« 2012/08/24 Fri *何故? / Jimmy Hughes | トップページ | 2012/08/26 Sun *二人、二倍?、何倍? / Sam & Dave »

2012/08/25 Sat *祭りだ、祭りだ / Darrell Banks

20120825darrellbanksishere


祭りだ、祭りだ。
二年振りの夏祭りだ。
ほらほら。
人のざわめきが。
子供達の歓声が。
屋台の呼び声が。
食べ物の匂いが。
もう、そこまで来てる。

祭りだ、祭りだ。
二年振りの夏祭りだ。
ほらもう。
胸がときめいている。
血が騒いでいる。
子供達が駆けていく。
浴衣姿の女の娘達。
あぁ、いいなぁ。

とにかく。
祭りだ、祭りだ。
夏祭りだ。

『Darrell Banks Is Here』'67年リリース。
ニューヨーク出身のノーザン・ソウル・シンガー、ダレル・バンクスのデビュー・アルバム。
演歌歌手か、音頭の歌い手かってな、そんないでたちのジャケットがまず目を引くのですが。
実際にA面頭の「Here Come The Tears」のリズムが、なんだかドドスコ、ドドスコと音頭っぽくって。
それこそ恰幅の良さそうなバンクスが夏祭りの櫓の上で歌ったら、盛り上がりそうだな、なんて。
そんな想像をしてしまったりして。一人、笑っちゃったりするんですけどね。浴衣とか似合いそうだし。
さて。ニューヨーク出身ながらデトロイトを中心に活躍していたと言うバンクスです。
特に、アップ・テンポのナンバーのそのビートやダンサンブルな感じにはモータウンに通じるものもあるかな。
ただ、モータウンのシンガーほど洗練はされてなくて。根っ子にある骨太さがわりと透けて見えてるかなと。
その骨太さを活かしたディープな歌い方で。スロー・バラードなんかはサザン・ソウルにも通じるものがあって。
そこらは、アトランティック傘下であるアトコから、このアルバムがリリースされていることとも関係があるのかな。
尤も、録音は全10曲の内、デトロイト録音が4曲で、残りはニューヨーク録音なんですけどね。
うーん、まぁ、ノーザンでもサザンでも。素晴らしいソウルには、なんの隔たりも無いってことですかね。
ドドスコ、ドドスコ、ドスコイと。そんな男らしい、男臭い歌声が聴こえてきそうな、このジャケットに相応しい。
そんなバンクス、一世一代の晴れ姿な、その歌声が十分に堪能できるこのアルバム。やっぱり名盤ですね。
この僅か3年後。サム・クック同様に不可解な女性トラブルで射殺されてしまったバンクス・・・まったく、ねぇ・・・

祭りだ、祭りだ。
二年振りの夏祭りだ。
あぁほら。
人のざわめきだ。
子供達の歓声だ。
屋台の呼び声だ。
食べ物の匂いだ。
もう、御機嫌だよね。

祭りだ、祭りだ。
二年振りの夏祭りだ。
ほらもう。
胸のときめきは治まらない。
血が騒ぐのは抑えられない。
子供達と一緒に駆け出したい。
浴衣姿の女の娘達につられて後を・・・(笑)。
あぁ、堪らないなぁ。

とにかく。
祭りだ、祭りだ。
夏祭りだ。

人の波に。
揉まれながら。
そぞろ歩いて。
気になる屋台で。
足を止めて。
口上を聞いて。
飲みながら。
食べながら。
暑いなぁと。
団扇で風を送りながら。
でも。笑ってる。

あっ。
あれも美味しそうだ。
おっ。
あそこも楽しそうだ。
おぉ。
あの娘の浴衣、綺麗だね。

祭りだ、祭りだ。
やっぱり。
この。
夏祭りが無いとね。
夏も終わるに終われないよね。



web拍手 by FC2

|

« 2012/08/24 Fri *何故? / Jimmy Hughes | トップページ | 2012/08/26 Sun *二人、二倍?、何倍? / Sam & Dave »

004 Soul,Funk,Jazz」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/55516116

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/08/25 Sat *祭りだ、祭りだ / Darrell Banks:

« 2012/08/24 Fri *何故? / Jimmy Hughes | トップページ | 2012/08/26 Sun *二人、二倍?、何倍? / Sam & Dave »