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2012/03/15 Thu *この街だから / The Mar-Keys

20120315thegreatmemphissound


この街でなきゃ。
なんてものとは。
無縁だったんだけどね。

そもそも。
郷土愛みたいなものも。
持ったことないし。
住まいはいつも。
仮の住家。

だったし。
今も。
そんなに。
変わったつもりは無いけれど。
この街。

いま住んでる街。
その空気。
その温度感。
そんなものは。
肌に合った様で。

『The Great Memphis Sound』'66年リリース。
ソウルの歴史の中では、いくつか特別な意味を待つ“街”があったりします。
メンフィスがそんな街のひとつであるのは間違いなく。そしてメンフィスと言えばスタックス。
そんなスタックス・サウンドの屋台骨だったのがブッカー・T&MGズでありマーキーズだったと。
そんな矜持と、我が街メンフィスに対する愛情が感じられるジャケットもご機嫌なマーキーズのアルバム。
(渦巻の中心に地図があり、そのど真ん中にメンフィスの名前があるのです)
元々はスティーヴ・クロッパーやドナルド・ダック・ダン、ドン・ニックスもメンバーだったマーキーズ。
「Philly Dog」のヒットでこのアルバムが制作された頃にはウェイン・ジャクソンとアンドリュー・ラヴを中心とした。
そのホーン・セクションの呼称になっていた様で。このアルバムの録音にはMGズも関わっている様ですが。
ステージなんかではMGズにホーン・セクションが加わるとマーキーズになるとの了解もあった様です。
まぁ、いずれにせよ。あのスタックス・サウンドを支えていた名うての方々が集まっているので。
このアルバムも。スタックス、メンフィス・ソウル好きには。そりゃぁ、もう堪らないアルバムとなっています。
「Philly Dog」もいいですが。インストで奏でられるあの「Loving You Too Long」とか「'Dear James' Medley」とか。
自分が持ってるのは英国盤なんですけどね。モッズの連中とか。大好きだったんだろうなぁ、こういうの。
それにしても。MGズだと小粋なのに。マーキーズだといなたいのは何故?そのいなたさも好きなんですけどね。

この街だから。
なんてものとは。
無縁だったんだけどね。

そもそも。
どこでもいっしょじゃないと。
故郷を出たかっただけで。
住まいはいつも。
仮の宿屋。

だったんだけど。
今は。
ちょっとは。
変わってきたんだろうな。

この街。
いま住んでる街。
その匂い。
その佇まい。
そんなものは。
肌に合った様で。

出来ることなら。
いつも。あまり。
離れたくなくて。
離れる時には。
結構意を決したりして。

散歩の前には。
地図を見て。
その境界を確認しちゃったり。
散歩してる時も。
何とはなしに。
その結界が感じられたりもして。

この街でなきゃ。
この街だから。
そんな。
心意気(?)。
少し解ってきたかもです。



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