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2012/02/19 Sun *空があんなに青いから / The Doors

20120219thirteen


空があんなに青いから。

探してしまう。
探さなくてもいいのにと。
心の隅では思いながら。
探してしまう。
探さずにはいられない。

空があんまり青いから。

探してしまう。
何処かに。
空の彼方にでも。端にでも。
雲の一つくらい。
ある筈だと。ない筈がないと。

空があんなに青いから。

落ち着かなくて。
探してしまう。
探して。探して。
見つけて。ほらやっぱりと。
落ち着いてはみるけれど。

『13』'70年リリース。
ドアーズ初めての。そしてジム・モリスン存命中に編集された唯一のベスト・アルバム。
(日本では例によって独自にベスト・アルバムが何枚か作られていた様ですが)
青空を背景にジム一人が大きくフューチャーされたジャケット。当初は4人均等になる予定だったとか。
まぁ、当時からジムはカリスマとして、そしてセックス・シンボルとして絶大な人気があったそうなので。
それにしても。ドアーズですからね。西海岸出身でこれだけ青い空が似合わないバンドもいないよなと。
その似合わなさ、特異さこそがドアーズの魅力で。そこが大好きなんですけどね。
アルバム・タイトル通りに。13曲が選曲されていて。それこそ全米チャートで大ヒットしたナンバーもあって。
もう。そこが。既に特異と言うか。違和感があると言うか。ドアーズって、ジムってそうだっけと。
確かにキャッチーだったり、美しいメロディーもあって。そこらはロビー・クリューガーの功績も大きいのでしょうが。
その詩の世界や、何度聴いても。どうにもただのヒット曲に聴こえない風変わりなサウンドとか。
そう。間違いなく。ドアーズは変わってるんですよ。変なんですよ。こんな、ある意味居心地の悪いロックなんて。
他には無いんじゃないかと。確かに素晴らしいナンバーで魅力的だけど。皆に、世間に受け入れられるのって。
そう思っちゃうんですよね。自分にはその居心地の悪さが心地良いし。ジムなんかそれを狙ってそうだけど。
ドアーズってのは。この世にはただ綺麗なだけのものとか、本当に普遍なものなんて無いに決まってると。
そんなことを自然に受け入れてる、自分の様な不自然な人間にだけ好かれそうな気がしてしまうのだけれど。
ドアーズが大ヒットを飛ばして。未だに人気が高いってのは。この世は自分が思ってるよりはまともなのかな?
そんなわけないよなぁ。それはそれで不気味だよなぁと。まぁ、他人のことはどうでもいいけどね。
しかし。この特異性、違和感。居心地の悪さ。それが水晶の様に輝いてる様。ドアーズ、大好きです。

空があんなに青いから。

探してしまう。
探さないで済むものならと。
心の隅では思いながら。
探してしまう。
探さなくてはならないんだと。

空があんまり青いから。

探してしまう。
何処かから。
空の彼方からでも。端からでも。
雲の一つくらい。
わいてくる筈だと。こない筈がないと。

空があんなに青いから。

居心地が悪くなって。
探してしまう。
探して。探して。
見つけて。ほらやっぱりと。
一息ついてはみるけれど。

それで。
本当にいいのかと。
空があんなに青いから。
そんな筈はないだろうなんて。
それでいいのかな。

まぁ、いいか。
その方が落ち着くし。
なにより。
腑に落ちるんだからさ(苦笑)。



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