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2012/08/09 Thu *最後の決め手は / Free

20120809heartbreakerukoriginal


最後の。
最後。
その。
運命は。
分かれ道は。

なにで。
決まるのか。
なにが。
決めるのか。
どうなんだろう。

テクニック。
パワー。
マインド。
そのどれも。
そいつはなんとも。

最後の決め手。
そいつは・・・

『Heartbreaker』'73年リリース。
解散、再結成、再び解散、契約消化で二度目の来日。ジタバタと往生際の悪さが目立ったフリー。
しかし前年のその来日公演の出来に手応えを得たのか。ポール・ロジャースとサイモン・カークを中心に。
来日公演から加わったテツ山内とラビットをメンバーに迎えてこのアルバムの制作に臨みました。
英国オリジナル盤のインナーのフォトから察すると。当初はポール・コゾフもメンバーになる構想だったのだと。
それが。ドラッグ過による体調不良でレコーディングも半分ほどの参加となり。ゲスト扱いになってしまったと。
その時点で。このアルバムがラスト・アルバムとなる運命は決まっていたのだろうなと。そう思ってしまうのです。
アンディ・フレーザーの独特の溜め、間のあったベースに続いて。コゾフの啼きのギターも失ってしまったら。
如何にロジャースとカークが頑張っていても。それはもはやフリーとは別物でしかないですからね。残念ながら。
しかし。このアルバム。悪くは無いんですよね。勿論、フリー本来の持ち味は出しようも無い部分もありますが。
テツとラビット。特にラビットの鍵盤が新鮮に響いているし。その手によるナンバーの米国南部嗜好も味があって。
そこに。どうしようもなく英国的なロジャースの歌声とカークの叩き出すリズムが絡んで相乗効果を生んでるかと。
そう。ロジャースとカークですからね。やっぱり。いいなぁと。そのウエットとドライのバランスの絶妙な感じとかね。
その相乗効果、バランスが一番活きてるのが、「Wishing Well」かなと。そのカッコ良さ、その力強さ。
フリーのナンバーの中でも最も魅力的なナンバーの一曲であることは。そのカヴァーの多さからも窺えます。
それだけ。影響力のあるナンバーを生み出せた事が。そこに込められた先へと前進する意思が共感を得た事が。
ロジャースとカークを。次のステップ。バッド・カンパニーの結成に向かわせたのかとも思ってしまうのです。

最後の。
最後。
その。
選択は。
分かれ目は。

なにで。
決まるのか。
なにが。
決めるのか。
どうなんだろう。

テクニック。
パワー。
マインド。
そのどれか。
そいつはなんとも。

最後の決め手。
そいつは・・・

たぶん。
おそらく。
より先へと。
より前へと。
より高くと。
より良くと。
どれだけ。
思ってるか。
願っているか。
こもっているか。
それに尽きるのかも。
しれないな。

だから。
どこよりも。
誰よりも。
強く。
思え。思え。
思いこめ。

最後の決め手。
そいつは。
思いこみの強さ。
それこそが。
最後の決め手。



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