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2012/03/29 Thu *晴れた午後、ノイズだらけの街角で / The Kinks

20120329thekinksliveatkelvinhall


晴れた午後。
陽気に誘われて。
いつもとは異なる。
散歩道。

暖かいな。
明るいな。
急いで歩くのは。
もったいない。

歩調を緩めて。
のんびり。
ゆっくり。
鼻歌でも口遊んで。

こんな。
ふわふわした。
気分で。
毎日が。
過ぎていったらいいのにな。

『Live At Kelvin Hall』'68年リリース。
前年の4月にグラスゴーで収録されたキンクス初めてのライブ・アルバム。
黄色い歓声、嬌声が飛び交っていて。キンクスもアイドルだったんだなぁと。
妙なところで感動を覚えてしまいます。だってねぇ。レイ・デイヴィスがアイドルなんてねぇ。
尤も。女の娘の人気を集めていたのは専ら弟にして宿敵(?)のデイヴだったみたいですけど。
それはともかく。パンクでアナーキーで。ブリティッシュ・ビート・バンドとしてのその実力の程。
そのカッコ良さを嫌と言うほど教えてくれるアルバムでもあります。弾けてるもんなぁ。
その勢いに観客も惹き込まれて、巻き込まれて、炊きつけられて。爆発しています。
「Sunny Afternoon」なんて大合唱するか?普通しないだろう。内容からしても(苦笑)。
辛辣でトホホな内容とは裏腹の、ふわふわしたとこが魅力のナンバーですら、これだもんな。
恐るべしキンクス。まぁ、あの時代はきっとどのバンドのライブもこれくらい熱かったんでしょうね。
さて。昔から音質の悪いライブ・アルバムの代名詞の様に言われてるこのアルバムですが。
そんなに悪いかな?ってより気にならないんですけどね。海賊盤でさんざん鍛えられた耳だからかな(笑)。
否、そもそも。ライブなんて。ノイズが聞こえて当たり前と言うか。歓声とかざわめきとか、その他諸々。
ライブに行けば。そんなものも含めて。その場にいられることを楽しんでるんだから。それこそが臨場感。
それが嫌だったらそもそもライブ・アルバムなんか聴かなきゃいいじゃんっておもっちゃうんですけどね。

晴れた午後。
陽が暮れかかる頃。
いつもの街角へと戻る。
散歩道。

賑やかだな。
煩いな。
人の流れに沿って。
人の波に乗って。

赤信号で立ち止まる。
あんな音。こんな音。
あの声。この声。
鼻歌が止まって。
ざわめきに身を任せる。

こんな。
わくわくした。
気分で。
毎日を。
過ごせたらいいのにな。

晴れた午後。
ノイズだらけの街角で。
そのノイズを。
ノイズの中から届くものに。
安らぎを感じ。
求めている。
自分がいるんだな。



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コメント

60年代はロックバンドの来日公演なんて現在からは想像できないほど希少だったし
もちろんブートレグなんて未だ存在してなかったわけで
オフィシャルのライヴアルバムの意味も今とはまったく違ってたよね
ストーンズにせよキンクスにせよ音が悪いのは当たり前だと思ってたなあ
でも、その分現場の空気は伝わってきてたはずだと思うんだよねnotenote

投稿: issie | 2012-03-30 18:40

ストーンズの『Got Live If You Want It!』にしても。
あのバンドも歌も歓声も一緒にぶつかってくる感じがいいですもんねぇ。
まぁ、出す側はミスがあったら直したくて後で手を加えたりするんでしょうけど。
こっちは現場の空気、臨場感を少しでも味わいたくてライブ・アルバム買うんですよね。
だから生々しくてなんぼだって思うんですよね!

投稿: TAC | 2012-03-30 23:50

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