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2012/01/27 Fri *あの日この街で / Bruce Springsteen

20120127theriver


久し振りに。
昔。
よく歩いた。
よく遊んだ。
よく飲んだ。
街へと。
ふと。
足を延ばした。

初めて。
この街を。
訪れたのは。
もう三十年近く前。
それから。
一時期は。
毎日の様に。
遊んで。
毎晩の様に。
飲んで。

あそこで。
そこで。
ここで。
再開発中の街の。
それでも。
あそこに。
そこに。
ここに。
変わらない匂いがある。
消えない、消せない。
想いが漂っている。

あの日この街で。

『The River』'80年リリース。
前作から2年の間隔で発表されたブルース・スプリングスティーンの5thアルバム。
何でも前年には一度制作を完了したものの。納得がいかずに。お蔵入りさせて。レコーディングを継続。
結果的に今でもブルース、ボスの代表作の1枚として知られるこの2枚組のアルバムになったんだとか。
どうにも。『Born In The U.S.A.』でビッグ・スターになったと思われていて。それしか聴かない人もいるとか。
間違ってはいないかもそれないけど。本当にロックンロールが好きな連中はこのアルバムだって大好きだったし。
ボスのロックンロールはそうでない連中にもちゃんと伝わってて。本当によく街で流れてたんだぜと。
だから。『Born In The U.S.A.』だけじゃなくてさ。ちゃんと遡って聴こうよと。まぁ、そんなことも思うのだけど。
とにかく。このアルバムは最高にカッコ良くて。めちゃくちゃに切なくて。針を落とす度にワクワクして。
興奮も歓喜も。焦燥も葛藤も。連帯感も孤独も。とにかく。その詩がサウンドが。そんなもの総てを。
その中で喘いで、もがいていた自分達の胸のど真ん中に投げ込んでくれた。そんなアルバムだったんだよなと。
当時は。このアルバムを創るのに。歌うのに鳴らすのに。ボスがどんだけ苦闘したかなんて知らなくて。
だから次作の『Nebraska』とかよく解らなかったんだけど。そんな年齢、そんな時代に聴けて幸せだったんだなと。
その時代、その時間、その瞬間の匂いや想いと共に。いつまでも鳴り続ける音楽ってのがあるんだよね。
しかし。本当に。皆聴いてたんだろうな。●野●春とか、●崎●とかさ。他にもいっぱいいたよなぁ(苦笑)。

久し振りに。
昔。
よく歩いた。
よく遊んだ。
よく飲んだ。
街を。
気の趣くままに。
ぶらぶらと歩いた。

頻繁に。
この街を。
訪れなくなって。
もう数年になる。
あんなに。
一時期は。
毎日の様に。
遊んで。
毎晩の様に。
飲んで。

あそこで。
そこで。
ここで。
変わっていく街の。
それでも。
あそこに。
そこに。
ここに。
変わらない匂いがある。
消えない、消せない。
想いが漂っている。

あの日この街で。

あの店で。
あのレコード屋で。
あの本屋で。
あの喫茶店で。
あの飲み屋で。
あのロック・バーで。

毎日。
毎晩。
笑って。
喋って。
泣いて。
喧嘩して。
走り去って。
抱き締めて。
抱き締められて。
また。
手と手が離れて。

何に。
そんなに。
熱くなってたのか。
飢えていたのか。
乾いていたのか。
焦っていたのか。
何を。
そんなに。
愛していたのか。
恐れていたのか。

あの日この街で。

共に過ごした。
あいつは。
あの娘は。
あの人は。
どこに。
どこで。
いまは。
いまも。
あの日のこの街の。
匂いや思いと。
共にあることもあるのだろうか。

帰り際。
改札口の。
その前で。
すれ違った。
あの影は。
あの姿は。
幻だったのだろうか。

あの日この街で。



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