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2012/06/24 Sun *血路を開いて / Sonny Boy Williamson

20120624onewayout


ぼんやりと。
漠然と。
纏わりついて。
離れていかない。
ものがある。

そのままに。
しておいても。
そこまで悪さは。
しないんだけど。
気にはなるかな。

だから。
時に。
道を変えたり。
寄り道したり。
まこうとするんだけど。
着いてくるんだよなぁ。

なんだろね。
いったいさ。

『One Way Out』'68年リリース。
サニー・ボーイ・ウィリアムスンⅡ世のチェスのチェス録音による4枚目のアルバム。
昨日載せたリトル・ウォルターのアルバムと対象になった様なジャケットが、これまたいいなと。
年代的には'55年から'61年までに録音されたもので。全15曲中10曲が未発表だったとか。
南部時代からの付き合いのロバート・ロックウッド・ジュニアが参加したナンバーを中心としながら。
マディ・ウォーターズ・バンドがバック・アップしてるナンバーもあって。マディもギター弾いてたりと。
なんで未発表だったのってくらいにクオリティの高いナンバーばかり選ばれていて。流石はチェスだなと。
さて、勝手に先に人気を博したハーピストの名前を頂いてしまったり。本名や生年も未だにハッキリせず。
本人が語る話も出鱈目ばかっかりで。どうしようもない人だったらしい、“こちらの”サニー・ボーイです。
まぁ、その胡散臭いったらありゃしない生き様がそのまま、そのハープの音に表れていて。いいんだなぁ。
シカゴに来ても、チェスに吹き込んでも。南部の匂いプンプンのままで如何わしさだけが増幅された様で。
でも。なんか、どこか人の良さって言うか、憎めなさもあったりして。ユーモアも感じちゃうんですよね。
そこが。またしたたかだなと。絶対に一筋縄でいかない人だったんだろうなと。だからこそのブルースかなと。
ライヴでは歌ってるんだか、ハープ吹いてるんだか解らない瞬間もあって。ハープに向かって喚いてたと。
その猥雑な迫力は。このアルバムに収められているナンバーからも十分に感じられます。
アルバム・タイトルにもなったナンバーに反して。幾らでも逃げ道を見つけて、生きていきそうなしぶとさ。
そのしぶとさが迸るそんなブルースに。ヤードバーズもアニマルズもノック・アウトされたんでしょうねぇ。
「Born Blind」とか「Keep It To Yourself」とか。カッコいいもんなぁ。ゾクゾクするもんなぁ。

ぼんやりと。
漠然と。
それが気に障るのかな。
ハッキリしちゃえば。
スッキリするのかな。

そのままに。
しておいてさ。
段々と真綿に包まれていく。
それもなんだか。
気にはなるしな。

だから。
時に。
道を間違えたり。
立止ったり。走り出したり。
まこうとするんだけど。
着いてきちゃうんだよなぁ。

なんだろね。
いったいさ。

なんてね。
その実。
知ってるし。
解ってるし。
そのまま。
いまのまま。
でもいいんだけど。

どこかで。
バァツと。
血路を開いて。
一気に。
なんてね。

日曜日の。
午後。
昼間から。
一杯飲みながら。
夢想したりもするんだな。

血路・・・
血路を開いてね。
まぁ。
しぶとくは。
あるんだけどね。

ブルース・ハープ。
何処にしまったんだっけな。
今でも。
少しは。
吹けるかなぁ。
そしたらさ・・・



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