夢想にしか。
ならないと。
知りつつも。

あの。
ひと時を。
思い起こして。
胸に抱いて。

甘い。
甘い。
林檎の。
蜜の味。



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2011/12/18 Sun *今夜は世界中で / Keith Richards

20111218mainoffender


旦那。
おう。お前か。
お久しぶりで。
なんでぇ、元気そうじゃねぇかい。
まぁ、今夜くらいはですね。
今夜、今夜なにかあるのかい?
またぁ、お恍けは無しですよ。
ん、なんだっけ?
旦那のお誕生日じゃないですかい。
おぉ、そういやぁ、そうだっけな。

旦那。
おう、なんでぇ。
まぁ、お祝いに一杯ってことで。
気が利くじゃねぇか。
で、お幾つでしたっけね?
馬鹿野郎。そんなことはだなぁ。
へぃ。
年頃の親爺に訊くもんじゃねぇんだよ。
68回目のお誕生日ですよね。
そういやぁ、昔19回目のなんとかって曲を書いたっけなぁ・・・

『Main Offender』'92年リリース。
今夜は世界中でその誕生日を祝われたであろうキース・リチャーズのソロ・アルバム。
まず何と言っても。キースでしかないこの目つき、この佇まい。このジャケットだけでいいねと。
再び気心の知れたX-ペンシヴ・ワイノーズの面子に集合を掛けて創られています。
今回改めてクレジットを見たら。盟友とも言うべきボビー・キーズはこのアルバムには不参加なんですね。
ストーンズのツアー繋がりか。バーナード・ファウラーが新たにコーラスで加わったりしています。
さて。キースのことですから。特別なことをやるわけでもなく。いつものやり方で。いつものキースで。
皆で集まって。音出してみて。乗ってきたら曲にしていって。おっ、こいつはいいんじゃねぇかとかね。
あくまでも想像ですが。そんな楽しそうなレコーディングの模様も伝わってきそうな感じもあって。
そのラフさ、ルーズさがキースらしくていいなと。尤も少しばかり緊張感もかけてしまったかなと。
そう思わないでもなく。その半歩ほどの詰めの甘さが『Talk Is Cheap』との差になっちゃってるかなとも。
「999」とか「Eileen」とか。カッコいいんですけどね。そのレベルのナンバーがもう少しあったらなと。
贅沢言うなって怒られそうですけどね。まぁ、『Talk Is Cheap』があまりにも素晴らしすぎたってことで。
しかし。このアルバムからももうすぐ20年になるんですねぇ。ストーンズとしてのアルバム、ツアーだけでなく。
そろそろ。ソロ・アルバムの1枚や2枚や3枚。出してね。ギター一本ぶら下げて来日でもしてほしいなぁ(笑)。

旦那。
おう。なんでぇ。
今夜あたりは忙しいんじゃねぇですかい。
ん、まぁ、ボチボチってとこじゃねぇかい。
でも、今夜くらいはですね。
今夜、今夜だけはなんだってんだよ?
旦那が主犯ですからねぇ。
ん、主犯?
あ、いや主役じゃないですかい。
まぁ、そういやぁ、そんなもんだな。

旦那。
おう、なんでぇ。
今夜は世界中で旦那のお誕生日会ですぜ。
まぁ、ちったぁ世界も解って来たってことだな。
で、俺らも末席ながらこうしてお祝いしてるわけで。
それにしちゃ。なんだなぁ。
へぃ?
お前らが俺を肴に楽しんでるだけみたいに見えるんだがな。
いや、そんなこと無いですって。さぁ、もう一杯いきましょう。
そういやぁ、さっきアンガス・ヤングのギターが聴こえなかったか?
えっ、またまた旦那ぁ、嫌ですぜ。自分で弾いたリフ忘れちゃぁ。
そうか。ところで。さっき全員でSMAPとやら合唱してなかったか?
えっ・・・いやぁ、旦那には日本語に聴こえたかもしれませんけどね。
あれは、日本の歌だったよな?
やだなぁ、旦那俺達が旦那の歌うたったらあんなもんですって(汗)。
そんなもんかねぇ。
ささ、飲みが足りないんじゃないですかい。マスター、こちらおかわりね。

おっと。もうこんな時間かい。
まだこんな時間ですよ。未だいいじゃないですかい。
馬鹿野郎。さっきおめぇが言ったんだろうよ。
へっ、なんか言いましたっけ。
今夜は世界中で俺が主役なんだよ。
世界の皆が待ってるぜと。
おうよ、俺が行かなきゃ始まらねぇのよ。
流石は世界に一つだけの・・・
ん、何か言ったか?
いやいや。こっちの話で。
じゃぁな、今度はあっちの街で一発かましてくるぜ。
よっ、旦那、世界一!

キースの旦那。
68回目のお誕生日。
おめでとうございます。
今年もお祝いで来て。
嬉しかったです。楽しかったです。
これからも。これからもね。

Happy Birthday Keith !
Keef Riff Hard !



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2011/12/17 Sat *今夜は眠ろう / The Rolling Stones

20111217dirtyworkwithredvinal


今夜は。
もう。
眠ろうか。

未だ。
気になること。
やっておかなきゃって。
思うこと。
無いでは無いけれど。

今日は。
わりと。
よくやったんじゃないかな。

だから。
気になることは。
ちょっと置いておいて。
やっておかなきゃって。
思いは明日に回して。

今夜は。
もう。
眠ろうよ。

『Dirty Work』'86年リリース。
キース・リチャーズが孤軍奮闘で制作したと言われるローリング・ストーンズのアルバム。
今回は当時ジャケットを覆っていたレッド・ビニールの付いたままの状態で載せてみました。
そうそう。大中小いろんなサイズのベロ・ステッカーが封入されて。それも嬉しかったなぁ。
見づらいかもしれませんが。ご存知の様にジャケットの真ん中にはキースが写っていて。
このアルバムの制作過程、キースとミックの立場を象徴しているとも言われてましたっけ。
何たってミックはソロ・アルバム『She's The Boss』のプロモーションに忙しくて心ここに非ずで。
キースがカリカリしながらチャック・リーヴェルなんかの協力も得ながら主導して完成させたと。
だからこそ。当時キースはこのアルバムの出来には100%満足してると語っていたんでしょうね。
確かに。今聴いても。パワフルでメリハリが効いてて。カッコいいアルバムなんですよね。
ただ、スティーヴ・リリー・ホワイトが制作に加わってるせいか。音質がね。ちょっとシャリシャリし過ぎかな。
で、当然このアルバムを携えてツアーに出るものだとキースも思ってたんでしょうけど。
またまたミックが。2枚目のソロ・アルバム創るってんで。とうとうキースも切れてしまったんですね。
その関係が「One Hit (To The Body)」(だったかな)のプロモーション・フィルムによく出てるって言われて。
その「One Hit~」ではジミー・ペイジが参加していて。「Fight」「Dirty Work」とカッコいいロックンロールがあって。
このアルバムから2曲歌う権利を獲得した(?)キースは如何にもな本格的なレゲエである「Too Rude」と。
そして絶品のバラードである「Sleep Tonight」を聴かせてくれています。これがじんわりと沁みるんですよねぇ。
何故かドラムを叩いてるロニーの演奏が若干バタバタしてるのがあれですけど。まぁ、それも味かなと。
そして。アルバムの終わりに。あの人のピアノが現れて消えていき。静かで深い余韻を残すのです・・・

