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2012/08/02 Thu *声なき声を / Tom Robinson Band

20120802powerinthedarkness


声なき声を。
聞いておくんだ。
声なき声を。
刻んでおくんだ。
声なき声を。
憶えておくんだ。

単純でなんか。
均一でなんか。
単色でなんか。
あるわけがない。
ありゃしない。
いられるわけがない。

だから。

声なき声を。
聞いておくんだ。
声なき声を。
刻んでおくんだ。
声なき声を。
憶えておくんだ。

拳を突き上げる。
その日の為に。

『Power In The Darkness』'78年リリース。
力強い拳に思わず惹きつけられるトム・ロビンソン・バンドの1stアルバム。
自らゲイであることを公表し。マイノリティの為の歌を歌い続けていたトム・ロビンソン。
今じゃ、普通かもしれないけど。当時は好奇の目で見られたり、キワモノ扱いされたりも。
そのサウンド自体は。シンプルで力強いパンク・ロックで。メロディーがキャッチーなナンバーもあって。
A面1曲目に収められている「2-4-6-8 Motorway」なんかは日本でも結構ヒットしたんですよね。
因みに。このナンバーが収録されてるのは日本盤だけで。オリジナルの英国盤には未収録。
シングル・ナンバーはアルバムには収録しない'60年代からの英国の伝統(?)がきちんと踏襲されています。
でもなぁ。「2-4-6-8 Motorway」が入ってないとなぁ。先ずはそいつで元気出さないと。ここは日本盤だな。
それ以外のナンバーも。思わず一緒に歌いたくなる様なのが多くて。そこらが人気の源だったんでしょうね。
凄く自然に。元気が出てくると言うか、勇気づけてくれる様で。なんかとっても温かいんですよね。
当時の英国なんて。どん底だったんですもんね。それに抑圧とか阻害なんてのは。世界中のどこにでもあって。
そんなものに立ち向かいたくても。どうしていいかも解らなかったり。独りじゃ勇気が持てなかったりなんてのも。
当時も。そして今も。実によくあることですもんね。そんな皆の背中を押してくれたトム・ロビンソン・バンドです。
タイトル・ナンバー、「Power In The Daerkness」はそんな声なき声の持ち主達の応援歌なんですよね。
未だに、その応援歌が必要な世界であることは不幸なことなんでしょうが。だからこそ忘れちゃ駄目なんだよな。

声なき声に。
耳を澄ますんだ。
声なき声を。
胸に刻むんだ。
声なき声を。
忘れずに憶えておくんだ。

簡単でなんか。
同じでなんか。
一緒くたでなんか。
あるわけがない。
ありゃしない。
いられるわけがない。

だから。

声なき声に。
耳を澄ますんだ。
声なき声を。
胸に刻むんだ。
声なき声を。
忘れずに憶えておくんだ。

拳を突き上げる。
その日が来るまで。

声なき声を。
聞いておくんだ。
声なき声を。
刻んでおくんだ。
声なき声を。
憶えておくんだ。

誰かの声じゃない。
誰かの為じゃない。
自分自身の。
声なき声を。
自分の言葉で。
声にするんだ。

その日は。
もう。
そんなに遠くはないんだ。



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