« 2012/07/30 Mon *覚悟はいいかい? / The Temptations | トップページ | 2012/08/01 Wed *東京もバーニング! / The Clash »

2012/07/31 Tue *僕達の愛したものは / The Supremes

20120731wheredidourlovego


こうして。
会っていると。
話していると。
何も。何一つ。
変わっていないのかと。

そう。
思う。思いたい。
でも。確実に。
時は流れて。
変わってしまった。変わっていく。

街の様子も。
人の流れも。
そこにあった匂いも。
同じままでは無い。
僕達の愛したものは。

何処へ行くのだろう。

『Where Did Our Love Go』'64年リリース。
ジャケットのダイアナ・ロスがちょっと怖い(笑)シュープリームスのアルバム。
モータウンを代表する女性グループと言えば。マーヴェレッツ、ヴァンデラス、・・・やっぱりシュープリームスかな。
個人的にはソウル・シンガーとしてのダイアナはマーサ・リーヴスやグラディス・ナイトの足下にも及ばないと。
そう思うのですが。やはり。その。ある時代を象徴してしまうかの如きヒット曲の数々。その輝き。その甘さ。
人工甘味料の様な甘過ぎるところも含めて。モータウンが人々に見せた夢の世界に忠実だった点は一番かなと。
そんなシュープリームスですが。デヴューから暫くはノー・ヒット・シュープリームスと揶揄されるくらいに。
売れなかったそうで。半ば自暴自棄で録音したとも言われるのが、このアルバムのタイトル・ナンバーで。
その気怠い感じが受けて初の大ヒット曲になったとか。まったくもって。世の中、何が幸いするか解りませんね。
その「Where Did Our Love Go」「Baby Love」「Come See About Me」と全米1位を獲得した3曲収録されていて。
その綺羅星の如き輝きには。流石に惹きつけられ、魅せられてしまうのです。本当にキラキラしてますから。
ダイアナの甲高い歌声を、フローレンス・バラードとメリー・ウィルソンが控えめに、しかし、しっかりとサポートする。
そんなシュープリームスのスタイルが確立したのも、それらのヒット曲とこのアルバムからだったとか。
どうも。ダイアナの歌声は。ちょっとキンキンし過ぎじゃないと。いつもそう思うんですけど。聴いちゃうんですよね。
曲そのものの魅力が大きいからでしょうね。ホランド=ドジャー=ホランドのチームは他でもいい仕事してますが。
やっぱり最高傑作はシュープリームスと組んでのヒット曲の数々でしょうかね。くどいですが。本当にキラキラで。
何だかんだで。「Where Did Our Love Go」「Baby Love」「Come See About Me」って口ずさめるもんなぁ(笑)。

こうして。
会っていると。
話していると。
その間は。その関係は。
変わっていないのだけれど。

そう。
変わってはいないのに。
でも。確実に。
時は流れて。
変わってしまったもの。変わっていくもの。

街の様子だったり。
人の流れだったり。
そこにあった匂いも消えて。
同じままではいられない。
僕達の愛したものは。

何処へ行くのだろう。

そう。
僕達の愛したものは。
この街は。
あの人達は。
あの匂いは。
そこにあった空気は。
何処へ行くのだろう。
何処へ行ったのだろう。

再訪を。
再会を。
約束して。
歩きだし。
立止る。

何処かで。
今も。
息づいているだろうか・・・
僕達の愛したものは。



web拍手 by FC2

|

« 2012/07/30 Mon *覚悟はいいかい? / The Temptations | トップページ | 2012/08/01 Wed *東京もバーニング! / The Clash »

004 Soul,Funk,Jazz」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/55325215

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/07/31 Tue *僕達の愛したものは / The Supremes:

« 2012/07/30 Mon *覚悟はいいかい? / The Temptations | トップページ | 2012/08/01 Wed *東京もバーニング! / The Clash »