今夜は。
もう。
眠ろうか。

未だ。
気にいらないところ。
やってみなくちゃって。
考えること。
無いでは無いけれど。

今日は。
ここまでで。
いいんじゃないかな。

だから。
気にいらないところは。
明日見直すことにして。
やってみなくちゃって。
考えは練り直すことにして。

今夜は。
もう。
眠ろうよ。

気になることは。
気になるし。
気に入らないところは。
気に入らないし。
限が無い。
やっておきたいし。
やってみたいし。
これも。
限が無い。

だから。
今夜は。
眠ろう。

明日は。
どんな手を。
使っても。
一撃で。
決めてやるんだと。

そう。
言い聞かせながら。
今夜は。
眠ろう。

DJの前夜は。
いつも。
こんな感じで。
でも。
今夜は。
眠ろう(笑)。



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2011/12/16 Fri *医者なんてさ / Humble Pie

20111216performanceukoriginal


相方とか。
周囲の人が。
咳したり。
喉が痛いとか。
頭痛いとか。
寒気がするとか。
そんなんになって。

終には。
熱が出て。
熱が上がって。
寝込んじゃって。
医者に行ったら。
風邪ですねとか言われて。
移らない様にと。

心配されて。
うがいしなさい。
手を洗いなさい。
マスクをしなさい。
近づかない様に。
いろいろ言われるんだけど。
殆ど実行しなくて。

それでも。
風邪なんて。
ひいたことがない。
まぁ。
何とかは。
風邪ひかないって。
昔から言うからなぁ。

『Performance : Rockin' The Fillmore』'72年リリース。
触れると火傷しそうなくらい熱いパフォーマンスを収録したハンブル・パイの2枚組ライブ・アルバム。
前年の5月にタイトル通りにニューヨークのフィルモア・イーストを揺るがしたハンブル・パイ。
その中心にいたのは言うまでもなく。超小型原子炉とまで言われたスティーヴ・マリオットなのです。
とにかく。このマリオットの熱さ、激しさ、そして黒さといったら。もうとてつもないものがあります。
小柄な体のどこに。そのパワーが蓄積されているのか。そしてどの様に一気に放出させているのか。
その鋭角なシャウトが体に心に突き刺さります。その熱さに。聴いてるこっちまでグッと力が入って。
思わず。マリオットと同じ様に股を開いて腰を落として。握りこぶし作って叫んでしまいたくなります。
この熱さ、この激しさ、黒さこそがマリオットの真骨頂であり。それこそがロックだよなと。快哉であります。
この時代では珍しくありませんが。B面とC面には1曲づつしか収められていないし。D面も2曲だけ。
その長尺のナンバーをだれることなく聴かせてしまうんだから。その熱量はやはり半端ではありません。
そしてマリオットを支えるピーター・フランプトン、ベースのグレッグ・リドリーの技量も素晴らしく。
特に。何かにつけて損な役回りの多かった。フランプトンのロック・ギタリストとしての腕前は再評価されないと。
でも。一方で。そうしようもなくアルバム全体、バンド全体がマリオットのものであるのも疑いようも無く。
このアルバムを最後にフランプトンが脱退したのも、むべなるかなとも思います。存在感が違い過ぎるので。
それにしても。ラストを飾る「I Don't Need No Doctor」のカッコ良さ、ド迫力。本当に凄まじくて。
これだけ体内から熱量を放出してたら病気も近づけない。医者なんかいらなかっただろうな、なんてね。
だからこそ。もっともっと。好きなだけ、思う存分歌い続けさせてあげたかったですね・・・寝煙草は駄目だよね・・・

母親とか。
親戚に言わせると。
幼い頃は。
直ぐに熱出して。
寝込んだりする。
ひ弱な子供だったって。
そう言われてもな。

小学生の頃には。
学級閉鎖が待遠しくて。
風邪ひいてない友達集めて。
草野球とかやってたし。
医者に行った様な。
記憶が殆どなくて。
注射とか嫌いだったしな。

だから今でも。
インフルエンザのワクチンなんて。
一度も注射したことないし。
そう言えば。
いつの間にか。
花粉症とやらも。
治っちゃったしな。

だから。もう。
風邪なんて。
ひかないんじゃないかと。
まぁ。
何とかは。
風邪ひかないって。
昔から言うからなぁ。

ロック馬鹿も。
ここまでくれば。
いいこともあって。
風邪ひかないし。
医者なんてさ。
いらないんだ。
用が無いんだ。

なんてね。
風邪以外でも。
そう言えれば。
いいんだけどね。
それはそれで。
なかなかね(苦笑)。



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2011/12/15 Thu *美しすぎて / Kenji Sawada

20111215kenji


美しい。
美しすぎて。
カッコいい。
カッコ良すぎて。
目が釘付け。

美しい。
美しすぎて。
カッコいい。
カッコ良すぎて。
一瞬たりとも。
目を離せない。

この。
美しさに。
この。
カッコ良さに。
魅せられて。
惹かれて。

もう。
どれくらいの。
時が流れたのだろう。
もう。
どれくらい。
追い続けているのだろう。

『Kenji』'75年リリース。
ジャケットが美しすぎるジュリー、沢田研二の英国盤アルバム。
美しすぎるジュリーと言えばやはり「追憶」のジャケットにも使われたこのカットですよね。
このアルバムはロンドン録音で。全編英語で歌われています。
そうです。日本盤の『The Fugitive 愛の逃亡者』と同内容のジャケ違いで英国で発売されたものです。
『The Fugitive ~』のジャケットもカッコ良かったですけど。美しさではこっちですよね。
ちょっと懐かしい感じもするブリティッシュ・ロックの香り漂うロックンロールナンバーを歌うジュリーです。
その曲調、サウンドには。英国盤ならではの乾きながらも温かみのある音質が合っています。
このアルバムを聴いていると。ジュリーが加瀬邦彦と組んでやりたかったことが解る気がします。
グラム・ロックとバブルガム・ポップの中間のちょっと怪しくも楽しく弾けるロックンロールってとこかな。
またジュリーの歌声がね。英語になると。またカッコ良くてエロティックで。相当特訓させられたみたいですけど。
いや、もう。堪りません。この頃の、このアルバムのジュリーは間違いなくロックンロール・スターですよね。
いま話題の『沢田研二 In 夜のヒットスタジオ』ではこのアルバムの少し後の時期からの姿が観れますが。
もう。その美しさ、カッコ良さ。魅せられて。痺れてしまいます。本当にね、もう。美しすぎます。
出来ればね。このアルバムのナンバーを歌ってる海外公演の映像とかもねぇ。残ってないのかなぁ・・・

