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2012/08/31 Fri *おいてきたもの / Buddy Guy

20120831left_myblues_in_san_franc_2

週の終り。
月の終り。
やれることは。
やった。
まぁ、悪くは無い。

ちょっと。
刺さったり。
躓いたり。
それでも。
出来ることはやった。

なのに。
何か。
何故か。
スッキリしないものが。
あると言えばある。

おいてきたもの。

『Left My Blues In San Francisco』'69年リリース。
およそブルースのアルバムとは思えないタイトルとジャケットが印象的なバディ・ガイのアルバム。
このバディはヴァンガードに移籍して、ようやくブレイク。ロック・ファンにも注目され始めていたとかで。
恐らくはその人気にあやかろうとしたチェスが'64年~'67年の音源を中心に編集したアルバムです。
ストレートなブルースを奏でる'60年代前半の姿は『I Was Walking Through The Woods』で捉えられ。
このアルバムは時代に対応したのか。よりモダンでファンキーになったバディの姿を見事に捉えています。
とかく。計算抜きで。思いのままに。直情的に。感情のおもむくままに弾き倒すイメージの強いバディですが。
この時流を読む感覚。即座に対応して見せる技術。レコードやステージでのクレイジーな姿とは異なって。
その素顔は控えめで真摯で。研究熱心だと言うバディです。実直にして器用な故に成したものだったのかも。
と言って。小さく小奇麗にまとまってしまう訳もなく。スロー・ブルースでも、リズムに乗ったナンバーでも。
バディらしく。溢れて、迸って、弾けてます。そりゃ、そうだよな。なんたってチェスのバディですからね。
チェスではマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、ココ・テイラー等のセッションにも起用されていたバディ。
それらのセッションでも。そして自己名義の録音でも。ライヴのままに爆発する様には弾かせてもらえなくて。
マディやウルフは尊敬しつつも。チェスでの活動には満足していなかったらしいバディです。いやいやと。
充分に弾いてるだろうと思いつつ。先端を行ってたであろうファンキーさはチェスでは活かしきれなかったかもとも。
チェスを離れて正解だったのかなと。ジュニア・ウェルズとのコンビも。チェスの本流には成れなかっただろうし。
でも。バディ。あなたがチェスにおいてきたもの、遺してきたものも。決して悪くは無かったぜと、思うのです。

一つの区切り。
一つの節目。
やれることは。
やった。
まぁ、思ったよりはいい。

ちょっと。
引っ掛ったり。
挫けそうになったり。
それでも。
出来るだけはやった。

なのに。
何か。
何故か。
スッキリしないものが。
無いかと言えばある。

おいてきたもの。

新しい道。
新しい展開。
新しい活路。
新しい・・・
そんなものも。
見えてきてはいるけれど。

なのに。
何か。
何故か。
スッキリしないものが。
刺さってる。
引っ掛ってる。

おいてきたもの。

そのままで。
いいのか。
悪いのか。
そこまでの。
ものなのか。
どうなのか。

そいつを。
どこかで。
そろそろ。
ハッキリさせないと。
いけないんだろうな。

おいてきたもの・・・



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