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2012/05/10 Thu *踏まぬ様、堕ちぬ様 / The Who

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さぁ。
これで。
決まりですね。
とにかく。
出ていきましょう。

後は。
どうなるか。
やってみるしか。
やってみなくちゃ。

解りはしない。
それは。
至極当然で。
しかし。
当然不安で。

踏まぬ様、堕ちぬ様。

『Who 's Next』'71年リリース。
未完に終わった『Lifehouse』に替わって世に出ることになったザ・フーのアルバム。
当然殆どのナンバーがその『Lifehouse』に収録される予定だったものだと思われますが。
あまりに世界を広げ過ぎて。ピート・タウンゼンド自身にも収拾のつけようが無くなっていたと思われ。
ピートが何をしたいのか。明確な説明もなく、理解できないままストレスを溜め込んでいた他の3人が。
キース・ムーン、ジョン・エントウィッスル、ロジャー・ダルトリーが、その怒りのままに。
凄まじいまでのサウンドと歌で応戦したと。その結果がこのアルバム1枚に凝縮されたのが正解だったと。
針を落とした瞬間から圧倒的な存在感で迫ってくる、このアルバムに立ち向かう度にそう思うのです。
唯でさえ埋草的なナンバーの無いフーですが。このアルバムではその成り立ち上か厳選に厳選されていて。
大作、傑作もあれば。小品、佳曲もあって。その配置、構成も一部の隙もありません。
たぶん(否、間違いなく)ピート以外は、このアルバムが完成しても。画かれようとしていた世界は解ってなくて。
だからこそ。余計なことを考えてないので。その凄味が増してるのかなと。ピートのギターも意地で冴えてるしと。
本当に。ここまで分厚く、鋭く、危うく輝いてるロックなんて。そうそう存在するものじゃないよなと。
それを体感する為にも。やはりこのアルバムは(も)英国盤のオリジナルのアナログ盤で聴いてほしいなと。
さて。「Behind Blue Eyes」「Won't Get Fooled Again (無法の世界)」と。ピートの描く世界は辛辣で孤独で。
でも。それに対して。膝の震えを隠しながら徒手空拳で挑む様なフーの姿に、また勇気づけられもするのです。

さぁ。
これで。
決まったんだな。
とにかく。
出ていくしかないんだな。

後は。
どうなるか。
やってみなくちゃ。
やってみるしか。

解りはしない。
それは。
当然承知で。
しかし。
至極不安で。

踏まぬ様、堕ちぬ様。

同じ轍は通らぬ様。
そう思ってはいても。
そう願ってはいても。

踏まぬ様、堕ちぬ様。

同じ轍は通らぬ様。
そればかり思っていても。
そればかり考えていても。

何も始まらないのだから。
さぁ。その一歩を。
そう。いま一歩を。
踏み出してしまおう。

踏んだら、堕ちたら。
それはそれで。
いやいや。
踏まぬ様、堕ちぬ様!



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