美しい。
美しすぎて。
カッコいい。
カッコ良すぎて。
目が釘付け。

美しい。
美しすぎて。
カッコいい。
カッコ良すぎて。
一瞬たりとも。
目を離せない。

この。
美しさに。
この。
カッコ良さに。
魅せられて。
惹かれて。

もう。
どれくらいの。
時が流れたのだろう。
もう。
どれくらい。
追い続けているのだろう。

楽しい。
楽しすぎて。
もう。
時の過ぎゆくのも。
忘れて。
追憶に。
浸っていられる。
夜毎。夜毎。
魅せられて。
惹かれて。

待ち望んでいた。
『沢田研二 In 夜のヒットスタジオ』が届いてから。
我が家は。
眠れない。
寝不足の日々が続いています(笑)。

それにしても。
美しすぎる・・・



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2011/12/14 Wed *今年の、今年も / Joe With Flower Travellin' Band

20111214time


今年。
誰に出会った。
誰と別れた。
誰と共にいた。
誰から与えられた。
誰に奪われた。

今年。
誰と出会った。
誰と別れた。
誰と。
共に歩きだしたり。
別々の道を歩み始めたり。

得るものもあったし。
失ったものもあったし。
そんな。
顔。
あんな。
顔。

今年の顔を。
思う。

『The Times』'75年リリース。
タイム誌の表紙を模したジャケットが印象的なフラワー・トラヴェリン・バンドのベスト・アルバム。
ジョー山中の名前が冠されていてジャケットにも中心にフューチャーされているのは。
解散後にソロに転向したジョーの売り出しをこのアルバムで後押ししようとの意図があったのでしょうか。
フラワー・トラヴェリン・バンドはオリジナル・アルバムでじっくり聴くのが本筋と言うか。
そうしないと。その目指していたものや、その創りあげた世界の全体像は確かに見えてはこないのですが。
代表的なナンバーを集めたこのアルバムでも。その技量の高さと存在感の強さの一端はうかがえるかなと。
内田裕也の指示の下、英語で歌い世界進出を本格的に目指したフラワー・トラヴェリン・バンド。
その実力は本物で。洋楽と比較しても何ら遜色が無い。これ、もう。三十数年前のサウンドですからね。
今でも。十分に通用するどころではなくて。今でもこの高みにまで達して海外進出できるバンドなんて。
いないんじゃないかと。もう二度と出てこないんじゃないかと思います。あぁ、J-POPなんて下らねぇなと。
このアルバムを聴くとですね。本気でそう思うんですよ。中途半端に英語なんか使ってんじゃねぇよってね。
当時ほどは表面的な差別の無くなっている今、フラワー・トラヴェリン・バンドが海外に打って出たら。
受け止められ方も違ってたのかなとか。詮無いことを想像してしまうほど。半端ないのです。
そして。今年。雲の上へと旅立ってしまったジョーに。本当にお疲れ様でしたと。残念だけどねと。
「Make Up」とか大好きだったんだよなぁ。一度は生で聴きたかったなぁと。でも。もう。ゆっくり休んで下さいねと。

今年も。
誰かに出会った。
誰かと別れた。
誰かと共にいた。
誰かから与えられた。
誰かに奪われた。

今年も。
誰かと出会った。
誰かと別れた。
誰かと。
再び歩きだしたり。
道の合流点で再会したり。

得るものもあったし。
失ったものもあったし。
そんな。
顔。
あんな。
顔。

今年の顔を。
思う。
今年の顔を。
今年も。
思う。

出会った人達には。
これからも。
宜しくね。
元気でねと。
別れた人達には。
残念だけど。
悲しいけれど。
お疲れ様でしたと。

今年の顔を。
今年も。
思う。



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2011/12/13 Tue *友達住むと俺の言う / 忌野清志郎 & The Razor Sharps

20111213happyheads


山の彼方の。
空遠く。
幸い住むと。
人の言う。

山の彼方。
雲の彼方。
海の彼方。
同じ空の下。

山を越えて。
雲を見下ろして。
海を渡って。
同じ地の上。

まるっきり。
一緒じゃ。
同じじゃ。
無くても。

同じ。
似た様な。
空気を纏って。
匂いを漂わせ。
瞳が輝いて。
思いが通ってる。

山の彼方の。
空遠く。
幸い住むと。
人の言う。

『Happy Heads』'87年リリース。
忌野清志郎、初のソロ・アルバムの発売に伴って行われた中野サンプラザでのライブ・アルバム。
その『Razor Sharp』にも参加したメンバーを中心に結成されたザ・レザー・シャープス。
彼等を従えて堂々の来日、凱旋を果たした清志郎。その自信の程が窺われる素晴しいアルバムです。
あのイアン・デューリーを支えていたブロック・ヘッズ。そのメンバーが中心ですからね。凄腕揃いで。
特にそのリズムの強靭さと弾み具合は半端じゃありません。これでダンスできなきゃ何でダンスするんだと。
そんなサウンドをバックに軽やかにステップを踏みながら。溌溂と歌ってしまう清志郎です。
その歌声に、その存在感に。その明らかに楽しんでいる様に。圧倒されながらとても嬉しくなってしまうのです。
いやもう、とにかく清志郎が楽しそうだもんなと。『Razor Sharp』のナンバーも。新しいナンバーも。
「Ruby Tuesday」「Stand By Me」も。そして「ぼくの好きな先生(Sensei '87)」の“カヴァー”もね。
これだけのパフォーマンスをRCでなくても出来てしまう。そこが凄いところで。清志郎も吃驚しながらも。
ある意味嬉しかったんだろうなと。だって。RCのメンバーに断られて。独りで海を渡った異国の地で。
初めて出会った連中が。似た様な空気を纏って。匂いを漂わせて。思いが通っちゃったんだから。
言葉なんか通じなくても、片言でも。音を出せば、歌っちゃえば。通じちゃう、解っちゃう。そんな連中がいたって。
「わかってもらえるさ」じゃないけれど。友達がいたんだぜって。大声で自慢したくなるのも当然かなと。
それくらい。このアルバムの清志郎は伸び伸びとしています。生き生きとしています。
(逆に言うと当時のRCが如何に煮詰まっていたかって話になっちゃうんですけどね・・・)
遠くにいても、離れていても。関係ないんだ。わかってくれる友達、仲間はいるんだよと。
このアルバムに針を落とす度に。清志郎が教えてくれたことを思いだすのです。そうだ。そうだったよねと。

山の彼方の。
空遠く。
幸い住むと。
人の言う。

山が隔てていても。
雲が遮っていても。
海が横たわっていても。
同じ空の下。

山の向こう。
雲の向こう。
海の向こう。
同じ地の上に。

まるっきり。
一緒じゃ。
同じじゃ。
無くても。

同じ。
似た様な。
空気を纏って。
匂いを漂わせ。
瞳が輝いて。
思いが通ってる。

山の彼方の。
空遠く。
そんな。
友達が住んでいる。
それを。
幸い住むと。
人は言う。

山の彼方(笑)の。
友達に会いに行って。
飲んで。語って。笑って。
お互いに。
かなり。
ヘンテコで。
変わり者で。
何より。
ロック馬鹿だけど。
遠くにいても。
離れていても。
偶にでも。
関係ないねと。

気持ちのいい空気を。
胸いっぱいに吸い込んで。
涙が滲みそうになったのは。
内緒だけどね。

山の彼方の。
空遠く。
友達住むと。
俺の言う。

ありがとう!



