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2012/02/10 Fri *たかがだなんてわかってる / The Rolling Stones

20120210itsonlyrandrukoriginal


そうさ。
わかってる。
それが。
自分の。
惹かれるものが。

自分にとっては。
かけがえのないものが。
どんなものかは。
それは。
わかってるんだ。

自分以外の。
誰かにとっては。
面白くなくて。
興味もなくて。
そんなものかもって。
そうかもしれない。

たかがだなんて。
わかってる。

『It's Only Rock'n Roll』'74年リリース。
ギィ・ペラートによるジャケットも印象的なローリング・ストーンズのアルバム。
因みに。英国盤と日本盤だと紙の質が違って。日本盤のが特殊でいい紙使ってます。
制作途中でジミー・ミラーが去って。初めてザ・グリーマートゥインズとしてキースとミックがプロデュース。
流麗なプレイでハード・ロックの時代をストーンズが乗り越えるのに大いに貢献したミック・テイラーも。
このアルバムの制作終了と共に脱退してと。まぁ、転換点と言うか一つの時代の終わりを告げたアルバム。
いつから。これが最後との意識があったのか。「Time Waits For No One」のテイラーのソロは畢生の名演です。
結局、この後。これだけのギター弾いてないじゃんって。文句のひとつも言いたくなるけど。
で。「If You Really Want To Be My Friend」ではブルー・マジックまで呼んでフィリー・ソウルに接近して。
「Luxury」ではジャマイカ録音の前作でもやらなかったレゲエを初めて感じさせたり。
「Fingerplint File」はファンキーだし。「Ain't Too Proud To Beg」のカヴァーはクールだしねと。
米国南部から都市部へと。また新たな道を転がり始めたストーンズの姿を捉えたアルバムでもあるのですが。
そんな中にも。「If You Can't Rock Me」とか「Dance Little Sister」とか如何にもストーンズなナンバーもあって。
そして。そして。タイトル・ナンバーでもある「It's Only Rock'n Roll」ですからね。これぞストーンズ。
たかがロックンロール、でもそれが大好きなんだと。諧謔を弄しながら自らの道を高らかに肯定してみせてると。
たかがロックンロールだなんてわかってるんだよ。でもそれがどうした。俺達も好きだし、お前らもそうなんだろと。
ストーンズにこう言われちゃあね。こっちだって。わかってるよって。大好きだよと。ついていくしかないもんね。
それにしても。このナンバーがロン・ウッドからのインスピレーションで創られたんであれば。
グレート・ギタリスト・ハントなんて。やる必要なかったのにね。その慎重さがミックっちゃぁ、ミックだけどさ(笑)。

そうさ。
わかってる。
それが。
自分の。
揺さぶられるものが。

自分にとっては。
幸せにしてくれるものが。
どんなものかは。
それは。
わかってるんだ。

自分以外の。
誰かにとっては。
価値なんかなくて。
意味もないだろう。
そんなものかもって。
そうかもしれない。

たかがだなんて。
わかってる。

わかってても。
惹かれるんだ。好きなんだ。
わかってるから。
揺さぶられるんだ。魅せられるんだ。
幸せになれるんだ。

だから。
一日中だったり。
繰り返しだったり。
何度も足を運んだり。
じっと佇んだり。
ただただ耳を傾けて。
ただただ目を凝らして。
ただただ心を開いて。

たかがだなんて。
わかってる。

とうの昔にね!



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