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2012/07/21 Sat *ブルースを・・・ / Earl Hooker

20120722blueguitar


ブルースを。
ブルースを・・・

いやね。
ほら。
何の気兼ねもなく。
何も気にしないで。
週末を迎えようとすると。

それは。
ほら。
何のかんのとさ。
何かとね。
平日は頑張らざるを得ないと。

そうすると。
ほら。
何だかなぁと。
何でこうなるのと。
せっかくの週末なのに疲れが残ってて。

ブルースを。
ブルースを・・・

『Blue Guitar』'80年リリース。
スライド名人、アール・フッカーの'59年~'63年ごろまでの音源を集めた日本編集アルバム。
全12曲中5曲が他人の録音に参加しバックを務めたもの。残りの7曲がフッカー名義の録音です。
ジャケットではジミー・ペイジばりにダブル・ネック・ギターを誇らしげに抱えてるフッカー。
オーティス・ラッシュによればフッカーの楽器に関する嗅覚は鋭くて。いつも参考にしていたとか。
そんな先進性を持ちながら。ロック界との直接の繋がりが薄かったり、'70年に夭折したりで。
決して知名度は高くないフッカーですが。先のラッシュや、B.B.キングやジョン・リー・フッカーにバディ・ガイ。
そんな錚々たる面々がこぞってその天才性を語り、その影響を語る。それほどの傑物なのです。
兎に角。他人のバックでも。自分の録音でも。そのキラッと光って、スカッと抜けていくそのギター。
名人芸のスライド、そして押弦でのプレイでも。その鮮やかな軌跡には聴き惚れるばかりなのです。
勿論、他人のバックではそれでいて決して主役を殺さないで自らも輝いてみせる、それも事も無げにやってると。
その粋な職人芸に、思わず拍手を贈りたくなります。これほど気持ちのいいブルースもそうは無いかなと。
フッカー名義の録音はインストが殆どですが。ジュニア・ウェルズのあの名曲のインスト・ヴァージョンもあって。
その「Rockin' With The Kid」とか「Rockin' Wild」の軽快さ、爽快さは。本当にご機嫌にしてくれるのです。
フッカーのブルーなギターはブルースをぶっ飛ばしてくれるギターなのです。否、本当に。

ブルースを。
ブルースを・・・

あぁ。
もう。
何の気兼ねもなく。
何も気にしないで。
週末を迎られたのに。

あぁ。
そうさ。
何のかんのとさ。
何かとね。
平日は頑張ってきたのに。

あぁ。
まったく。
何だかなぁと。
何でこうなるのと。
せっかくの週末なのに疲れが抜けなくて。

ブルースを。
ブルースを・・・

あぁ。
もう。
そうさ。
まったく。
ブルースを。
ブルースを・・・
ぶっ飛ばしてしまおう。
蹴っ飛ばしてしまおう。

だから。
ブルースを聴いて。
ブルースをぶっ飛ばせ!
ブルースを蹴っ飛ばせ!



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コメント

同じジャケットのCDでタイトルがTwo Bags何とか、が僕の愛聴盤。ご機嫌なインストが満載。カラッとしているのがこの人の持ち味なんだよね。

投稿: イトう | 2012-07-24 22:58

そうそう。このフォトはCDでも使われてますよね。
新し物好きで、カラッとしてる、飄々としてる。そんなとこがカッコいいっすよね!

投稿: TAC | 2012-07-25 00:33

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