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2011/12/10 Sat *星空の彼方 / Badfinger

20111210airwaves


外へ出て。
寒さに震えながら。
夜空を見上げる。
月が。
お月様が。
欠けていく。

いつもより。
静かな。
暗い。
夜空に。
目を凝らしていたら。
気づいたことがある。

この。
街でも。
意外に。
星の瞬きを。
観ることが。
感じることが。
出来るんだなと。

あっ。
あそこに。
観えてるのは・・・

『Airwaves』'79年リリース。
ジョーイ・モランドとトム・エヴァンスにドラマーを加えた3人によるバッドフィンガーのアルバム。
元々はジョーイの新たに始めたバンドのセッションにトムが加わったものだったとかで。
バッドフィンガーを名乗ったのは果たして2人の意向だったのか。それともレコード会社だったのか。
レコーディングにはニッキー・ホプキンス等も参加していて。ポップで存外に力強いサウンドになっています。
如何にもジョーイらしいメロディーもあって。パワー・ポップのアルバムとして考えれば悪くないアルバムです。
ただ。バッドフィンガーを名乗ってしまったことで。自ら思いっきりハードルを上げちゃったよなと。
バッドフィンガーですからね。確かにジョーイもトムもいるけど。マイク・ギビンズは叩いてないし。
何よりも。そう。ピート・ハムの不在は埋めようが無いでしょうと。それは2人にも十分に解ってたと思いますが。
それでも。名乗った。そこには商売的なもの以外にも。弔い合戦じゃないけれど。届けたいものがあったのだと。
既に。空の上。星空の彼方へ旅立ってしまっていたピートに届けたい何ものかがあったんだろうなと。
そう信じたいのですけどね。力入れて創ってはいるし。くどいけど決して悪くはないですから。
ただ。結果的に。ピートがいないと。バッドフィンガーには成り得ないことも証明してしまったかなと。
あの切なさは。バッドフィンガーだけがもっていた切なさはピート無しではどうしても生まれてこなかったんだなと。
そう言う意味では。聴くのが辛くなることもあるアルバムで。そしてジョーイとトムもやがて袂を分つことになって。
そして。トムはまるで数年前のピートを追うかの如く自らその人生に終止符をうってしまうのです。
しかもその方法までピートと同じだなんて。空の上から。星空の彼方から呼ばれてしまったのかな・・・
あまりにも悲劇的なバッドフィンガーの軌跡です。その音楽の素晴らしさに比して何と残酷なことかと。
数年前にはマイクも病死してしまって。ジョーイ、あなただけは元気で音楽を続けてくれよと。星に願うのです。

外で。
寒さに震えながら。
夜空を見上げてる。
月が。
お月様が。
姿を隠した。

いつもより。
静かになった。
暗くなった。
夜空に。
目を凝らしていたら。
見えてきたものがある。

この。
街でも。
意外に。
星の瞬きを。
観ることが。
感じることが。
出来るんだなと。

あっ。
あそこに。
観えてるのが・・・

オリオンの三ツ星で。
そこを中心に。
周囲を探したら。
そうだ。
あそこで。
輝いているのが。
オリオン座だと。
好きなんだよなと。

星空の彼方。

久し振りに。
ゆっくりと。
静かに。
見上げていたら。

星空の彼方へ。
何かを届けられそうで。
星空の彼方から。
何かが届けられそうで。
聴こえてきそうで。

ゆっくりと。
静かに。
深呼吸して。
目を閉じて。

聴こえてくるものに。
挨拶をして。
そっちはどうだい。
こっちはぼちぼち。
いや、ちょっとあれかな。
でも、もう少し。
いや、もう暫く。
転がってみるから。
それまでさ。
待っててくれたら。
嬉しいなと。

星空の彼方。

皆が笑ってる・・・



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2011/12/09 Fri *羊頭牛肉 / Jimi Hendrix

20111209hendrixinthewestnew


看板に。
偽りありで。
内容が。
伴わないのは。
困るよね。

看板や。
名前は。
立派なのに。
美味しくないとか。
品揃えが整ってないとか。

羊頭狗肉。
こんなのに。
引っ掛ると。
頭にくる。
いや。
ガッカリして。
悲しくなる。

『In The West』'11年リリース。
'72年リリースの同名アルバムの拡張版としてリリースされたジミ・ヘンドリックスの2枚組アルバム。
その死後最初に編集されたライブ・アルバムだった'72年版は寄せ集めで。クレジットも誤りだらけで。
しかもどうやら当初の企画段階とは曲順も異なってしまったらしいと言う。そんなアルバムだったのですが。
何と言っても。ジミの勢いに溢れた名演ばかりを選りすぐっただけに。寄せ集めらしからぬ整合感もあって。
(間違だった様ですが)A面頭に収録された「Johnny B. Goode」からしてとんでもないド迫力で。
針を落としたら最後。もう。兎にも角にもブッ飛ばされて。一気に持って行かれてしまうとんでもないアルバムで。
実はそのアルバムがジミとの出会いだったのですが。もう何が何だか訳の解らないままに魅せられて。
今でもジミの世界に。その底知れ無さに畏怖を覚えながら。出会った瞬間から惹きつけられたままなのです。
で、今回の2枚組ですが。以前の8曲から3曲増えて11曲収録で2枚組になって。クレジットも正確になって。
恐らくは当初の企画段階の曲順になってと。まぁ、ここまではいいんですけどね。その違和感があるんですね。
まぁ、昔の曲順が沁みついているので「The Queen」から始まるのが。どうにも馴染めなくて。
またその'72年版を載せた時に書いた様に亡くなってしまった友人との思い出と結びついているだけに。
どうもねぇと。しかも一部のナンバーは(まぁクレジット通りに合わせたのですが)テイクが差し替えられていて。
これで。『In The West』を名乗られても。納得いかないなぁと。ある意味で羊頭狗肉・・・いや違うか。
中味は凄いんですよ。何たってジミですからね。その火を噴く様な、天を舞う様なギターが鳴りまくって。
本人は好きじゃなかったみたいですけど。歌声もセクシーでと。絶頂期のライブが2枚組で聴けるんですから。
こうして聴いてると。改めて。ジミはやっぱり別格だよなと。選ばれてるよなと。凄すぎます。素晴しいです。
だからこそ。これだったら。別の名前で、別の顔で。新たなアルバムとして世に出すべきだったのではないかと。
だからこれは。羊頭牛肉とでも言うのか。内容に看板が追いついてないよなと。思ってしまうのです。凄いだけに。

看板に。
偽りありで。
内容が。
伴わないのは。
困るけど。

看板や。
名前からは。
想像できない程に。
期待してなかったのに。
凄く美味しいとか。
品揃えが素晴しいとか。

羊頭牛肉。
そんなものに。
出会うと。
嬉しくなる。
いや。もう。
ビックリして。
楽しくなる。

そんなお店。
そんな人達。
そんな味。
そんな技。
多くはないけれど。
知っている。

知っている。
ビックリする。
喜びもある。
でもねと。
その看板で。
その名前で。
損してる。
機会を逃してる。
そんなことも。
あるよねと。

だから。
どっちにしろ。
看板は。
合ってる方が。
いいかもね(笑)。



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2011/12/08 Thu *そんな時はいつも / John Lennon

