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2012/02/28 Tue *道なんて / John Mayall & The Bluesbreakers

20120228ahardroadmono


道なんて。
何処へ続いているか。
何処へ向かっているか。
何処へ辿り着くのか。
解らない。
解るはずもない。

だから。
そのまま。
歩み続けるのを。
迷ってしまう。
歩み続けるのが。
難しい。

そんな時も。
そんな日も。
ある。
あるけれど。
結局は。

歩いてみなくちゃ。
歩き続けなくちゃ。
何も解らないし。
何にもならないし。
そんなものだから。

『A Hard Road』'67年リリース。
クラプトンにかわりピーター・グリーンを迎えたジョン・メイオール&ブルースブレイカーズの3枚目のアルバム。
クラプトンがツアーをすっぽかした際にも代役を務めたグリーンですが。プレッシャーあっただろうなと。
なんたって。“神様”、クラプトン・イズ・ゴッドと称された前任者との比較が避けられない立場だったんですから。
待ち受けているであろう事象、その道を考えたら。よく引き受けたなって気がするんですけどね。
どんな心境だったのか。困惑してたのか。これはチャンスだと燃えていたのか。それは解りませんが。
真面目に。ひたむきに。己のギターとブルースと向き合ったんだろうなって。それだけは確かだろうなと。
このアルバムで聴かれる。繊細で端正な。時に生真面目ですらあるギターを弾く度にそう思うのです。
その生真面目さこそがグリーンの武器であり、一方で後には自信を追いこんでいくことになってしまうのですが。
その熱い感情を抑え込んで。内に内にと向かっていく様な。その抑制されたプレイが実に美しく響いて。
特に自作のインスト、「The Supernatural」の美しさは筆舌に尽くし難い素晴らしさです。胸に迫ってきます。
結果、このアルバムは全英10位のヒットを記録し。グリーンもまた“緑神”と讃えられることになったのです。
引き受けて。その一歩を踏み出して。その道を歩き始めた。その決断が報いられるだけの結果はあったのです。
そして。メイオールや、プロデューサーのマイク・ヴァーノンから学んだもの、得たものを生かして。更に先へと。
このアルバムを最後にブルースブレイカーズを脱退。自らのバンド、フリートウッド・マックを結成して。
大いなる栄光を手に入れるものの。その繊細さ、その生真面目さ故か。やがて精神を病んだり。隠遁したりと。
今に至るまで波乱万丈。捉え様によっては苦難の道を歩んでいるグリーンですが。このアルバムでの輝きは。
永遠に失われることは無いだろうなと。そのギターを聴く度にしみじみと。そう感じさせられるのです。
因みに日本で初めて発売された時はこんなジャケットで『ブルースの世界』なる邦題がつけられていました。

道なんて。
何処かへは続いている。
何処かへは向かっている。
何処かへは辿り着く。
それが。
何処かは。
解らないけれど。

だから。
そのまま。
歩み続けるのを。
迷っても。
歩み続けるのが。
難しくても。

そんな時も。
そんな日も。
ある。
あるけれど。
結局は。

歩いてみるしか。
歩き続けるしか。
それしかないし。
そうすれば。
何とかなってしまったり。
そんなものだから。

ただ。
気負わず。
考え過ぎず。
気楽に。
気儘に。
先ずは。
その一歩を。

道なんて・・・だからね。



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