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2012/05/15 Tue *何の為って / Percy Sledge

20120515whenamanlovesawoman


何の為って。
そんなもの。
決まってるだろ。

昔。
友人に。
凄い堅物がいて。
とにかく。
真面目。

飲んでる時でも。
猥談どころか。
女の娘の話を。
するのも。
嫌がって。

テレビも見なけりゃ。
レコードも聴かない。
いつでも。どこでも。
真面目に議論したがって。
何なんだよって。

まぁ。
それを面白がって。
からかったりして。
よく一緒に。
飲んだりはしてたんだけど・・・

『The Ultimate Collection Percy Sledge』'87年リリース。
アラバマ出身のソウル・シンガー、パーシー・スレッジのベスト・アルバム。
何と言ってもアルバムの副題にもなっている「When A Man Loves A Woman」の大ヒットで知られるスレッジ。
'70年代以降にも録音はありますが。やはりその大ヒットを含む'60年代のアトランティック時代こそなのですが。
何故にそれから20年も経って。こんなベスト・アルバムが組まれたのか。そこには背景があって。
「When A Man Loves A Woman」がリーバイスのCMに使われたら、リバイバル・ヒットとなって。
特に英国では'66年のオリジナル・リリース時よりも、売れに売れて。なんと全英2位にまで昇ったんだとか。
まぁ、確かに。畢生の名曲であることは間違いなくて。いつ聴いても聴き惚れてしまいますからね。
素晴しいソウル・バラードは数々あれど。ここまで胸に迫ってくる名曲ってのも。そうそうは無いかなと思います。
逆に言うと。この曲だけで知られてる、この曲しかないってのが実上だったりもするんですけどね。
ハッキリ言うと。特にアップ・テンポのナンバーなんかだと迫力に欠けて。ノリがどうにも今一つだったりもして。
このアルバムも。スローからミディアムが殆どで。それも「The Dark End Of The Street」とかも歌っていますが。
それはそれで。ジェイムス・カーには味わいの点で一歩も二歩も及ばなかったりしますが。残念ながら。
でも。いいんです。「When A Man Loves A Woman」を作って、歌った。それだけで充分じゃないかと思うのです。
そう。。「When A Man Loves A Woman」はスレッジ自身の失恋の体験から生まれた歌なんだとか。
でも。クレジットはアレンジを手伝ってくれた旧友2人に譲ってしまったと。その人の良さもねぇ、らしいかな。
兎に角。男は女の為に、女は男の為に、人は愛の為に生きてる。それを堂々と歌っただけでいいでしょとね。

何の為って。
そんなもの。
決まってるだろ。

昔。
友人に。
凄い堅物がいて。
とにかく。
真面目。

飲んでる時でも。
女の娘の話で盛り上がってるのに。
遮って。哲学なんか吹っ掛けてくるから。
上等じゃないかと。
こっちもむきになって。

唾飛ばして。
テーブル叩いて。
徳利何本も転がって。
大論争の末に。
じゃぁ、何だよ。何だってんだよ。
お前は何の為に生きてるんだよって。
そう詰め寄ったら。

何の為って。
愛の為に。
決まってるだろって。
何なんだよって・・・

まぁ。
そんなとこじゃないかと。
察しはついてたから。
よく一緒に。
飲んだりはしてたんだけどさ。
真っ先に結婚したのもそいつだったっけ・・・

何の為って。
そんなもの。
決まってるだろ。

そうさ。そうだよ。
仰る通りさ。
愛の為だよ。

だから。
今日できる限りのことをして。
明日からまた挑み始めるんだ。

何の為って。
決まってるから。
闘えるんだもんな。



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