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2012/08/16 Thu *本当の事を言えば / Otis Redding

20120816tellthetruth


そうですね。
そう。
未だ。
そうだなぁ。
60%か、70%か。

そんなところですかね。
そう。
未だ。
どこかですねぇ。
繋がってなくて。回ってなくて。

そうなんですよ。
そう。
こんなもんじゃないよなって。
どこかでね。
思ってて。もどかしくて。

本当の事を言えば。

『Tell The Truth』'70年リリース。
その死後にスティーヴ・クロッパーが編集したオーティス・レディングのアルバム。
未発表だったナンバーやテイクを集めたアルバムはこれが3枚目だったんですよね。
このアルバムに選ばれてるのは殆どがオーティスが喉の手術を受けてから飛行機事故で亡くなるまで。
その僅か一ヶ月だかそこらかで録音されたものだと思われます。亡くなる直前まで精力的だったオーティス。
手術によって声の通りが良くなったこともあるでしょうし。どこかでその運命を予感していたのかもとかもね。
同時期の録音として最も有名なのは当然、「(Sittin' On The) Dock Of The Bay」で。大ヒットしたのですが。
その実。それまでと異なる、ポップな曲調に、軽いとも感じられる歌声には周囲は違和感も感じていた様で。
盟友であるスティーヴも。首を捻っていたんだとか。オーティスは自信満々でヒットを予言していたとも言われ。
その死後、発売されて全米首位に輝いたと。やっぱり、何か運命めいたものを感じてしまいますよね。
このアルバムも同時期のナンバーが集められているので。全般にポップで軽いと。オーティスにしてはですが・・・
あくまでもオーティスにしてはなんですけどね。その点に不満を抱いてるソウル・ファンも多いらしくて。
余り語られることも無いアルバムです。確かにオーティスのアルバムなら他に聴くべきものはある・・・ありますが。
でも。そこには。オーティスが生きていたなら歩いていたであろう、新しい道を示唆し、指し示すものもあった筈で。
恐らくは。より広い世界に挑んでいったであろう。その意志を感じたからこそ。スティーヴも編集したんだろうなと。
サム・クックを敬愛すると同時に。ボブ・ディランのファンであることも公言していたオーティスです。生きていたら。
どこまで。その世界は広がっていたのかと。そんなことに思いを馳せながら耳を傾けてみるのも一興です。
尤も。本当の事を言えば。生前の、手術前のディープなオーティスのアルバムの60%、70%の出来かな・・・
それでも。やっぱり。どうしたって。オーティスが特別な存在であることに変わりは無いんですけどね。

そうですね。
そう。
それでも。
そうだなぁ。
60%か、70%か。

そんなところまでは。
そう。
もう。
戻ってきてはいるんですよね。
繋がってる時は。回ってる時は。

そうなんですよ。
そう。
そこまで来てるんだなって。
どこかでね。
思ってて。手応えもあって。

本当の事を言えば。

未だ足りないのは。
感じてる。
それでも順調に来てるのも。
感じてる。
満たされるのはいつなのか。
溢れたり、毀れたりした時どうなるか。
それが見えないのも。
感じてる。

そして・・・

本当の事を言えば。

今のままで。
ここで。
立止れたら。
そのままでいられたら。
60%か、70%か。
実は一番いいのかもしれないと。
思っているのも。それも。
感じてるんだよなぁ・・・



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