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2012/04/25 Wed *敵わないんだよね / Mountain

20120425flowersofevil


どんなに。
精緻に。
画こうとも。
どこまで。
丹念に。
重ねても。

その。
息遣い。
思い。
鮮やかで。
艶やかで。
時に。
毒々しくもある。
その。
生命力。

そこまでは。
捉えられない。

『Flowers Of Evil』'71年リリース。
A面がスタジオ録音、B面がライブ録音で構成されたマウンテンのアルバム。
レズリー・ウェストとフェリックス・パパラウディの双頭バンドだったマウンテン。
このアルバムで言えば。A面がパパラルディの世界で。B面がウェストの本領発揮といったところかな。
クラシックの素養もあったパパラルディ。その壮大で華麗な世界感は時に毒々しく。
それでいて。実に緻密に繊細に構成されているのが如何にもで。マウンテンならではの美しさかなと。
その美しさを、その泣きのギターで描きつつも。そこだけに収まらないのがウェストで。
その豪快で伸びやかなギターが。これでもかと豪快に爽快にうねるのがライブでだったりするのです。
そう。この伸びやかさもまたマウンテンならではで。A面、B面と湧けざるを得なかったとは言え。
その双方の面において。マウンテンならではの華を咲かせてる、聴かせているのが凄いなと。
しかしまた。その両面が共存し続けるのはまた奇蹟でしかく、奇跡は長続きしないものでもあって。
結局は。自然であるが故か。ライブで発揮される伸びやかさ、豪快さが前面に出る様になって。
この後、ライブ・アルバムを1枚出して。一旦は解散。再結成されるも。パパラルディとウェストは結局袂を分って。
まぁ、仕方ないかな。ナチュラル・ボーンなだけにウェストのパワーが最後は勝ってしまったんだろうなと。

どんなに。
精緻に。
写そうとも。
どこまで。
丹念に。
塗ってみても。

その。
息遣い。
思い。
鮮やかで。
艶やかで。
時に。
毒々しくもある。
その。
生命力。

そこまでは。
迫れない。

別に。
絵画を。
写真を。
否定するものでも無く。
寧ろ、好んでいて。
そこにはその独特の魅力があり。
魅せられているけれど。

その。
色の。
美しさ。
鮮やかさ。
艶やかさ。
毒々しさ。
その。
生々しさは。
自然には。
敵わないんだよね。



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