20111208mindgamesukoriginal


上手く。
言えない。
表せない。
こんなはずじゃ。
なかったのにと。

上手く。
伝えられない。
出てこない。
そんなことじゃ。
なかったのにと。

誰かに。
誰にも。
思いが。
届いていかない。
伝わっていかない。

誰かの。
誰もの。
思いが。
届いてこない。
伝わってこない。

そんな時はいつも。
目を閉じて。
心を開いて。
静かに。静かに。
安らかに。安らかに。
想像してみる。

『Mind Games』'73年リリース。
地味な印象が強く、語られることも多くない感のあるジョン・レノンのアルバム。
ニュー・ヨークのセッション・ミュージシャンと共に制作されて。穏やかな表情を見せていますが。
前後のアルバム(に限りませんが)の印象が強烈だったせいもあるのかなと。
でも。この頃既に。例の“失われた週末”の前兆が表れていて。アメリカ国家とかとの戦いに疲れて。
オノ・ヨーコに暴言吐いたり、暴力振るったりもしてて。その謝罪の気持ちが「Aisumasen (I'm Sorry)」になって。
昔はジョンが日本語で歌ってるって単純に喜んでたんですけどね。年を経るにつれ、歳を重ねるにつれ。
その心模様が、もどかしさが。他人事じゃないなって。本当。届かなかったり、伝わらなかったり。
そんな時って。もうどうしようもなくて。そのどうしようもなさを歌っちゃうジョンってやっぱり凄いなと。
何てたってジョン・レノンですからね。そのジョンが情けない姿を正直に見せちゃうんだから。敵わないなと。
届かなかったり。伝わらなかったり。それでイラついたり。でも。それだけではなくて。
決してそれで終わらない、そこに止まらない。諦めないのがジョンなので。なんとかなる、なんとかしようと。
それが。その強さが。このアルバムの通奏低音で。時に穏やかに、時に激しく語りかけてくるのです。
更に。それらがロックとしての、作品としての完成度が高いところも流石はジョンだなと。堪らないなと。
そんなジョンだから。想像の理想国家、ヌートピアの国歌である「Nutopian International Anthem」を。
無音の6秒間として刻んで。その時に聴く者の胸に浮かんだ歌が国家だなんて。そんなユーモアに。
沈んでる時、力が入り過ぎちゃってる時。そんな時はいつも、クスッと笑って救われてきたのです。
あの日から31年経って。とっくにジョンより歳を重ねて。それでも。そんな時はいつも、ジョンがいてくれるのです。

上手く。
回らない。
繋がらない。
こんなはずじゃ。
なかったのにと。

上手く。
手を伸ばせない。
掴めない。支えられない。
離れる。崩れる。
そんなことじゃ。
なかったのにと。

誰かに。
誰にも。
願いが。
届いていかない。
伝わっていかない。

誰かの。
誰もの。
願いが。
届いてこない。
伝わってこない。

そんな時はいつも。
目を閉じて。
心を開いて。
静かに。静かに。
安らかに。安らかに。
想像してみる。

そう。
きっと。
上手くいく。
素直に。
正直に。
思ってみれば。
傲慢なくらいに。
楽観的に。
静かに。安らかに。
してみれば。

届く。
届いてくる。
伝わる。
伝わってくる。

そんな時はいつも。
クスッと笑って。
見上げると。
ジョンが微笑んでいる。



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2011/12/07 Wed *さぁ、もう一度 / The Hollies

20111207hereigoagain


見る。
読む。
聞く。
話す。
考える。
思う。

さて。
ここまで。
これで。
良かったのかと。

さて。
このまま。
これで。
良いのかと。

改めて。
新しく。
再び。
それもありかと。
ここまでが。
このままが。
これが。
総てではあるまいし。

『Here I Go Again』'64年リリース。
ホリーズの米国での1stアルバム。
組合の規制だかなんだかで全12曲と英国盤に比べて曲数は少なくて。
でもシングルとなった曲は惜しげもなく収録すると言う。如何にも当時の米国盤って感じです。
ホリーズと言えば。何と言っても爽快感と疾走感に溢れるそのコーラスですが。
「Here I Go Again」「Just One Look」「Stay」「Rockin' Robin」と。いやぁ、もう実に爽やかです。
二十年ほど前に当時の動くホリーズの映像を初めて観て。その爽やかな笑顔が今も鮮やかに蘇ります。
確か歌ってたのは「Here I Go Again」だったと記憶しています。その爽やかさと笑顔に一目惚れ。
「Just One Look」そのまんまですが。それ以来、やはりどうしてもスカッと爽やかが自分にとってのホリーズで。
どうしても。その耳で、その先入観で聴いてしまうのですが。でもねぇ、本当に爽やかなんだから、ねぇ。
当時のブリティッシュ・ビート勢の例に洩れず。R&Bのカヴァーとかも勿論やってはいるのですが。
で、確かに。そのリズムの刻み方とかは実は本格派であったなと実力の程を感じさせてくれるのですが。
どうにもねぇ、似合わないんだよなぁ。「Lucille」も「Do You Love Me?」もご機嫌に弾んではいますが。
黒くはないので。「Talkin' Bout You」とか「You Better Move On」とか。ストーンズと比較するとですね。
「You Better Move On」なんて。ストーンズのが“なんじゃわれ、わしの女に何か用か?とっとと行きさらせ”で。
ホリーズのは“すいませ~ん、僕の彼女に何か御用ですか?できれば構わないで頂きたいんですけど・・・”で。
その違いは歴然です。でもいいんです。それだからこそのホリーズなんですからね。
いつも。笑顔で。さぁ、行こうと。爽やかに。たぶん。何度でも共に駆けだしてくれる。それがホリーズなんです。

見る。
読む。
聞く。
話す。
考える。
思う。

そう。
ここまで。
これで。
来てみたけれど。

そう。
このまま。
これで。
行こうとしてたけれど。

改めて。
新しく。
再び。
それもありかと。
ここまでが。
このままが。
これで。
終わりではあるまいし。

さぁ。
ここへ。
ここから。
もう一度。
駆けだそう・・・

その為に。
今しばらく。
充電中・・・ってところです。



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2011/12/05 Mon *急げや急げ / The Who

