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2012/06/15 Fri *新しい玩具を / T.Rex

20120615bolanboogieukorg


ふーん。
そうか。
なるほど。
そうなんですね。
ふむふむ。

ところで。
こんなことは。
出来ちゃうんだ。
でも。
ここまでは。
出来ちゃうんだ。

そうですか。
そうなんだ。
そうなんですね。
ふーん。
こいつは、ひょっとしたら、ひょっとして。

『Bolan Boogie』'72年リリース。
前年に大ブレイクしたマーク・ボラン率いるT.レックス。この年には自らのレーベルを設立して独立。
逃げられたレコード会社、フライが勝手に編集してボランの反対を押し切って発売したベスト・アルバム。
曰くつきのアルバムとなってしまいましたが。全英チャートの首位を一ヶ月独走したんだとか。
ボランにとっては痛し痒しだったんでしょうが。それだけ当時の“T.レクスタシー”が如何に凄かったかって。
まぁ、「Get It On」「Ride A White Swan」「Jeepstar」「Hot Love」が1枚のアルバムで聴けるとあればね。
ファンとしては堪らんものがあったんでしょうね。まぁ、ヒット曲聴いてなんぼのバンドって側面もあったし。
しかし。改めて。不思議だよなぁ。めちゃめちゃロックンロールでもないし。安っぽいっちゃ安っぽいし。
魔女と出会って云々とか。魔法と神話の世界とか。如何わしい以前に笑っちゃう、ギャグみたいなとこあるし。
でも。そのチープな楽しさ、熱気こそが“T.レクスタシー”を生み出して。今も人々を魅了してるんだもんなぁ。
ボランのヘタウマなギターと、ふにゃふにゃのヴォーカル、要るんだか要らないんだかのミッキー・フィンのボンゴ。
でも。それがねぇ、心地良くて病み付きになる。これもまたロックンロールの魔法の一種だよね。
そうそう。タイトルに反して(微妙だけど)ティラノザウルス・レックス時代のアコースティックなナンバーも入ってて。
ボランが変化していく、その瞬間の一端を垣間見れるのは面白いかな。ボランにとってエレキ・ギターって。
新しい玩具でさ。もう。それを手に出来た、それで遊べる喜びがね。微笑ましいくらいに伝わってきます。
(厳密には'60年代中頃のジョンズ・チルドレン時代にはエレキ弾いてたらしいですけどね・・・)

いやぁ。
そうか。
そうきますか。
そこまでいきますか。
いいかもですね。

ところで。
そこまでは。
もう。考えてるんだ。
でも。
ここまでは。
でも。視野には入ってるんだ。

そうですか。
そうなんだ。
そうなんですね。
ふーん。
こいつは、ひょっとしたら、ひょっとするかも。

はい。
では。
今日は。
ここまでで。
この辺で。
近いうちに。
おそらく。
ですね。

エレベーターのドアが閉まる。
相手が視界から消える。
笑みが毀れる。いいじゃんと呟く。
エレベーターのドアが開く。
足取りが軽くなってる。
立ち止まって。振り返って。
声に出して笑って。小さくガッツ・ポーズ。

新しい玩具を。
手に入れらるかもだな!



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