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2012/04/03 Tue *窓の外は嵐 / Graham Parker & The Rumour

20120403squeezingoutsparks


窓の外は嵐。

風は吹き荒れ。
雨は降り注ぎ。
これではとても。
散歩になど。
出れそうもなくて。

窓の外の嵐。
それを口実に。
一日。
引き籠ってしまおう。
閉じ籠ってしまおう。

初めはね。
台風の日の子供の様に。
心なしかはしゃいでも。
いたのだけれど。
窓の外の嵐。
窓の外だけで収まらなくて。

我が心にも。
嵐。

『Squeezing Out Sparks』'79年リリース。
あの衝撃の初来日公演後に制作されたグラハム・パーカー&ザ・ルーモアのアルバム。
その為かA面の1曲目が「Discovering Japan」ってタイトルで。当時結構話題になってた様な。
その衝撃の初来日公演。観には行けなかったんですが。あの『ヤング・ミュージック・ショー』で放送されて。
それを観た瞬間に。なんかもう。こう無闇に駆け出したくなる様な、叫びだしたくなる様な気分に襲われて。
そして。そして。そらみろ。グラハムは凄いんだぞと。俺は前から大好きだったんだ。間違ってなかったぞと。
そんな昂揚した気分のところに。このアルバムがリリースされて。レコード屋へ走って。針を落として。
やっぱり凄いよな、やっぱり惹かれるよなと。そう感じて。毎日の様に聴いていたのですが・・・
だんだん落ちてきてしまって。あぁ、なんてグラハムと自分はこんなにも遠いんだろうってね。
グラハムの凄さ、魅力は。その歌の。歌詞も、そして歌声も愚直なくらいに真っ正直で誠実なところで。
だから。その温かい思いも、優しい眼差しも。そして真っ当な怒りも聴く者の胸に真っ直ぐ届いてくるのです。
だから。きちんと怒って、きとんと問いかけることが、それを吐き出すことができる。だからこっちの胸も響くと。
それに比べて。なんて自分はいい加減で不誠実なんだろうかと。だからまともに怒ることも出来なくて。
だから。自分の胸の内だけでどんどん怒りとか、愛おしさとか。そんなものが大きくなっても。吐きだせないと。
だから。吐き出したところで。誰にも伝わらない、届かないんだと。そして自分の胸の内だけが・・・
まったく。グラハムと自分を比較してどうするんだよって話ですけどね(苦笑)。結構落ち込んだんだよなぁ。
で、グラハムとかに背中を蹴飛ばされて走り始めたんですけどね、一応は今でも走ってはいるんだけど。
なんだか。そのいい加減さと不誠実さはその実、変わってない気がしてですね・・・
グラハムは、このアルバムは大好きなんだけど。針を落とすと胸が痛くて。胸の内で嵐がね・・・

窓の外は嵐。

風は吹き荒れ。
雨は降り注ぎ。
その音をだけで。
散歩さえも。
さっさと諦めて。

窓の外の嵐。
それを幸いと。
一日。
引き籠ってしまって。
閉じ籠ってしまって。

初めはね。
休校になった子供の様に。
心なしか楽しんでも。
いたのだけれど。
窓の外の嵐。
窓の外だけで収まらなくて。

我が心にも。
嵐。

いま。
歩けないのは。
歩き出せないのは。
何でだろうって。
解っているのに。
いま。
伝わらないのは。
届かないのは。
何でだろうって。
知っているくせに。

そう。
解ってる。
知っている。
だから・・・

窓の外は嵐。
窓の内も嵐。
我が心にも嵐。



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