20111205qickoneukoriginal


今年も。
また。
毎年の如く。
あっと言う間に。
師走になって。

あぁ。
まだ。
あれも。
これもと。
急げや。
急げ。

いったい。
いつになったら。
押し詰まってから。
慌てなくてすむ様に。
計画的に。
粛々と。

なんてことを。
考えてる間にも。
あれや。
これやと。
新たな展開が。

急げや急げ。

『A Quick One』'66年リリース。
アラン・アルドリッジによるジャケットも素晴らしいザ・フーの2ndアルバム。
米国では曲目を変更して『Happy Jack』のタイトルでリリースされてました。
ザ・フーはその1stアルバム『My Generation』の完成度の高さがよく語られますが。
このアルバムも。僅か1年で、2枚目にしてここまでいっちゃうのってくらいの進化を遂げています。
契約で揉めて。急遽レコード会社を移籍して。メンバー全員が曲書けるなら印税前払いするよって言われて。
ライブの度に楽器ぶっ壊して赤字だったので。その話に飛びついてメンバー全員のオリジナルを収録したとか。
ジョン・エントウィッスルはその後の代名詞ともなる「Boris The Spider」を提供してるし。
キース・ムーンの2曲もらしくていいし。ロジャー・ダルトリーも・・・まぁロジャーはね・・・いいかと(苦笑)。
唯一のカヴァー、マーサ&ヴァンデラスの「Heat Wave」のカッコ良さはロジャーの歌いっぷりあってこそですから。
そしてそして。何と言っても。ピート・タウンゼンド。やっぱりピートなんだよね。ザ・フーの肝心要は。
どのナンバーも素晴らしいですが。「So Sad About Us」と「A Quick One, While He's Away」の性急感。
特に9分にも及ぶ「A Quick One,~」の目くるめく世界。次から次へと変わり、広がっていく展開。
タイトル通りに不倫の歌とも思われて。その急げや急げと慌てふためく様をユーモラスに爽快に描いていて。
このナンバーだけで。その演奏能力の高さと、ミニ・オペラともとれる構成力の高さ。恐るべし、ザ・フーです。
(ストーンズの『Rock And Roll Circus』でのライブも圧巻でしたもんねぇ。あれは何度観ても痺れます)
そして。やはり。このアルバムも。やはり英国オリジナルのモノラル盤で聴くと。その迫力がより鮮明に判ります。

今年も。
また。
反省の甲斐もなく。
あっと言う間に。
あと一ヶ月になって。

あぁ。
また。
あれだ。
これだと。
急げや。
急げ。

たぶん。
いつになっても。
押し詰められてから。
慌てて走り回って。
そのうちに諦めて。
まぁ、いいかと。

なんてことに。
なりつつある間にも。
あれや。
これやと。
新たな展開が。

急げや急げ。

もう。
早くも。
息切れ状態なんだけど。
とにかく。
できることだけでも。
やっておかなきゃだけでも。

急げや急げ。



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2011/12/04 Sun *神とか推しとか / The Rolling Stones

20111204somegirlsukoriginal


神とか。
推しとか。

そうさ。
たぶん。
幼稚園の頃には。
もう。
大好きな。
女の先生がいてさ。

それから。
小学校。
中学校。
高校。
気になる子。
いじめたくなる子。
顔が赤くなっちゃう娘。
好きな娘。

当たり前だけど。
綺麗に言っちゃ言えば。
好きな娘はいつでもいたし。
いつでも恋してたな。

でも。

神とか。
推しとか。

『Some Girls』'78年リリース。
ロン・ウッドがメンバーとして初めてフルに参加したローリング・ストーンズのスタジオ録音アルバム。
個人的にも。このアルバムが初めてリアル・タイムでレコード屋に買いに走ったストーンズのアルバムでした。
今回載せてたのは英国オリジナル盤で。今は肖像権の問題で一部変更が加えられてしまっていますが。
やっぱり。この総ての“女たち”の顔が見えるジャケットじゃ無きゃ、駄目でしょうとも思ったりしてしまいます。
キースはドラッグでトラブってるし、何よりも急激に台頭してきたパンク勢の標的にされるしと。
なにかと困難を極めていた筈なんですけどね。そんな時こそ本領を発揮するのがストーンズの凄味です。
最近発売された例の超絶的な『Some Girls Live In Texas '78』を観ても明らかな様に。
そのラフでタフでエネルギッシュでワイルドなロックンロールは軽く凡百のパンク・バンドをノック・アウトしてます。
本気を出せばこんなもんよと。「When The Whip Comes Down」「Lies」「Respectable」「Shattered」と。
そのスピード感溢れる突っ走り振りは、その破壊力は並ではありません。総て薙ぎ倒していっちゃいます。
その一方で。「Just My Imagination(Running Away With Me)」「Some Girls」「Far Away Eyes」とね。
ソウルフルに、カントリーにと緩急も忘れずに。特に「Some Girls」での真っ黒なブルージーな感覚の素晴らしさ。
これも余裕でできちゃうんだぜって。もう立って良し、寝て良し。剛でも柔でもどっちでもいけるんだぜと。
この精強で、柔軟でと様々な顔を見せる“男たち”、これぞストーンズの魅力なんだよなと。しみじみ思うのです。
故にまもなく出るスーパー・デラックス・エディションにも興味惹かれるのです。本当はアナログ盤でも出してねと。
贅沢言うとそう思うんですけど。『Get Yer Ya-Ya's Out!』の時も『Exile On Main St.』もアナログ盤あったのにね。

神とか。
推しとか。

そうさ。
間違いなく。
浪人してる時だって。
もう。
惚れてた。
女の娘がいてさ。

それから。
大学でも。
会社でも。
その他でも。
気になる娘。
ついつい目がいっちゃう娘。
どうにも放っておけない娘。
惚れてた娘。

それも。悪いけど。
正直に言っちゃ言えば。
気になる娘はいつでもいたし。
惚れてた娘は。
何人もいたよな。

でも。

神とか。
推しとか。

失礼だけど。
名前も顔も。
忘れちゃった娘も多いし。
今でも。
憶えてて。
当時は。
そう。
当時は。
神とか。
推しとか。
だったとしても。

あの。
1枚の写真が捉えてた。
あの瞬間。
あの幼き日の出会いから。
結局は。
何も変わってなくて。
その面影を。
その背中を。
追いかけて。
今は隣にいてくれるんだな。

神とか。
推しとか。
そんな。
“娘たち”が。
敵うはずもない。

我が相方へ。
今年もお祝いできて良かったね。
お誕生日おめでとう!



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2011/12/03 Sat *その処方箋が / Dr.Feelgood

20111203malpractice


何度も。
何度も。
思いだす。

今も。
今でも。
思いだす。

こんな時。
こんな夜。
電車に飛び乗って。
あの街へと。
改札を出ると。
自然と。
微笑が浮かんで。
早足になって。

その看板の下で。
足を止めて。
ふっと息を吐いて。
その階段を上って。
その扉を開けて。

その匂い。
その空気。
あの笑顔。
あの声。
それが。
何よりも。
効果があったんだ。

『Malpractice』'75年リリース。
『不正療法』なる危ない邦題がつけられていたドクター・フィールグッドの2ndアルバム。
1stアルバムにあったビート感に。渋いR&Bの感覚も加わって。まさにいぶし銀のアルバム。
カヴァーが増えて。オリジナルと半々に。そのカヴァーのセンスもまたご機嫌なのですが。
サウンドも渋ければ、ジャケットに写る姿も強面ですが。この時未だ20代なんですよねぇ。凄ぇなぁと。
ところで。最近知ったのですが。リー・ブリローってウィルコ・ジョンソンより5歳も若かったんですね。
意外だなぁ。当時23歳って。それでこの濁声のヴォーカルとハープですが。貫録あり過ぎでしょ。
ウィルコのギターは相変わらずのスピードでキレまくってるし。これぞフィールグッズ、パブ・ロック。
尤も。ウィルコの発言からしても。メンバーはただ単に好きなR&Bやロックンロールをやってただけだと。
だから、そこがいいんですよね。このシンプルな熱さこそが。俺みたいなロック馬鹿には最高の処方箋。
特効薬なんだよなと。そのご機嫌なサウンド、刻まれるリフに身体ゆすぶられながら、魂、熱くなるのです。
リーとウィルコ。火花散らせながらも抜群のコンビネーションだったんですけどね。双方個性が強すぎたか。
長続きしなかったんですよね。勿体なかったなと。その後も意地でも共演しませんでしたから。
リーが亡くなったいま。ウィルコも後悔している様ですが。2人の頑なさ、意固地さが生んだサウンドだったかな。
そして。こんなご機嫌なアルバムは。やっぱり酒の匂いと、煙草の煙の中で聴きたいよね、と。

