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2012/09/03 Mon *光の間、その行間 / Jimi Hendrix

20120903firstraysofnewrisingsun


新しい朝。
新しい週。
新しい季節。
その光。その間。
そこにあるもの。

移りゆく。
変わっていく。
流れていく。
何かが射し込んで。
生まれる。

それは。
何か。
そこに。
何があるのか。
その。
意味するものは。
込められた。
思いは。何なんだろう。

『First Rays Of The New Rising Sun』'97年リリース。
『Electric Ladyland』に引き続き2枚組のアルバムの制作を進めていたと言うジミ・ヘンドリクッス。
しかし完成を前にしてジミが急逝してしまったので。当然ながら、そのアルバムは完成されることは無く。
代わりとして(?)残された録音を集めて編集されたのが『Cry Of Love』なるアルバムでした。
それはそれで。なかなか。愛情の感じられるアルバムだったのですが。その後は粗製乱造が続いて。
勝手にオーヴァー・ダヴされちゃったアルバムとか、妖しげなアルバムが墓場荒しの様に編集され続けて。
その死後から二十数年。ようやく権利がジミの遺族のものとなり。その管理下で編集されるようになって。
当初のジミの構想を可能な限り再現しようとしたのがこの2枚組の編集アルバムでした。そう編集アルバム。
オリジナル・アルバムにあくまでも近づけようとしたものであって。当然ながらジミの意志は不在なのですから。
ジョン・レノンの意志が不在である以上『Let It Be...Naked』がオリジナル・アルバムでないのと同じです。
勿論。編集アルバムだからと言って。質が低い訳でも。軽視できる訳でもなくて。ジミですからね。そうジミです。
その比類なきギター、その果てしも無いと思わされる音の世界。それに身を任せているだけで。別世界ですけど。
エンジニアのエディ・クレイマーの丁寧な仕事の甲斐あってか。『Cry Of Love』に収められていたナンバーも。
また新たな生命を吹き込まれたかの如く、新鮮に響いてきたりもするのです。「Angel」の夢幻の美しさよ・・・
ソウルやファンクに傾倒していく様が見えたり。故にか、以前よりもリズムに拘っている感じもあったりと。
ジミの目指していた世界の、その断片や、一端は窺えるのかな。でも。どこまでいっても。そこまでなんですよね。
後は。聴いた者、それぞれが。その光の間、行間を読んで、想像して、創造していくしかないんですよね・・・

新しい出会い。
新しい組合せ。
新しい流れ。
その煌めき。その間。
そこにあるもの。

移ろい易く。
常に変わり続け。
留まろうとはしない。
射し込んだ何かが作用して。
生まれる。

それは。
何か。
そこに。
何があるのか。
その。
意図するものは。
込められた。
狙いは。何なんだろう。

光の間。
その行間。
広く読めば広く。
狭く読めば狭く。
広げようとすると。
立ちはだかるものあり。
狭めようとすれば。
背中を押すものあり。

どう読む。
どこまで読める。
どう読んだ振りをする。
楽しみではあるけれど。
行間・・・ねぇ・・・



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