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2012/02/02 Thu *合う、合わない / Junior Well's Chicago Blues Band

20120202hoodoomanblues


合う。
合わない。

これは。
やっぱり。
あるもので。
最初の。
その瞬間から。

波長が。
明らかに。
それを。
伝えてくる。
そんな時もある。

それだけじゃ。
いけないし。
合わなくても。
合わせるってのも。
必要なのかも。

でも。
合うものは。
合うし。
合わないものは。
合わないじゃん。

『Hoodoo Man Blues』'65年リリース。
ジュニア・ウェルズの最高傑作とも称されるアルバム。
ハープ&ヴォーカルのジュニアに。ベースはジャック・マイヤーズ、ドラムスはビリー・ウォレン。
そしてギターはジャケットにも記されている様にバディ・ガイ。このシンプルな編成で。
時には陰湿とまで表現される様な、クールで緊張感漂うブルースを聴かせてくれるのです。
ジュニアにはブルース界のジェイムス・ブラウンと称されるファンキーな一面もあるのですが。
このアルバムでは確かに徹底的なまでにクールなハープとヴォーカルで。実にシャープな印象を残します。
シンプルな編成故にサウンドはスカスカな感もあるのですが。そのスカスカな空間の緊張感まで。
聴こえるはずのない、そんなものまで聴こえてきそうなブルースをやっているのです。ヒリヒリします。
その空間でジュニアに絶妙に相の手を入れるが如く、時には執拗なまでに纏わりついていく。
それがバディのギターで。その合い方、絶妙な匙加減はまさに“合う”もの同士ならではだと思わされます。
元祖ブルース・ブラザーズとして。そのコンビの息の合い方には定評のあったジュニアとバディです。
実際、この後も多くの共演を残していますが。その最初の一歩がこのアルバムだったんじゃないかなと。
ジュニアもバディもシカゴ・ブルースでは若い世代ですから。その世代のアルバムとしてもかなり早い筈で。
このアルバムの成功、2人の息の合い方の見事さが評価されて。この後2人の単独アルバムも制作され。
バディのチェス時代の音源もアルバム単位として纏めらる結果に繋がったのだと思います。
その意味でも重要なアルバムだったわけです。それにしても本当に“合ってる”クールなジュニア&バディです。

合う。
合わない。

これは。
やっぱり。
あるもので。
最初の。
その瞬間の。

波長が。
伝えたもの。
それを。
信じる。
それが総てな時もある。

それだけじゃ。
いけないし。
合わなくても。
変えていくってのも。
必要なのかも。

でも。
合うものは。
合うし。
合わないものは。
合わないじゃん。

言葉でも。
思いでも。
自然と。
合いの手が。
入ったり。
入れられたり。

空気でも。
匂いでも。
不思議と。
心地良く。
纏わりついてきたり。

人にも。人とも。
街にも。街とも。
合う。
合わない。
あるし。
その見極めが。
大切だったりするんだよなぁ。



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コメント

ブルーズを聴き始めたころは今では考えられないくらい輸入盤が入手困難だったから、いち早く国内盤をリリースしてくれたデルマークはありがたかった。
このアルバムはロック好きでも聴きやすくて当時は良く聴いたんだけど、さらにディープなブラックミュージックへの入口としても想い出深いなあ。。。

投稿: issie | 2012-02-05 09:54

もちろん。
後追いですが。デルマークとアリゲーターがブルースの復興(再発見)に寄与したレーベルかなと。
確かにこのアルバムはブリティッシュ・ブール―スと続けて聴いても違和感ないですよね。
その辺りがジュニアやバディらシカゴ・ブルースの第二世代の功績でしょうか。

投稿: TAC | 2012-02-05 23:16

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