何度も。
何度も。
思いだす。

今も。
今でも。
思いだす。

こんな時。
こんな夜。
あの店に。あの空間に。
一歩飛び込んでしまえば。
一度抱きとめれらてしまえば。
自然と。
笑顔になって。
御機嫌になって。

その熱気の中で。
心開いて。
身体揺らして。
魂が熱くなって。
あぁ、これがいいんだなって。
あぁ、これでいいんだなって。

その匂い。
その空気。
あの笑顔。
あの声。
それが。
何よりも。
効果があったんだ。

間違ってたかもしれない。
偏ってたかもしれない。
思い込みかもしれない。
いいことだけ。
思いだそうと。留めておこうと。
してるのかもしれない。

でも。でもね。
その匂い。
その空気。
あの笑顔。
あの声。
何度も。
何度も。
助けられたんだ。
癒してもらったんだ。
それは間違いないんだ。

その処方箋が。
今も。
今でも。
必要なんだよな。

もう3年。
未だ3年。
会いたいなぁ。
会いたいよ。



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2011/12/02 Fri *あっ・・・友達だ / Blind Faith

20111202blindfaithdef


あっ・・・
そうなんだ。
そうだったんだ。
そうだよな。
二人は。
友達・・・なんだ。

明りが落ちて。
ステージに上がる。
並び立つ二人。
時に絡んで。
時に下がって。
時に立てて。

言葉は。
要らないんだな。
弾けば。
歌えば。
そこに。
二人だけの。
化学反応。

その。
笑顔。
振舞い。
何よりも。
その伸びやかな。
歌声。
ギター。
弾む。
ハモンド。

あっ・・・友達だ。

『Blind Faith』'69年リリース。
エリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッド。そしてジンジャー・ベイカーとリック・グレッチ。
元クリーム、元トラフィック、元ファミリーのメンバーが集結して結成されたブラインド・フェイス。
当時流行りのスーパー・グループとして大いに期待を集めましたがこの1枚で解散してしまいました。
今回載せたのはジャケット違いの米国盤です。オリジナルのジャケットは道徳的に不味かったのかな。
米国はなんだかんだ言って。その辺りは日本なんかよりよっぽど保守的ですからね。
当時あまり評判が良くなかったらしいこのアルバム。ファンの期待するものとは異なったんでしょうね。
まぁ、火の出る様なバトルを期待されても。だったらクリーム解散なんかしないだろってとこだと思いますけどね。
結局全米ツアー中に空中分解。クラプトンは前座だったデラニー&ボニーに合流しています。
「Had To Cry Today」「Can't Find My Way Home」「Well All Right」「Presence Of The Lord」と続くA面。
この素晴らしい流れを聴いていると。それも必然と感じられるし。ウィンウッドのその後の歩みにも繋がるかと。
そう考えると。B面の退屈なジャムを主導してるジンジャー・ベイカーに問題があったのかなとか。
でもそのパーカッシヴな展開には一時ウィンウッドも惹かれてこの後組んでるんですよね。
まぁ、好奇心旺盛ですからねウィンウッドは。でもその本質は歌心豊かなA面のナンバーに表れてるかと。
それくらいですね。A面でのクラプトンとウィンウッドの息の合い方は抜群で。なんでこれ1枚でと。
「Can't Find My Way Home」も「Presence Of The Lord」も。今も。今までも歌い継がれてるんですからねぇ。
今夜の武道館。クラプトンとウィンウッド。その並び立つ、寄り添うステージの素晴らしさに感じ入りつつ。
また、2人でスタジオに入って。アルバム創ってくれないかなぁ、なんて思ってしまったのです。

あっ・・・
そうなんだ。
そうだったんだ。
そうだよな。
二人は。
友達・・・なんだ。

明りがついて。
ステージが終わる。
もっと観たかったねと。
その熱気を。
身に纏って。
その余韻に。
酔いしれながら。

言葉は。
要らないんだな。
会えば。
歩けば。
そこに。
俺たちだけの。
化学反応。

この。
感じ。
思い。
時間が経とうが。
間隔が空こうが。
何よりも。
その気の置けない。
距離感。
空気。
弾む。
会話。

あっ・・・友達だ。

御機嫌なライブ。
旨い食事。
美味しいお酒。
共に楽しめる。

あっ・・・友達だ。
そう・・・友達がいるんだ!



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2011/12/01 Thu *玩具のチャチャチャ / Faces

20111201coasttocoastukoriginal


もう。
サンタクロースなんて。
信じる年頃も。
お願いする年頃も。
そんな幸福な子供時代は。
遠い昔で。

また。
サンタクロースになんて。
なる必要も無いし。
お願いされる相手も。
幸いにもいないし。
なんだけど。

街に。
ジングルベルが。
流れ出すと。
何故か。
どうしても。
やっぱり。
玩具とか。
気になったりするんだな。

『Coast To Coast Overture And Beginners』'74年リリース。
フェイセズの結果的にラスト・アルバムとなってしまった唯一のライブ・アルバム。
唯一と言えば。ロニー・レインの後任として参加した山内テツが参加しているアルバムもこれだけで。
この後も伝説の来日公演も含めてなんだかんだで。一年以上活動してたんだから。
テツが参加したスタジオ・アルバムも聴きたかったとか思うんですけどね。
結局ロッド・スチュワートがソロ活動と並行してやっていて。そっちのが商業的には売れてしまったと。
それがフェイセズの悲劇で。このアルバムも揉めに揉めて。ロッドがソロ契約していたマーキュリーから出たと。
でも日本ではフェイセズの所属するワーナーから出てたんですよね。なんなんでしょうね。
今回載せているのは英国オリジナル盤ですが。そのゴタゴタの関係か意外に見かけなかったりするんですよね。
中身はもう。ラフでルーズで。そして飛びっきり陽気なフェイセズの御機嫌なライブが堪能できるもので。
もう、昔から大好きで仕方ないんですけどね。千鳥足での跳ねっぷりがなんとも言えずにご機嫌で。
これほど聴いてて楽しくなるライブ・アルバムってのもなかなかあるもんじゃないと思います。
もう三十年以上聴いてますが。針を落とした瞬間のロッドのMC、そして転がるイアン・マクレガンのピアノ。
いつ聴いても。それだけで。もうワクワク、ドキドキです。年中パーティやってる様なライブだったんだろうなと。
このアルバム。全9曲中、フェイセズのナンバーは3曲しかなくて。そこら辺のいい加減さ、曖昧さ。
ロッドのソロのナンバーも何の違和感もなくやってしまう仲の良さ、メンバーの人の良さが堪りません。
あと、このジャケット。錻力の玩具の行進、突撃みたいなチープな楽しさも、フェイセズらしいなと思うのです。

