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2012/04/30 Mon *自分の足音 / かまやつひろし

20120430walkagain


狂喜の。
一夜が明けて。
まだ。
余熱が残っていて。
それを。
抱き締めながら。

さぁ。
また。今日も。
歩いていかなくちゃと。
ひとりで行けるよと。
ちゃんと話せるよと。
自分の足音に。
耳を澄ませながら。

さぁ。
また。今日から。
再び。歩いて行こう。

『Walk Again』'78年リリース。
かまやつひろし、ムッシュのトリオ・レコード移籍後2枚目のアルバム。
例の「我が良き友よ」の大ヒットがあって。その後に続くであろう狂想曲みたいな騒ぎを予感して。
自由でなくなることを恐れたムッシュ。さっさとフリーになって。ギター担いでデモ作って。
それを気にってくれたトリオ・レコードに移籍して。好き勝手にアルバムを4枚制作したと言う。
この身軽さが。自分の足音をいつでもちゃんと聞いてるところがムッシュです。
(尤も。気に入らないこともあった様で。後年、自由さには感謝しつつも。あまり多くは語っていませんが)
このアルバム。当時流行のシティ・ポップを目指したのか。ロサンゼルスで現地のミュージシャンと土台作って。
日本に持ち帰ってきて。大村憲司らと完成させたもので。うん、確かに。あの頃の軽いサウンドだよなと。
このアレンジやサウンドは確かに好き嫌いが分かれるだろうし。ムッシュにピッタリ合ってるかは疑問ですが。
そこは百戦錬磨、そして矜持のある自由人で、一流の遊び人でもあるムッシュです。
ただ軽いだけの凡百のシティ・ポップとは歌が違います。淡々と飄々と。その歌声の軽やかさの中に。
ムッシュならではの、ムッシュでしかない粋が確かに息づいているのです。その確かさが。
何ものにも流されない、乱されないムッシュの足音、存在を感じさせてくれるのです。それが嬉しいのです。
「12時の讃歌」「マイ・オールド・ギブソン」なんてナンバーを口ずさみつつ。自分も自分の足音を確かめるのです。

乱舞の。
一夜が明けて。
まだ。
余韻が残っていて。
それを。
噛み締めながら。

さぁ。
また。今日も。
歩いていかなくちゃと。
ふたりでも大丈夫だよと。
ちゃんと出来るよと。
自分の足音に。
耳を澄ませながら。

さぁ。
また。今日から。
再び。歩いて行こう。

再び。歩き始めて。
いつもの。街角。散歩道。
新しい。お店を見つけたら。
いい感じ。その予感を信じてみよう。
きっと。そう。当たるから。

さぁ。
また。今日から。
再び。歩いて行こう。

自分の足音がやってくる・・・



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