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2012/08/14 Tue *野生であれ / Steppenwolf

20120814steppenwolfgold


いつの間にか。
遠い昔に。何処かに。
忘れてきた。置いてきた。
そんなものが。
ありはしないか。

いつの間にか。
遠い昔に。何処かで。
無くした。失ってしまった。
そんなものが。
ありはしないか。

あるだろう。
あるから。それだから。
その影に。その尻尾に。
今でも。未だ。
囚われているんだろう。

思いだしても。
取り戻しても。
いいんじゃないか。
本当は。
そうしたいんだろう。

『Steppenwolf Gold - Their Greatest Hits』'71年リリース。
タイトル通り。元祖ヘヴィ・メタル・バンド(?)ステッペンウルフのベスト・アルバム。
しかし。なんなんでしょうね。このジャケットは。イメージ通りと言えばイメージ通りなのかな。
些か、否かなり。映画、イージー・ライダーのあるシーンに影響され過ぎじゃないと思うのは自分だけかな。
まぁ、ステッペンウルフと言えば「Born To Be Wild」≒イージー・ライダーですからね。仕方ないか。
このアルバムのA面1曲目も当然「Born To Be Wild」ですからね。バンドもレコード会社も解ってるんだなと。
確かになぁ、あの一発、あの一撃の衝撃は強烈ですからね。他は全部霞んでしまってもしかたないよなと。
他にもいいナンバーがあるんですよと言いながら。ステッペンウルフって聞けば反射的にあのイントロが(笑)。
「Born To Be Wild」はそれくらいの傑作で、殿堂入り必死の畢生の名曲ですからね。それはそれでいいかな。
でも。本当に。他のナンバーも。へヴィで、カッコ良くて、どこかエロティックで。いいんですよねぇ。
リーダーであり、ステッペンウルフそのものと言えるジョン・ケイ。そのケイは幼い頃、父親を亡くし。母親と二人。
ベルリンの壁を越えて、東ドイツから西ドイツへ亡命して。更にはカナダに移住したと言う経歴の持ち主で。
その背景故か。歌詞には反体制的なものも多くて。まさに飼い慣らされない野生の狼、そのものだなとも。
ヘッセの小説からバンド名を名付けたのはプロデューサーだったそうですが。感じるものがあったんでしょうね。
聴いてると。ワイルドに、アナーキーに、そしてエロティックに昂揚させられるステッペンウルフなのです。
いけないよな。飼い慣らされちゃと。野性を取り戻さないとなと。妙にいきりたったりしちゃうんですいねぇ・・・
しかし。それにしても。身も蓋も無いですけど。やっぱり「Born To Be Wild」に尽きますかね!

いつの間にか。
遠い昔に。何処かに。
忘れてきた。置いてきた。
つもりでも。
そこにあるんだろう。

いつの間にか。
遠い昔に。何処かで。
無くした。失ってしまった。
つもりでも。
ここにあるんだろう。

あるんだよ。
あるから。それだから。
その影が。その尻尾が。
今でも。未だ。
訴えてくるんだろう。

思いだしても。
取り戻しても。
いいんじゃないか。
本当は。
もう解ってるんだろう。

そうしたいなら。
そうありたいなら。
その心のままに。
その命ずるままに。
その疼きのままに。
その衝動のままに。

野性であれ。

なんてね。
そう単純な話ではないけれど。
でも。
そうなんだ。
いつも。どこかに。
飼い慣らされない。
野生の血が流れてることは。
忘れちゃ駄目だよな。
だから。

野性であれ。



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