もう。
サンタクロースなんて。
信じてないし。
お願いなんてしないけど。
子供じゃ無くてもさ。
好きなんだよね。

また。
サンタクロースになんて。
なる必要も無いんだし。
お願いされる相手も。
いないんだから。
だったらさと。

広告や。
ネットでさ。
クリスマス特集とか。
目にすると。
それは。
どうしても。
やっぱり。
玩具とか。
気になったりするんだな。

ゲームとか。
ハイテクなものには。
惹かれないけど。
錻力の玩具じゃ、
無いけれど。
チープで。単純で。
でも捻りが効いてて。
大人になりきれない大人の。
童心や悪戯心をくすぐるものがさ。
明るく陽気にしてくれるご機嫌な。
そんな大人の玩具(笑)が。
好きなんだよね。

久し振りに。
サンタさんにお願いしてみようかな。
自作自演になるけれど(苦笑)。

玩具のチャチャチャ。



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2011/11/30 Wed *一枚一枚に / Mary Hopkin

20111130postcard


その。
葉書。
一枚一枚に。
顔があり。
想い出があり。
物語がある。

必要があって。
今年頂いた。
年賀状を。
一枚一枚。
確認していく。

さっさと。
単純に。
進めて。
終わらせたいのに。
ついつい。
手が止まる。
思いが巡る。

一枚一枚に。

『Post Card』'69年リリース。
アップルの歌姫、妖精、メリー・ホプキンの1stアルバム。
制作はポール・マッカートニーです。メリーってポールの好みだったんだろうなぁとか。
だって。ジョンはあまり好きになりそうもないタイプじゃないですか。可愛いですけどね。
元々は地元のウェールズでトラッドを歌っていたメリーです。このアルバムも基本はその路線で。
随所にポールらしいポップなセンスが顔を覗かせていて。それが成功に繋がったのかなと。
メリー自身はあまりポップとかロックに興味は無かったようですが。だからこそポールの力が必要だったと。
その歌声を聴いていると。胸の奥の柔らかなところにポッと小さくて温かな灯がともる様でもあり。
その歌われる一枚一枚、一つ一つの物語は懐かしくもあり、切なくもあり、時に悲しくもあるのです。
「Those Were The Days(悲しき天使)」なんて。温かく懐かしいが故に。その切なさが残酷ですらあります。
若くて陽気に騒いで楽しかったあの日々は、こんな日がやってくるとは思いもしなかったは・・・そうだよなぁ・・・
日本盤ではA面頭に収められているこのナンバー。実は英国盤では収録もされていません。
当時としてはよくあったことですが。このナンバーは入ってたほうがいい、入ってなきゃ駄目かな。
裏ジャケに曲目を書いた葉書(ポスト・カード)が載っていますが。当然日本盤と英国盤では異なっています。

その。
葉書。
一枚一枚に。
顔があり。
想い出があり。
物語がある。

暫く会ってないな。
子供こんなに大きかったっけ。
あれ、住所変わってるじゃん。
あれ、連名じゃ無くなってる。
忘れてる。思いだす。

たった。
一枚。
年に一度の。
儀礼的なご挨拶。
でも。そこに。
様々な。
思いが。物語が。
透けて見える。

一枚一枚に。

目を遠し。
確認して。
思いを巡らせ。
思いに浸り。
手が止まってるよと。
怒られて(笑)。

一枚一枚に。

欠礼の。
挨拶を。
思いを込めて。
少し早いけど。
一枚一枚に。
一人一人に。
明るい新しい年が。
来るようにと。

一枚一枚に。
思いを込めて。



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2011/11/29 Tue *選ばれて、選んで / George Harrison

20111129bestofdarkhorse


選ばれた人。
そう。
間違いなく。
彼もその一人。
だったのだろう。

そして。
また。
選ばれた人達と。
結び付けられて。
出会って。

共に。
扉をこじ開けて。
壁を蹴破って。
この世界に。
数多くの。
笑顔を。
喜びを。
届けてくれたのだと。

そして。
また。
選ばれて。
空の上に。
帰っていったのだと。
空を見上げて。
耳を澄ませば。
聴こえてくるかな。

『Best Of Dark Horse 1976-1989』'89年リリース。
ワーナーとの契約終了に伴いジョージ・ハリスン自らが選曲したベスト・アルバム。
ジョージのベスト・アルバムと言えばジョージの意に反してA面がビートルズ時代のナンバーで占められた、
『The Best Of Geroge Harrison』なるアルバムが'76年にリリースされていて。
ジョージとしては忸怩たるものがあっただろうなと。今回はそのリベンジってこととで気合も入ってたかなと。
思いを込めて選んで。更には力のこもった新曲も3曲制作されて収録されています。
どのナンバーもジョージらしい明るく涼やかで。穏やかに力強く、そしてちょっとユーモアを秘めています。
それはFAB4(ビートルズ)時代から変わることのないジョージならではの才能の煌めきです。
相手がジョンとポールですからねぇ。第三の男扱いになっちゃうのは無理もありませんが。
逆に言えばジョンとポール相手に。あそこまでやれたのはジョージだからこそだじゃないかと思うのです。
そうそう。だからこそ。先のベスト・アルバムの片面を占めるくらいの名曲をFAB4時代に遺せたのですよね。
やっぱり。ジョンやポールと同じ様にジョージも選ばれた者だったのです。このアルバムに針を落としながら。
A面頭の「Poor Little Girl」からB面ラストの「Cheer Down」まで聴いてると。その思いを強くします。
そんなジョージが選んだ14曲ですから。「Here Comes The Moon」も「All Those Years Ago」もありますから。
そしてね。カヴァーですけど「Got My Mind Set On You」の弾む幸福感。これぞジョージだなと思うのです。

選ばれた人。
そう。
間違いなく。
彼もその一人。
だったのだろう。

そして。
また。
選ばれた人達と。
歩みを共にして。
時に闘って。競って。

共に。
こじ開けた扉の向こうへと。
蹴破った壁を乗り越えて。
広がった世界で。
更に。
数多くの。
笑顔を。
喜びを。
届けてくれたのだと。

そして。
また。
選ばれて。
雲の彼方に。
戻っていったのだと。
雲の彼方に目を細めて。
耳を澄ませば。
聴こえてくるかな。

深夜の銀座のロック・バー。
その訃報を耳にして。
居合わせた皆で。
そのナンバーを聴きながら。
献杯したあの夜から。
もう10年。

今頃。
ジョンと仲良く・・・
相手がジョンじゃなぁ(苦笑)。
でも。
ジョージなら・・・ね!



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