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2012/07/04 Wed *どこでもドア / The Doors

20120704thebestofdoors


目を閉じて。
扉を思い浮かべて。
その向こう側を思って。
一息に開けてみる。
そこは。どこだ?

目を閉じて。
向こう側を。その先を。
思い描いて。
一息ついて。開けてみる。
そこは。どこだ?

向こう側へ。
思い浮かべた扉は。
通じていたか。
思い描いた先へと。
開かれていたか。

その扉は。
どこにある。どこにもない。
ここにある。ここにしかない。
目を閉じて。
さぁ。その扉の前へ。
進んでみる。立ってみる。

『The Best Of Doors』'00年リリース。
欧州主導で企画されたらしいドアーズのベスト・アルバム。
このあまりにも魅惑的なジム・モリスンのジャケットに包まれた数種類の仕様があって。
ここに載せているアナログ盤は37曲が3枚組のボリュームで収録されていて。更に。
「Riders On The Storm」の6種類の異なるミックスのヴァージョンを収録したボーナス・ディスクもついてと。
星の数ほどある(大袈裟だな)ドアーズの編集アルバムの中でも一際魅力あるものとなっています。
ジム以外の3人のメンバーによるリマスターが施されていて。オリジナルのサウンドを尊重しながらも。
メンバーならではの意匠も施されていて。「Break On Through」での、She Gets High...の一節。
オリジナルではレコード会社の意向で消されていた、ジムの叫びが復活したのも、このリマスターからだったと。
またジム亡き後に3人のドアーズとして発表した「No Me Moleste Mosquito」をボーナス・トラック扱いとして。
名義も、デンズモア、マンザレク&クリーガーとなっているのも。4人のドアーズへの敬意として嬉しいかな。
(だからこそ。その後のマンザレクトとクリーガーによる、21世紀のドアーズは止めて欲しかったなと・・・)
さて。ある友人が。ジャニス・ジョプリンとスティヴィー・レイ・ヴォーンは心も体も万全じゃないと聴けないなんて。
そんな主旨のことを言ってたことがあるのですが。自分にとってはドアーズも同じかなと。
ドアーズ、特にジムのあの声と眼差しと世界を受け止めるには。こっち側も半端な覚悟じゃ立ち向かえないなと。
オリジナル・アルバム1枚聴くのでも結構な気力がいりますから。3枚組なんて尚更ね。
でも1枚もののベスト・アルバムじゃ中途半端で。ドアーズの魅力、魔力の何分の一も伝わらないし。
ベスト・アルバムで聴くなら。これくらいじゃないと駄目かな。それに。それを聴けるってことは大丈夫ってことだし。
ドアーズ、ジムについて。今更多くを語っても仕方がないし。そんな気もありませんが。
本当に。ジムには。無数の扉が。その向こう側が。その無限に広がる世界が見えていたんだろうなと。
それを言霊にして。更にはメンバーの力を借りて極上の音楽として世に流布してみせたと。改めてため息が。
今頃は。どの扉を開けて。どの世界を彷徨い、酔いしれ、楽しんでいるのでしょうね・・・

目を閉じて。
扉を思い浮かべて。
その向こう側を思って。
一息に開けてみる。
そこは。いつだ?

目を閉じて。
向こう側を。その先を。
思い描いて。
一息ついて。開けてみる。
そこは。いつだ?

向こう側へ。
思い浮かべた扉を。
通じさせられたか。
思い描いた先へと。
開くことができたか。

その扉は。
どこにある。どこにもない。
ここにある。ここにしかない。
目を閉じて。
さぁ。その扉の前で。
開いてみる。踏み出してみる。

どこにでも。
いつにでも。
通じることが。
開くことが。
行くことが。
できる。
目を閉じて思い浮かべてみる。
その扉は。そのドアは。
ここにある。ここにしかない。

さぁ、どこへ行こうか?



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