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2012/06/13 Wed *振り向かないで~お願いだから~ / Mott The Hoople

20120613thehoopleukorg


振り向きたくなる。
その気持ちは。
その思いは。
凄~くよく。
解るんだけど。
解るんだけど・・・ね。

振り向くことは出来ても。
そこまでなんだよと。
そこから先へは。
進めない、戻れないんだよと。
だったらね。
振り向かない方がいいんじゃないかとね。

振り向いた先の。
振り向かれた方も。
懐かしいからさ。
昔話や、あいつの話、あの娘の話。
盛り上がって。楽しくて。
でも。その先ってさ・・・

だから。
振り向かないで。
お願いだから。

『The Hoople』'74年リリース。
ミック・ラルフスに変わってアリエル・ベンダーが参加したモット・ザ・フープルの初めてのアルバム。
モーガン・フィッシャーが参加したのもこのアルバムからで。そして最後のスタジオ・アルバムでもあります。
先ずは何と言っても。この振り向きジャケットが素晴らしいですよね。
モデルはロキシー・ミュージックのアルバムでもでも知られるカリ・アン嬢です。
このセンスはブリティッシュ・ロック、しかもグラムの時代ならではのものですよね。好きだなぁ。これだけで名盤。
内容もね。つい米国南部志向を覗かせていたラルフスを追放した(?)イアン・ハンターの。
その美学が全開になっていて。これぞブリティッシュ・ロックって華麗さと如何わしさと切なさが綯い交ぜになった。
なんとも言い難い匂いがプンプンで堪りません。グラム・・・否、ロック自体がどこまでいっても。
婀娜花にして徒花ってとこがあるじゃないですか。モットってそれを体現してるんですよね。
その胡散臭いまでの華々しさと、刹那な感覚。それこそがロックンロールですものね。
流石はロックンロールの黄金戦艦ではあります。それにしても。ハンターの振り向かなさ。
一切の懐古趣味の無さ。常に前へ前と出て。大見得を切り続けるその姿。見事だなと。
ラルフスを追い出して、改名までさせて迎えたベンダーも。ミック・ロンソンと出会ったら、あっさりと首切って。
それを他のメンバーが気にいらないとなると。ロンソン連れてさっさと辞めて出てってしまうと言う。
「Ssturday Gigs」とかで聴く者の涙腺を刺激しつつ。唇の端に笑みを浮かべて歌ってたんだろうなと。
そこまで割り切れるのかと。そもそも。他のメンバーが組んでたバンドに。後から加わったのがハンターなのにね。
他のメンバーは複雑だったろうなと。でも。そうですよね。一流の、一枚看板の役者なんだから。
振り向いてなんかいられないよと。だからこそのモット・ザ・フープル、ハンターですしね。しかたないかな。
余談ですが。髪の長い凛とした女性の後ろ姿が好きで。街で見かけるとついついその姿に目がいったり(笑)。
それで。振り向くとですね。時にあぁ、振り向かなければ良かったのにと・・・失礼しました(苦笑)。

振り向きたくなる。
その気持ちは。
その思いは。
抑えきれない。
抑えきれないのは。
理屈じゃないんだけど・・・ね。

振り向くことは出来ても。
そこで止まってしまうんだよと。
そこから先への、元への。
可能性は限りなく低いんだよと。
だったらね。
振り向かない方がいいんじゃないかとね。

振り向いた先の。
振り向かれた方も。
解っていてもさ。
昔話や、あの時の話、あった、あったねって話。
盛り上がって。嬉しくて。
でも。その先ってさ・・・

だから。
振り向かないで。
お願いだから。

などど。
自分に頼んではみるものの。
どうしても。
振り向いてしまう。
そんな時もあるんだよなぁ(苦笑)。



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