« 2012/04/10 Tue *胸いっぱいの / Led Zeppelin | トップページ | 2012/04/12 Thu *好きになったもの、好きだったもの、いまも・・・ / Kiss »

2012/04/11 Wed *沁みる、沁み込む、沁みる / Thin Lizzy

20120411blackroseukorg


ザクザクッと。
刻んで。
サクサクッと。
炒めて。
ヒタヒタと。
浸して。
グツグツと。
煮込む。

弱火で。
じっくり。
ゆっくり。
グツグツと。
コトコトと。
煮込む。
煮込んでいく。

こいつは。
沁みる。
沁み込む。
それが。
沁みる。
時間をかけて。
愛情込めて。
沁みるわな。

『Black Rose A Rock Legend』'79年リリース。
ロビー・ロバートソンに代わりゲイリー・ムーアが加入したシン・リジィ。
そのムーアを迎えてのラインナップで唯一となってしまったオリジナル・アルバム。
ギンギンに弾きまくっていたムーアです。シン・リジィならではのツイン・リード・ギターの一翼となっても。
変わる訳もなく。弾きまくっています。それでいてシン・リジィならではの情感は損なわれておらず。
むしろ、ムーアの弾きまくるギターが、よりそのツイン・リード・ギターを、バンドのサウンド自体を強固にして。
バンドとしてのシン・リジィの存在感が、そのスケールが一層の深みを持ったかなとの印象もあります。
ここらは。同郷アイルランド出身で、かっての盟友でもあったフィル・ライノットとの絆も大きかったかなと。
フィルの歌詞やメロディーに込められたもの、意図しているところ。それを直感的に理解できたんじゃないかなと。
故に「Waiting For An Alibi」のハードさも、「Sarah」のスゥイートさも、生き生きと情感豊かに描かれていて。
その集大成とも言うべきなのがラストの「Rosin Dubh (Black Rose) A Rock Legend」の壮大な世界で。
この叙情的でかつドラマティックさここそが。シン・リジィ、フィル・ライノットだよなと思うのです。
そう。だからこそ。ここで集大成じゃなくて。その最大の理解者であったろうムーアがこのまま残っていたらなと。
もっともっと。味わい深い、味の沁み込んだ、沁みるナンバーが聴けたんじゃないかななんて思ってしまうのです。
ムーアを失ったシン・リジィってただのヘヴィ・メタルになっちゃって。面白くなかったですもんね。
どうも。フィルもね。ムーアがいなくなった時点で。シン・リジィを続けることに意欲を失った様に感じたりもね・・・

弱火で。
じっくり。
ゆっくり。
グツグツと。
コトコトと。
煮込む。
煮込んだからね。

塩も。
胡椒も。
コンソメも。
ローズマリーも。
そしてギネスをね。
たっぷり使って。
煮込んだからね。

こいつは。
沁みる。
沁み込んでる。
それが。
沁みる。
時間かけたし。
ありったけの。
愛情込めてるし。
沁みないわけがない。

未だ見ぬ。
その地、アイルランドに。
思いを馳せながら。
大好きなギネスで。
料理を。
大好きなギネスに。
思いを込めて。

沁みる。
沁み込む。
沁みる。

沁みるよね!



web拍手 by FC2

|

« 2012/04/10 Tue *胸いっぱいの / Led Zeppelin | トップページ | 2012/04/12 Thu *好きになったもの、好きだったもの、いまも・・・ / Kiss »

001 British Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/54468991

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/04/11 Wed *沁みる、沁み込む、沁みる / Thin Lizzy:

« 2012/04/10 Tue *胸いっぱいの / Led Zeppelin | トップページ | 2012/04/12 Thu *好きになったもの、好きだったもの、いまも・・・ / Kiss »